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第69話 魔王、新たな真実とこれからの指針
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「実はオレは相手が嘘をついているかどうかが分かる。おまえたちが神人に追われて国から逃げて来たというのは本当のようだな。この国の人間に危害を加えるつもりはないという話も信じよう。それよりも神人の情報は初めて聞いた。もっと詳しく聞かせてくれないか?」
神人アトラスによって国を追われたという、半獣半人の王子カイトとその従者たち。
オーテウス教と敵対する予定のオレたちにとって、その情報は重要だ。
もしもオレたちの前にも神人が現れたとしたら?何も知らないよりも、その情報は先に持っておいた方がいい。
「旦那、簡単に信じると言ってくれますが、私らが半獣半人であることに忌避感はないのですか?」
「ん?」
「人間たちは、魔物を忌み嫌っています。生まれ持った強さを持つ魔物と対抗するために、冒険者たちは武器や防具や魔法などで武装して戦っています。私ら半獣半人は、魔物と同じような生まれ持った強さを持っていますし、変身した時の姿は人間から恐れられる容姿をしている事も自覚しています。この町に流れ着くまでの間に、正体がばれると理由もなく人間に襲われたことが何度かありました。ですから……」
「ああ、言いたいことは分かった。それは仕方がないことかもわからんな。人間は弱い。だから自分たちよりも強い生き物を恐れるものだ。おまえたちは、これからも正体を隠したままの方がいいかもしれんな」
「旦那は?」
「オレはお前たちよりも強いから、意味もなく恐れることはないに決まってるだろう。それに今でこそ人間の姿をしているが、オレは元々人間じゃないしな」
その言葉に三人の半獣半人たちは驚いた表情で目を丸くしていた。
そして三人はユウを見る。
「ああ、俺は人間だけど、この世界の人間じゃないから。だからこの世界にはお前たちみたいなのがいるんだなって思うだけで、怖いとかはないぜ」
そんなユウに、戦って負けたデュランが質問をする。
「そう言えば、あなたはどうやって私の魔法破ったのですか?今まであんなに簡単に破られたことはなかった」
「ん?ああ。俺の身体には、状態変化完全無効の魔法が掛かってるんだ」
「な……なんですかそのめちゃくちゃな魔法は?!ということは、魔法じゃ倒せないって事じゃないですか!」
「そういう事になるな」
最初から勝ち目はなかったと気づき青ざめるデュラン。
だが逆に言えば、効くはずのない攻撃をしつこく繰り返さなかったお陰で、大した反撃を受けずに済んだのは不幸中の幸いだろう。
デュランの質問が終わると、ユーゴが再び話しかけて来た。
「それで旦那、神人の話でしたね?」
それからオレたちは、ユーゴの話に耳を傾けた。
彼らの国ギュスティオンには、オーテウス教を崇拝する者はいなかったらしい。
だが隣にあるリザードマンの国で信仰されており、そこで神人アトラスが地上に現れたのだという。
神人は、恐るべきことに生きとし生けるものの命そのものを食料としているのだそうだ。
前回地上に現れた百年前からリザードマンがあまり増えておらず、リザードマンの命だけでは足りなくなったらしい。その結果、半獣半人の国ギュスティオンまで攻めて来たのだと言う。
神人アトラスは、虐殺兵器ヘドロを操り、半獣半人たちを蹂躙したという。
虐殺兵器ヘドロは、巨大な泥人間のような姿をしていて、丸く光る眼とぼんやりと空いた口を持っているらしい。その巨体で次々と逃げ惑う半獣半人たちを潰していったという。
そして死者たちからは魂が立ち昇り、その魂たちは全てアトラスの口に吸い込まれるように飲み込まれてしまったのだそうだ。
思い出しながら話すユーゴとデュランは、恐怖で震えていた。
「ヘドロは町を一つずつ破壊していきました。迎撃に送り込んだ軍隊は一日で全滅。私たちは、逃げるしかありませんでした。大王様は国民を守るために城から逃げるわけにいかず、私たちはカイト坊ちゃんを逃がすよう命令を受け、船に乗ってこの大陸までやって来ました」
「それは大変だったな。虐殺兵器か……。半獣半人を蹂躙するというと、相当だな」
ヘドロと呼ばれる泥の巨人について想像を巡らす。
土の魔法で作ったゴーレムのような生命体なのだろうか?それとも巨人族と関係のある未知の魔物なのだろうか?
