70 / 102
第70話 勇者、帰還
しおりを挟む
宿に戻ると、オレはユウに話し忘れていたことを思い出し、伝える。
「ユウ。そういえば、お前を帰すことができる古代語魔法使いを見つけたぞ。明日までに準備ができるそうだ」
「えっ?!」
オレの突然の言葉に、ユウはあっけにとられた顔をする。
「今日その魔法使いと会って、例の等価交換の魔法の術式を伝えて来た。明日にはお前を元の世界に送り返してやることができそうだ」
「あっ、ああ。そうか……。遂に帰れるのか……」
もっと喜ぶのかと思ったが、オレの説明に戸惑った様子のユウ。
ユウは元の世界(日本という国らしい)には婚約者がおり、近いうちに結婚式を挙げる予定だったらしい。
だが突然仕事中に、オーテウス教の大司祭による勇者召喚の魔法によってこの世界へと呼び出された。
ユウはこの世界の事など興味がなく、とにかく早く元の世界へと帰り、婚約者を安心させたいと言っていた。
なのにこの反応はなぜだろう?
ユウは元の世界に帰ることができることを、素直に喜べないようだ。
「やはりあれか?大司祭に一発食らわしてやらないと気が済まんか?」
ユウをこの世界に呼び出したオーテウス教の大司祭ザズーは、言う事を聞かないユウに隷属化魔法をかけたり、上から目線で一方的に命令をしてきたりした、嫌な奴だったと言う。
魔王が魔物を操っているという嘘の情報を流し、魔界に戦争を仕掛けているのも恐らくこの大司祭だ。
ユウは、この大司祭を心から恨んでいる。
「あ、ああ。それもある。っつーか、本当に俺帰っちゃっても大丈夫か?」
「ん?」
「戦力として必要ならもう少し付き合うぜ?途中で投げ出すみてえで申し訳ないし……」
「なんだ?そんなことを心配してくれていたのか?」
「いや、乗りかかった船だからさ、俺がここで一人先に抜けたら、途中で逃げるみたいで」
「ああ。心配をしてくれてるのだな」
ユウがそれほどまでのこの世界に愛着を持ってくれていたとは、意外だった。
心配をさせないよう、オレはこれからの計画をユウに話すことにした。
それは今までのような戦いではなく、政治的に交渉を行い、終戦へと導く方法だ。
「ユウ、オレは先日会った商人兄弟に、シャンダライズ王国やオーウェンハイムの国王宛てに手紙を託した。その手紙の内容は、魔族と魔物は関係がなく、魔王が魔物を率いているというのは全くのでたらめだという事を表明する国王の文書と使者を寄越せというものだ。オレはそれぞれの国からの使者と合流したら、直接ヴァレンシュタイン王城へと乗り込み、ヴァレンシュタイン王国が掲げている戦争の正当性を否定し、今すぐ侵略戦争を中止するよう求める。オレが魔族の代表としてその場で終戦協定を結んでもいいと思っている。戦後補償の話はその後も面倒だろうが。もしそこで大司祭ザズーが暴力で訴えてくるようなら、こちらも力で対処するつもりだ」
「つまり、俺の勇者としての力はもう必要ないということか?」
「うまく行けばな。お前の話では、国王は真実を知らない可能性が高い。それに根っからの悪人というわけでもなさそうだ。交渉は上手くいくのではないかと思っている」
「そうか。なら良かった」
そこまで話して、やっとユウは笑顔を見せる。
そうだな。中途半端で帰しては心残りにさせるだけだろうから、しっかりと説明をすべきだった。
ともかくそうしてオレたちは、翌朝古代語魔法使いグラナダの家を訪ねるのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「どうぞ」
扉をノックすると、小屋の中からグラナダの声がする。
オレ達は扉を開けて中に入ると、部屋の中には床に描かれた大きな魔法陣と四方に置かれた動物の像があるのが目に入って来た。
部屋の奥にはグラナダの姿がある。
「ようこそ、ヴォルト様。そちらが勇者様ですね?」
