30 / 43
30、腹黒男*
しおりを挟む
僕はどちらかというと、これまでは常に女性に対して受け身で、力ずくで行為に及ぶようなことはなかった。無理矢理にでも抱きたいと思うほど、好きになった女性もいなかった。
でも、ローズマリーは違う。
力を込めれば折れてしまいそうに華奢なのに、ふと腕を緩めればするりと腕から抜けて、逃げてしまいそうに儚い。
どれほど愛を囁いても、快楽に溺れさせても、ローズマリーは僕の腕から逃れようとする。
デニスはもちろん、あの偽医者マコーレーよりも、僕はローズマリーに誠実にあろうとし、お腹の子ごと引き受けようとしているのに。
なぜなんだ。僕になんの不満がある。
そんな苛立ちのままに、彼女の秘所をかき回し、指で犯す。
もう、何度もまさぐったその場所を僕の指は覚えて、どこをどうすれば感じるのか、指先がすべて知っている。すぐにもローズの身体は陥落寸前で、唇からは甘い喘ぎ声が零れ、溢れ出る蜜が淫らな水音を立てる。
あと、一押しでローズマリーが絶頂する、その直前で僕の指は動きを止める。
決壊寸前でせき止められた快感の奔流の予感に、ローズマリーの内壁がわななく。
「あっ……イライ、アス……?」
ローズマリーが潤んだ瞳で肩越しに僕を振りかえる。
「イきたい? ローズ? 指でイく? それとも……」
僕はローズが達しないぎりぎりを維持するように、ローズの秘所をゆっくりと弄びながら、片手でトラウザーズのボタンを外し、昂りを取り出す。スカートを捲り上げて剥き出しにしたお尻に、固くなったそれを擦り付けてやれば、濡れそぼった花びらがぐちゃりといやらしい音を立てる。
早く僕が欲しいとでも言うように、蜜口がヒクヒクとひきつる。すっかり蕩けたような目で僕を見て、恨めしそうに首を振るローズを、もっともっと乱したい。
「イライアス、いじわる、やめて……」
「欲しい? すべてを僕に捧げると誓って。お腹の子ごと全部僕のものだと……ローズ……」
ローズマリーはきっと、僕よりもお腹の子を愛している。それはわかっている。彼女のは女であることより、母親であろうとしている。ならば――
お腹の子ごとすべて僕のものだと誓わせる以外、僕に打つ手はない。
たぷたぷと水をたたえる泉をいたぶるように指で叩いてやれば、ローズがついに陥落し、僕に強請った。
「おねがい、イライアス……ちょうだい……奥まで……」
「誓う? 君は誰のもの?」
「いらい、あすの……ああっ、あなたの、もの……」
僕の方だって実は限界だった。その言葉を聞くや、僕はローズの最奥まで一気に貫く。
「あああっ……」
挿入だけで達した彼女の内壁が僕を締め付け、襞が搾り取るように蠢く。後はもう、夢中で腰を振りたくって、彼女の中で果てた。
僕はローズマリーをベッドに運んで仰向けに寝かせ、モスリンのドレスを乱暴に脱がせる。
「いらい、あす、待って……まだ……」
僕は彼女の懇願も聞かず、大きく脚を開かせるともう一度奥まで貫いた。
妊娠中のローズマリーを気遣い、これまではセックスは一回だけと決めていたが、僕は禁を破った。
僕はまだきっちりスーツを着込んだままで、ただトラウザーズの前だけを寛げて、素裸のローズを犯す。
――その状況も、僕の興奮を煽った。
僕は目の前で揺れる両の乳房を両手で掴む。指の間から、赤く脹れた先端が飛び出して、僕は指で挟むようにそれを弄った。
――乳首も、僕は触れないようにこれまでは抑えてきたが、その夜の僕は箍が外れていた。
摘まんでくりくりと弄ってやると、ローズの中がきゅっと締まるのがわかる。
「あっ、ああっ……、あっ、あっ、あっ……んっ、んんっ……」
腰を突き上げるたびに、ローズの唇からこらえきれない喘ぎ声が漏れる。
「気持ち、いいんだね、ローズ?」
「んっ……んんっ……ああっ、いらい、あす……っあっ……」
「気持ちいいって、認めろっ……ローズっ」
「あっ、ああっ、きもち、いいっ……いいのっ……ああっ、またっ……きちゃう……」
ローズが僕の肩に腕を回し、スーツの布地をギュッと握り締める。白い身体がしなり、胸を突き出すようにのけ反り、両脚を僕の腰に絡める。
ぐぐっと内部が僕の雄を締め付け、僕は奥歯を噛みしめて射精感を堪える。僕の先端が彼女の最奥を突くたびに、僕の背筋に電流のような快感が走る。
「くっ……ローズっ……もう、僕もっ……一緒に……」
「ああっ、イライアス、イくっ、イっ……イっちゃう……ああああっ」
僕はローズの上に圧し掛かり、唇を塞ぐ。そのタイミングで彼女の内部が強く収縮し、僕の雄も限界まで膨らんで、一気に弾けた。
「あああっ……」
「うっ……出るっ……ローズっ……」
ローズが白い喉を反らして全身を硬直させ、痙攣が広がる。僕のこめかみを汗が流れ落ちていく。僕ががっくりとローズの上に崩れ落ちて、二人でしばらく荒い息をついていた。
「はあっ、はあっ……はあっ……」
「いらい、あす……重い……」
ローズに言われて、僕は慌てて体重がかからないように手をついて、もう一度キスをしてから彼女の中から抜け出した。
「ごめん……」
「イライアス……?」
あやまる僕に、まだ息の整わないローズマリーが尋ねる。
「何に対して、あやまっているの?」
「……無理矢理抱いたことと、二回目に突入したことと……あとは少し乱暴だったこと……」
薄暗い部屋の中で、僕は仰向けに寝て、ローズマリーを抱きよせる。
――皺になるから、と怒られて、スーツの上着とウエストコートは脱いで、シャツとトラウザーズだけ。ローズマリーが僕の胸に頭を預ける、その重みと体温が心地よい。
「ちょっと疲れてイライラしてた。君がルーカスを一人で産んで育てたことを、批判する叔母さんたちが許せなくて……」
でも、それでローズマリー自身に当たるのは本末転倒だ。
「僕はバカだ……」
「……あなたはいつもそうやって自分を責めているわね。どうして?」
「そう……かな?」
ローズマリーが僕の胸の上に起き上がり、僕を見た。
「あなたは客観的に、何も悪いことはしてないのに」
「そんなことはないよ。妊娠している君の弱みにつけこんで屋敷に連れ帰り、君のお腹の子が僕の子だと偽って無理矢理結婚に持ち込もうとしている」
僕だって悪行を自覚はしているのだ。だが、ローズマリーは首を傾げる。
「子供の父親だと言い張っても、あなたにいいことは何もないと思うの。あなたに何のメリットもないのに、なぜ町医者の子なんて引き受けようとするの。それが申し訳ないから、わたしは嘘はよくないと言っているのに」
「何もいいことがなくはないよ。君が手に入る。……好きな女を手に入れるための悪逆非道な行いだとは思うが」
「……なんでそうなるのかしら……」
ローズマリーが呟くので、僕は言った。
「だって君は僕から逃げようとするじゃないか。何が不満なのかわからない」
「不満ではなくて、あなたがいい人過ぎるから怖いのよ」
「僕がいい人? 僕はいい人ではないよ。……腹の中は真っ黒だから」
「本当にお腹の中が真っ黒な人は、表に出さないものよ?」
「そう思うだろ? でも僕は、そういう世間の常識の裏をかく男だからさ」
僕はローズマリーを抱きしめて言った。
「腹黒の僕は君を逃さないように、次の一手を打つよ。……明日、アーリングベリに行って、君の兄さんから結婚の許可をもらってくる」
「お兄様から?」
ローズマリーがぎょっとして僕から離れようとするのを、腕の力を込めてさらに抱きしめる。
「ついでに、リントン伯爵からも、ルーカス養育の許可をもらってくるよ。数日留守にするけど、これさえ済めばもう、ずっと一緒だ。絶対に逃がさない」
僕はそう言って、ローズマリーの唇を塞いだ。
でも、ローズマリーは違う。
