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6.旺祐の機嫌(R-18)
6.旺祐の機嫌(R-18)
優しい力で体を下される。膝立ちになったところでズボン越しに旺祐の中心部分に顔を近付けられる。怜は慣れたように下着の中から緩く勃ち上がったそれに口を付けた。
「ゔ、」
大きくて太くて長い。普通ならきっと入り切らないが、怜の体は旺祐によって作り替えられている。咥え方や舐め方、喉の開き方、全て、旺祐のためだけに覚えた。
口の中で愛撫を始めればどくどくと硬度を上げていく。独特な味と粘り気の白濁を合間に吸っては飲み込み、亀頭を軽く甘噛みをすれば旺祐は小さく体を震わせた。
「はぁ、うまいね、怜」
「口に、だす?」
「うん」
「っゔ!?」
後頭部を掴まれると、旺祐は腰を動かした。喉の奥まで旺祐の怒張が出入りし、息苦しさに涙が出た。意識が保っていられなくなるが、口内に粘り気の強い体液が広がると激しさが落ち着く。
いつものようにコクッと飲み込めば、再び抱き上げられる。
「エッチ、する?」
「するよ」
仕事場でするのだろうかと思っていたが、旺祐は自宅へと連れて行く。仕事場の倍はある空間、リビングのソファーへ下ろされた。
「どうしたら機嫌、直る?」
「ん~、どうしたら良いと思う?」
旺祐は怜の服を脱がしながら質問を質問で返す。室内は常に適温に保たれているはずなのに、『旺祐が拗ねている』ということに緊張が収まらず指先が冷えて行く。ソファーに座る怜の目の前に跪いて見上げてくるだけの旺祐に、余計に不安になる。
「分からないから聞いてるのに」
「考えてよ」
「……旺祐が拗ねているの、やだ」
「嫌なのか?」
「うん」
旺祐の手によって裸になった怜は、そのまま旺祐の首に腕を回して抱きつく。いつもならすぐに抱き締め返してくれるのに、旺祐の手はソファーの上に置かれたままだ。
「機嫌直してほしい。ごめんなさい」
「俺だって拗ねていたくないが、他の男に抱かれたお前を思い出すと面白くないんだ」
「抱かれたって、やめてよ」
よろけたところを助けてもらっただけなのに、『抱かれた』と言われると先ほどの一件が重く感じてしまう。怜は腕に力を込めて旺祐と密着した。
「抱かれてない。旺祐だけだよ」
「あぁ、さっきまではそうだったな」
「嫌だってば。抱かれてない。お願いだからそんな風に言わないで」
「俺だってそんな風に思いたくない」
怜は内心焦りが限界値を超えていた。何故こんなにも焦っているか分からないくらいなのに、早く旺祐の機嫌を直さなければという強迫観念に駆られる。
「旺祐だけだよ。他の人のことなんて考える隙間もない」
「俺もだよ」
「旺祐が、好き。もう旺祐以外とは会わない」
「そうなのか?」
「うん。旺祐とだけいたい。そうしたら、あんなことにはならないし」
「そうだな。でも怜を監禁したいわけじゃないんだが」
「監禁じゃないじゃん。僕が旺祐以外と会いたくないだけで」
「うーん。それだと怜は俺とセックスだけの生活になるぞ?」
一瞬、旺祐のその生活を想像して怖くなった。
結婚し専業主夫となった怜の一日は旺祐一色だ。暇さえあれば体を繋げるし、旺祐が仕事でパソコンと向き合っている時でさえ膝に乗せられることもある。今でさえ行為が多いのにもっと多くなると絶対に体が保たない。
「……頭が馬鹿になりそうで怖い」
「馬鹿になるかどうか試してみるか」
疑問系ではなく断定的な言い方だった。旺祐は素早く自身のズボンを寛げると、怜の後孔を怒張で貫いた。
「――っ!?」
突然の質量と痛みに一瞬呼吸を忘れる。
「っは、朝までシていたから、すんなり入ったな」
「っ、っは、ぁ」
旺祐は怜を貫いた状態で立ち上がり、棚に常備していたローションをたっぷりと後孔に塗り付ける。滑りが良くなったが、体が驚いて追いつけない。
「ゔ、ぁ、あ、ぁん、はぁ」
だが、軽くタンタンと腰を振られると、すぐに自分からは女のような喘ぎ声が出た。浅いところを優しく刺激されるような感覚が気持ち良い。
旺祐によって慣らされた体は快楽を拾うことに長けている。
「気持ちいいか?」
「ぎ、もちぃ、あっ、んはぁ、ああ」
怜は旺祐の首に腕を回し、甘えるようにキスをねだる。
「優しく抱かれて、キスされるの、好きだよな」
「ぅ、ん、すき、好き」
「可愛い」
優しく抱かれて、優しくキスされて、優しい言葉を送られる、そんな行為が大好きだった。旺祐の機嫌が良ければもっと嬉しい。
「あっ、ん、ぁあ」
気持ち良い。
「すき、おゔ、すけ、好き」
「あぁ、愛している」
「あっ!?」
繋がったまま抱き上げられて、体が不安定に揺れて慌てる。太い腕にガッチリと支えられるので落ちる心配はないが、歩く度に振動が伝わり先程とは違う感覚に襲われる。
寝室に到着すると、柔らかなベッド上でまた優しい刺激を与えられた。
このままこの時間だけが続けば良いのに、そう思っていた時だった。