「ユウだ。よろしく」
「よろしくお願いします」
そう言って老魔法使いと挨拶を交わすと、これから行う等価交換の魔術についての打ち合わせが始まった。
「基本的には勇者様には魔法陣の中央に立っていていただくだけで、転移の魔法は外から私が行います。ただこの魔法については単純な転移ではなく、ここをA地点とするとA地点の勇者様と、勇者様の故郷であるB地点にある勇者様と同じ価値がある物を入れ替える魔法となります」
「その同じ価値っていうのは、誰がどう判断するんだ?勇者タイゾーは単車と入れ替わったって聞いたし、もしかしたら何でもいいんじゃないか?」
「はい。それがどうやら、同じ程度の質量と、所有者の承認が必要となるようです」
「どういう事?」
「術式を確認したところ、転移の際に、A地点にいる人あるいは物の所有者と、B地点にいる人あるいは物の所有者と交信を行い、交換を行うための承認が必要となります。恐らくタイゾー様は、ご自身と、タイゾー様の所有する物との入れ替えですので、どちらもご本人が了承をされたのだと思います」
「なるほど……」
「それでユウ様。ユウ様と交換できるものの見通しは付いていますでしょうか?」
それを言われ、ユウは考え込む。
そう言えばその問題が残っていた。
等価交換の魔術は、単なる転移魔術ではない。A地点とB地点にあるものを入れ替える魔法だ。
ユウと交換できるようなものが、ユウの故郷にあれば良いのだが。
「俺も単車は持ってるけど、まだローンが終わってないのに手放すわけにはいかないんだよなあ……。同じくらいの質量って、どれくらいまで誤差が許されるんだ?」
「およそ半分から二倍くらいなら大丈夫かと。勇者様の体重はいくつですか?」
「55kgだけど……」
「それでしたら22.5kgから110kgぐらいなら大丈夫かと」
「逆に分かりづらいわ!重さとかあんまり意識したことないから、何がどれくらいの重さなのか分かんねえ!」
ユウは頭を悩ませてしまった。
「せっかくここまで準備できたんだ。何かないのか?」
オレの言葉に、ユウはもう一度考えを巡らせる。
「なあ、人間と人間の入れ替えなら一番手っ取り早いのか?」
「そうですね。相手さえ承認してくれれば、ほとんど誰とでも入れ替えは可能ですね」
「……ヴォルト。今俺が考えている奴は、おそらく俺の代わりにこの世界に来ることを承認してくれると思う。」
「本当か?それは良かった!」
「いや、あんまり良くねえかもしれねえ。そいつはどうでもいいやつなんだが、面倒臭えかもしれねえ。迷惑かけるかも知れねえけど、いいか?」
「あ、ああ。それはどういう?」
「ともかく、そいつがこっちに来たら、さっさと追っ払ってくれ。適当に一人で生きてゆけって言って、すぐに追い出してくれ。面倒をみてもらう必要はない」
「わ……分かった」
ユウは複雑な表情を浮かべながらそう言った。
よく分からんが、言う通りにするだけだ。
ユウと交換を行う相手が決まったところで、等価交換の魔術が始まった。
「ユウ。そういえば、お前を帰すことができる古代語魔法使いを見つけたぞ。明日までに準備ができるそうだ」
「えっ?!」
オレの突然の言葉に、ユウはあっけにとられた顔をする。
「今日その魔法使いと会って、例の等価交換の魔法の術式を伝えて来た。明日にはお前を元の世界に送り返してやることができそうだ」
「あっ、ああ。そうか……。遂に帰れるのか……」
もっと喜ぶのかと思ったが、オレの説明に戸惑った様子のユウ。
ユウは元の世界(日本という国らしい)には婚約者がおり、近いうちに結婚式を挙げる予定だったらしい。
だが突然仕事中に、オーテウス教の大司祭による勇者召喚の魔法によってこの世界へと呼び出された。
ユウはこの世界の事など興味がなく、とにかく早く元の世界へと帰り、婚約者を安心させたいと言っていた。
なのにこの反応はなぜだろう?
