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ある世界に伝わる昔話 怠け者たちと魔王様と悪魔たち

悪魔たちと魔王様

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悪魔はどんどん仲間を呼び出し増やしていきました。

そして悪魔たちは、「魔王様にこの世界を捧げよう」と言い出しました。

たくさんの悪魔たちは、何日も何日も長い長い時間をかけて呪文を唱えてついに魔王様をこの世界に呼び出してしまいました。

魔王様は
「良くぞ、ワシを呼び出した。今宵から毎日が宴じゃ!」
と悪魔たちに言いました。

悪魔たちは全員が大喜びしました。

魔王様や悪魔たちは、世界が滅んでしまえと思っている怠け者たちが一番のご馳走だっだからです。

その日の夜から、魔王様と悪魔たちは怠け者たちを食べ始めました。

魔王様が滅んでしまえと考えている怠け者を食べる度に体が大きくなりどんどん強くなっていきました。

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