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Phase 1 生まれ変わってもブラック会社に勤めていた迷宮探索者の憂鬱
第51話 ストレス
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「赤字かもしれないが、お前の体が危ないんだぞ?」
毒にかかったアドンが帰るのを渋ったため、パーシィがアドンの体を心配する。
アドンはそんなパーシィの言葉に耳を傾けず、ロキたちに向かって話しかける。
「おい、おまえら毒消しは持ってないのか?この階層に来てるなら持ってきてるはずだろ?1個でいい、譲ってくれ!」
この毒の沼地階層と呼ばれる19階層を探索するためには、防毒装備と毒消しポーションは必需品だ。
アドンたちパーティはそこらを準備していたフーゴが無能すぎて、毒消しポーションを1個しか持ってこなかったばかりかそれを落としてしまった。
本来、毒消しポーションは少し余分に持ってくることが一般的だ。
防毒装備をしていても、戦闘で怪我をしてしまったりうっかり毒沼で転倒してしまったりすることもあるからだ。
だがロキたちのパーティには、万能回復術士のアルマがいる。そのため……
「悪い、俺たちは毒消しポーションは持ってきてないんだ」
「なんでだよ!」
「いや、もし毒にかかってもアルマに解毒魔法かけてもらえばいいから」
「できなかったじゃねえか!」
「ちょっと今日調子悪いみたいで」
「なんだよ!ポンコツが!」
先ほどアルマが解毒魔法をかけたが失敗したことを責めるような言い方をするアドン。その罵倒の言葉を聞いて、アルマが申し訳なさそうに俯く。
いたたまれなくなったパーシィが仲裁に入る。
「まあまあアドン、ロキたちはたまたま通りかかっただけなのにそこまで頼る義理はねえだろう」
「はあ?こいつは元々同じレギオンなんだから、俺たちを見捨てるなんて許されないだろうが!」
「いや、確かに考えたらお前にそこまでしてやる義理は感じねえな」
助けてもらって当たり前だと言うアドンに対し、ロキが反論する。
ロキはパーシィと組んでいた時はそれなりに助け合って探索をしていたが、アドンと組んだ時には迷惑をかけられた覚えしかない。
ロキの情けにすがろうとしていたアドンは、そんなロキの態度に困惑し言葉を失う。
「だけどアルマがお前らのことが心配だって言うんだ。仕方ない。お前たちが帰還のスクロールを使いたくないなら、俺たちの帰還のスクロールで一緒に戻ろう。それでお前たちはギルドで毒を治療してからもう一度探索をすればいい」
「え?い……いいのか?」
「ああ」
「そこまでしてもらうわけには……。悪いのはフーゴだ。そっちの嬢ちゃんが気に病む必要はないんだぞ」
「いや気にすんなって」
「ごんなさい……」
その時、ロキの後ろに立っていたアルマの目には、涙が浮かんでいた。
「だ、大丈夫だぞアルマ?誰にだって調子悪い時はある。今日の探索はここまでにしようぜ?」
アルマの涙に戸惑うロキ。だがアルマの涙は止まらなかった。
「わたしがもっとがんばらなきゃいけないのに……ロキさんばかりがんばらせてごめんなさい……」
「俺にばかり?俺たちは力を合わせてがんばってるだろう?」
「ロキさんはカリナさんにふられて一番辛いのに……気を使わせてしまって……」
「待てアルマ?!何で今その話になる?」
「ロキさんは失恋したばかりで辛いはずなのに、私たちのためにいつも通りにふるまってくれて……なのに私はうまく魔法を使えなくて……ごめんなさい……」
「待て?!待て?!なんの話だ?!」
ロキがカリナに失恋した話を突然アルマが暴露したため、パーシィたちがニヤニヤ笑いながらロキの顔を見る。
アルマがなぜそんな話を始めたのか分からないロキは戸惑い、ココロは泣いているアルマを心配そうに見つめている。
アドンは毒が苦しいのか、おとなしくなっていた。
レギオンの仲間たちには失恋の話をしたが、パーシィたちの前でそんな話をされるのは恥ずかしかった。だがアルマが何を言いたいのか聞かなければと思い、その後ロキはだまって静かにアルマの話を聞いた。
「要するになんだ……俺が失恋で傷ついてるのに無理して探索をがんばっていると思ってたのか?」
