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第二章 白鳥雛派遣:魔法使い編
◆41 自由恋愛という文化衝撃(カルチャー・ショック)
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ワタシ、白鳥雛こと〈魔法使いヒナ〉は、貴族令嬢たちとのお茶会で、唐突に、自分の恋バナに話をふった。
ナイトクラブで出会った仮面の宝石商ロバートとの交際が順調に進み、ティアラと宝石を贈ってもらえる約束を取り付けたことを報告した。
すると、誰ひとりやっかむことなく、ワタシとロバートの仲を祝福してくれた。
「いいわね。ヒナさんは。ロバートさんが恋人で。宝石商なんでしょ」
「本当、羨ましい。
私たちのお付き合いは万事、両親の決定に従わされますもの」
本音を言えば、ヒナほどの〈魔力持ち〉が平民と付き合うのはどうか、と彼女たちは思っていた。
が、常識が異なる異世界人に対して意見するのは憚られ、結局、侍女たちはみなでロバートとの仲を応援することに決めていた。
そんな裏事情にまったく気付かないで、ワタシは真剣にみなの反応にこたえた。
「まあ、お可哀想に。自由に恋愛ができないなんて……」
貴族令嬢は、家柄で嫁ぎ先が決定する。
自由に恋愛ができないというだけで、貴族になるのは願い下げだ。
が、クレアやローブたちにとって、結婚とは生活の延長にある現実の政治案件だった。
「でも、両親から祝福されたいので。
それに好き勝手にお相手を決めるといっても、どの殿方が誠実なのかは、生活を共にしてみないと、まるでわかりそうにありません」
「そうですわね。殿方はすぐに心変わりなさいますから」
「殿方に限らず、人の心のありようは目に見えませんからね。
ヒナさんは他人の心を覗き見る魔法でもお持ちなのかしら?」
「そうですよ。
ヒナさんの世界では、女性が好きに男性を選び、王子様へと押し上げるための努力をなさるのでしょう?
どのようにして判断なさるのかしらね。
このお方が私に相応しい相手だと」
ワタシはしばらくキョトンとしていたが、貴族の令嬢たちが、こぞって男性不信を抱えていると知って、ちょっと得意になった。
そしてここはひとつ、恋バナの猛者として、恋愛の醍醐味を教えなければ、と奮起する。人差し指を口元で立てて、あえて小声で口にした。
「ふふふ……そこらへんは、恋の駆け引きってヤツ?
何度か男性とお付き合いをしては別れて、本当にお似合いの相手を探すわけ」
ワタシの返答を耳にして、貴族令嬢たちは一様に目を丸くした。
スプリングなどは手にしていたティーカップを慌てて置いて、ガチャンと荒々しい音を立ててしまったほどである。
「そんな……でも、そう簡単に男女の関係が、切れるものでしょうか?」
「そ、そうですよ。
どの程度まで、男女の仲が深くなったら良いのか、決めかねませんか?」
将来の約束もしていない段階で異性と深く交流するなど、あってはならない事態だ。
口籠る貴族令嬢たちに、ワタシはさらに追い打ちをかけた。
「そうね。男女の仲って、スッゲェ難しいもの。失敗もあるわね、うん。
だから、すぐに別れるヒトもいるし、赤ちゃんを産んでみたんだけど、やっぱ上手くいかねぇわて別れるのもいるわね」
貴族令嬢たちはあまりに衝撃を受けて、絶句する。
扇子を開けて口許を隠すゆとりもなかった。
子供を産んでいながらも、そのお相手と別れるだなんてーーなんて可哀想な女性なんだろう、そして、なんて鬼畜な男性なんだろうーーと思い、深く嘆息する。
「ーー信じられません。
お相手が亡くなったわけでもないのに、赤子がおりながら……」
