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第90話 エリート騎士から見た魔王の姿
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ヴァレンシュタイン王国の騎士カイン・ゴールドバーグは、エリート騎士である。
王国内でも最も力の強いゴールドバーグ公爵家の跡取りとして生まれたカインは、剣の腕でも天才的であり、若くして頭角を表した彼は、王城に騎士として仕官する。
早い出世は人の妬みを買いやすいものなのだが、絶妙な世渡りのうまさと誰からも好かれる性格で、騎士団内に敵を作ることなく、順風満帆にやってきた。
騎士としてまっすぐな信念と剣の実力を持った彼は、誰からも認められており、将来は彼の望む通りの出世が約束されていたようなものだった。
だが彼は騎士としての出世以上に大きな夢ができてしまった。
彼はヴァレンシュタイン国王の一人娘、サリー・フラウ・ヴァレンシュタイン王女に恋をしてしまったのだ。
将来王位は、サリーの弟であるブラント王子が継ぐだろう。そうなるとこの国の習わしとしては、サリーは他国の王族の元へと嫁いでゆく可能性が高い。
だがカインも公爵家跡取り、家柄としては王女を妻に娶ることができる可能性がないとも言い切れない。
しかしそれは、簡単な話ではない。王女と結婚をする資格を得るには、何らかの形で国家に大きな貢献をした手柄が必要だろう。
ヴァレンシュタイン王国は、人間界で唯一魔界と戦争をしている国である。そのため軍隊に入って戦果を上げればすぐにでも国家に貢献したという手柄を手に入れることはできただろうが、そう簡単な話でもなかった。
王国では、国王に直接仕える騎士や兵士と王国軍とでは、まったく別の組織であった。
詳しく言えば、王国軍のトップはオーテウス教大司祭のザズーであり、バルイーグル将軍以下王国軍は、国王ではなくザズーの部下という形になっている。国王の命令は、ザズーを通して軍に伝わるようになっており、いわば王国軍は裏ではオーテウス教が支配していると言っても過言ではない。
カインは国王に対する忠誠心は持っているが、オーテウス教に仕えているわけではない。
そんなプライドと、一旦軍に入ってしまえばその後の去就も自由にならなくなる不安から、軍に入らずにいたのだ。
そんな状況の下、なかなか手柄を得るチャンスがなくくすぶっていたカインの前に、魔王ヴォルテージことヴォルトは現れた。
戦争は人間たちの一方的な侵略戦争だったという事実を知らされた時はさすがに驚いたが、その事実を歪曲し隠していたのがオーテウス教の仕業だというのは、カインも腑に落ちるところがあった。
軍隊に入らなかった理由の一つに、オーテウス教という組織に対する不信感というのもあったのだが、その勘は当たっていたようだ。
そしてヴォルトは、戦場にいるオーテウス教大司祭ザズーを討ちにゆくことが決まる。カインは、これこそが自分が待ち続けていた手柄を得るチャンスだと思った。
ヴォルトの手助けをし、王国をオーテウス教の支配から脱却させることができれば、王女を妻に欲しいと申し出るチャンスになると思った。
だがカインの増援の申し出は断られた。ヴォルトにとって人間の兵隊は、足手まといだと言うのだ。
ヴォルトの強さはカインの想像をはるかに超えていた。
カインは腕試しで剣の練習試合を申し込んだところ、技術ではそんなに大差はないと感じたが、力強さに圧倒された。だがそれだけ強いヴォルトは、剣士ではなく魔法使いだという。
魔法使いであるヴォルトと大司祭ザズーとの戦いは、おそらく魔法戦になると考えられる。強大な魔法の前ではカイン達兵士の剣の力は弱い。
相手が大群であれば混戦となるため兵は役に立つだろうが、ヴォルトの作戦では一人で敵陣に進入し、直接対決をするという。
それであれば、軍勢を率いて行動するのは単独行動に比べて進軍速度も遅れるし、ヴォルトの言う通り足手まといにしかならない。
自らの非力さを知り、剣術試合に負けて絶望に陥っていたカインは、ヴォルトに本当の目的を打ち明けた。
サリー王女に結婚を申し込むために、ヴォルトに協力したいという本音を。
我ながら女々しいと思った。情けないと笑われるかと思った。
だがそれを聞いたヴォルトの反応は、カインの予想と違っていた。
