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第60話 孤児、九死に一生
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傭兵として雇われることになったマルスは、大人たちに混じって集合場所のオーテウス大聖堂中庭へと入って来た。
中は人、人、人でいっぱいだった。小さなマルスは完全に大人たちに視界を遮られ、人ごみの中に埋もれてしまう。
少しでも視界のある場所へと移動しようとするが、なかなか身動きが取れない。じっとしてればまだいいのかもしれないが、移動しようとするため押されたり足を踏まれたり。
マルスの顔に肘がぶつかって来たため、思わずマルスは怒鳴った。
「痛いな!」
だがマルスに肘をぶつけた男は謝りもしないどころか、びくとも動かなかった。
おかしいなと思いながらも、さらに移動しようとするマルスを人が遮る。
「すいません」
そう言って退いてもらおうとする。だが動いてくれない。
(今までの人は軽く避けてくれたのに、なんだよ意地悪だなあ)
そう思ってその男の顔を見て、マルスは異変に気付く。
男は驚いた顔のまま硬直していたのだ。
いや、その男だけではない。周りの大人たち全員が固まっていた。
それに気づいた直後、また異変が起こった。
突然ドサドサと、大人たちがその場に崩れ落ちた。
マルスは大人たちの下敷きになり動けなくなる。
「な……何だ?」
倒れて来た大人たちが既にこと切れている事に気付いておらず、マルスがそこから這い出そうともがいた視線の先に、一面に広がる倒れた人間たちの姿を目にする。
その異様な光景に目を疑い、驚きで動けなくなる。
しかしさらに驚くのはその次に起きた出来事だった。倒れた全ての人間から霊魂が立ち昇り、そして一か所へ向けて飛んで行った。いや、飛んでゆくと言うより、吸い込まれてゆくという方が表現としては合っていた。
マルスが死体の下に隠れてそれを観察していると、中庭の正面の壇上にいる一人の人間に霊魂が吸い込まれているのが、遠目にも分かった。いや、よく見ると吸い込まれているのではない。大きく開けた口に流れ込んでいる。そう、魂を食っているのだ。
マルスは恐怖で生きた心地がしなかった。ただ見つからないように息をひそめ、死体の中でじっとしていた。
やがて全ての霊魂を食らいつくした神人エィスは、満足そうな笑みを浮かべた。
「ふぅ。寝起きの食事としてはこんなもんかな」
そう一言呟いて壇から降り、中庭を出て行く。
後には千人を超える死体と司祭たちが残された。
「あれが『神言』か……。目を合わせて言葉を聞くと、絶対に言う通りに従うしかないという……」
呟く司祭の腕には、一面に鳥肌が立っていた。
エィスの力『神言』は、視線を合わせた者に対し絶対的強制力のある言葉を発すると、それが例え死ねという言葉でも逆らえないという力だ。
マルスはたまたま背が低すぎてエィスの事が見えずに気付かなかったため、この恐ろしい力に掛からずに済んだのだった。
また、絶対に目を見るなと言われていた司祭たちは一人も死ぬことはなかった。
だがあまりに恐ろしい力を目にした司祭たちは、恐怖で顔面も蒼白になっていた。
そんな怯えている部下たちに対し、大司祭ザズーが指示を出す。
「無駄話してる暇はないぞ。これからこの死体を馬車に詰め込むんだ。近くで発見されたら問題になる。魔界の戦場で遺棄する。死体には運搬中に腐らないように≪防腐≫の魔法をかけておくのを忘れるな」
中庭の扉が再び開かれると、幌馬車が現れる。ザズーの指示に従い、司祭たちは死体を馬車の荷台へと乗せ、そして入れ替わり入ってくる馬車へまた次の死体たちを乗せるという作業を繰り返す。
逃げ出す隙がなく思わず死体の振りをしたマルスは、幸いにも生きている事に気付かれず、そのまま死体と一緒に荷台へと乗せられる。バレれば殺されるだけだ。逃げ出す時は、絶対にバレないタイミングでないとだめだ。
マルスはその後、死体と一緒に、北部の戦場へと運ばれてゆくのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
久しぶりの食事を終え、満足げにくつろぐ神人エィスの部屋の扉をノックする音が響く。
「入れ」
許可を得て入室して来たのは、大司祭ザズーであった。
「おまえか。何だ?」
「エィス様、久しぶりの食事はいかがでしたか」
「ん~、まあこんなもんだろう」
人間の魂には、旨いものと不味いものがあるらしい。
何がどう変わるのか分からないが、心身ともに健康そうな男たちを徴兵という名目で集めたところ、とりあえずは満足してもらえたようだ。
