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13.首の皮
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「どうして、そこまでしてくれるんだ?」
俺は瞬きを繰り返しながら、内心で「お前の神力が欲しいから。理由は俺の使えなくなった魔力の代わりにしたいから」と答える。
だが、そこまで正直に答えては俺の弱みになってしまう。人に弱みを見せないよう、陛下に言われているためニコッと笑って誤魔化す。
「聞いているのか?」
「聞いてるよ」
「じゃあ、何故だ? この対価として俺に何を望む?」
「ん~、好奇心と探究心のためかな~。神力を持つ人間なんて見たことないし」
嘘ではない。探究心が刺激されていることは本当なので、自分の魔力にしながら研究するつもりだ。もちろん自分の魔力がどうなったか調べることも忘れない。
俺は陛下に言われた「嘘を吐きたい時は必ず事実や本音を混ぜなさい」を実践する。
「これを逃せば神力の研究は一生に出来るかどうかだから。神力を使って魔法を行使してみようと思ってるよ。対価としては十分だ」
「……確かに、魔法使いは好奇心旺盛だな」
テオは納得したかしていないか分からない表情だったが、最終的には「そうか」と終わらせた。
「それに俺たちは契約が交わされているし、お互い不利益にはならないから安心しなよ」
「処置は拒まない、だったか?」
「そう。それだけ。他に強要するつもりもないし。俺とキスしなきゃだけど大したことないだろ?」
テオは軽く頷く。キス、粘膜接触に抵抗のないタイプで良かった。他にも何か聞きたそうにしていたが笑顔で会話を終わらせることにした。
「改めてこれからよろしく、テオ」
こうして、テオのおかげで俺の首皮は一枚繋がることになったのだった。
俺は瞬きを繰り返しながら、内心で「お前の神力が欲しいから。理由は俺の使えなくなった魔力の代わりにしたいから」と答える。
だが、そこまで正直に答えては俺の弱みになってしまう。人に弱みを見せないよう、陛下に言われているためニコッと笑って誤魔化す。
「聞いているのか?」
「聞いてるよ」
「じゃあ、何故だ? この対価として俺に何を望む?」
「ん~、好奇心と探究心のためかな~。神力を持つ人間なんて見たことないし」
嘘ではない。探究心が刺激されていることは本当なので、自分の魔力にしながら研究するつもりだ。もちろん自分の魔力がどうなったか調べることも忘れない。
俺は陛下に言われた「嘘を吐きたい時は必ず事実や本音を混ぜなさい」を実践する。
「これを逃せば神力の研究は一生に出来るかどうかだから。神力を使って魔法を行使してみようと思ってるよ。対価としては十分だ」
「……確かに、魔法使いは好奇心旺盛だな」
テオは納得したかしていないか分からない表情だったが、最終的には「そうか」と終わらせた。
「それに俺たちは契約が交わされているし、お互い不利益にはならないから安心しなよ」
「処置は拒まない、だったか?」
「そう。それだけ。他に強要するつもりもないし。俺とキスしなきゃだけど大したことないだろ?」
テオは軽く頷く。キス、粘膜接触に抵抗のないタイプで良かった。他にも何か聞きたそうにしていたが笑顔で会話を終わらせることにした。
「改めてこれからよろしく、テオ」
こうして、テオのおかげで俺の首皮は一枚繋がることになったのだった。
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