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第二章
第12節 討伐
しおりを挟む突然、リリィの真上にブリザードのような風とともに氷柱が降って来た。魔鳥が体内からビームのように氷柱を吐いたのだ。ロイスとジュリアスがリリィを護ろうと転移する。
「ジュリアス!リリィさん!」
「ぐっ…う、リリィ、大丈夫かい」
ジュリアスは間一髪間に合い、リリィを自らの身体で庇った。お陰でジュリアスの肩口と脇腹には氷柱が掠った様で、血が出てしまっている。それだけならまだいい。身体中がブリザードによって低温火傷の様に赤くなってしまっている。
「ジュリアスさん!!そんな、私を庇って…すぐにミリィさんのところへ!」
ジュリアスもひどい怪我だが、リリィも足首に氷柱が掠った。足をわずかにひきづっている。
ぐらり、とジュリアスの身体が傾いだ。それをリリィが抱き抱えた。
だが、まだ戦いは終わっていない。身体から体液を出して痛みに暴れる魔鳥がブリザードを吐き出したからだ。
「二人共、俺の後ろに」
「ロイスさん!」
「大丈夫、ブルーローズが護ってくれる」
ロイスは怪我をした二人と魔鳥の前に立ちはだかり、二人を護っている。ロードブルーローズがブリザードや氷柱が来るたびに第一級防衛結界でロイス達を護ってくれているのだ。ジュニアも、背中や羽を使ってロイス達の代わりに攻撃を受けてくれている。
そして、リリィとジュリアスは気がついた。自分達の足元に、今まで何度も見たことのある魔法陣が浮かんでいるのを。
「ロイス、だめだ…!僕はまだ戦える!」
「うん」
「私だって!ロイスさん!!ロイスさん!!!」
「…うん、ごめんね。ーーーバードゲージ」
バードゲージ、それはどんな魔法も攻撃も寄せ付けない絶対要塞。二人の師匠ドラックイーンとロイスしか使えない超級魔法。そして、術者が解かない限り出ることもできない傍観者の牢獄でもあった。
ロイスは、自分自身に怒っていた。自分の未熟さと、甘さを悔いていた。二人が傷付けられるくらいなら、自分が怪我をする方がマシだ。リリィの救出に間に合わなかったのも、魔鳥のブリザードに気がつくのが遅れたことも、ロイスは悔いていた。
そう、魔鳥を”全力を出さなくても倒せる”と思っていた自分自身に一番怒っていたのだ。だから、次は全力で相手をしよう。今のロイスが思う、最善の倒し方で。
「…少し、本気を出すよ。シャルン、魔鳥を5分抑え込んでくれ。一歩も動かすな!」
「良かろう。ただし、使うのは第四段階までにするのだぞ!」
「はいはい。ほら、早く行ってこい、相棒」
竜体のシャルンがムクムクと大きくなり、魔鳥よりも幾分大きな完全体として顕現する。ガッ、と鋭い爪を魔鳥の翼の根元に突き立て、魔鳥の首にガブリと歯を食い込ませる。どんなに魔鳥が暴れようとも、シャルンは絶対に魔鳥をその場から動かさなかった。例え、シャルンの身体から血が出ようとも。氷柱が何度もその身に打ち付けられようとも。力を強め、更に魔鳥を捕縛する。
シャルンが魔鳥を抑えている間、ロイスはこれから行う魔術への準備を進める。
『我、祖の言葉を知る者也。我が身にかけられし、一の呪縛を解く』
ジュリアスとリリィには、ロイスが何を話しているかわからなかった。けれど、それが禁呪であることだけは理解していた。
ロイスがそれを呟いた時、ロイスの右腕に今まで見えなかった古代文字が見え、それはパキリと壊れた。そして、まるで魔力を暴発させたように、ロイスの身体から魔力が溢れた。
『二の呪縛を解く』
今度は左腕の古代文字が消えた。また更に魔力が溢れる。
ここで、バードゲージの中の二人は理解した。ロイスは、自分自身の魔力を解放しているのだと。今まで二人が見ていたロイスの魔力は、ロイスの魔力の”一部”に過ぎないのだと。
『三の呪縛を解く』
次は、右足首の古代文字が消えた。
カッと魔力が柱の様に天高く輝く。普段は目に見えないはずの魔力が見える。
『四の呪縛を解く』
左足首の古代文字が消えると同時に、辺り一面が明るい白っぽい空間にいる様に見えた。そう、神殿だ。伝承にある神の様に、生きとし生けるものが平伏す様な感覚。
「…リリィ、僕は…神でも見ているのかな」
