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第96話 神人アトラス
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「聞こえるかアトラス……僕だ、エィスだ。助けて……」
『ハッハッ、通信とは珍しいなエィス。どうした?』
「転移門は開けた。すぐ来てくれ……」
『ん?よく分からんが貸しだぞ?』
二人の会話は本人同士にしか聞こえない。
エィスの横にいたザズーには独り言を言っているかのように見えたため、「どうされましたエィス様?!」と声を掛ける。
エィスは息も絶え絶えとなりながら最後の通話を終えると、ついに動かなくなった。
「エィス様ー?!」
ザズーの叫び声が響いた時、先ほどエィスが展開した魔法陣の中から、一人の男が姿を現す。
エィスと同じような、ドレープのかかった真っ白な貫頭衣。だが服の下の肉体は、子供の姿のエィスとは違い、力強い筋肉質な大人の男性であった。
幾分中性的なエィスと違い、アトラスは男性的な特徴が濃く太い眉毛にりりしい鼻と厚い唇という顔の作りをしており、エィスと特徴が違っていた。だが、カールのかかった輝くブロンドの髪や、その服装。そして何より背に背負った黄金の光輪を見れば、誰しもがそれがエィスと同じ神人であると理解が出来た。
彼の名は神人アトラス。
エィスと同じ、オーテウス十二柱が一柱である。
転移したアトラスは、呼び出したはずのエィスの姿を見て驚く。
それは彼らが地上に降りるために必要とした肉体だけでなく、肉体の中に入っている神としての本体、神体までもが傷つき死に絶えようとしていたからである。
通常、神は不死である。
神人として地上に降りてきた場合、なんらかのアクシデントでその肉体が死ぬことはありえるが、肉体の中にある形の無い神体が滅びることはない。
だが目の前にいるエィスは神体ごと死のうとしていた。
同じ神人としてこれは見逃すことのできない出来事である。
「≪蘇生≫」
アトラスは呪文を唱える。
それは神にのみ許された禁断の呪文。死者の蘇生の呪文である。
生死を操ることはこの世の理に反することであり、人にはそれは自由とならない。
魔法によって死者を蘇らせれば不死者として魔物化する。死ぬ前の健全な状態への蘇生魔法など存在しない。
だが神である神人アトラスにとって、そんな理など関係がない。
胸に穴が空いていたエィスの身体は、一瞬で元通りとなる。
肉体が復活すると同時に、消滅する寸前だった神体も復活し、エィスはパチリと目を開き意識を取り戻した。
上体を起こしたエィスの横では、そんな奇跡を目の当たりにしたザズーがアトラスに平伏している。
「一体何があったというのだ、エィスよ?」
死から蘇ったエィスに向けて、アトラスは問いかける。
すぐに怒りの感情を取り戻したエィスは、ありえないほど顔をゆがませながらアトラスへと言った。
「あいつだ。あいつが僕を殺そうとしたんだ」
アトラスが現れた瞬間、そのただならぬ気配にヴォルトは驚いて振り返った。
膝を付いたヴォルトの腕の中には、回復魔法で怪我を治されたルビィが意識を取り戻そうとしているところだった。
その姿勢のままアトラスとエィスのやり取りを見る。
驚きと恐怖ですぐに動き出すことができなかった。
一目見て、もう一柱の神人が現れたという事は分かったが、神人アトラスから感じる危険度が、子供の姿のエィスよりも桁違いだったからだ。
そして止めを刺したはずのエィスが復活している。
ヴォルトは、突然現れたこの神人が、明らかに自分たちの脅威となる敵だと認識する。
「うおおおおお!『灰燼に帰す弓』!」
ヴォルトはすぐに『灰燼に帰す弓』を構える。
「なるほど、あいつが敵なのだな?」
のんきな調子で話しながら現状の確認をするアトラス。
「≪魔法の矢≫!」
そんな隙だらけのアトラスに、ヴォルトの放った一撃が炸裂した。
「ぐおおお!こ……これは?!」
『灰燼に帰す弓』から放った≪魔法の矢≫は、アトラスの胸に大きな穴を開ける。
致命傷を受けたアトラスは、生まれて初めて死の恐怖というものを知る。
ドサッという音と共に倒れたアトラスに、エィスが魔法を唱える。
「≪蘇生≫」