「改めて、ヒナさんが異世界からいらっしゃったと実感されますわ」
「ええ。そのような混沌とした男女関係を当然視するような世界の方々は、さぞかし異性を見る目が養われておられることでしょうね」
自分の話が想像以上にウケている。ワタシは胸を張った。
「そうね。
魔法なんか使わなくても、私のオトコを見る目に狂いはないし。
よくイケメンゲットしました(たいがいは妄想の中で、だけど)!」
一人の侍女が、難しげな顔になる。
「いけめんげっと? どうゆう意味ですの?」
さらに上機嫌になったワタシは、ティースプーンで紅茶を掻き混ぜながら断言した。
「うふふ。いい男とお付き合いさせてもらった、ということよ。
良い女には良い男が似合うものなの」
自由恋愛など想像もできない貴族令嬢たちは、ほうっと上気して互いに空想に入る。
もし、自分たちに自由な恋愛が可能なら、どういった男性と付き合っていただろうかーーとそれぞれが思いを馳せた。
が、化粧担当の侍女ナーラは、自分の夢想に終止符を打つべく、ブンブンと首を横に振る。
そして、どうにも話がうますぎると思い、冗談混じりに問いかける。
「さすが、魔法使いさん。
でもーー本当は、魔法の力でも使ったんじゃありませんかぁ?」
ワタシは内心、ギクっとした。
ワタシがモテたの、じつは妄想中心ってことがバレちゃってる!?
焦ったワタシの声が震える。
「ま、まーさか。ワタシの素の魅力で十分、モテたわよ。マジで。おほほほ……」
ここで慌てて、話題を切り替える。
「ーーそれはそうと、ワタシ、今宵、姫様に内緒で、お部屋にプレゼントを置くことにしたの。
姫様へのびっくりプレゼントよ。
だからみんなも、お姫様には黙っていてね。
そして、その間、少し席を外してくださらない?」
およそ護衛役からの提案とは思えない要請を受けて、侍女たちはみな怪訝な顔をする。
「席を外せってーー姫様のご婚約が間近だというのに、侍女である私たちが、お側でお仕えしないなんて……」
訝しく思われるのは想定済みだったので、あえて強気で押し切る。
バンとテーブルを叩いて身を乗り出し、ワタシは笑顔を周囲に振り撒いた。
「お側どころか、できればもっと遠くーーそうね、ナイトクラブで、ワタシと落ち合いましょうよ!」
ワタシにしてみれば、いまだ顔も見たことのない婚約候補者ーーアレックとやらに、姫様に対してアタックする最後の機会をくれてやるつもりだった。
(ロバートも、めっちゃ喜んでくれるに違いないわ!)
ワタシはグッと握り拳に力を入れる。
ワタシが醸し出す熱量に戸惑ったらしく、侍女たちは困惑顔で互いに見合わせる。
しばらく、沈黙が場を支配した。
が、それまで黙っていた侍女長クレアが、珍しく口を挟んできた。
「なるほど。お気遣い感謝します。
ヒナさんはお優しいですね」
クレアを除く侍女のみなが、口をあんぐりさせる。
婚約間近の王女殿下を、侍女も付けずに独りにすることの、どこが「お優しい」のか。
ますます眉間に皺を寄せる仲間たちを前にして、クレアだけは澄まし顔をしている。
紅茶を一口飲んだあと、ティーカップを置き、みなの顔を見回してさらに念を押す。
「万事、ヒナ様の言い付け通りにするよう、姫様から仰せつかっております」
侍女長の言葉を受け、貴族令嬢たちはシュンとする。
「それほどの信用を……」
「長年お仕えしている私どもでも、これほどの信頼は得られておりませんわね。
少し残念です」
なんだか、お茶の席がしんみりしてしまった。
ひょっとして、ワタシのせい!?
慌てて両手をバタバタさせ、みなを気遣った。
「なんだかわかんないけど、気にしないでよ。マジで。
オンナ力ではワタシなんかより、貴女たちの方が遥かに上よ。
みんなも、ワタシ並みにメンタルつよつよになって?