「そう、かもしれません。この場にいる魔力を帯びたモノ総てが、ロイスさんに怯え、喜び、服従しているのがわかります…きっと、王城ですらこの魔力を感じているでしょう」
「ジュニアは第四段階まで、と言ったよね…ということは…いいやもう考えないことにしよう。それよりリリィ、早く僕を治してくれないかい?」
「…そうでした」
そう、ロイスは神にも等しい魔力を解放した。ざっと、普段のロイスの10人分くらいだろうか。光り輝く魔力が結界中を包んでいる様に見えた。
ロイスは、幼い頃からその身に宿る超大な魔力を禁呪によって外側に放出し過ぎない様にコントロールしていた。いわゆるリミッターの様なもので、外していけば本来のロイスの魔力を解放することができる。
ギュ、ギュと魔鳥も怯えた様な鳴き声をだした。それはそうだろう。最早、これはこの世には存在しないレベルの魔力量だからだ。
『我、祖の言葉を知る者也。祖の魔術をもって、この世の理を破壊す。彼の者よ、縮小せよ!』
その言葉を聞いた後、ロイスの魔法陣から古代文字が溢れ出た。それは数千、数万の文字列が3つずつカチリカチリとコドンとなり積み重なっていく。ブゥンと低い音がした。魔鳥の足元に魔法陣が描かれ、コドン達がその魔法陣に吸い込まれていく。
魔鳥は最後の最後にまた暴れだした。ブリザードを吐き出し、首にガッチリと噛み付くシャルンを攻撃する。その場から飛び立つため羽ばたく。しかし、シャルンは爪をもっと食い込ませ、長い尻尾を使って更に魔鳥の身体を動けない様に固定する。今まで、ロイス達を守るために負った傷から血が流れていた。
「シャルン、もういい!離れろ!」
シャルンはその言葉を合図に、魔鳥の戒めを全て解き、一歩引いた。
すると、魔鳥の下の魔法陣からコドンが連なって溢れ出す。それらは魔鳥の身体に巻きついていく。ロイスの魔力はコドンと共に魔鳥に流れ込み、徐々にロイス自身の身体から離れていく。
珍しく、ロイスの身体から汗が伝っていた。魔力がもうほとんど残っていない。倒れそうになる身体を、精神力だけで立たせていた。シャルンも、人間体に成っていたが、身体はボロボロで、それでも主人の隣でことが済むのをじっと待っている。
最後の一文字が魔法陣に吸い込まれた時、魔鳥に異変があった。徐々に小さくなっていく。その様子を見たロイスは、小さくシャルンに言った。
「…ジュニア…あとは頼んだよ……」
「うむ。案ずるな。寝ていると良い」
「…うん…アンジェラ、に、謝って…おいて…」
「わかっておる」
意識を手放したロイスを、ジュニアが抱きとめ、ひょいと自分の肩に担いでしまった。ロイスは体内の魔力を身体を維持する最低限まで使ってしまって魔力切れの状態だった。
それに伴い、バードゲージの結界も解かれた。中にいた二人は自由に動ける様になったのだ。
「ほほう。小さくなると中々愛らしいではないか。白いひよこの様だ!ははは!」
ロイスを担いでいたジュニアは、ぴよぴよと鳴いている白いひよこを捕まえた。あの巨大だった魔鳥だ。ロイスの禁呪によって、姿形と魔力はそのままに小さくなってしまった。こうなると、魔鳥がどんなに暴れようとも、大したことのない本当のひよこレベルしか攻撃しかできない。可愛いだけだ。
リリィの回復魔法により多少回復したジュリアスとリリィが、ジュニアに駆け寄る。
「ジュニア、ロイスは!大丈夫なのか?!」
「なぁに、魔力切れを起こしただけだ。それよりさっさと医師の元に行こうではないか。転移くらいはできるであろう?我も疲れた。転移するのも面倒だ。早う」
「はっ、はい!それは私が!ジュリアスさん、捕まって!」
ジュニアがあくびをしている間に、村に向かっていた全員がスノ洞窟に転移していた。リリィが纏めて転移したらしい。
戻った時、何故かドラックイーンとミリィしか居なかったがそれは些細な問題だった。
ミリィはロイス達の様子を見て直ぐに治療を開始した。
「3人ともすぐにこちらに!おねぇ様はドラゴンをお願いしますわ!!」
「うむ、ほれ、寝床だぞ主人」
ジュニアは担いでいたロイスを簡易ベッドに文字通り放り投げた。ロイスの身体はしっかりとベッドに収まったが、いいのであろうか。
「な、投げたー!!」