ユウは元の世界に帰ることができることを、素直に喜べないようだ。
「やはりあれか?大司祭に一発食らわしてやらないと気が済まんか?」
ユウをこの世界に呼び出したオーテウス教の大司祭ザズーは、言う事を聞かないユウに隷属化魔法をかけたり、上から目線で一方的に命令をしてきたりした、嫌な奴だったと言う。
魔王が魔物を操っているという嘘の情報を流し、魔界に戦争を仕掛けているのも恐らくこの大司祭だ。
ユウは、この大司祭を心から恨んでいる。
「あ、ああ。それもある。っつーか、本当に俺帰っちゃっても大丈夫か?」
「ん?」
「戦力として必要ならもう少し付き合うぜ?途中で投げ出すみてえで申し訳ないし……」
「なんだ?そんなことを心配してくれていたのか?」
「いや、乗りかかった船だからさ、俺がここで一人先に抜けたら、途中で逃げるみたいで」
「ああ。心配をしてくれてるのだな」
ユウがそれほどまでのこの世界に愛着を持ってくれていたとは、意外だった。
心配をさせないよう、オレはこれからの計画をユウに話すことにした。
それは今までのような戦いではなく、政治的に交渉を行い、終戦へと導く方法だ。
「ユウ、オレは先日会った商人兄弟に、シャンダライズ王国やオーウェンハイムの国王宛てに手紙を託した。その手紙の内容は、魔族と魔物は関係がなく、魔王が魔物を率いているというのは全くのでたらめだという事を表明する国王の文書と使者を寄越せというものだ。オレはそれぞれの国からの使者と合流したら、直接ヴァレンシュタイン王城へと乗り込み、ヴァレンシュタイン王国が掲げている戦争の正当性を否定し、今すぐ侵略戦争を中止するよう求める。オレが魔族の代表としてその場で終戦協定を結んでもいいと思っている。戦後補償の話はその後も面倒だろうが。もしそこで大司祭ザズーが暴力で訴えてくるようなら、こちらも力で対処するつもりだ」
「つまり、俺の勇者としての力はもう必要ないということか?」
「うまく行けばな。お前の話では、国王は真実を知らない可能性が高い。それに根っからの悪人というわけでもなさそうだ。交渉は上手くいくのではないかと思っている」
「そうか。なら良かった」
そこまで話して、やっとユウは笑顔を見せる。
そうだな。中途半端で帰しては心残りにさせるだけだろうから、しっかりと説明をすべきだった。
ともかくそうしてオレたちは、翌朝古代語魔法使いグラナダの家を訪ねるのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「どうぞ」
扉をノックすると、小屋の中からグラナダの声がする。
オレ達は扉を開けて中に入ると、部屋の中には床に描かれた大きな魔法陣と四方に置かれた動物の像があるのが目に入って来た。
部屋の奥にはグラナダの姿がある。
「ようこそ、ヴォルト様。そちらが勇者様ですね?」
「ユウだ。よろしく」
「よろしくお願いします」
そう言って老魔法使いと挨拶を交わすと、これから行う等価交換の魔術についての打ち合わせが始まった。
「基本的には勇者様には魔法陣の中央に立っていていただくだけで、転移の魔法は外から私が行います。ただこの魔法については単純な転移ではなく、ここをA地点とするとA地点の勇者様と、勇者様の故郷であるB地点にある勇者様と同じ価値がある物を入れ替える魔法となります」
「その同じ価値っていうのは、誰がどう判断するんだ?勇者タイゾーは単車と入れ替わったって聞いたし、もしかしたら何でもいいんじゃないか?」
「はい。それがどうやら、同じ程度の質量と、所有者の承認が必要となるようです」
「どういう事?」
「術式を確認したところ、転移の際に、A地点にいる人あるいは物の所有者と、B地点にいる人あるいは物の所有者と交信を行い、交換を行うための承認が必要となります。恐らくタイゾー様は、ご自身と、タイゾー様の所有する物との入れ替えですので、どちらもご本人が了承をされたのだと思います」
「なるほど……」
「それでユウ様。ユウ様と交換できるものの見通しは付いていますでしょうか?」
それを言われ、ユウは考え込む。
そう言えばその問題が残っていた。
等価交換の魔術は、単なる転移魔術ではない。A地点とB地点にあるものを入れ替える魔法だ。
ユウと交換できるようなものが、ユウの故郷にあれば良いのだが。
「俺も単車は持ってるけど、まだローンが終わってないのに手放すわけにはいかないんだよなあ……。同じくらいの質量って、どれくらいまで誤差が許されるんだ?」
「およそ半分から二倍くらいなら大丈夫かと。勇者様の体重はいくつですか?」
「55kgだけど……」
「それでしたら22.5kgから110kgぐらいなら大丈夫かと」
「逆に分かりづらいわ!重さとかあんまり意識したことないから、何がどれくらいの重さなのか分かんねえ!」
ユウは頭を悩ませてしまった。
「せっかくここまで準備できたんだ。何かないのか?」
オレの言葉に、ユウはもう一度考えを巡らせる。
「なあ、人間と人間の入れ替えなら一番手っ取り早いのか?」
「そうですね。相手さえ承認してくれれば、ほとんど誰とでも入れ替えは可能ですね」
「……ヴォルト。今俺が考えている奴は、おそらく俺の代わりにこの世界に来ることを承認してくれると思う。」
「本当か?それは良かった!」
「いや、あんまり良くねえかもしれねえ。そいつはどうでもいいやつなんだが、面倒臭えかもしれねえ。迷惑かけるかも知れねえけど、いいか?」
「あ、ああ。それはどういう?」
「ともかく、そいつがこっちに来たら、さっさと追っ払ってくれ。適当に一人で生きてゆけって言って、すぐに追い出してくれ。面倒をみてもらう必要はない」
「わ……分かった」
ユウは複雑な表情を浮かべながらそう言った。
よく分からんが、言う通りにするだけだ。
ユウと交換を行う相手が決まったところで、等価交換の魔術が始まった。
0
あなたにおすすめの小説
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる