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20、情事 二*
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僕は彼女の花弁に先端を押し当てて擦り付け、滑りをよくするために蜜をまぶす。それから蜜口への侵入を試みた。子供も産んでいる女性だから、そんなにはキツくないはず……とは思ったが、やはり緊張があるのだろう。先端を沈めただけでも、かなりの締め付けに僕はぐっと眉を顰める。
「う……」
ローズマリーもまた苦痛を堪えるのように眉を顰め、いやいやと言う風に首を振る。
「痛い? だいぶ解したけど、まだきつい……すまない少しだけ、我慢して……」
僕は上半身を倒し、ローズマリーの額と頬、固く閉じた瞼にキスを落とし、髪を撫でる。慎重に腰を進め、隘路をこじ開けて最奥まで満たし、僕は息をついた。そのまま肩口に顔を埋めて覆い被さり、裸の胸と胸をぴったり合わせ、でも体重をかけないよう片腕で支えて、もう片腕を背中に回しぎゅっと抱きしめる。僕の胸で彼女の柔らかな胸が潰される感触。心臓の鼓動、荒い息遣い。内部は温かくて、腰が溶けそうに気持ちがいい。
「全部、入った。……痛い?」
「……だい、じょうぶ……」
わずかな身じろぎにつれて、彼女の中がぞわりと動き、痺れるような感覚が背筋を這いあがる。
「はあ……ローズの中……すごく悦い……」
耳元で囁けば、熱い息がくすぐったいのか、ローズマリーが顔を背け、身を捩る。そのわずかな動きが僕の楔に響いて、僕は快感でうめき声を漏らしてしまう。
「うう……ローズ、我慢できない……動くよ……」
僕はベッドに両手をついて体を少し浮かし、彼女の中からゆっくりと抜け出す。するとローズマリーの両腕が、引き留めるように僕の背中に回されて、僕はその勢いに押されるように、一気に奥を穿つ。
「あっ……」
肌と肌のぶつかる音がして、ローズマリーの白い胸が揺すぶられる。ゆっくり抜け出して一気に突く、これを繰り返していくと、ローズマリーの身体も快感を拾い始め、内部が僕を締め付け、喘ぎ声が甘くなる。僕もまた、濡れて蠢くように包み込む彼女の感触に、我知らず息が上がる。
「気持ち、いい? ……ローズ?」
「んっ……んあっ……こんなっ……んんっ……ああっ……」
声を漏らすまいと噛みしめる唇を唇で塞ぎ、舌で舐めて唾液を吸い上げる。
「んんっ、んっ……はっ……ああっ、あっ……」
「声、我慢しなくていい……」
「でも、こんな、ひるまっからっ……ルーカスがっ……ああっ……」
必死に顔を左右に振り、快感を逃そうとするかのように身もだえるローズマリーの、目はすでに潤んで、目尻に涙が溜まっている。僕は彼女の両膝の裏を掴んでグイっと両脚を広げ、さらに抽挿を深くした。圧し掛かるようにして最奥を突けば、ローズマリーが白い身体を仰け反らせ、喘ぐ。
「あああっ……ああっ、あっ……あっ、あっ、ああっ……」
「くっ……ローズ……はあ、はあっ……」
突き上げるたびに揺れる白い胸、律動のリズムに合わせ、彼女の唇からはこらえきれない声が零れ落ちる。彼女の中を剛直が出入りするたびに、掻きだされた愛液がぐじゅぐじゅと水音を立て、白い太ももを流れ落ち、敷布に滴っていく。
「すごい……ローズ、気持ちいいんだね?」
「はっ、ああっ、だって……ああっ、こんなの、知らなっ……ああっ、やだっ、またっ……あああっ……」
再び達して羞恥心も露わに身を捩る、彼女の素直な反応が可愛らしくて、僕の興奮もいやが上にも高まる。
――もしかしたら、ローズは中でイったのは初めてなのかも――
なんとなくそんなことを思い、僕は勝ったような気持ちになる。絶頂から戻ってきて弛緩した瞬間を狙い、震えて絡みつく襞を振り切るように腰を動かしてやれば、ローズは悲鳴を上げて僕に縋りついた。激しい行為に寝台が軋む。
「ああっ、あっ、あっ……」
心のどこかで、無理をさせてはいけないとわかっているのに、僕の身体は欲望に突き動かされて勝手に暴走する。ローズマリーがもたらす快感に、僕の全身から汗が吹き出し、額からこめかみを汗が伝う。ぬるつく襞の締め付けに耐え切れなくなり、僕の楔が限界まで膨れ上がる。
「ローズ、……ああっ……出るっ……」
彼女の中にすべてを注ぎ込むのと、その刺激でローズがもう一度達するのが同時で、僕たちはどちらからともなく固く抱きしめ合い、口づけを交わした。
抱き合ったまま二人とも眠ってしまい、僕が目を覚ました時、すでに陽は翳って、部屋は薄暗かった。
僕はベッドに身を起こし、まだ眠っているローズマリーの裸体に上掛けをかけて覆うと、ベッドサイドの紐を引いた。
すぐにメイドがやってきてノックするので、僕が声をかける。
「入って」
音もなく扉をあけたメイドのアリスは、ローズマリーの部屋のベッドで裸でいる僕を見ても、みじんも動揺を見せない。――おそらくは、二人でこの部屋に籠ったあたりで、こうなることを予測していたのかもしれない。
「お湯とリネンを――それからミネラル・ウォーターを」
「かしこまりました」
アリスは僕の隣の、もう一人分のふくらみを一瞥し、頭を下げて出て行く。やがて洗面器とお湯の入った水差し、リネンを運んできて、洗面器スタンドにセットする。それからいったん、室外に出て、廊下のワゴンからミネラル・ウォーターの瓶とグラスを二つ、盆にのせてそれをサイドテーブルに置く。
「奥様と坊ちゃまは先にお茶を召し上がっていらっしゃいますが――」
「ああ、悪いが今日は無理だ。夕食までゆっくりする。……特に問題はなかったな」
「はい、承知いたしました」
メイドが下がり、パタンとドアが閉まった音で、ローズマリーが目を覚まして、身じろぎする。
「……起きた? ローズ」
「あ……」
「水飲む?」
僕がミネラル・ウォーターの瓶からグラスに水を注ぎ、それを手渡してやると、大人しく受け取ってゴクゴクと飲み、そうしてあっと気づく。
ベッドに入る前になかったものがあるということは――
「誰か、この部屋に……」
「さっき持ってきてもらった」
「!!」
ローズマリーが絶句するが、僕は気にせずに言う。
「あそこ、きれいに拭いておかないと。病気の原因は細菌だと、最新の研究で明らかになりつつある」
「はあ……」
僕がお湯で絞ったリネンを手に迫れば、ローズマリーは必死の形相で首を振る。
「や……やめ、自分でします!」
「ダメだよ、お腹の子に何かあったらいけない。医者を信じなさい」
「でも、それは……」
僕は彼女の腰を捕まえ、半ば強引に脚を開かせて清拭する。
「特に体に不調はないね?」
「い、いまのところは……」
真っ赤になってそっぽを向くローズマリーの肩を抱き寄せ、うなじを固定して唇を奪う。
「んんっ……」
僕は額と額を突き合わせ、至近距離で宣言する。
「これで、君のお腹の子は僕の子だ。……いいね、ここを出ていくなんて考えないこと。君は、僕のものだよ」
「イライアス……わたし……」
「ローズ?」
何か言いかけてためらう彼女に、僕は辛抱強く待った。
「……あなたは、これでいいの? 愚かなわたしの子供を、どうして引き受けようとするの?」
「ローズ……何度も言わせないで。ここにいるのはもう、僕の子だ」
僕が彼女の腹に触れて断言する。それでも、不安そうに紫の瞳が揺れ、彼女が目を伏せる。
「イライアス……デニスも、クライブも、子供ができたらわたしを捨てたわ……あなたも……」
「ローズ……僕は彼らとは違う。子供がいるのは最初からわかってる。捨てるくらいなら、そもそも拾わない」
僕はローズの唇にもう一度軽く触れるだけのキスをして、安心させるように抱きしめる。
「でも、怖いの……信じるのが怖い」