「ち……違うんですか?」
「う~ん……そうだな。確かに恋愛至上主義の人間っていうのはいるし、そういう人間にとっては失恋するほどつらいことはないかもしれないな。俺は違うがな」
「恋愛至上主義……ですか?」
「そうだ。人によって大切なものは違うんだ。確かにフラれて悲しかったけれど、俺は前世で多少なりとも恋愛は経験してるし何度も失恋してるから、今回が特別悲しいというわけじゃないんだ」
「そうなんですか……?」
「ああ、そうだ。だからアルマがそんなに心配することないんだよ」
「でも……もしロキさんがカリナさんと結婚して探索者を辞めたら私たち困るから、ロキさんが失恋したって聞いたとき少し良かったって思っちゃって、でもロキさんが悲しいのによかったって思う私はいけない気がして……」
アルマは再び涙を流しながら、よほど気にしていたのか、ロキがフラれたと聞いた時の気持ちを話し始めた。
ロキは少し驚いた顔で答える。
「何で俺が探索者を辞めなきゃならないんだ?アルマたちがいるから、俺は探索者は辞めないぞ?」
「でも、カリナさんじゃなくても、もしロキさんに恋人ができてその人がロキさんに危険な探索者を続けてほしくないってなったら……」
「そんなこと言われたら、別れるだけだろう?」
「え?」
「だから俺は恋愛至上主義じゃあないって言ってるだろ?俺にとっては恋愛よりも仕事の方が大事だ。両立できたらそれは最高だろうけど、どちらかを取れと言われたら今は迷わず仕事を取るに決まってるだろう」
「そうなんですか?」
「ああ。そんなに俺の事を心配してくれたんだなアルマ?ありがとう。だけど俺なら大丈夫だぞ。だからもう泣かなくてもいいんだぞ」
「本当に、ロキさん大丈夫なんですか?」
「大丈夫だ」
「ロキさんは探索者を辞めないんですか?」
「辞めない」
そう言ってロキは笑顔を見せる。
胸のつっかえが取れたのか、アルマは気の抜けた表情になった。そして次の瞬間。
アルマを中心にパッと強い光が発生する。その光は迷宮内に広がってゆき、そして消えた。
ロキだけでなく、その場に居合わせた全員が何が起こったのか分からず唖然としていると、アドンが突然声を上げた。
「ん?毒が抜けた気がするぞ?」
見ると先ほどまで哀れなほどに茶色く変色していたアドンの顔色が、元の肌色に戻っていた。むしろ普段よりも血色の良い健康的な雰囲気になっている。
パーシィやその仲間たちもなんだか体が軽くなったと言う。
先ほどの光は、間違いなくアルマの回復魔法だろう。だがこんな特殊な形で魔法を発動するのは見たことがない。
魔法を発動したアルマ自身も不思議そうな顔をしている。
パーシィがアルマの魔法について推測を述べる。
「範囲回復ってやつか?」
「多分そうだな」
「でもなぜ突然発動したんだ?」
「……ストレスだな」
「ストレス?」
この世界にもストレスという言葉はあった。だがそこまで重要視されておらず、軽いニュアンスで使われる言葉だった。日本で育った記憶を持つロキだけはストレスの危険性は理解していた。
それを理解できないパーシィが尋ねる。
「嬢ちゃんはさっきまでストレスで魔法が上手く使えなかったってことか?そんなことがあるのか?」
「間違いない」
この世界ではまだそんな理論はどこにもなかったが、ロキはそう断言する。
ロキ自身、前世でブラック企業に勤めていた時に、ストレスのせいで脳や体が正常に機能しないことがあった。
魔法使いだったら上手く魔法が使えないことがありえるだろう。
「俺を心配しすぎて無意識のうちに精神的ストレスを抱えていたんだな。すまないアルマ。ホワイトな会社にすると言っておきながら、社員の心のケアもできていなかったようだ」
「えっ?あの……私が勝手に思い込んで悩んでいただけで……」
「悩みがあったら話してくれ。力になれるかもしれない。誰にも助けを求められない環境にさせたくないんだ」
「は、はい。分かりました」
「ココロもアポロもな」
ロキは二人にもそう告げる。
ココロは悩みのなさそうな顔で答える。
「分かった」
「ふん。貴様の方こそ一人で抱えないように気を付けるんだな」
アポロはつっけんどんなようで、ロキの事を気遣うようにそう言った。