「今日はずっと奥に入れっぱなしにするか」
優しい力で体を下される。膝立ちになったところでズボン越しに旺祐の中心部分に顔を近付けられる。怜は慣れたように下着の中から緩く勃ち上がったそれに口を付けた。
「ゔ、」
大きくて太くて長い。普通ならきっと入り切らないが、怜の体は旺祐によって作り替えられている。咥え方や舐め方、喉の開き方、全て、旺祐のためだけに覚えた。
口の中で愛撫を始めればどくどくと硬度を上げていく。独特な味と粘り気の白濁を合間に吸っては飲み込み、亀頭を軽く甘噛みをすれば旺祐は小さく体を震わせた。
「はぁ、うまいね、怜」
「口に、だす?」
「うん」
「っゔ!?」
後頭部を掴まれると、旺祐は腰を動かした。喉の奥まで旺祐の怒張が出入りし、息苦しさに涙が出た。意識が保っていられなくなるが、口内に粘り気の強い体液が広がると激しさが落ち着く。
いつものようにコクッと飲み込めば、再び抱き上げられる。
「エッチ、する?」
「するよ」
仕事場でするのだろうかと思っていたが、旺祐は自宅へと連れて行く。仕事場の倍はある空間、リビングのソファーへ下ろされた。
「どうしたら機嫌、直る?」
「ん~、どうしたら良いと思う?」
旺祐は怜の服を脱がしながら質問を質問で返す。室内は常に適温に保たれているはずなのに、『旺祐が拗ねている』ということに緊張が収まらず指先が冷えて行く。ソファーに座る怜の目の前に跪いて見上げてくるだけの旺祐に、余計に不安になる。
「分からないから聞いてるのに」
「考えてよ」
「……旺祐が拗ねているの、やだ」
「嫌なのか?」
「うん」
旺祐の手によって裸になった怜は、そのまま旺祐の首に腕を回して抱きつく。いつもならすぐに抱き締め返してくれるのに、旺祐の手はソファーの上に置かれたままだ。
「機嫌直してほしい。ごめんなさい」
「俺だって拗ねていたくないが、他の男に抱かれたお前を思い出すと面白くないんだ」
「抱かれたって、やめてよ」
よろけたところを助けてもらっただけなのに、『抱かれた』と言われると先ほどの一件が重く感じてしまう。怜は腕に力を込めて旺祐と密着した。
「抱かれてない。旺祐だけだよ」
「あぁ、さっきまではそうだったな」
「嫌だってば。抱かれてない。お願いだからそんな風に言わないで」
「俺だってそんな風に思いたくない」
怜は内心焦りが限界値を超えていた。何故こんなにも焦っているか分からないくらいなのに、早く旺祐の機嫌を直さなければという強迫観念に駆られる。
「旺祐だけだよ。他の人のことなんて考える隙間もない」
「俺もだよ」
「旺祐が、好き。もう旺祐以外とは会わない」
「そうなのか?」
「うん。旺祐とだけいたい。そうしたら、あんなことにはならないし」
「そうだな。でも怜を監禁したいわけじゃないんだが」
「監禁じゃないじゃん。僕が旺祐以外と会いたくないだけで」
「うーん。それだと怜は俺とセックスだけの生活になるぞ?」
一瞬、旺祐のその生活を想像して怖くなった。
結婚し専業主夫となった怜の一日は旺祐一色だ。暇さえあれば体を繋げるし、旺祐が仕事でパソコンと向き合っている時でさえ膝に乗せられることもある。今でさえ行為が多いのにもっと多くなると絶対に体が保たない。
「……頭が馬鹿になりそうで怖い」
「馬鹿になるかどうか試してみるか」
疑問系ではなく断定的な言い方だった。旺祐は素早く自身のズボンを寛げると、怜の後孔を怒張で貫いた。
「――っ!?」
突然の質量と痛みに一瞬呼吸を忘れる。
「っは、朝までシていたから、すんなり入ったな」
「っ、っは、ぁ」
旺祐は怜を貫いた状態で立ち上がり、棚に常備していたローションをたっぷりと後孔に塗り付ける。滑りが良くなったが、体が驚いて追いつけない。
「ゔ、ぁ、あ、ぁん、はぁ」
だが、軽くタンタンと腰を振られると、すぐに自分からは女のような喘ぎ声が出た。浅いところを優しく刺激されるような感覚が気持ち良い。
旺祐によって慣らされた体は快楽を拾うことに長けている。
「気持ちいいか?」
「ぎ、もちぃ、あっ、んはぁ、ああ」
怜は旺祐の首に腕を回し、甘えるようにキスをねだる。
「優しく抱かれて、キスされるの、好きだよな」
「ぅ、ん、すき、好き」
「可愛い」
優しく抱かれて、優しくキスされて、優しい言葉を送られる、そんな行為が大好きだった。旺祐の機嫌が良ければもっと嬉しい。
「あっ、ん、ぁあ」
気持ち良い。
「すき、おゔ、すけ、好き」
「あぁ、愛している」
「あっ!?」
繋がったまま抱き上げられて、体が不安定に揺れて慌てる。太い腕にガッチリと支えられるので落ちる心配はないが、歩く度に振動が伝わり先程とは違う感覚に襲われる。
寝室に到着すると、柔らかなベッド上でまた優しい刺激を与えられた。
このままこの時間だけが続けば良いのに、そう思っていた時だった。
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