Dom/Subユニバース【みなりつ】

あん

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 「んっ……」


 律は味わうように瞳を閉じて、こくんと小さめの喉仏を上下させた。


 「Goodboy」


 嬉しそうな表情を浮かべる律。口端からは唾液が垂れており、その艶かしさに情欲がそそられた。
 

 「Down」


 口元を拭ってやりながらそう言えば、律はズルズルと俺の足の間に座り込み、カチャカチャとベルトを外しにかかった。


 「まだそこまで指示してないんだけど?」
 「ん……でも、そういうことでしょ?」


 律は俺のズボンを足首まで下ろすと、太ももにコテンと顔を預けてきた。そして、「舐めて良い?」とでも言うように、上目遣いで見つめてくる。


 「はっ……ほんと生意気なやつ」
 「あはっ。だって、とっつーよりおにーさんだもん」


 挑発するような言動に、ゾクゾクとした昂りを感じた俺は、グッと下着をずらし、性器を露わにした。

 
 「Lick(舐めろ)」


 言うや否や、律はペロリと裏筋を舐めてから、亀頭を咥え込んだ。じゅぽじゅぽと淫らな音を響かせながら、生温かい感触が性器を包み込む。


 「んっ……んぷっ、んっ」
 「……は……っ」


 俺は快感に身を委ねながらも、律が後ろに手を伸ばすのを見逃さなかった。律の細い指が後孔に触れる前に、ガッと金髪を鷲掴む。


 「こら、Stay。なに勝手に後ろ触ろうとしてんだ」
 「あ……らって……っ」


 律の性器は一度も刺激を与えていないのに、すでに直立していた。その興奮状態では、さぞかし後ろが切なくなっていることだろう。その証拠に律の腰は物欲しそうにゆらゆらと揺れていた。しかし、俺は自分で弄ることを許さず、代わりに鷲掴んだままの頭を腰に引き寄せた。


 「お前ならコレだけでイけんだろっ」
 「んぐっ⁉︎」


 奥まで勢いよく押し込むと、律は大きく目を見開いた。えずくのもお構いなしに頭を動かし、喉奥を犯す。Subだからなのか、律はこの暴力的な行為をよく好んでいた。


 「そのまま喉締めろ……そう、上手」
 「ん゛っ……んむぐッ……」


 案の定、ガポガポと乱暴に頭を揺らされてるにも関わらず、目をとろんと蕩けさせて感じ始めている律。涙とよだれで汚れたその顔に、俺の興奮も増していく。


 「っは、こんな乱暴にされてっ……んな顔してんじゃねえよ……っ」
 「んぐぅっ、ん、ん゛んっ」
 「……っ、出すぞ……お前もイけよ?」
 「んぶっ……ん゛っ、ん゛」
 「……っ、Cum」


 Commandとともに最奥に亀頭を押し付け、そのまま顔を固定した。


 「ん゛ぐうっ〰〰ッ」


 ビクビクッと喉全体を締め付けながら、律は絶頂に達したようだった。それとほぼ同時に、俺の欲も喉の奥へと流し込まれる。射精が完全に終わったタイミングで頭を解放すると、律は咳き込みながら俺の方へと倒れ込んできた。


 「……ごほッ、ゲホッゲホッ」
 「Goodboy、上手にイけたな」


 上から抱きしめるようにして、背中をさする。しばらくして咳と呼吸が落ち着くと、律は顔を上げて、上目で見つめてきた。


 「俺、うまくできた……?ちゃんと気持ちよかった……?」
 「あぁ、すごく良かった。ありがとな」
 「えへへ」
 「お前は喉大丈夫か?」
 「ん、だいじょぶ……とっつーの、奥まで入ってきて、すごくきもちかった……」


 へにゃ、と笑う律に、さっき吐き出したばかりの熱が、早くも戻りそうになるのを感じる。流石に少しは休憩が必要だろうと、咳払いで自分を誤魔化した。


 「んん……お前、それやめろ」
 「それって?」
 「あんま可愛い顔すんなってこと」
 「えっと……ん?」


 コテンと首を傾げる律に、もどかしい気持ちになる。言葉通りの意味なのになぜ伝わらない。いつもはもっと敏くて、なんでもお見通しみたいな男なのに、自分のことになると、その感覚が働かないのだろうか。


 「……だから」


 コツン、と額を合わせ、近距離で見つめる。


 「お前が可愛いすぎて困るつってんの」
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