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第4章。「東の地球の誕生」
9、見能三界(001~5)
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--見能三界(001)--
「裕也。目が覚めましたか?
心配したわ」
裕也は、目を開けた。
その前には、真菜美の顔があった。
ショートヘヤーで前髪を左右に分け目が丸く見開いていた。
(確かに真菜美だ)
その部屋は、金と銀の光に包まれていた。
(光に溢れてる)裕也は、また、目を閉じた。
そこは、真菜美の部屋であるはずだが、
裕也自身の部屋であった。
裕也は、現実と非現実の狭間にいた。
(そういう時は、安易に動かないことだ)筆者の声。
--見能三界(002)--
「裕也。裕也。裕也」
呼ぶ声がする。
「仏成すると、その人の部屋には、神や仏が宿る」
唐突に意識が流れ込む。
「ルーム スペースです」
(部屋宇宙?
俺は夢を見ているのか?
そう。安易に動かないようにするんだ)
裕也は、用心して身構えた。
「私たちは、金の血を持つ者。
医者です」
部屋に声が響いた。
--見能三界(003)--
金の光を放つ医師が虚空に姿を現した。
隣には、女性が並んでいる。
「私たちは生きているとき、
多くの人の命を救いました。
その、功徳で、
天の世界で、
金の民に生まれ変わりました」
彼らは、自己紹介が終わり、続いて本題を語る。
「私たちは、道を成し遂げた人を守護しなければ成りません。
その代わり裕也には、三界を守る義務があります」
彼らの説明は続く。
「一つ、金の世界。二つ、銀の世界。
三つ、銅の世界」
「そして、鉄の世界。これは、あなたの世界です」
--見能三界(004)--
「合計すると4つの世界を守ることに成ります。
私たちは、あなたと地上の世界を守ります」
そこまで言うと彼らは姿を消した。
今度は、銀に光る民が現れた。
やはり、その隣には女性がいる。
(夫婦なのかなぁ)
「私たちは、日本古来の神です。
神、皆の代理です。
銀の血を持つ者です。
私たちも、あなたを守護すると誓いました」
挨拶してすぐに消えた。
そして、裕也は、目が覚めた。
天空に青く輝く民がいた。
(銅の民?)
下を見ると畳が、輝いていた。
そして、暫くして部屋の輝きは消えていた。
--見能三界(005)--
裕也は、真菜美の部屋で再び目を覚ました。
真菜美は、不思議そうな顔で裕也を見ていた。
「お帰りなさい」
「とうとう、やり遂げた。
俺は生還したんだ」裕也は言った。
裕也から疲労は溶け、元気になっていた。
そして、真菜美に身に起こった出来事を話した。
真菜美は、裕也の話を聞き終わると
「もう、魔族と神様、仏様は、喧嘩しなくて良いのね?」と尋ねた。
「そうだ。
神は、魔物とリレーションした俺を守ると言った。
それは、魔族と争わないと言うことだ」裕也は答えた。
「ありがとう裕也」
真菜美は、目を細めて笑顔に成った。
つづく。 次回(魔族の王(001))
「裕也。目が覚めましたか?
心配したわ」
裕也は、目を開けた。
その前には、真菜美の顔があった。
ショートヘヤーで前髪を左右に分け目が丸く見開いていた。
(確かに真菜美だ)
その部屋は、金と銀の光に包まれていた。
(光に溢れてる)裕也は、また、目を閉じた。
そこは、真菜美の部屋であるはずだが、
裕也自身の部屋であった。
裕也は、現実と非現実の狭間にいた。
(そういう時は、安易に動かないことだ)筆者の声。
--見能三界(002)--
「裕也。裕也。裕也」
呼ぶ声がする。
「仏成すると、その人の部屋には、神や仏が宿る」
唐突に意識が流れ込む。
「ルーム スペースです」
(部屋宇宙?
俺は夢を見ているのか?
そう。安易に動かないようにするんだ)
裕也は、用心して身構えた。
「私たちは、金の血を持つ者。
医者です」
部屋に声が響いた。
--見能三界(003)--
金の光を放つ医師が虚空に姿を現した。
隣には、女性が並んでいる。
「私たちは生きているとき、
多くの人の命を救いました。
その、功徳で、
天の世界で、
金の民に生まれ変わりました」
彼らは、自己紹介が終わり、続いて本題を語る。
「私たちは、道を成し遂げた人を守護しなければ成りません。
その代わり裕也には、三界を守る義務があります」
彼らの説明は続く。
「一つ、金の世界。二つ、銀の世界。
三つ、銅の世界」
「そして、鉄の世界。これは、あなたの世界です」
--見能三界(004)--
「合計すると4つの世界を守ることに成ります。
私たちは、あなたと地上の世界を守ります」
そこまで言うと彼らは姿を消した。
今度は、銀に光る民が現れた。
やはり、その隣には女性がいる。
(夫婦なのかなぁ)
「私たちは、日本古来の神です。
神、皆の代理です。
銀の血を持つ者です。
私たちも、あなたを守護すると誓いました」
挨拶してすぐに消えた。
そして、裕也は、目が覚めた。
天空に青く輝く民がいた。
(銅の民?)
下を見ると畳が、輝いていた。
そして、暫くして部屋の輝きは消えていた。
--見能三界(005)--
裕也は、真菜美の部屋で再び目を覚ました。
真菜美は、不思議そうな顔で裕也を見ていた。
「お帰りなさい」
「とうとう、やり遂げた。
俺は生還したんだ」裕也は言った。
裕也から疲労は溶け、元気になっていた。
そして、真菜美に身に起こった出来事を話した。
真菜美は、裕也の話を聞き終わると
「もう、魔族と神様、仏様は、喧嘩しなくて良いのね?」と尋ねた。
「そうだ。
神は、魔物とリレーションした俺を守ると言った。
それは、魔族と争わないと言うことだ」裕也は答えた。
「ありがとう裕也」
真菜美は、目を細めて笑顔に成った。
つづく。 次回(魔族の王(001))
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