不思議なハートの力

ひろの助

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第Ⅵ章。「光の神イクタス」

11、1回戦対牧野(次鋒戦、中堅戦)

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--1回戦対牧野(次鋒戦)--

(浪速剛剣道場VS枚野海剣館)試合の次鋒じほう戦。
浪速が赤、牧野が白である。

次鋒:斎藤大河VS相手方次鋒(名前は、省略する)が始まった。

両者は礼をする。

相手は、身長は普通。強いいて言うなら小柄である。

そして、位置に着き中段に構える。

斎藤も身長は、高くない。
相手と同じくらいである。

「浪速!頑張れ!」
力一杯。朋子は、叫んだ。

斎藤は、積極的に行くしかないと助言を受けていた。
(そう。積極的に。積極的に。
 ぃくんだ。ぃいくんだ。ぃいいくんだ!)

斎藤は、竹刀しないを振りかざす。
「メェェーーン」
相手は、間合いをめ竹刀で受ける。

(う。離れない)
斎藤は、力ずくで押した。
相手の力は強い。
(えぃ。離れろ!)

力一杯押した。
「分かれ」
やっと審判の合図がかかった。
(何分過ぎた?
 30秒か?
 そのぐらい)

斎藤は、自分に腹が立った。
竹刀を振りまくった。
(決まらん。
 クソォーー)
息が切れる瞬間に動きがまった。

そのすきを相手は、逃さない。
竹刀を振りかざし、
「メェーーーーン」

すんでのところで受ける。
(これ以上、点を取られたら)
斎藤の弱気な心がよぎる。
(いけない)

(いけない)
真菜美も思った。
「ファイトだ!あきらめるな!」
声が斎藤の心にひびく。胸が熱い。
気持ちが上がる。

「えぃ!」
斎藤は、力を振りしぼった。
竹刀がどうを打つ。
「バシーー」
はたは、上がらない。

しい)
朋子は、こぶしを握りしめる。

また、相手は、面を打ち間合いを詰めて来る。
つばが競り合う。
(離れろ)
(離れるものか)

「引き分け」
試合終了の号令がかかる。
引き分けである。

「あ、残念」
朋子は、がっかりする。

--1回戦対牧野(中堅ちゅうけん戦)--

(浪速剛剣道場VS枚野海剣館)試合の中堅戦。
浪速が赤、牧野が白である。

中堅:海来峰美(うみらい みねみ)VS相手方中堅(名前は、省略する)が始まった。

両者は礼をする。

浪速は、女性である。だが、小学生の女子は、身長が高い。

あ!よく見ると相手も女性。でも、身長は、そんなに高くない。

海来より低い。小柄である。

「はじめ!」

「バシィーー。バシィ。バシィィーーィ」
竹刀が飛んでくる。

(早い。早い。なんでぇ)海来は、焦(あせ)る。

(神海君。私が挽回ばんかいして見せるから)

「ふん。ふん。ぷん」
朋子は、少し不満げである。

(焼きもち?朋ちゃんらしい)
真菜美は、少し可笑おかしくなった。

海来は、頭上に竹刀をかざし必死で受ける。
「バン。バン。バン」

(身長が私より低い何て思えない)

(ふふふ。めるな)
相手は、防具で見えないが面の隙間すきまから不敵な笑みを浮かべる。

(身長差なんて関係ないのよ)

海来は、有利に最初は見えたが、劣勢れっせいである。

「バシィーーーー。メェェェーーン」
一瞬、観客は、何が起こるとのぞき込んだ。

相手が、面を打った。
それを止めずに頭を振り交わした。
そして、次の瞬間、竹刀を振り下ろした。

赤い旗が3本上がった。

まだ、中堅戦の試合は、続いたが、
相手は、防戦ぼうせんに作戦を変えた。

海来は、もう一本は、取ることは出来なかった。

「勝負あり。赤一本」
号令がかかった。

「神海君。やったよ」
海来は、合図し小声で言った。

神海も笑顔になった。


「もう!まぁ、まぁ、上出来。まぁね」
朋子は、何か不満げであるが、じっとおさえていた。
「浪速。ナイス。ファイトォォォオ」
朋子は、さけんだ。

(不満の発散か?)読者の声。

つづく。 次回(1回戦対牧野(副将戦))
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