「……じゃあ、信じなくていい」
「イライアス?」
紫色の瞳を見開いて、僕を凝視するローズマリーに、僕は微笑んだ。
「君が信じなくても、僕は捨てないから。ただ、ここにいればいい」
「う……」
ローズマリーもまた苦痛を堪えるのように眉を顰め、いやいやと言う風に首を振る。
「痛い? だいぶ解したけど、まだきつい……すまない少しだけ、我慢して……」
僕は上半身を倒し、ローズマリーの額と頬、固く閉じた瞼にキスを落とし、髪を撫でる。慎重に腰を進め、隘路をこじ開けて最奥まで満たし、僕は息をついた。そのまま肩口に顔を埋めて覆い被さり、裸の胸と胸をぴったり合わせ、でも体重をかけないよう片腕で支えて、もう片腕を背中に回しぎゅっと抱きしめる。僕の胸で彼女の柔らかな胸が潰される感触。心臓の鼓動、荒い息遣い。内部は温かくて、腰が溶けそうに気持ちがいい。
「全部、入った。……痛い?」
「……だい、じょうぶ……」
わずかな身じろぎにつれて、彼女の中がぞわりと動き、痺れるような感覚が背筋を這いあがる。
「はあ……ローズの中……すごく悦い……」
耳元で囁けば、熱い息がくすぐったいのか、ローズマリーが顔を背け、身を捩る。そのわずかな動きが僕の楔に響いて、僕は快感でうめき声を漏らしてしまう。
「うう……ローズ、我慢できない……動くよ……」
僕はベッドに両手をついて体を少し浮かし、彼女の中からゆっくりと抜け出す。するとローズマリーの両腕が、引き留めるように僕の背中に回されて、僕はその勢いに押されるように、一気に奥を穿つ。
「あっ……」
肌と肌のぶつかる音がして、ローズマリーの白い胸が揺すぶられる。ゆっくり抜け出して一気に突く、これを繰り返していくと、ローズマリーの身体も快感を拾い始め、内部が僕を締め付け、喘ぎ声が甘くなる。僕もまた、濡れて蠢くように包み込む彼女の感触に、我知らず息が上がる。
「気持ち、いい? ……ローズ?」
「んっ……んあっ……こんなっ……んんっ……ああっ……」
声を漏らすまいと噛みしめる唇を唇で塞ぎ、舌で舐めて唾液を吸い上げる。
「んんっ、んっ……はっ……ああっ、あっ……」
「声、我慢しなくていい……」
「でも、こんな、ひるまっからっ……ルーカスがっ……ああっ……」
必死に顔を左右に振り、快感を逃そうとするかのように身もだえるローズマリーの、目はすでに潤んで、目尻に涙が溜まっている。僕は彼女の両膝の裏を掴んでグイっと両脚を広げ、さらに抽挿を深くした。圧し掛かるようにして最奥を突けば、ローズマリーが白い身体を仰け反らせ、喘ぐ。
「あああっ……ああっ、あっ……あっ、あっ、ああっ……」
「くっ……ローズ……はあ、はあっ……」
突き上げるたびに揺れる白い胸、律動のリズムに合わせ、彼女の唇からはこらえきれない声が零れ落ちる。彼女の中を剛直が出入りするたびに、掻きだされた愛液がぐじゅぐじゅと水音を立て、白い太ももを流れ落ち、敷布に滴っていく。
「すごい……ローズ、気持ちいいんだね?」
「はっ、ああっ、だって……ああっ、こんなの、知らなっ……ああっ、やだっ、またっ……あああっ……」
再び達して羞恥心も露わに身を捩る、彼女の素直な反応が可愛らしくて、僕の興奮もいやが上にも高まる。
――もしかしたら、ローズは中でイったのは初めてなのかも――
なんとなくそんなことを思い、僕は勝ったような気持ちになる。絶頂から戻ってきて弛緩した瞬間を狙い、震えて絡みつく襞を振り切るように腰を動かしてやれば、ローズは悲鳴を上げて僕に縋りついた。激しい行為に寝台が軋む。
「ああっ、あっ、あっ……」
心のどこかで、無理をさせてはいけないとわかっているのに、僕の身体は欲望に突き動かされて勝手に暴走する。ローズマリーがもたらす快感に、僕の全身から汗が吹き出し、額からこめかみを汗が伝う。ぬるつく襞の締め付けに耐え切れなくなり、僕の楔が限界まで膨れ上がる。