アトラスは何事もなかったかのようにゆっくりと立ち上がると、先ほど受けたダメージについて感想を漏らす。
「なんだあの武器は?神体に傷をつけるなど、ありえない!」
「おそらく神器だ」
「何?あれが勇者なのか?」
「いや、勇者の神器は剣だ。あいつは魔王。勇者の神器『殲滅し尽くす聖剣』以外にも、神器が存在したみたいだな」
二人が悠長な会話をしている間に、ヴォルトは再び弓を構え、次の一撃を放つ。
「≪魔法の矢≫!」
今度の一撃は再びエィスを貫く。先ほど塞がった胸の穴にもう一度≪魔法の矢≫が突き刺さり、その小さな体は後方へと跳ねる。
だが今度はエィスが転倒する前に、アトラスが蘇生呪文を唱える。
「≪蘇生≫」
攻撃を受けてふわっと宙に浮いたエィスの体は、空中で蘇生し、そのまま着地する。
相変わらずのんびりとした口調でアトラスが呟く。
「これはやっかいだな。一柱で出会っていたらドラゴの二の舞になるところだった」
だがその顔には焦りは浮かんでいない。
「おい魔王、そろそろ気付け。お前同時に二本の矢を放つことができねえんだろ?どっちかを倒しても次の攻撃を放つ前に蘇生するんだぜ?無駄な悪あがきは止めな」
エィスの言う通りだった。
オレは『灰燼に帰す弓』を使って魔法の矢を放つ場合、二本同時に放つことはできない。
オレが二発目を放つよりもあいつらの蘇生魔法の方が早く発動する。
完全に詰みだ。
だがオレには悪あがきをするしか他に方法がなかった。
「うおお≪魔法の矢≫!」
「≪蘇生≫」
攻撃の当たったアトラスをエィスが瞬時に蘇生する。
「≪魔法の矢≫!」
「≪蘇生≫」
交互に矢を当てるが、瞬時にお互いを蘇生するエィスとアトラス。
防戦一方に飽きたアトラスが、遂に反撃に出る。
「しつこい奴だな。≪神の雷≫」
アトラスの右手に、雷でできた槍が現れる。
「フン!」
ドン!
アトラスが雷の槍を投げると、それを受けたヴォルトの身体は吹き飛ばされ、全身をねじらせながら壁へとめり込んだ。
物理的な衝撃と高電圧による感電で、ヴォルトは意識を失う。
その手から『灰燼に帰す弓』がこぼれ、床へと落下した。
ヴォルトは、負けた。
「どうするエィス、こいつは生かしておいては危険だ。さっさと消滅させてしまおうか?」
「待て、そんな簡単に死なせさせてやるつもりはない。こいつが大切にしている魔族たちが苦しんで死ぬところを見せてやるんだ」
『ハッハッ、通信とは珍しいなエィス。どうした?』
「転移門は開けた。すぐ来てくれ……」
『ん?よく分からんが貸しだぞ?』
二人の会話は本人同士にしか聞こえない。
エィスの横にいたザズーには独り言を言っているかのように見えたため、「どうされましたエィス様?!」と声を掛ける。
エィスは息も絶え絶えとなりながら最後の通話を終えると、ついに動かなくなった。
「エィス様ー?!」
ザズーの叫び声が響いた時、先ほどエィスが展開した魔法陣の中から、一人の男が姿を現す。
エィスと同じような、ドレープのかかった真っ白な貫頭衣。だが服の下の肉体は、子供の姿のエィスとは違い、力強い筋肉質な大人の男性であった。
幾分中性的なエィスと違い、アトラスは男性的な特徴が濃く太い眉毛にりりしい鼻と厚い唇という顔の作りをしており、エィスと特徴が違っていた。だが、カールのかかった輝くブロンドの髪や、その服装。そして何より背に背負った黄金の光輪を見れば、誰しもがそれがエィスと同じ神人であると理解が出来た。
彼の名は神人アトラス。
エィスと同じ、オーテウス十二柱が一柱である。
転移したアトラスは、呼び出したはずのエィスの姿を見て驚く。
それは彼らが地上に降りるために必要とした肉体だけでなく、肉体の中に入っている神としての本体、神体までもが傷つき死に絶えようとしていたからである。
通常、神は不死である。
神人として地上に降りてきた場合、なんらかのアクシデントでその肉体が死ぬことはありえるが、肉体の中にある形の無い神体が滅びることはない。
だが目の前にいるエィスは神体ごと死のうとしていた。
同じ神人としてこれは見逃すことのできない出来事である。
「≪蘇生≫」
アトラスは呪文を唱える。
それは神にのみ許された禁断の呪文。死者の蘇生の呪文である。
生死を操ることはこの世の理に反することであり、人にはそれは自由とならない。