「そうですよ!ロキさんはいつも一人でなんとかしようとしますけど、もっと私たちを頼ってくれてもいいんですからね!」
先ほどまで泣いていたアルマが強い口調でそう言ったので、ロキは笑いながらありがとうと答えた。
毒にかかったアドンが帰るのを渋ったため、パーシィがアドンの体を心配する。
アドンはそんなパーシィの言葉に耳を傾けず、ロキたちに向かって話しかける。
「おい、おまえら毒消しは持ってないのか?この階層に来てるなら持ってきてるはずだろ?1個でいい、譲ってくれ!」
この毒の沼地階層と呼ばれる19階層を探索するためには、防毒装備と毒消しポーションは必需品だ。
アドンたちパーティはそこらを準備していたフーゴが無能すぎて、毒消しポーションを1個しか持ってこなかったばかりかそれを落としてしまった。
本来、毒消しポーションは少し余分に持ってくることが一般的だ。
防毒装備をしていても、戦闘で怪我をしてしまったりうっかり毒沼で転倒してしまったりすることもあるからだ。
だがロキたちのパーティには、万能回復術士のアルマがいる。そのため……
「悪い、俺たちは毒消しポーションは持ってきてないんだ」
「なんでだよ!」
「いや、もし毒にかかってもアルマに解毒魔法かけてもらえばいいから」
「できなかったじゃねえか!」
「ちょっと今日調子悪いみたいで」
「なんだよ!ポンコツが!」
先ほどアルマが解毒魔法をかけたが失敗したことを責めるような言い方をするアドン。その罵倒の言葉を聞いて、アルマが申し訳なさそうに俯く。
いたたまれなくなったパーシィが仲裁に入る。
「まあまあアドン、ロキたちはたまたま通りかかっただけなのにそこまで頼る義理はねえだろう」
「はあ?こいつは元々同じレギオンなんだから、俺たちを見捨てるなんて許されないだろうが!」
「いや、確かに考えたらお前にそこまでしてやる義理は感じねえな」
助けてもらって当たり前だと言うアドンに対し、ロキが反論する。
ロキはパーシィと組んでいた時はそれなりに助け合って探索をしていたが、アドンと組んだ時には迷惑をかけられた覚えしかない。
ロキの情けにすがろうとしていたアドンは、そんなロキの態度に困惑し言葉を失う。
「だけどアルマがお前らのことが心配だって言うんだ。仕方ない。お前たちが帰還のスクロールを使いたくないなら、俺たちの帰還のスクロールで一緒に戻ろう。それでお前たちはギルドで毒を治療してからもう一度探索をすればいい」
「え?い……いいのか?」
「ああ」
「そこまでしてもらうわけには……。悪いのはフーゴだ。そっちの嬢ちゃんが気に病む必要はないんだぞ」
「いや気にすんなって」
「ごんなさい……」
その時、ロキの後ろに立っていたアルマの目には、涙が浮かんでいた。
「だ、大丈夫だぞアルマ?誰にだって調子悪い時はある。今日の探索はここまでにしようぜ?」
アルマの涙に戸惑うロキ。だがアルマの涙は止まらなかった。
「わたしがもっとがんばらなきゃいけないのに……ロキさんばかりがんばらせてごめんなさい……」
「俺にばかり?俺たちは力を合わせてがんばってるだろう?」
「ロキさんはカリナさんにふられて一番辛いのに……気を使わせてしまって……」
「待てアルマ?!何で今その話になる?」
「ロキさんは失恋したばかりで辛いはずなのに、私たちのためにいつも通りにふるまってくれて……なのに私はうまく魔法を使えなくて……ごめんなさい……」
「待て?!待て?!なんの話だ?!」
ロキがカリナに失恋した話を突然アルマが暴露したため、パーシィたちがニヤニヤ笑いながらロキの顔を見る。
アルマがなぜそんな話を始めたのか分からないロキは戸惑い、ココロは泣いているアルマを心配そうに見つめている。
アドンは毒が苦しいのか、おとなしくなっていた。
レギオンの仲間たちには失恋の話をしたが、パーシィたちの前でそんな話をされるのは恥ずかしかった。だがアルマが何を言いたいのか聞かなければと思い、その後ロキはだまって静かにアルマの話を聞いた。
「要するになんだ……俺が失恋で傷ついてるのに無理して探索をがんばっていると思ってたのか?」
「ち……違うんですか?」
「う~ん……そうだな。確かに恋愛至上主義の人間っていうのはいるし、そういう人間にとっては失恋するほどつらいことはないかもしれないな。俺は違うがな」