「カインとやら。オレがこれから向かうのは戦地だ。オレに付いて来たら死ぬかもしれないのだぞ?おまえは王女へ求婚をするために、自分の命を懸けることができるのか?」
ヴォルトの質問に対するカインの答えは明白だった。
「もちろんです」
カインの返答を聞いたヴォルトは、静かに微笑み、そしてカインにこう答えた。
「おまえと同じように、自分の大切なもののためなら命を投げうってもいいという兵士だけを集めろ。死ぬ覚悟の無い者はいらん。付いて来るのは勝手だが、オレはお前たちのことを守っている余裕はないからな」
同行を許されたのである。カインは深々と頭を下げると、言った。
「ありがとうございます!」
それからカインは集まった二千の兵隊をまとめると共に、ヴォルトの傍で彼を観察することができた。
また出発までにヴォルトの事をしる者たちから、いろいろな話を聞く事が出来た。
顔見知りであったシャンダライズ王国のオズワルド王太子は、ヴォルトの事をシャンダライズ王国の問題を解決してくれた救世主だと笑って言っていた。聡明な彼が絶賛するのだから、とても優れた人なのだと分かった。
シャンダライズ王国の前騎士団長スカーレット・スタインブルグは、ヴォルトの事をとても尊敬しているようだった。王族への忠義の厚い騎士団の者が、他国の王(魔王)にここまで忠義を感じているのが不思議であった。
ヴォルトは少し前まで、転生した勇者と行動を共にしていたと聞いた。
勇者の事はカインも知っていた。勇者が召喚された日、王城で狼藉を働いたところをカインも目撃した。
はっきり言って勇者とは名ばかりの、野蛮な下民という認識だ。
ヴォルトはそんな野蛮な勇者すら従え、協力させてしまったと言う。なんという求心力だろうか。
いろいろな者から話を聞くほど、この魔王が魅力的な人物だと思い知らされ、カインの中の尊敬の気持ちも日に日に強くなっていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ヴォルトはカインという男が、だんだん面倒くさくなってきた。
自分の一挙一動に、彼は大げさに感動をするのだ。
最初は悪くない気持ちだったが、だんだん面倒になってきた。
マルスを助けろと指示した後カインは、自分が間違っていた。子供の一人の命を救えずにどうやって国を救えるというのか。危うく大切な騎士道を踏み外すところだった。顔をくしゃくしゃにしながら、そう言ったのだった。
それにこんな何もないところに子供が一人いるなんて、わけがあるに違いないし、だとしたら何か重要な情報を握っているとヴォルト様は気付いていたのでしょう。さすがです。と、いうような話を、延々だらだらと聞かされ続けた。
スカーレットはオレの横で、ウンウンと満足げに頷いていたが、オレはいい加減相槌を打つのも面倒くさくなってきた。あまり深く考えていなかった事でも、オレの運を引き寄せる強さがすごいだとか言って、とにかくオレがすごいという結論に結び付けようとする。
尊敬してもらうのはいいのだが、あまり持ち上げられるとボロを出した時にがっかりされそうで怖い。だからやめてほしい。
コイツを連れて来たのは失敗だったか……。
ヴォルトがそんな事を思っている間も、馬車は北上を続ける。
バーデンバーグを解放したヴォルトたちは、『世界の果て』と呼ばれる人間界と魔界の境界の山脈を越えた。
山脈を越えた先にあるのは、人間族最大の砦。魔族の侵入を一切許さない、嘆きの壁だ。
この砦も、山を越える前の町バーデンバーグと同じ要領で、オーテウス教司祭たちから解放をした。
ヴォルトは無血で町を解放してゆく。
「ここまで一人もけが人も出ていませんね。ヴォルト様、さすがです」
「何がさすがなのだ?」
「我々人間たちの事もなるべく死傷者を出さないよう作戦を立ててくださっているじゃないですか」
「そんなものたまたまだ。いつどこで血が流れるか分からん。気を抜くな。お前たちには命を捨てる覚悟で来てもらっているはずだぞ」
「それはもちろんです」
ヴォルトはまたこのカインの相手をするのが面倒になって来た。
「それではヴォルト様、先を急ぎましょう」
カインはヴォルトに馬車に乗るよう案内をするが、
「いや、ここから先は魔界だ。これまでセーブして来た魔法も、この先なら自由に使う事が出来る」
「え?」
「先に行っている。お前たちが来るまでには終わらせておくぞ。≪飛行≫」