「ローズ、……ああっ……出るっ……」
彼女の中にすべてを注ぎ込むのと、その刺激でローズがもう一度達するのが同時で、僕たちはどちらからともなく固く抱きしめ合い、口づけを交わした。
抱き合ったまま二人とも眠ってしまい、僕が目を覚ました時、すでに陽は翳って、部屋は薄暗かった。
僕はベッドに身を起こし、まだ眠っているローズマリーの裸体に上掛けをかけて覆うと、ベッドサイドの紐を引いた。
すぐにメイドがやってきてノックするので、僕が声をかける。
「入って」
音もなく扉をあけたメイドのアリスは、ローズマリーの部屋のベッドで裸でいる僕を見ても、みじんも動揺を見せない。――おそらくは、二人でこの部屋に籠ったあたりで、こうなることを予測していたのかもしれない。
「お湯とリネンを――それからミネラル・ウォーターを」
「かしこまりました」
アリスは僕の隣の、もう一人分のふくらみを一瞥し、頭を下げて出て行く。やがて洗面器とお湯の入った水差し、リネンを運んできて、洗面器スタンドにセットする。それからいったん、室外に出て、廊下のワゴンからミネラル・ウォーターの瓶とグラスを二つ、盆にのせてそれをサイドテーブルに置く。
「奥様と坊ちゃまは先にお茶を召し上がっていらっしゃいますが――」
「ああ、悪いが今日は無理だ。夕食までゆっくりする。……特に問題はなかったな」
「はい、承知いたしました」
メイドが下がり、パタンとドアが閉まった音で、ローズマリーが目を覚まして、身じろぎする。
「……起きた? ローズ」
「あ……」
「水飲む?」
僕がミネラル・ウォーターの瓶からグラスに水を注ぎ、それを手渡してやると、大人しく受け取ってゴクゴクと飲み、そうしてあっと気づく。
ベッドに入る前になかったものがあるということは――
「誰か、この部屋に……」
「さっき持ってきてもらった」
「!!」
ローズマリーが絶句するが、僕は気にせずに言う。
「あそこ、きれいに拭いておかないと。病気の原因は細菌だと、最新の研究で明らかになりつつある」
「はあ……」
僕がお湯で絞ったリネンを手に迫れば、ローズマリーは必死の形相で首を振る。
「や……やめ、自分でします!」
「ダメだよ、お腹の子に何かあったらいけない。医者を信じなさい」
「でも、それは……」
僕は彼女の腰を捕まえ、半ば強引に脚を開かせて清拭する。
「特に体に不調はないね?」
「い、いまのところは……」
真っ赤になってそっぽを向くローズマリーの肩を抱き寄せ、うなじを固定して唇を奪う。
「んんっ……」
僕は額と額を突き合わせ、至近距離で宣言する。
「これで、君のお腹の子は僕の子だ。……いいね、ここを出ていくなんて考えないこと。君は、僕のものだよ」
「イライアス……わたし……」
「ローズ?」
何か言いかけてためらう彼女に、僕は辛抱強く待った。
「……あなたは、これでいいの? 愚かなわたしの子供を、どうして引き受けようとするの?」
「ローズ……何度も言わせないで。ここにいるのはもう、僕の子だ」
僕が彼女の腹に触れて断言する。それでも、不安そうに紫の瞳が揺れ、彼女が目を伏せる。
「イライアス……デニスも、クライブも、子供ができたらわたしを捨てたわ……あなたも……」
「ローズ……僕は彼らとは違う。子供がいるのは最初からわかってる。捨てるくらいなら、そもそも拾わない」
僕はローズの唇にもう一度軽く触れるだけのキスをして、安心させるように抱きしめる。
「でも、怖いの……信じるのが怖い」
「……じゃあ、信じなくていい」
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紫色の瞳を見開いて、僕を凝視するローズマリーに、僕は微笑んだ。
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