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No.1 飛んできた王子様
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橙色の短髪の少女は森の中にある家に住んでいる。
1人暮らしだけど、苦なことなんてないし、前よりも楽しく過ごせている。
1日の大半を過ごすその部屋はドアを開けると鉄さびとオイルの匂いが広がっていた。
普通の人ならきっと嫌がるのだろうけれど、私はこの匂いを好み安心感を得ていた。
その部屋の明かりをつけた私はさっそく作業に取り掛かる。
「ガタっ……ガタ」
ん?
玄関の方から物音がする。
まるで金属と木がぶつかるような音。
少女はその機械だらけの部屋を抜け、玄関の方へ向かう。
ドアを開けると、木材でできた階段には少年が横たわっていた。
鎧を付けた少年が。
「へ?」
その紺色の髪の少年を見ると、鎧はボロボロ。
傷だらけで酷い部分は血が大量に出ているようだった。
まさに死にかけの戦士。
私はその戦士をすぐに家に入れ鎧を外す。
鎧がすでになかった背中には首から腰に掛けて切られた傷。
足と腕は見る限り壊死しているようだった。
傷を見るなり、もう駄目だなと思った。
でも、死ぬぐらいなら……。
★★★★★★★★★★
「だからって!? なんでっ!? こんな風にすんだよ!?」
数日間ベッドで眠りっぱなしだった少年はすっかり元気になり、朝から大声で叫ぶぐらい元気になっていた。
食卓の椅子に座る彼はウインナーを食べるとそれをさしていたフォークの先をこちらに向ける。
「あなたは死にかけだったんだよ?? ……感謝してほしいもんよ、ったく」
私ははぁと溜息をつき、向かいの椅子に腰を下ろす。
「でも、なんで俺の体をサイボーグにするんだよー!?!?」
そう。
彼の体の大半が機械。
私が彼を助けるためにとった手段の結果だった。
両腕、両足、背中、右目、何個かの臓器が人工物に変わっていた。
「助かったんだからいいんじゃないですか??」
「もっといい方法があっただろうっ!? 治療魔法を使うとかなんとかさ……」
「私、魔法使えないんで」
私はカップを持ちコーヒーメーカーで作ったコーヒーを飲む。
うーん!
おいしっ!
私さすがねっ!!
こんなコーヒーメーカーを作るな・ん・て!!
と私がマイコーヒーの美味しさを味わっていると、彼は肘を曲げキコキコと鳴らしてきた。
「うるせっ……」
「まだ調整はしていないんで、あなたが起きたらしようと思っていたの」
「なんだよ……これじゃあ、国に戻れないじゃないか」
「国??」
「ああ、俺はセレスタイン国出身だからな」
「ここ、コーラル国だけど?? 戦争してんでしょ?? ここ、敵国だけど??」
「……分かってる。俺はバカじゃない、王子なんだからそんなことぐらい分かってる」
「王子??」
膝部分も確かめたかったのか、また彼はキコキコ鳴らす。
しつこいわね……。
あとで直してあげるから。
じゃなくって。
「王子?? あの弱小の??」
「ああ……そうだよ。弱小国の王子だよ」
さっきまで元気よく私の機械に文句ばっかり言っていた彼は急に曇った表情をする。
そして、王子の彼は品よくフォークを置いた。
「それで、王子のあなたは戦争でやられてなんでこんなところにいるの?? 戦場からはかなり離れているじゃないの??」
そう、ここは現在戦争が繰り広げられている場所よりかなり離れた地だった。
国境付近ですらない強国コーラル国のこの場所は戦争とは無縁と思える場所。
なぜ、こんなところに彼はいるのか、私にとって不思議だった。
「ここに来たのはある魔術師が魔法で死にかけの俺を転送したからさ。アイツがいなかったらきっと俺は死んでいた」
「相当ピンチだったのね……」
「彼はきっとこの世にはいないだろうな」
「……」
何も言えない私。
平和しか知らないであろう小鳥のさえずりが聞こえる。
あなたは死にかけでも、
大切な部下を失っても、
私の所にきた。
これはどういうバグだろうか??