「恋愛至上主義……ですか?」
「そうだ。人によって大切なものは違うんだ。確かにフラれて悲しかったけれど、俺は前世で多少なりとも恋愛は経験してるし何度も失恋してるから、今回が特別悲しいというわけじゃないんだ」
「そうなんですか……?」
「ああ、そうだ。だからアルマがそんなに心配することないんだよ」
「でも……もしロキさんがカリナさんと結婚して探索者を辞めたら私たち困るから、ロキさんが失恋したって聞いたとき少し良かったって思っちゃって、でもロキさんが悲しいのによかったって思う私はいけない気がして……」
アルマは再び涙を流しながら、よほど気にしていたのか、ロキがフラれたと聞いた時の気持ちを話し始めた。
ロキは少し驚いた顔で答える。
「何で俺が探索者を辞めなきゃならないんだ?アルマたちがいるから、俺は探索者は辞めないぞ?」
「でも、カリナさんじゃなくても、もしロキさんに恋人ができてその人がロキさんに危険な探索者を続けてほしくないってなったら……」
「そんなこと言われたら、別れるだけだろう?」
「え?」
「だから俺は恋愛至上主義じゃあないって言ってるだろ?俺にとっては恋愛よりも仕事の方が大事だ。両立できたらそれは最高だろうけど、どちらかを取れと言われたら今は迷わず仕事を取るに決まってるだろう」
「そうなんですか?」
「ああ。そんなに俺の事を心配してくれたんだなアルマ?ありがとう。だけど俺なら大丈夫だぞ。だからもう泣かなくてもいいんだぞ」
「本当に、ロキさん大丈夫なんですか?」
「大丈夫だ」
「ロキさんは探索者を辞めないんですか?」
「辞めない」
そう言ってロキは笑顔を見せる。
胸のつっかえが取れたのか、アルマは気の抜けた表情になった。そして次の瞬間。
アルマを中心にパッと強い光が発生する。その光は迷宮内に広がってゆき、そして消えた。
ロキだけでなく、その場に居合わせた全員が何が起こったのか分からず唖然としていると、アドンが突然声を上げた。
「ん?毒が抜けた気がするぞ?」
見ると先ほどまで哀れなほどに茶色く変色していたアドンの顔色が、元の肌色に戻っていた。むしろ普段よりも血色の良い健康的な雰囲気になっている。
パーシィやその仲間たちもなんだか体が軽くなったと言う。
先ほどの光は、間違いなくアルマの回復魔法だろう。だがこんな特殊な形で魔法を発動するのは見たことがない。
魔法を発動したアルマ自身も不思議そうな顔をしている。
パーシィがアルマの魔法について推測を述べる。
「範囲回復ってやつか?」
「多分そうだな」
「でもなぜ突然発動したんだ?」
「……ストレスだな」
「ストレス?」
この世界にもストレスという言葉はあった。だがそこまで重要視されておらず、軽いニュアンスで使われる言葉だった。日本で育った記憶を持つロキだけはストレスの危険性は理解していた。
それを理解できないパーシィが尋ねる。
「嬢ちゃんはさっきまでストレスで魔法が上手く使えなかったってことか?そんなことがあるのか?」
「間違いない」
この世界ではまだそんな理論はどこにもなかったが、ロキはそう断言する。
ロキ自身、前世でブラック企業に勤めていた時に、ストレスのせいで脳や体が正常に機能しないことがあった。
魔法使いだったら上手く魔法が使えないことがありえるだろう。
「俺を心配しすぎて無意識のうちに精神的ストレスを抱えていたんだな。すまないアルマ。ホワイトな会社にすると言っておきながら、社員の心のケアもできていなかったようだ」
「えっ?あの……私が勝手に思い込んで悩んでいただけで……」
「悩みがあったら話してくれ。力になれるかもしれない。誰にも助けを求められない環境にさせたくないんだ」
「は、はい。分かりました」
「ココロもアポロもな」
ロキは二人にもそう告げる。
ココロは悩みのなさそうな顔で答える。
「分かった」
「ふん。貴様の方こそ一人で抱えないように気を付けるんだな」
アポロはつっけんどんなようで、ロキの事を気遣うようにそう言った。
「そうですよ!ロキさんはいつも一人でなんとかしようとしますけど、もっと私たちを頼ってくれてもいいんですからね!」
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