ヴォルトは飛行魔法で宙に浮くと、そのまま高速で飛行して戦場へと向かった。
カインはあっけにとられた顔でそれを眺めていた。
王国内でも最も力の強いゴールドバーグ公爵家の跡取りとして生まれたカインは、剣の腕でも天才的であり、若くして頭角を表した彼は、王城に騎士として仕官する。
早い出世は人の妬みを買いやすいものなのだが、絶妙な世渡りのうまさと誰からも好かれる性格で、騎士団内に敵を作ることなく、順風満帆にやってきた。
騎士としてまっすぐな信念と剣の実力を持った彼は、誰からも認められており、将来は彼の望む通りの出世が約束されていたようなものだった。
だが彼は騎士としての出世以上に大きな夢ができてしまった。
彼はヴァレンシュタイン国王の一人娘、サリー・フラウ・ヴァレンシュタイン王女に恋をしてしまったのだ。
将来王位は、サリーの弟であるブラント王子が継ぐだろう。そうなるとこの国の習わしとしては、サリーは他国の王族の元へと嫁いでゆく可能性が高い。
だがカインも公爵家跡取り、家柄としては王女を妻に娶ることができる可能性がないとも言い切れない。
しかしそれは、簡単な話ではない。王女と結婚をする資格を得るには、何らかの形で国家に大きな貢献をした手柄が必要だろう。
ヴァレンシュタイン王国は、人間界で唯一魔界と戦争をしている国である。そのため軍隊に入って戦果を上げればすぐにでも国家に貢献したという手柄を手に入れることはできただろうが、そう簡単な話でもなかった。
王国では、国王に直接仕える騎士や兵士と王国軍とでは、まったく別の組織であった。
詳しく言えば、王国軍のトップはオーテウス教大司祭のザズーであり、バルイーグル将軍以下王国軍は、国王ではなくザズーの部下という形になっている。国王の命令は、ザズーを通して軍に伝わるようになっており、いわば王国軍は裏ではオーテウス教が支配していると言っても過言ではない。
カインは国王に対する忠誠心は持っているが、オーテウス教に仕えているわけではない。
そんなプライドと、一旦軍に入ってしまえばその後の去就も自由にならなくなる不安から、軍に入らずにいたのだ。
そんな状況の下、なかなか手柄を得るチャンスがなくくすぶっていたカインの前に、魔王ヴォルテージことヴォルトは現れた。
戦争は人間たちの一方的な侵略戦争だったという事実を知らされた時はさすがに驚いたが、その事実を歪曲し隠していたのがオーテウス教の仕業だというのは、カインも腑に落ちるところがあった。
軍隊に入らなかった理由の一つに、オーテウス教という組織に対する不信感というのもあったのだが、その勘は当たっていたようだ。
そしてヴォルトは、戦場にいるオーテウス教大司祭ザズーを討ちにゆくことが決まる。カインは、これこそが自分が待ち続けていた手柄を得るチャンスだと思った。
ヴォルトの手助けをし、王国をオーテウス教の支配から脱却させることができれば、王女を妻に欲しいと申し出るチャンスになると思った。
だがカインの増援の申し出は断られた。ヴォルトにとって人間の兵隊は、足手まといだと言うのだ。
ヴォルトの強さはカインの想像をはるかに超えていた。
カインは腕試しで剣の練習試合を申し込んだところ、技術ではそんなに大差はないと感じたが、力強さに圧倒された。だがそれだけ強いヴォルトは、剣士ではなく魔法使いだという。
魔法使いであるヴォルトと大司祭ザズーとの戦いは、おそらく魔法戦になると考えられる。強大な魔法の前ではカイン達兵士の剣の力は弱い。
相手が大群であれば混戦となるため兵は役に立つだろうが、ヴォルトの作戦では一人で敵陣に進入し、直接対決をするという。
それであれば、軍勢を率いて行動するのは単独行動に比べて進軍速度も遅れるし、ヴォルトの言う通り足手まといにしかならない。
自らの非力さを知り、剣術試合に負けて絶望に陥っていたカインは、ヴォルトに本当の目的を打ち明けた。
サリー王女に結婚を申し込むために、ヴォルトに協力したいという本音を。
我ながら女々しいと思った。情けないと笑われるかと思った。
だがそれを聞いたヴォルトの反応は、カインの予想と違っていた。
「カインとやら。オレがこれから向かうのは戦地だ。オレに付いて来たら死ぬかもしれないのだぞ?おまえは王女へ求婚をするために、自分の命を懸けることができるのか?」
ヴォルトの質問に対するカインの答えは明白だった。
「もちろんです」