ねぇ、公式さん。
全然シナリオ通りに動かない私が悪いんですか??
仕方ない。
彼が命を懸けてきたのなら、
家出までして現実を逃げてきた私は動きましょう。
そう、ここは乙女ゲームの世界。
ほぼ記憶にない前世にプレイしたゲームの世界。
さっきは知らないフリをしていたけれど、彼のことは知ってる。
将来、大国になるセレスタイン国の王子、デニス君。
私はバンっと机を叩くと、目玉焼きとウインナーが乗っていた皿が揺れた。
立ち上がった私はデニスに向かってガッツポーズ。
「さぁ、行きましょ」
「どこにだよ」
「あなたの国よ。まさか国民を見捨てるんじゃないでしょうね??」
私は元・コーラル国の令嬢のシエンナで、悪役令嬢。
ストーリー通りに動けば私の運命もバットエンドしかない。
だから、ここにいたのに。
けれど、なんでかあなたはやってきた。
あなたは私の一番の敵だけれど、国民を巻き込むつもりはない。
「そうだが、まずはご飯食べてからにしないか??」
「ええ、そうね」
引いていた椅子を戻し、座る。
目の前にはパクパクと目玉焼きを食べる王子様。
ねぇ、知ってる??
王子様に会うのはこれで5回目。
あなたも死んで、私も死ぬ。
そんな人生を4回もしてきたのよ。
もう嫌だから、
いつか救えるようにと考えて、
私は機械のことを勉強していたのだけれど。
(おかげさまで美味しいコーヒーを作れるコーヒーメーカーができたのだけれど)
サイボーグにする予定はなかったのよ。
でも、許して。
あなたには生きてほしいの。
主人公を悲しませないで。
「ん?どうした??」
私が手を止めてデニスを見つめていたら、視線を感じたのか彼はキョトンした顔でこちらを向く。
「ううん。なんでもないわ」
私はそう言うと冷めた朝食を食べ始めた。
1人暮らしだけど、苦なことなんてないし、前よりも楽しく過ごせている。
1日の大半を過ごすその部屋はドアを開けると鉄さびとオイルの匂いが広がっていた。
普通の人ならきっと嫌がるのだろうけれど、私はこの匂いを好み安心感を得ていた。
その部屋の明かりをつけた私はさっそく作業に取り掛かる。
「ガタっ……ガタ」
ん?
玄関の方から物音がする。
まるで金属と木がぶつかるような音。
少女はその機械だらけの部屋を抜け、玄関の方へ向かう。
ドアを開けると、木材でできた階段には少年が横たわっていた。
鎧を付けた少年が。
「へ?」
その紺色の髪の少年を見ると、鎧はボロボロ。
傷だらけで酷い部分は血が大量に出ているようだった。
まさに死にかけの戦士。
私はその戦士をすぐに家に入れ鎧を外す。
鎧がすでになかった背中には首から腰に掛けて切られた傷。
足と腕は見る限り壊死しているようだった。
傷を見るなり、もう駄目だなと思った。
でも、死ぬぐらいなら……。
★★★★★★★★★★
「だからって!? なんでっ!? こんな風にすんだよ!?」
数日間ベッドで眠りっぱなしだった少年はすっかり元気になり、朝から大声で叫ぶぐらい元気になっていた。
食卓の椅子に座る彼はウインナーを食べるとそれをさしていたフォークの先をこちらに向ける。
「あなたは死にかけだったんだよ?? ……感謝してほしいもんよ、ったく」
私ははぁと溜息をつき、向かいの椅子に腰を下ろす。
「でも、なんで俺の体をサイボーグにするんだよー!?!?」
そう。
彼の体の大半が機械。
私が彼を助けるためにとった手段の結果だった。
両腕、両足、背中、右目、何個かの臓器が人工物に変わっていた。
「助かったんだからいいんじゃないですか??」
「もっといい方法があっただろうっ!? 治療魔法を使うとかなんとかさ……」
「私、魔法使えないんで」
私はカップを持ちコーヒーメーカーで作ったコーヒーを飲む。
うーん!