神人エィスは、少し前に眠りから覚めたばかりだ。
神人の睡眠の周期は、およそ百年と言われている。
だがその数字は正確ではなく、五十年くらいで目覚めることもあれば、二百年近く目覚めない事もあるらしい。
今回の覚醒も予定よりずいぶん早かった。
神人たちは、普段はその棲み処である、神の国オーテウス山に住んでいる。
そして長い眠りから覚めた時、食料を調達するために下界に降りてくるのだ。
今回エィスは、自前で人魂を調達しようとして、古代文明の時代に使用していたという大量殺りく兵器ゴモラを起動したのだという。だがそれが何者かにより破壊され、それを確認するために久しぶりにこの大陸へ来たらしい。
「エィス様、調べろと言われていたゴモラについてですが……」
「ああ。何か分かった?」
「はい。行商たちから情報を仕入れまして、この国の南にあるオーウェンハイムという国で、そのゴモラとやらの目撃情報がありました」
「それで?」
「は……はい。オーウェンハイムでは古代巨獣ゴモラと呼ばれていたらしいのですが、どうやらオーウェンハイムの首都でたまたま雷の直撃にあったらしく、その後炎上して絶命したそうです」
エィスから指示された宿題の報告が終わり、ほっとした気持ちになるザズー。
だが次の瞬間、エィスの顔色が変わる。
突然張り詰めた空気に、ザズーの背筋に冷たいものが走る。
「んなわけねえだろうが……。てめえ見たのか?」
「え……?」
「てめぇのその目で、見て来たのかって聞いてんだよ!」
「い、いえ、これはオーウェンハイムから来た行商たちからの情報です」
「俺は、てめえに調べてこいっつって命令したろ?誰が他の誰かに確認させろっつったよ?」
「え……ですが……オーウェンハイムはここから離れておりますし……」
エィスにはザズーの言い訳が届いていない。ザズーもすぐにそれを理解する。
「てめえには何の価値もなさそうだな。その行商とやらをてめえの代わりに大司教にするか?」
「今すぐ現地へ調査へ向かいます。ご報告まで一週間ほどいただきたく存じます」
「さっさと行ってきやがれ!」
普段国王以外自分に逆らう者はいない立場のザズーはここまで恫喝されて怒りを覚えるが、それ以上に強い恐怖が彼を襲っていた。
神人の期待に沿えなかった。かなりのマイナスだ。
エィスの気分をこれ以上損ねたら、ザズーがこれまで培ってきた権力や富など、命と共に一瞬で失うことになる。
どうすればいいのか分からないが、とにかく彼を納得させる情報を仕入れて来なくては殺される。
その日、ザズーは強い決意と共に、オーウェンハイムへと旅立った。
中は人、人、人でいっぱいだった。小さなマルスは完全に大人たちに視界を遮られ、人ごみの中に埋もれてしまう。
少しでも視界のある場所へと移動しようとするが、なかなか身動きが取れない。じっとしてればまだいいのかもしれないが、移動しようとするため押されたり足を踏まれたり。
マルスの顔に肘がぶつかって来たため、思わずマルスは怒鳴った。
「痛いな!」
だがマルスに肘をぶつけた男は謝りもしないどころか、びくとも動かなかった。
おかしいなと思いながらも、さらに移動しようとするマルスを人が遮る。
「すいません」
そう言って退いてもらおうとする。だが動いてくれない。
(今までの人は軽く避けてくれたのに、なんだよ意地悪だなあ)
そう思ってその男の顔を見て、マルスは異変に気付く。
男は驚いた顔のまま硬直していたのだ。
いや、その男だけではない。周りの大人たち全員が固まっていた。
それに気づいた直後、また異変が起こった。
突然ドサドサと、大人たちがその場に崩れ落ちた。
マルスは大人たちの下敷きになり動けなくなる。
「な……何だ?」
倒れて来た大人たちが既にこと切れている事に気付いておらず、マルスがそこから這い出そうともがいた視線の先に、一面に広がる倒れた人間たちの姿を目にする。
その異様な光景に目を疑い、驚きで動けなくなる。
しかしさらに驚くのはその次に起きた出来事だった。倒れた全ての人間から霊魂が立ち昇り、そして一か所へ向けて飛んで行った。いや、飛んでゆくと言うより、吸い込まれてゆくという方が表現としては合っていた。
マルスが死体の下に隠れてそれを観察していると、中庭の正面の壇上にいる一人の人間に霊魂が吸い込まれているのが、遠目にも分かった。いや、よく見ると吸い込まれているのではない。大きく開けた口に流れ込んでいる。そう、魂を食っているのだ。
マルスは恐怖で生きた心地がしなかった。ただ見つからないように息をひそめ、死体の中でじっとしていた。
やがて全ての霊魂を食らいつくした神人エィスは、満足そうな笑みを浮かべた。
「ふぅ。寝起きの食事としてはこんなもんかな」