ドラックイーン以外全員そう突っ込んだ。魔力切れを起こしただけなので魔力が回復すれば普段どおり生活出来るので別に病人でも何でもないのだ。ジュニア的には何をそんなに驚いているのかといったところだ。
何方かと言えばジュニアのが重症である。アンジェラがジュニアとロイスを交互に見ながらそわそわオロオロとしている。
「医師よ、主人は魔力切れを起こしただけだ。治療はジュリアスからしてやってくれ」
「全くもう!どうして主従揃って馬鹿なのかしらぁ!今ので傷が開いたわぁ~~!ジュニア!早く竜体になりなさい!!貴方が一番酷いのよ!」
「ドラックイーンは煩いのぉ」
そうは言いながらも、ジュニアは大人しく小さな仔竜姿になり、ぐったりと横になってしまった。
人間の方は一瞬で。ミリィが回復魔法であっと言う間に治してしまった。しかし、隊員達は皆疲れているため、ミリィはこっそりと睡眠魔法をかけた。
すぐに王城に帰るべきだが、今日は泊まっていったほうが無難であろう。
問題は、ジュニアだ。人間より酷い。頑丈に出来ているとはいえ、余りにも血を失いすぎている。
「ドラックイーン様、シャルンは!シャルンは大丈夫なのですか?!」
「傷口はすぐに塞いだけど…弱っているわ」
「そんな…シャルンは大事な竜皇様になる体なのです!どうか、どうか元気にしてください!」
「竜の身体は主人と繋がっているわ。ロイスが元気になれば、ジュニアにロイスから魔力を送ってもらえる。大丈夫よ、死にはしないわぁ♡」
アンジェラはドラックイーンの言葉に、ひとまずホッとした。ミリィもあちらこちらで慌ただしく隊員達を治療している。
そんな中、ロイスは目を覚ました。既に気を失っていたため、睡眠魔法は効かなかったらしい。そして、目覚めた時にはロイスは普段と変わらない魔力で元気に起き出した。何せ、ロイス自体は身体に傷一つ負っていないのだから。
「ロイスさん!起きたのですね」
「うん。起きた。ミリィさん、どうもありがとう。…なんだ、ジュニアのやつ。まだへばってるのか」
「ロイ君~元気そうね~!魔鳥がなんだかわからなかったけど可愛いじゃな~い?うふふ、ペットにしようかしら!」
「王様に見せたらあとは好きにしたらいいんじゃない?おい、ジュニア、起きろ」
起き上がったロイスは、ぐったりと横になっているジュニアの方に歩いてきた。小さな魔鳥は、ドラックイーンが文字通り鳥籠に入れて管理している様だ。
傷ついたジュニアに、ロイスは掌を当てた。ロイスとジュニアは魔術回路で繋がっている。まさしく一心同体。ロイスからジュニアに魔法を伝えることができるのだ。
ロイスが選んだのは、内側から傷を癒す回復魔法”天使の微笑み”である。天使の微笑みとは文字通り、傷ついた患者が天使の様に微笑むほど楽になるという意味だ。王立治療院でも使えるものは数人といない。回復魔法の神髄に近い魔法である。この魔法は、自分の魔力を相手に送り、その魔力に回復魔法を仕込んでおくことで、内側から無理やり回復させるのである。この、魔力に回復魔法を仕込むのが難しいのである。
「何というスピード!天使の微笑みには早くとも数時間は魔力に回復魔法を添加させる必要があるのに…!」
「おーい、ジュニアー」
「…くぁあ…主人、おはようなのだ」
「ん。そろそろ餌の時間だね。ジュニア、アンジェラ、干した魔獣肉食べる?」
「食べるぞ!いっぱいだ!!」
ジュニアが元気よく返事をする。すっかり治った様で、ロイスの肩に飛び乗ってご機嫌だ。アンジェラもホッとしたのか、ロイスの足元にちょこんと座ってロイスを見上げている。
ミリィはロイスの回復魔法を呆然と見つめているしかなかった。最高難度の魔法をなんてことない様にやってしまうのだから、悔しい。ミリィはいつもロイスと一緒にいると、己の未熟さを知ってしまうのだ。
「さ、帰りましょ♡」
ドラックイーンはロイスが元気になったので、すぐに王城に転移した。医務室に急に眠っている隊員達が現れて、医師達と近衛兵達はびっくりしてあちらこちらに連絡する大騒ぎだった。
このまま捕まると、ドラックイーンとロイスは報告で寝かせてもらえないのですぐに自宅に帰って休むことにしたのであった。
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