力を込めれば折れてしまいそうに華奢なのに、ふと腕を緩めればするりと腕から抜けて、逃げてしまいそうに儚い。
どれほど愛を囁いても、快楽に溺れさせても、ローズマリーは僕の腕から逃れようとする。
デニスはもちろん、あの偽医者マコーレーよりも、僕はローズマリーに誠実にあろうとし、お腹の子ごと引き受けようとしているのに。
なぜなんだ。僕になんの不満がある。
そんな苛立ちのままに、彼女の秘所をかき回し、指で犯す。
もう、何度もまさぐったその場所を僕の指は覚えて、どこをどうすれば感じるのか、指先がすべて知っている。すぐにもローズの身体は陥落寸前で、唇からは甘い喘ぎ声が零れ、溢れ出る蜜が淫らな水音を立てる。
あと、一押しでローズマリーが絶頂する、その直前で僕の指は動きを止める。
決壊寸前でせき止められた快感の奔流の予感に、ローズマリーの内壁がわななく。
「あっ……イライ、アス……?」
ローズマリーが潤んだ瞳で肩越しに僕を振りかえる。
「イきたい? ローズ? 指でイく? それとも……」
僕はローズが達しないぎりぎりを維持するように、ローズの秘所をゆっくりと弄びながら、片手でトラウザーズのボタンを外し、昂りを取り出す。スカートを捲り上げて剥き出しにしたお尻に、固くなったそれを擦り付けてやれば、濡れそぼった花びらがぐちゃりといやらしい音を立てる。
早く僕が欲しいとでも言うように、蜜口がヒクヒクとひきつる。すっかり蕩けたような目で僕を見て、恨めしそうに首を振るローズを、もっともっと乱したい。
「イライアス、いじわる、やめて……」
「欲しい? すべてを僕に捧げると誓って。お腹の子ごと全部僕のものだと……ローズ……」
ローズマリーはきっと、僕よりもお腹の子を愛している。それはわかっている。彼女のは女であることより、母親であろうとしている。ならば――
お腹の子ごとすべて僕のものだと誓わせる以外、僕に打つ手はない。
たぷたぷと水をたたえる泉をいたぶるように指で叩いてやれば、ローズがついに陥落し、僕に強請った。
「おねがい、イライアス……ちょうだい……奥まで……」
「誓う? 君は誰のもの?」
「いらい、あすの……ああっ、あなたの、もの……」
僕の方だって実は限界だった。その言葉を聞くや、僕はローズの最奥まで一気に貫く。
「あああっ……」
挿入だけで達した彼女の内壁が僕を締め付け、襞が搾り取るように蠢く。後はもう、夢中で腰を振りたくって、彼女の中で果てた。
僕はローズマリーをベッドに運んで仰向けに寝かせ、モスリンのドレスを乱暴に脱がせる。
「いらい、あす、待って……まだ……」
僕は彼女の懇願も聞かず、大きく脚を開かせるともう一度奥まで貫いた。
妊娠中のローズマリーを気遣い、これまではセックスは一回だけと決めていたが、僕は禁を破った。
僕はまだきっちりスーツを着込んだままで、ただトラウザーズの前だけを寛げて、素裸のローズを犯す。
――その状況も、僕の興奮を煽った。
僕は目の前で揺れる両の乳房を両手で掴む。指の間から、赤く脹れた先端が飛び出して、僕は指で挟むようにそれを弄った。
――乳首も、僕は触れないようにこれまでは抑えてきたが、その夜の僕は箍が外れていた。
摘まんでくりくりと弄ってやると、ローズの中がきゅっと締まるのがわかる。
「あっ、ああっ……、あっ、あっ、あっ……んっ、んんっ……」
腰を突き上げるたびに、ローズの唇からこらえきれない喘ぎ声が漏れる。
「気持ち、いいんだね、ローズ?」
「んっ……んんっ……ああっ、いらい、あす……っあっ……」
「気持ちいいって、認めろっ……ローズっ」
「あっ、ああっ、きもち、いいっ……いいのっ……ああっ、またっ……きちゃう……」
ローズが僕の肩に腕を回し、スーツの布地をギュッと握り締める。白い身体がしなり、胸を突き出すようにのけ反り、両脚を僕の腰に絡める。