そう一言呟いて壇から降り、中庭を出て行く。
後には千人を超える死体と司祭たちが残された。
「あれが『神言』か……。目を合わせて言葉を聞くと、絶対に言う通りに従うしかないという……」
呟く司祭の腕には、一面に鳥肌が立っていた。
エィスの力『神言』は、視線を合わせた者に対し絶対的強制力のある言葉を発すると、それが例え死ねという言葉でも逆らえないという力だ。
マルスはたまたま背が低すぎてエィスの事が見えずに気付かなかったため、この恐ろしい力に掛からずに済んだのだった。
また、絶対に目を見るなと言われていた司祭たちは一人も死ぬことはなかった。
だがあまりに恐ろしい力を目にした司祭たちは、恐怖で顔面も蒼白になっていた。
そんな怯えている部下たちに対し、大司祭ザズーが指示を出す。
「無駄話してる暇はないぞ。これからこの死体を馬車に詰め込むんだ。近くで発見されたら問題になる。魔界の戦場で遺棄する。死体には運搬中に腐らないように≪防腐≫の魔法をかけておくのを忘れるな」
中庭の扉が再び開かれると、幌馬車が現れる。ザズーの指示に従い、司祭たちは死体を馬車の荷台へと乗せ、そして入れ替わり入ってくる馬車へまた次の死体たちを乗せるという作業を繰り返す。
逃げ出す隙がなく思わず死体の振りをしたマルスは、幸いにも生きている事に気付かれず、そのまま死体と一緒に荷台へと乗せられる。バレれば殺されるだけだ。逃げ出す時は、絶対にバレないタイミングでないとだめだ。
マルスはその後、死体と一緒に、北部の戦場へと運ばれてゆくのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
久しぶりの食事を終え、満足げにくつろぐ神人エィスの部屋の扉をノックする音が響く。
「入れ」
許可を得て入室して来たのは、大司祭ザズーであった。
「おまえか。何だ?」
「エィス様、久しぶりの食事はいかがでしたか」
「ん~、まあこんなもんだろう」
人間の魂には、旨いものと不味いものがあるらしい。
何がどう変わるのか分からないが、心身ともに健康そうな男たちを徴兵という名目で集めたところ、とりあえずは満足してもらえたようだ。
神人エィスは、少し前に眠りから覚めたばかりだ。
神人の睡眠の周期は、およそ百年と言われている。
だがその数字は正確ではなく、五十年くらいで目覚めることもあれば、二百年近く目覚めない事もあるらしい。
今回の覚醒も予定よりずいぶん早かった。
神人たちは、普段はその棲み処である、神の国オーテウス山に住んでいる。
そして長い眠りから覚めた時、食料を調達するために下界に降りてくるのだ。
今回エィスは、自前で人魂を調達しようとして、古代文明の時代に使用していたという大量殺りく兵器ゴモラを起動したのだという。だがそれが何者かにより破壊され、それを確認するために久しぶりにこの大陸へ来たらしい。
「エィス様、調べろと言われていたゴモラについてですが……」
「ああ。何か分かった?」
「はい。行商たちから情報を仕入れまして、この国の南にあるオーウェンハイムという国で、そのゴモラとやらの目撃情報がありました」
「それで?」
「は……はい。オーウェンハイムでは古代巨獣ゴモラと呼ばれていたらしいのですが、どうやらオーウェンハイムの首都でたまたま雷の直撃にあったらしく、その後炎上して絶命したそうです」
エィスから指示された宿題の報告が終わり、ほっとした気持ちになるザズー。
だが次の瞬間、エィスの顔色が変わる。
突然張り詰めた空気に、ザズーの背筋に冷たいものが走る。
「んなわけねえだろうが……。てめえ見たのか?」
「え……?」
「てめぇのその目で、見て来たのかって聞いてんだよ!」
「い、いえ、これはオーウェンハイムから来た行商たちからの情報です」
「俺は、てめえに調べてこいっつって命令したろ?誰が他の誰かに確認させろっつったよ?」
「え……ですが……オーウェンハイムはここから離れておりますし……」
エィスにはザズーの言い訳が届いていない。ザズーもすぐにそれを理解する。
「てめえには何の価値もなさそうだな。その行商とやらをてめえの代わりに大司教にするか?」
「今すぐ現地へ調査へ向かいます。ご報告まで一週間ほどいただきたく存じます」
「さっさと行ってきやがれ!」
普段国王以外自分に逆らう者はいない立場のザズーはここまで恫喝されて怒りを覚えるが、それ以上に強い恐怖が彼を襲っていた。
神人の期待に沿えなかった。かなりのマイナスだ。
エィスの気分をこれ以上損ねたら、ザズーがこれまで培ってきた権力や富など、命と共に一瞬で失うことになる。
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