ああ~、おめでたついでに、お酒をひっかけたい気分?
今夜もナイトクラブで騒ぎましょうよ。
みんなでボトルを五、六本は空けちゃわね!?」
ナイトクラブで出会った仮面の宝石商ロバートとの交際が順調に進み、ティアラと宝石を贈ってもらえる約束を取り付けたことを報告した。
すると、誰ひとりやっかむことなく、ワタシとロバートの仲を祝福してくれた。
「いいわね。ヒナさんは。ロバートさんが恋人で。宝石商なんでしょ」
「本当、羨ましい。
私たちのお付き合いは万事、両親の決定に従わされますもの」
本音を言えば、ヒナほどの〈魔力持ち〉が平民と付き合うのはどうか、と彼女たちは思っていた。
が、常識が異なる異世界人に対して意見するのは憚られ、結局、侍女たちはみなでロバートとの仲を応援することに決めていた。
そんな裏事情にまったく気付かないで、ワタシは真剣にみなの反応にこたえた。
「まあ、お可哀想に。自由に恋愛ができないなんて……」
貴族令嬢は、家柄で嫁ぎ先が決定する。
自由に恋愛ができないというだけで、貴族になるのは願い下げだ。
が、クレアやローブたちにとって、結婚とは生活の延長にある現実の政治案件だった。
「でも、両親から祝福されたいので。
それに好き勝手にお相手を決めるといっても、どの殿方が誠実なのかは、生活を共にしてみないと、まるでわかりそうにありません」
「そうですわね。殿方はすぐに心変わりなさいますから」
「殿方に限らず、人の心のありようは目に見えませんからね。
ヒナさんは他人の心を覗き見る魔法でもお持ちなのかしら?」
「そうですよ。
ヒナさんの世界では、女性が好きに男性を選び、王子様へと押し上げるための努力をなさるのでしょう?
どのようにして判断なさるのかしらね。
このお方が私に相応しい相手だと」
ワタシはしばらくキョトンとしていたが、貴族の令嬢たちが、こぞって男性不信を抱えていると知って、ちょっと得意になった。
そしてここはひとつ、恋バナの猛者として、恋愛の醍醐味を教えなければ、と奮起する。人差し指を口元で立てて、あえて小声で口にした。
「ふふふ……そこらへんは、恋の駆け引きってヤツ?
何度か男性とお付き合いをしては別れて、本当にお似合いの相手を探すわけ」
ワタシの返答を耳にして、貴族令嬢たちは一様に目を丸くした。
スプリングなどは手にしていたティーカップを慌てて置いて、ガチャンと荒々しい音を立ててしまったほどである。
「そんな……でも、そう簡単に男女の関係が、切れるものでしょうか?」
「そ、そうですよ。
どの程度まで、男女の仲が深くなったら良いのか、決めかねませんか?」
将来の約束もしていない段階で異性と深く交流するなど、あってはならない事態だ。
口籠る貴族令嬢たちに、ワタシはさらに追い打ちをかけた。
「そうね。男女の仲って、スッゲェ難しいもの。失敗もあるわね、うん。
だから、すぐに別れるヒトもいるし、赤ちゃんを産んでみたんだけど、やっぱ上手くいかねぇわて別れるのもいるわね」
貴族令嬢たちはあまりに衝撃を受けて、絶句する。
扇子を開けて口許を隠すゆとりもなかった。
子供を産んでいながらも、そのお相手と別れるだなんてーーなんて可哀想な女性なんだろう、そして、なんて鬼畜な男性なんだろうーーと思い、深く嘆息する。
「ーー信じられません。
お相手が亡くなったわけでもないのに、赤子がおりながら……」
「改めて、ヒナさんが異世界からいらっしゃったと実感されますわ」
「ええ。そのような混沌とした男女関係を当然視するような世界の方々は、さぞかし異性を見る目が養われておられることでしょうね」
自分の話が想像以上にウケている。ワタシは胸を張った。