魔法によって死者を蘇らせれば不死者として魔物化する。死ぬ前の健全な状態への蘇生魔法など存在しない。
だが神である神人アトラスにとって、そんな理など関係がない。
胸に穴が空いていたエィスの身体は、一瞬で元通りとなる。
肉体が復活すると同時に、消滅する寸前だった神体も復活し、エィスはパチリと目を開き意識を取り戻した。
上体を起こしたエィスの横では、そんな奇跡を目の当たりにしたザズーがアトラスに平伏している。
「一体何があったというのだ、エィスよ?」
死から蘇ったエィスに向けて、アトラスは問いかける。
すぐに怒りの感情を取り戻したエィスは、ありえないほど顔をゆがませながらアトラスへと言った。
「あいつだ。あいつが僕を殺そうとしたんだ」
アトラスが現れた瞬間、そのただならぬ気配にヴォルトは驚いて振り返った。
膝を付いたヴォルトの腕の中には、回復魔法で怪我を治されたルビィが意識を取り戻そうとしているところだった。
その姿勢のままアトラスとエィスのやり取りを見る。
驚きと恐怖ですぐに動き出すことができなかった。
一目見て、もう一柱の神人が現れたという事は分かったが、神人アトラスから感じる危険度が、子供の姿のエィスよりも桁違いだったからだ。
そして止めを刺したはずのエィスが復活している。
ヴォルトは、突然現れたこの神人が、明らかに自分たちの脅威となる敵だと認識する。
「うおおおおお!『灰燼に帰す弓』!」
ヴォルトはすぐに『灰燼に帰す弓』を構える。
「なるほど、あいつが敵なのだな?」
のんきな調子で話しながら現状の確認をするアトラス。
「≪魔法の矢≫!」
そんな隙だらけのアトラスに、ヴォルトの放った一撃が炸裂した。
「ぐおおお!こ……これは?!」
『灰燼に帰す弓』から放った≪魔法の矢≫は、アトラスの胸に大きな穴を開ける。
致命傷を受けたアトラスは、生まれて初めて死の恐怖というものを知る。
ドサッという音と共に倒れたアトラスに、エィスが魔法を唱える。
「≪蘇生≫」
アトラスは何事もなかったかのようにゆっくりと立ち上がると、先ほど受けたダメージについて感想を漏らす。
「なんだあの武器は?神体に傷をつけるなど、ありえない!」
「おそらく神器だ」
「何?あれが勇者なのか?」
「いや、勇者の神器は剣だ。あいつは魔王。勇者の神器『殲滅し尽くす聖剣』以外にも、神器が存在したみたいだな」
二人が悠長な会話をしている間に、ヴォルトは再び弓を構え、次の一撃を放つ。
「≪魔法の矢≫!」
今度の一撃は再びエィスを貫く。先ほど塞がった胸の穴にもう一度≪魔法の矢≫が突き刺さり、その小さな体は後方へと跳ねる。
だが今度はエィスが転倒する前に、アトラスが蘇生呪文を唱える。
「≪蘇生≫」
攻撃を受けてふわっと宙に浮いたエィスの体は、空中で蘇生し、そのまま着地する。
相変わらずのんびりとした口調でアトラスが呟く。
「これはやっかいだな。一柱で出会っていたらドラゴの二の舞になるところだった」
だがその顔には焦りは浮かんでいない。
「おい魔王、そろそろ気付け。お前同時に二本の矢を放つことができねえんだろ?どっちかを倒しても次の攻撃を放つ前に蘇生するんだぜ?無駄な悪あがきは止めな」
エィスの言う通りだった。
オレは『灰燼に帰す弓』を使って魔法の矢を放つ場合、二本同時に放つことはできない。
オレが二発目を放つよりもあいつらの蘇生魔法の方が早く発動する。
完全に詰みだ。
だがオレには悪あがきをするしか他に方法がなかった。
「うおお≪魔法の矢≫!」
「≪蘇生≫」
攻撃の当たったアトラスをエィスが瞬時に蘇生する。
「≪魔法の矢≫!」
「≪蘇生≫」
交互に矢を当てるが、瞬時にお互いを蘇生するエィスとアトラス。
防戦一方に飽きたアトラスが、遂に反撃に出る。
「しつこい奴だな。≪神の雷≫」
アトラスの右手に、雷でできた槍が現れる。
「フン!」
ドン!
アトラスが雷の槍を投げると、それを受けたヴォルトの身体は吹き飛ばされ、全身をねじらせながら壁へとめり込んだ。
物理的な衝撃と高電圧による感電で、ヴォルトは意識を失う。
その手から『灰燼に帰す弓』がこぼれ、床へと落下した。
ヴォルトは、負けた。
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