ぐぐっと内部が僕の雄を締め付け、僕は奥歯を噛みしめて射精感を堪える。僕の先端が彼女の最奥を突くたびに、僕の背筋に電流のような快感が走る。
「くっ……ローズっ……もう、僕もっ……一緒に……」
「ああっ、イライアス、イくっ、イっ……イっちゃう……ああああっ」
僕はローズの上に圧し掛かり、唇を塞ぐ。そのタイミングで彼女の内部が強く収縮し、僕の雄も限界まで膨らんで、一気に弾けた。
「あああっ……」
「うっ……出るっ……ローズっ……」
ローズが白い喉を反らして全身を硬直させ、痙攣が広がる。僕のこめかみを汗が流れ落ちていく。僕ががっくりとローズの上に崩れ落ちて、二人でしばらく荒い息をついていた。
「はあっ、はあっ……はあっ……」
「いらい、あす……重い……」
ローズに言われて、僕は慌てて体重がかからないように手をついて、もう一度キスをしてから彼女の中から抜け出した。
「ごめん……」
「イライアス……?」
あやまる僕に、まだ息の整わないローズマリーが尋ねる。
「何に対して、あやまっているの?」
「……無理矢理抱いたことと、二回目に突入したことと……あとは少し乱暴だったこと……」
薄暗い部屋の中で、僕は仰向けに寝て、ローズマリーを抱きよせる。
――皺になるから、と怒られて、スーツの上着とウエストコートは脱いで、シャツとトラウザーズだけ。ローズマリーが僕の胸に頭を預ける、その重みと体温が心地よい。
「ちょっと疲れてイライラしてた。君がルーカスを一人で産んで育てたことを、批判する叔母さんたちが許せなくて……」
でも、それでローズマリー自身に当たるのは本末転倒だ。
「僕はバカだ……」
「……あなたはいつもそうやって自分を責めているわね。どうして?」
「そう……かな?」
ローズマリーが僕の胸の上に起き上がり、僕を見た。
「あなたは客観的に、何も悪いことはしてないのに」
「そんなことはないよ。妊娠している君の弱みにつけこんで屋敷に連れ帰り、君のお腹の子が僕の子だと偽って無理矢理結婚に持ち込もうとしている」
僕だって悪行を自覚はしているのだ。だが、ローズマリーは首を傾げる。
「子供の父親だと言い張っても、あなたにいいことは何もないと思うの。あなたに何のメリットもないのに、なぜ町医者の子なんて引き受けようとするの。それが申し訳ないから、わたしは嘘はよくないと言っているのに」
「何もいいことがなくはないよ。君が手に入る。……好きな女を手に入れるための悪逆非道な行いだとは思うが」
「……なんでそうなるのかしら……」
ローズマリーが呟くので、僕は言った。
「だって君は僕から逃げようとするじゃないか。何が不満なのかわからない」
「不満ではなくて、あなたがいい人過ぎるから怖いのよ」
「僕がいい人? 僕はいい人ではないよ。……腹の中は真っ黒だから」
「本当にお腹の中が真っ黒な人は、表に出さないものよ?」
「そう思うだろ? でも僕は、そういう世間の常識の裏をかく男だからさ」
僕はローズマリーを抱きしめて言った。
「腹黒の僕は君を逃さないように、次の一手を打つよ。……明日、アーリングベリに行って、君の兄さんから結婚の許可をもらってくる」
「お兄様から?」
ローズマリーがぎょっとして僕から離れようとするのを、腕の力を込めてさらに抱きしめる。
「ついでに、リントン伯爵からも、ルーカス養育の許可をもらってくるよ。数日留守にするけど、これさえ済めばもう、ずっと一緒だ。絶対に逃がさない」
僕はそう言って、ローズマリーの唇を塞いだ。
15
あなたにおすすめの小説
【12月末日公開終了】有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
黒騎士団の娼婦
イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる