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第一章
安全な女
翌朝、目が醒めた時には殿下はもう、いなかった。
ベッドサイドに「今日は仕事は休め」という走り書きが残され、わたしは眉間に皺を寄せる。
普段使わない筋肉を強制的に動かされたおかげで、体中ミシミシするし、特に脚の付け根はヒリヒリして身体もだるい。仕事なんてできる状態でないのは確かだけれど、特別業務のおかげで本来の秘書官の通常業務ができないないなんて、要するにただの愛人ではないか。
わたしは唇を噛んで、殿下のメモを握り潰す。屑籠に捨てる寸前で思いなおし、綺麗に伸ばしてサイドテーブルに置いておく。……王子殿下の書いたものを捨てるのは不敬にあたるかもしれないと気づいたから。
わたしは豪華なベッドの上で、溜息をつく。
本当に純潔を失ってしまった。……ジョンソンの心配の通りに。
自身、危惧していたことではあるが、どこかでそんなことにはならないと、殿下を信じたい気持ちがあった。
殿下はきっと、戦地から戻って、物珍しい子猫を揶揄って遊んでいるだけだって。
自ら国のために戦場に立ってきた人だから、王族の責任だってわかっているはずだ。王太子殿下に男児が生まれていなくて、王統の存続のために自分の結婚が急がれていることも。
わたしが茫然としていると、ノックの音がして、外から声がかかる。
「ミス・アシュバートン、お目覚めですか? ノーラです、おはようございます。朝のお茶をお持ちしてもよろしいですか?」
わたしはハッとして、自分の身体を見下ろす。
殿下に無理矢理、寝間着とガウンを剥ぎ取られたまま、わたしは裸のままだ。ノーラは昨夜、わたしに何が起きたが当然、知っているだろうけど、だからこそ、今は顔を見たくもなかった。
ノーラは命令に従っただけで、悪くはない。わかっている。でも要するに殿下の味方であって、わたしの味方ではない。
次の瞬間、わたしはほとんど無意識に叫んでいた。
「いらない! 入ってこないで!」
わたしは羽毛の上掛けを手繰り寄せ、すっぽりと頭からかぶって身を隠す。
「……ミス・アシュバートン? お加減が悪いのですか?」
いいわけないじゃないの、と反論したかったけれど、彼女が悪いわけじゃないのはわかっているし、彼女を責めるのはお角違いなのもわかってる。でもこの現状を唯々諾々と受け入れるわけにいかない、受け入れたくはないという、意思表示はしたかった。
「誰も来ないで!」
わたしが上掛けを頭からかぶったまま言えば、カチャッと音がして扉が開き、ノーラが中をのぞいたらしい。
「レディ……体調が悪いのですか。せめてお茶だけでも……」
「いらない! あちらに行って!」
ノーラは戸惑っているようだが、しばらくしてから扉を開け、何かワゴンを室内に入れるような音がした。
「御朝食、こちらに置いておきますね。お茶だけでも召し上がってください。……もし、ご用がありましたら、いつでも呼び鈴を鳴らしてください」
ノーラが出て行ったらしい音を確認して、わたしがそっと上掛けから顔を出すと、ベッドの側にワゴンが置いてあって、白いクロスをかけた、お茶のセットと朝食らしきが乗っていた。
……わたし上掛けをはねのけ、ベッドの上で天蓋の天井を眺める。
窓からは朝の光が差し込んで、窓側のカーテンは開かれていたから、天蓋の天井部分に描かれた豪華な絵画もよく見えた。
薔薇の花が咲き誇る場所で、戯れる妖精と羊飼いの少年。
何かの神話をモチーフにした絵なんだろう。……羊飼いの少年は黒髪で、何となく殿下に似ている気がした。
これから、わたしはどうなるんだろう……。
祖母の入院は少なくとも二か月はかかる、とロベルトさんは言っていた。心臓の権威であるコーネル医師の下で治療を受けられるなら、きっと祖母にはいいのだろう。ずっと、辛い思いばかりしてきた祖母が、貴族の誇りを満たされて暮らせるなら、入院生活も悪くはない。――目の玉が飛び出るような費用が掛かるに違いないけれど。
殿下の援助がなければ祖母の治療はあり得なくて、その援助を引き出すためには、殿下の言いなりになるしかない。要するに金のために身体を差し出すのと同じことだけれど、「秘書官の業務」だと言ってもらえるだけ、まだマシなのか。
選択肢なんて、わたしには最初からなかった。
こうして落ちついて思い返せば、最初からいろいろと不自然だった。
強引に秘書官に登用されて、パーティーやオペラや食事に付き合わされて。もしバレたら醜聞になりかねないのに、殿下の周囲の人々――ロベルトさんもミス・リーンも、このアパートメントの使用人たち――も誰もが妙に好意的だった。すべてお膳立てされているような、妙な雰囲気だった。
だってアルバート殿下には戦前からレコンフィールド公爵令嬢という、れっきとした恋人がいると、王都の人間は信じていたのに、愛人モドキの秘書官を連れまわしても、殿下の周囲の誰も眉を顰めないなんて、よく考えたらおかしな話だ。
レコンフィールド公爵は王妃陛下の実家だ。王太子妃殿下のご実家はエルドリッジ公爵家。……よくは知らないけれど、この二つの公爵家は代々、あまり仲がよくないらしい。もしかしたら派閥のバランスの問題で、アルバート殿下の妃はレコンフィールド公爵家から、出さねばならないのかもしれない。
だとすれば、殿下がどれほど足掻いたところで、遠からずレコンフィールド公爵令嬢との婚約は決まるだろう。貴族社会ではそれが規定路線であれば、殿下が他のご令嬢と付き合うようなことも不可能だ。
だからせめて結婚前くらいは、殿下の自由にさせてガス抜きさせようという、周囲の思惑だったのだ。戦地で女の子と遊ぶ暇も機会もなかったアルバート殿下の、束の間の青春の疑似体験。政略的な結婚の前の、ちょっとした火遊び。
その相手に、わたし、エルスペス・アシュバートンという女はうってつけだった。
後腐れがなくて、爵位も財産も、煩い保護者もおらず、病弱な祖母という、弱みまである。その気になれば力で捻り潰せる無力な女。――一時の遊び相手には、これ以上ないほどピッタリだ。
しかも処女で、病気の心配もない。
これについては実は、クルツ主任や他の護衛の人にさりげなく探りを入れて、現地の娼婦に蔓延している、性感染症のことだとわかった。病気の名前は聞いたことがあったけれど、そんな理由で感染する病気だったなんて、初めて知った。わたしが好きだった詩人や音楽家が何人も、その病気で死んでいる。病気が流行っているのを知っているのに、如何わしい場所に出入りするなんて、男ってホント馬鹿だけど、昨夜の殿下の様子を見ていて、何となく納得した。――彼らはきっと、性欲には抗えない生き物なのだ。
どうやら、戦地での病気の蔓延はシャレにならない事態だったらしい。殿下は責任ある立場だったから、さすがにそんな場所には行けなくて、ずっと我慢を強いられてきたんだろう。意に染まない結婚相手への不満を逸らし、性欲を解消させるための女が、それも病気の心配のない安全な女が必要だったのだ。
そこまで考えて、わたしは暗澹たる気分になる。
いったいいつから、わたしは殿下の性欲処理要員として周囲に意識されていたのだろうか。
ロベルトさんは、かなり早い時期からわたしをその手の女として見ていたのだろう。ミス・リーンも、そしてこのアパートメントのジュリアンやノーラも。わたしが為すすべなく、蜘蛛の巣に絡み取られていく様子を、半ば同情しながら、半ば愚かだと嘲笑しながら、見ていたに違いない。
これからのことを考えると、食欲もわかないし、何をする気も起きなかった。
わたしはベッドのわきのワゴンを一瞥すると、寝返りを打ってそれに背を向けた。
ベッドサイドに「今日は仕事は休め」という走り書きが残され、わたしは眉間に皺を寄せる。
普段使わない筋肉を強制的に動かされたおかげで、体中ミシミシするし、特に脚の付け根はヒリヒリして身体もだるい。仕事なんてできる状態でないのは確かだけれど、特別業務のおかげで本来の秘書官の通常業務ができないないなんて、要するにただの愛人ではないか。
わたしは唇を噛んで、殿下のメモを握り潰す。屑籠に捨てる寸前で思いなおし、綺麗に伸ばしてサイドテーブルに置いておく。……王子殿下の書いたものを捨てるのは不敬にあたるかもしれないと気づいたから。
わたしは豪華なベッドの上で、溜息をつく。
本当に純潔を失ってしまった。……ジョンソンの心配の通りに。
自身、危惧していたことではあるが、どこかでそんなことにはならないと、殿下を信じたい気持ちがあった。
殿下はきっと、戦地から戻って、物珍しい子猫を揶揄って遊んでいるだけだって。
自ら国のために戦場に立ってきた人だから、王族の責任だってわかっているはずだ。王太子殿下に男児が生まれていなくて、王統の存続のために自分の結婚が急がれていることも。
わたしが茫然としていると、ノックの音がして、外から声がかかる。
「ミス・アシュバートン、お目覚めですか? ノーラです、おはようございます。朝のお茶をお持ちしてもよろしいですか?」
わたしはハッとして、自分の身体を見下ろす。
殿下に無理矢理、寝間着とガウンを剥ぎ取られたまま、わたしは裸のままだ。ノーラは昨夜、わたしに何が起きたが当然、知っているだろうけど、だからこそ、今は顔を見たくもなかった。
ノーラは命令に従っただけで、悪くはない。わかっている。でも要するに殿下の味方であって、わたしの味方ではない。
次の瞬間、わたしはほとんど無意識に叫んでいた。
「いらない! 入ってこないで!」
わたしは羽毛の上掛けを手繰り寄せ、すっぽりと頭からかぶって身を隠す。
「……ミス・アシュバートン? お加減が悪いのですか?」
いいわけないじゃないの、と反論したかったけれど、彼女が悪いわけじゃないのはわかっているし、彼女を責めるのはお角違いなのもわかってる。でもこの現状を唯々諾々と受け入れるわけにいかない、受け入れたくはないという、意思表示はしたかった。
「誰も来ないで!」
わたしが上掛けを頭からかぶったまま言えば、カチャッと音がして扉が開き、ノーラが中をのぞいたらしい。
「レディ……体調が悪いのですか。せめてお茶だけでも……」
「いらない! あちらに行って!」
ノーラは戸惑っているようだが、しばらくしてから扉を開け、何かワゴンを室内に入れるような音がした。
「御朝食、こちらに置いておきますね。お茶だけでも召し上がってください。……もし、ご用がありましたら、いつでも呼び鈴を鳴らしてください」
ノーラが出て行ったらしい音を確認して、わたしがそっと上掛けから顔を出すと、ベッドの側にワゴンが置いてあって、白いクロスをかけた、お茶のセットと朝食らしきが乗っていた。
……わたし上掛けをはねのけ、ベッドの上で天蓋の天井を眺める。
窓からは朝の光が差し込んで、窓側のカーテンは開かれていたから、天蓋の天井部分に描かれた豪華な絵画もよく見えた。
薔薇の花が咲き誇る場所で、戯れる妖精と羊飼いの少年。
何かの神話をモチーフにした絵なんだろう。……羊飼いの少年は黒髪で、何となく殿下に似ている気がした。
これから、わたしはどうなるんだろう……。
祖母の入院は少なくとも二か月はかかる、とロベルトさんは言っていた。心臓の権威であるコーネル医師の下で治療を受けられるなら、きっと祖母にはいいのだろう。ずっと、辛い思いばかりしてきた祖母が、貴族の誇りを満たされて暮らせるなら、入院生活も悪くはない。――目の玉が飛び出るような費用が掛かるに違いないけれど。
殿下の援助がなければ祖母の治療はあり得なくて、その援助を引き出すためには、殿下の言いなりになるしかない。要するに金のために身体を差し出すのと同じことだけれど、「秘書官の業務」だと言ってもらえるだけ、まだマシなのか。
選択肢なんて、わたしには最初からなかった。
こうして落ちついて思い返せば、最初からいろいろと不自然だった。
強引に秘書官に登用されて、パーティーやオペラや食事に付き合わされて。もしバレたら醜聞になりかねないのに、殿下の周囲の人々――ロベルトさんもミス・リーンも、このアパートメントの使用人たち――も誰もが妙に好意的だった。すべてお膳立てされているような、妙な雰囲気だった。
だってアルバート殿下には戦前からレコンフィールド公爵令嬢という、れっきとした恋人がいると、王都の人間は信じていたのに、愛人モドキの秘書官を連れまわしても、殿下の周囲の誰も眉を顰めないなんて、よく考えたらおかしな話だ。
レコンフィールド公爵は王妃陛下の実家だ。王太子妃殿下のご実家はエルドリッジ公爵家。……よくは知らないけれど、この二つの公爵家は代々、あまり仲がよくないらしい。もしかしたら派閥のバランスの問題で、アルバート殿下の妃はレコンフィールド公爵家から、出さねばならないのかもしれない。
だとすれば、殿下がどれほど足掻いたところで、遠からずレコンフィールド公爵令嬢との婚約は決まるだろう。貴族社会ではそれが規定路線であれば、殿下が他のご令嬢と付き合うようなことも不可能だ。
だからせめて結婚前くらいは、殿下の自由にさせてガス抜きさせようという、周囲の思惑だったのだ。戦地で女の子と遊ぶ暇も機会もなかったアルバート殿下の、束の間の青春の疑似体験。政略的な結婚の前の、ちょっとした火遊び。
その相手に、わたし、エルスペス・アシュバートンという女はうってつけだった。
後腐れがなくて、爵位も財産も、煩い保護者もおらず、病弱な祖母という、弱みまである。その気になれば力で捻り潰せる無力な女。――一時の遊び相手には、これ以上ないほどピッタリだ。
しかも処女で、病気の心配もない。
これについては実は、クルツ主任や他の護衛の人にさりげなく探りを入れて、現地の娼婦に蔓延している、性感染症のことだとわかった。病気の名前は聞いたことがあったけれど、そんな理由で感染する病気だったなんて、初めて知った。わたしが好きだった詩人や音楽家が何人も、その病気で死んでいる。病気が流行っているのを知っているのに、如何わしい場所に出入りするなんて、男ってホント馬鹿だけど、昨夜の殿下の様子を見ていて、何となく納得した。――彼らはきっと、性欲には抗えない生き物なのだ。
どうやら、戦地での病気の蔓延はシャレにならない事態だったらしい。殿下は責任ある立場だったから、さすがにそんな場所には行けなくて、ずっと我慢を強いられてきたんだろう。意に染まない結婚相手への不満を逸らし、性欲を解消させるための女が、それも病気の心配のない安全な女が必要だったのだ。
そこまで考えて、わたしは暗澹たる気分になる。
いったいいつから、わたしは殿下の性欲処理要員として周囲に意識されていたのだろうか。
ロベルトさんは、かなり早い時期からわたしをその手の女として見ていたのだろう。ミス・リーンも、そしてこのアパートメントのジュリアンやノーラも。わたしが為すすべなく、蜘蛛の巣に絡み取られていく様子を、半ば同情しながら、半ば愚かだと嘲笑しながら、見ていたに違いない。
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