カインの返答を聞いたヴォルトは、静かに微笑み、そしてカインにこう答えた。
「おまえと同じように、自分の大切なもののためなら命を投げうってもいいという兵士だけを集めろ。死ぬ覚悟の無い者はいらん。付いて来るのは勝手だが、オレはお前たちのことを守っている余裕はないからな」
同行を許されたのである。カインは深々と頭を下げると、言った。
「ありがとうございます!」
それからカインは集まった二千の兵隊をまとめると共に、ヴォルトの傍で彼を観察することができた。
また出発までにヴォルトの事をしる者たちから、いろいろな話を聞く事が出来た。
顔見知りであったシャンダライズ王国のオズワルド王太子は、ヴォルトの事をシャンダライズ王国の問題を解決してくれた救世主だと笑って言っていた。聡明な彼が絶賛するのだから、とても優れた人なのだと分かった。
シャンダライズ王国の前騎士団長スカーレット・スタインブルグは、ヴォルトの事をとても尊敬しているようだった。王族への忠義の厚い騎士団の者が、他国の王(魔王)にここまで忠義を感じているのが不思議であった。
ヴォルトは少し前まで、転生した勇者と行動を共にしていたと聞いた。
勇者の事はカインも知っていた。勇者が召喚された日、王城で狼藉を働いたところをカインも目撃した。
はっきり言って勇者とは名ばかりの、野蛮な下民という認識だ。
ヴォルトはそんな野蛮な勇者すら従え、協力させてしまったと言う。なんという求心力だろうか。
いろいろな者から話を聞くほど、この魔王が魅力的な人物だと思い知らされ、カインの中の尊敬の気持ちも日に日に強くなっていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ヴォルトはカインという男が、だんだん面倒くさくなってきた。
自分の一挙一動に、彼は大げさに感動をするのだ。
最初は悪くない気持ちだったが、だんだん面倒になってきた。
マルスを助けろと指示した後カインは、自分が間違っていた。子供の一人の命を救えずにどうやって国を救えるというのか。危うく大切な騎士道を踏み外すところだった。顔をくしゃくしゃにしながら、そう言ったのだった。
それにこんな何もないところに子供が一人いるなんて、わけがあるに違いないし、だとしたら何か重要な情報を握っているとヴォルト様は気付いていたのでしょう。さすがです。と、いうような話を、延々だらだらと聞かされ続けた。
スカーレットはオレの横で、ウンウンと満足げに頷いていたが、オレはいい加減相槌を打つのも面倒くさくなってきた。あまり深く考えていなかった事でも、オレの運を引き寄せる強さがすごいだとか言って、とにかくオレがすごいという結論に結び付けようとする。
尊敬してもらうのはいいのだが、あまり持ち上げられるとボロを出した時にがっかりされそうで怖い。だからやめてほしい。
コイツを連れて来たのは失敗だったか……。
ヴォルトがそんな事を思っている間も、馬車は北上を続ける。
バーデンバーグを解放したヴォルトたちは、『世界の果て』と呼ばれる人間界と魔界の境界の山脈を越えた。
山脈を越えた先にあるのは、人間族最大の砦。魔族の侵入を一切許さない、嘆きの壁だ。
この砦も、山を越える前の町バーデンバーグと同じ要領で、オーテウス教司祭たちから解放をした。
ヴォルトは無血で町を解放してゆく。
「ここまで一人もけが人も出ていませんね。ヴォルト様、さすがです」
「何がさすがなのだ?」
「我々人間たちの事もなるべく死傷者を出さないよう作戦を立ててくださっているじゃないですか」
「そんなものたまたまだ。いつどこで血が流れるか分からん。気を抜くな。お前たちには命を捨てる覚悟で来てもらっているはずだぞ」
「それはもちろんです」
ヴォルトはまたこのカインの相手をするのが面倒になって来た。
「それではヴォルト様、先を急ぎましょう」
カインはヴォルトに馬車に乗るよう案内をするが、
「いや、ここから先は魔界だ。これまでセーブして来た魔法も、この先なら自由に使う事が出来る」
「え?」
「先に行っている。お前たちが来るまでには終わらせておくぞ。≪飛行≫」
ヴォルトは飛行魔法で宙に浮くと、そのまま高速で飛行して戦場へと向かった。
カインはあっけにとられた顔でそれを眺めていた。
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