「そうね。
魔法なんか使わなくても、私のオトコを見る目に狂いはないし。
よくイケメンゲットしました(たいがいは妄想の中で、だけど)!」
一人の侍女が、難しげな顔になる。
「いけめんげっと? どうゆう意味ですの?」
さらに上機嫌になったワタシは、ティースプーンで紅茶を掻き混ぜながら断言した。
「うふふ。いい男とお付き合いさせてもらった、ということよ。
良い女には良い男が似合うものなの」
自由恋愛など想像もできない貴族令嬢たちは、ほうっと上気して互いに空想に入る。
もし、自分たちに自由な恋愛が可能なら、どういった男性と付き合っていただろうかーーとそれぞれが思いを馳せた。
が、化粧担当の侍女ナーラは、自分の夢想に終止符を打つべく、ブンブンと首を横に振る。
そして、どうにも話がうますぎると思い、冗談混じりに問いかける。
「さすが、魔法使いさん。
でもーー本当は、魔法の力でも使ったんじゃありませんかぁ?」
ワタシは内心、ギクっとした。
ワタシがモテたの、じつは妄想中心ってことがバレちゃってる!?
焦ったワタシの声が震える。
「ま、まーさか。ワタシの素の魅力で十分、モテたわよ。マジで。おほほほ……」
ここで慌てて、話題を切り替える。
「ーーそれはそうと、ワタシ、今宵、姫様に内緒で、お部屋にプレゼントを置くことにしたの。
姫様へのびっくりプレゼントよ。
だからみんなも、お姫様には黙っていてね。
そして、その間、少し席を外してくださらない?」
およそ護衛役からの提案とは思えない要請を受けて、侍女たちはみな怪訝な顔をする。
「席を外せってーー姫様のご婚約が間近だというのに、侍女である私たちが、お側でお仕えしないなんて……」
訝しく思われるのは想定済みだったので、あえて強気で押し切る。
バンとテーブルを叩いて身を乗り出し、ワタシは笑顔を周囲に振り撒いた。
「お側どころか、できればもっと遠くーーそうね、ナイトクラブで、ワタシと落ち合いましょうよ!」
ワタシにしてみれば、いまだ顔も見たことのない婚約候補者ーーアレックとやらに、姫様に対してアタックする最後の機会をくれてやるつもりだった。
(ロバートも、めっちゃ喜んでくれるに違いないわ!)
ワタシはグッと握り拳に力を入れる。
ワタシが醸し出す熱量に戸惑ったらしく、侍女たちは困惑顔で互いに見合わせる。
しばらく、沈黙が場を支配した。
が、それまで黙っていた侍女長クレアが、珍しく口を挟んできた。
「なるほど。お気遣い感謝します。
ヒナさんはお優しいですね」
クレアを除く侍女のみなが、口をあんぐりさせる。
婚約間近の王女殿下を、侍女も付けずに独りにすることの、どこが「お優しい」のか。
ますます眉間に皺を寄せる仲間たちを前にして、クレアだけは澄まし顔をしている。
紅茶を一口飲んだあと、ティーカップを置き、みなの顔を見回してさらに念を押す。
「万事、ヒナ様の言い付け通りにするよう、姫様から仰せつかっております」
侍女長の言葉を受け、貴族令嬢たちはシュンとする。
「それほどの信用を……」
「長年お仕えしている私どもでも、これほどの信頼は得られておりませんわね。
少し残念です」
なんだか、お茶の席がしんみりしてしまった。
ひょっとして、ワタシのせい!?
慌てて両手をバタバタさせ、みなを気遣った。
「なんだかわかんないけど、気にしないでよ。マジで。
オンナ力ではワタシなんかより、貴女たちの方が遥かに上よ。
みんなも、ワタシ並みにメンタルつよつよになって?
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