オレが想像をしていると、ユウが口を開いた。
「もしかしてこの国にもそういう神人の虐殺兵器があるのかな?」
それを聞いて一同の顔が青ざめる。
そのヘドロというものの恐ろしさは、よほどのものなのだろう。
「この国にもヘドロがいるという事か?」
「それかこの国の神人は違う虐殺兵器を持ってるとか?」
「ゴモラみたいなやつか?」
「もしかしてゴモラがそうだったりしてな」
「ワハハ!だとしたらオレの前では恐れるに足らずだな!」
「嘘つけ!めちゃくちゃ大苦戦だったじゃねえか!」
オレとユウの会話に、ユーゴが口を挟む。
「あの……、もしもヘドロを倒したとしても、我々の力では神人に勝ち目はありません。オーテウス教の司祭が使う信仰系魔術の力の源は、信仰する神人に力を借りたものです。つまりオーテウス教の司祭全てよりも恐ろしい力を持っていると言えます。全ての信仰系魔術を際限なく使いこなし、さらには≪神言≫という聞いた者が絶対に逆らう事の出来ないという言葉を発します。人間の肉体を持っていると言っても、中身は神です。人間にどうにかできる存在ではありません」
なかなかゾッとする内容の情報を聞かされた。
一言で言うと、常識が通用しないめちゃくちゃな強さを持っているという事か。
神というだけの事はある。
できる事なら関わり合いたくないものだ。
そんなオレたちの表情を察して、ユーゴがフォローをする。
「ああ、でも安心してください。さっきも言いましたが、神人が地上に現れる周期はおよそ百年ごと。この国で前回現れたのは五十年前のようですので、当分の間は大丈夫でしょう」
「百年というのはどういう理論なのだ?」
「詳しいことは分からないのですが、オーテウス十二柱は普段はオーテウス山脈の頂上で暮らしていると言われています。睡眠期間が百年なのか、食事のサイクルが百年なのか分からないですが、地上に降りてくるのは百年に一度というデータがあるのだそうです」
「それならとりあえずの問題はなさそうだが、また五十年後に苦労しそうだな」
そんな感じでオレたちは、今まで知らなかった神人についての情報を聞かせてもらうことができた。
出会うかどうかは別にして、敵の情報は必要だ。
今日聞かせてもらった情報を元に、これからの作戦も考えていく必要があるだろう。
「話を聞かせてくれてありがとう。ところでおまえたち、これかっらどうするつもりだ?」
オレの言葉に、ユーゴとデュランは目を合わせる。そして次にカイトの顔を見る。
二人には、カイトが一人前になるまで面倒を見る必要がある。一人前になってからも仕えてゆくだろう。
だが自分たちが半獣半人であることを隠して生きていると、バレた時に逃げなくてはならない。逃げてばかりでは生きていく居場所がないだろう。
「もし旦那たちが、私たちの事を黙っていてくれているのなら、当分はここで暮らしていこうと思っているんですが。それか、もし私らが暮らしやすそうな国があったら紹介していただきたいです」
「ふむ、それに心当たりがないわけではないが、まずはお前らが危険な存在ではないという事を分かってもらった方がいいような気がするな。自分の正体を隠して生きるのは、決して良い気がしないだろう?」
「それはそうですが、一体どうしたら……」
「この宿の主人はお前の事を警戒していないだろう?それはきっと一緒に生活しているからだ。隠れていると余計に町民の不信感をあおってしまうだろう。町の中で仕事をして町民と共に生きるといいんじゃないか?」
「仕事……ですか?」
「仕事先に心当たりがないなら、紹介してやろう。人手がないと言ってるところがあったぞ」
オレの目から見て、こいつらは嘘をついていないし、善良な生き物だ。小僧は腹が減ると怒りっぽくなるようで、少し心配ではあるが。
オレは人手がないと言っていた孤児院を思い出し、こいつらの働き手として紹介してやった。
一緒に生活してゆけば、いくら見た目が恐ろしかろうがその内面を知ってもらうことができるだろうし、共存ができると思う。そこは人間の善の部分に賭けるしかないが。
