悪役令嬢の私は王子をサイボーグにしたのでした

突然、家の前に現れた傷だらけの兵士。
この人、もう助からないわね。
そう判断した私は彼の体をいじってサイボーグにしたの。
だけれど、目覚めた彼は文句を言ってくる。
助けてあげたんだから、お礼ぐらい言ってほしいものね。
なんなら、私を女神とあがめてもいいわ。
……とまでは言わない。
あなたは戦争で勝ち、王城に帰って主人公を幸せにしたらそれでいい、お礼もいらない。
もう彼女を悲しませないで。

そう、彼は王子で乙女ゲームの攻略対象者。
そして、私は家から逃げた悪役令嬢。

さぁ、王子様。
主人公と幸せになるのよっ!!

機械ヲタクの悪役令嬢とサイボーグの弱小国王子が織りなすラブコメディ。

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