おいしっ!
私さすがねっ!!
こんなコーヒーメーカーを作るな・ん・て!!
と私がマイコーヒーの美味しさを味わっていると、彼は肘を曲げキコキコと鳴らしてきた。
「うるせっ……」
「まだ調整はしていないんで、あなたが起きたらしようと思っていたの」
「なんだよ……これじゃあ、国に戻れないじゃないか」
「国??」
「ああ、俺はセレスタイン国出身だからな」
「ここ、コーラル国だけど?? 戦争してんでしょ?? ここ、敵国だけど??」
「……分かってる。俺はバカじゃない、王子なんだからそんなことぐらい分かってる」
「王子??」
膝部分も確かめたかったのか、また彼はキコキコ鳴らす。
しつこいわね……。
あとで直してあげるから。
じゃなくって。
「王子?? あの弱小の??」
「ああ……そうだよ。弱小国の王子だよ」
さっきまで元気よく私の機械に文句ばっかり言っていた彼は急に曇った表情をする。
そして、王子の彼は品よくフォークを置いた。
「それで、王子のあなたは戦争でやられてなんでこんなところにいるの?? 戦場からはかなり離れているじゃないの??」
そう、ここは現在戦争が繰り広げられている場所よりかなり離れた地だった。
国境付近ですらない強国コーラル国のこの場所は戦争とは無縁と思える場所。
なぜ、こんなところに彼はいるのか、私にとって不思議だった。
「ここに来たのはある魔術師が魔法で死にかけの俺を転送したからさ。アイツがいなかったらきっと俺は死んでいた」
「相当ピンチだったのね……」
「彼はきっとこの世にはいないだろうな」
「……」
何も言えない私。
平和しか知らないであろう小鳥のさえずりが聞こえる。
あなたは死にかけでも、
大切な部下を失っても、
私の所にきた。
これはどういうバグだろうか??
ねぇ、公式さん。
全然シナリオ通りに動かない私が悪いんですか??
仕方ない。
彼が命を懸けてきたのなら、
家出までして現実を逃げてきた私は動きましょう。
そう、ここは乙女ゲームの世界。
ほぼ記憶にない前世にプレイしたゲームの世界。
さっきは知らないフリをしていたけれど、彼のことは知ってる。
将来、大国になるセレスタイン国の王子、デニス君。
私はバンっと机を叩くと、目玉焼きとウインナーが乗っていた皿が揺れた。
立ち上がった私はデニスに向かってガッツポーズ。
「さぁ、行きましょ」
「どこにだよ」
「あなたの国よ。まさか国民を見捨てるんじゃないでしょうね??」
私は元・コーラル国の令嬢のシエンナで、悪役令嬢。
ストーリー通りに動けば私の運命もバットエンドしかない。
だから、ここにいたのに。
けれど、なんでかあなたはやってきた。
あなたは私の一番の敵だけれど、国民を巻き込むつもりはない。
「そうだが、まずはご飯食べてからにしないか??」
「ええ、そうね」
引いていた椅子を戻し、座る。
目の前にはパクパクと目玉焼きを食べる王子様。
ねぇ、知ってる??
王子様に会うのはこれで5回目。
あなたも死んで、私も死ぬ。
そんな人生を4回もしてきたのよ。
もう嫌だから、
いつか救えるようにと考えて、
私は機械のことを勉強していたのだけれど。
(おかげさまで美味しいコーヒーを作れるコーヒーメーカーができたのだけれど)
サイボーグにする予定はなかったのよ。
でも、許して。
あなたには生きてほしいの。
主人公を悲しませないで。
「ん?どうした??」
私が手を止めてデニスを見つめていたら、視線を感じたのか彼はキョトンした顔でこちらを向く。
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