それでももし孤児院にもいられなくなったのなら、魔界でも、オレの顔が効く国へ連れて行ってやってもいいだろう。
オレとユウは、こうして故郷を失った哀れな半獣半人たちと別れた。
神人アトラスによって国を追われたという、半獣半人の王子カイトとその従者たち。
オーテウス教と敵対する予定のオレたちにとって、その情報は重要だ。
もしもオレたちの前にも神人が現れたとしたら?何も知らないよりも、その情報は先に持っておいた方がいい。
「旦那、簡単に信じると言ってくれますが、私らが半獣半人であることに忌避感はないのですか?」
「ん?」
「人間たちは、魔物を忌み嫌っています。生まれ持った強さを持つ魔物と対抗するために、冒険者たちは武器や防具や魔法などで武装して戦っています。私ら半獣半人は、魔物と同じような生まれ持った強さを持っていますし、変身した時の姿は人間から恐れられる容姿をしている事も自覚しています。この町に流れ着くまでの間に、正体がばれると理由もなく人間に襲われたことが何度かありました。ですから……」
「ああ、言いたいことは分かった。それは仕方がないことかもわからんな。人間は弱い。だから自分たちよりも強い生き物を恐れるものだ。おまえたちは、これからも正体を隠したままの方がいいかもしれんな」
「旦那は?」
「オレはお前たちよりも強いから、意味もなく恐れることはないに決まってるだろう。それに今でこそ人間の姿をしているが、オレは元々人間じゃないしな」
その言葉に三人の半獣半人たちは驚いた表情で目を丸くしていた。
そして三人はユウを見る。
「ああ、俺は人間だけど、この世界の人間じゃないから。だからこの世界にはお前たちみたいなのがいるんだなって思うだけで、怖いとかはないぜ」
そんなユウに、戦って負けたデュランが質問をする。
「そう言えば、あなたはどうやって私の魔法破ったのですか?今まであんなに簡単に破られたことはなかった」
「ん?ああ。俺の身体には、状態変化完全無効の魔法が掛かってるんだ」
「な……なんですかそのめちゃくちゃな魔法は?!ということは、魔法じゃ倒せないって事じゃないですか!」
「そういう事になるな」
最初から勝ち目はなかったと気づき青ざめるデュラン。
だが逆に言えば、効くはずのない攻撃をしつこく繰り返さなかったお陰で、大した反撃を受けずに済んだのは不幸中の幸いだろう。
デュランの質問が終わると、ユーゴが再び話しかけて来た。
「それで旦那、神人の話でしたね?」
それからオレたちは、ユーゴの話に耳を傾けた。
彼らの国ギュスティオンには、オーテウス教を崇拝する者はいなかったらしい。
だが隣にあるリザードマンの国で信仰されており、そこで神人アトラスが地上に現れたのだという。
神人は、恐るべきことに生きとし生けるものの命そのものを食料としているのだそうだ。
前回地上に現れた百年前からリザードマンがあまり増えておらず、リザードマンの命だけでは足りなくなったらしい。その結果、半獣半人の国ギュスティオンまで攻めて来たのだと言う。
神人アトラスは、虐殺兵器ヘドロを操り、半獣半人たちを蹂躙したという。
虐殺兵器ヘドロは、巨大な泥人間のような姿をしていて、丸く光る眼とぼんやりと空いた口を持っているらしい。その巨体で次々と逃げ惑う半獣半人たちを潰していったという。
そして死者たちからは魂が立ち昇り、その魂たちは全てアトラスの口に吸い込まれるように飲み込まれてしまったのだそうだ。
思い出しながら話すユーゴとデュランは、恐怖で震えていた。
「ヘドロは町を一つずつ破壊していきました。迎撃に送り込んだ軍隊は一日で全滅。私たちは、逃げるしかありませんでした。大王様は国民を守るために城から逃げるわけにいかず、私たちはカイト坊ちゃんを逃がすよう命令を受け、船に乗ってこの大陸までやって来ました」
「それは大変だったな。虐殺兵器か……。半獣半人を蹂躙するというと、相当だな」
ヘドロと呼ばれる泥の巨人について想像を巡らす。
土の魔法で作ったゴーレムのような生命体なのだろうか?それとも巨人族と関係のある未知の魔物なのだろうか?
オレが想像をしていると、ユウが口を開いた。
「もしかしてこの国にもそういう神人の虐殺兵器があるのかな?」
それを聞いて一同の顔が青ざめる。
そのヘドロというものの恐ろしさは、よほどのものなのだろう。
「この国にもヘドロがいるという事か?」
「それかこの国の神人は違う虐殺兵器を持ってるとか?」
「ゴモラみたいなやつか?」
「もしかしてゴモラがそうだったりしてな」
「ワハハ!だとしたらオレの前では恐れるに足らずだな!」
「嘘つけ!めちゃくちゃ大苦戦だったじゃねえか!」
オレとユウの会話に、ユーゴが口を挟む。
「あの……、もしもヘドロを倒したとしても、我々の力では神人に勝ち目はありません。オーテウス教の司祭が使う信仰系魔術の力の源は、信仰する神人に力を借りたものです。つまりオーテウス教の司祭全てよりも恐ろしい力を持っていると言えます。全ての信仰系魔術を際限なく使いこなし、さらには≪神言≫という聞いた者が絶対に逆らう事の出来ないという言葉を発します。人間の肉体を持っていると言っても、中身は神です。人間にどうにかできる存在ではありません」
なかなかゾッとする内容の情報を聞かされた。
一言で言うと、常識が通用しないめちゃくちゃな強さを持っているという事か。
神というだけの事はある。
できる事なら関わり合いたくないものだ。
そんなオレたちの表情を察して、ユーゴがフォローをする。
「ああ、でも安心してください。さっきも言いましたが、神人が地上に現れる周期はおよそ百年ごと。この国で前回現れたのは五十年前のようですので、当分の間は大丈夫でしょう」
「百年というのはどういう理論なのだ?」
「詳しいことは分からないのですが、オーテウス十二柱は普段はオーテウス山脈の頂上で暮らしていると言われています。睡眠期間が百年なのか、食事のサイクルが百年なのか分からないですが、地上に降りてくるのは百年に一度というデータがあるのだそうです」
「それならとりあえずの問題はなさそうだが、また五十年後に苦労しそうだな」
そんな感じでオレたちは、今まで知らなかった神人についての情報を聞かせてもらうことができた。
出会うかどうかは別にして、敵の情報は必要だ。
今日聞かせてもらった情報を元に、これからの作戦も考えていく必要があるだろう。
「話を聞かせてくれてありがとう。ところでおまえたち、これかっらどうするつもりだ?」
オレの言葉に、ユーゴとデュランは目を合わせる。そして次にカイトの顔を見る。
二人には、カイトが一人前になるまで面倒を見る必要がある。一人前になってからも仕えてゆくだろう。
だが自分たちが半獣半人であることを隠して生きていると、バレた時に逃げなくてはならない。逃げてばかりでは生きていく居場所がないだろう。
「もし旦那たちが、私たちの事を黙っていてくれているのなら、当分はここで暮らしていこうと思っているんですが。それか、もし私らが暮らしやすそうな国があったら紹介していただきたいです」
「ふむ、それに心当たりがないわけではないが、まずはお前らが危険な存在ではないという事を分かってもらった方がいいような気がするな。自分の正体を隠して生きるのは、決して良い気がしないだろう?」
「それはそうですが、一体どうしたら……」
「この宿の主人はお前の事を警戒していないだろう?それはきっと一緒に生活しているからだ。隠れていると余計に町民の不信感をあおってしまうだろう。町の中で仕事をして町民と共に生きるといいんじゃないか?」
「仕事……ですか?」
「仕事先に心当たりがないなら、紹介してやろう。人手がないと言ってるところがあったぞ」
オレの目から見て、こいつらは嘘をついていないし、善良な生き物だ。小僧は腹が減ると怒りっぽくなるようで、少し心配ではあるが。
オレは人手がないと言っていた孤児院を思い出し、こいつらの働き手として紹介してやった。
一緒に生活してゆけば、いくら見た目が恐ろしかろうがその内面を知ってもらうことができるだろうし、共存ができると思う。そこは人間の善の部分に賭けるしかないが。
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