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22、身体だけでも*
敏感な場所を強く押されて、ルクレツィアは白い喉をさらすように身体を反らし、達した。
その瞬間に唇が解放され、甲高い嬌声を上げてしまう。
「ああっ……あっ……」
男の指が秘唇を割り、内部から溢れる蜜を塗り込めるように動いた。くちゅりと水音が響き、ルクレツィアが羞恥に耐え切れず首を振る。
「やめっ……ああっ……」
「ほら、君は感じるとすぐに《やめて》って言う。君の《やめて》は悦い、って意味だろう? 本当にやめてしまっていいのか、俺にはわからないよ……」
「やっ……そういう、言い方がっ……ああっだめッ……あーーーッ」
長い指が秘芯と内部の敏感な場所と、二か所を同時に責める。増幅された快感に抗えず、ルクレツィアが全身を震わせて再び達すると、男はさらに手を動かしてルクレツィアを翻弄する。
「もう、やめてっ……ああっ……あっ……」
すると、男が手を止める。ルクレツィアが荒い息を吐きながら男を見上げれば、紫水晶の瞳が悪戯っぽく光った。
「本当にやめていいのか?」
「はっ……なに、を……」
まだ蜜口に入ったままの指が、ゆっくりと円を描くように内部をかき回す。ぐちゅりと音がしてルクレツィアの羞恥心を煽る。ゾクゾクした感覚が絶え間なく襲ってきるが、しかし決定的な高みに登れないまま途中で放り出されて、ルクレツィアはお腹の奥のせつなさに身を捩る。
それが、まるで愛撫をねだって腰を揺らすように見えたのか、イルデブランドの唇が思わず笑みを零した。
「腰が揺れているぞ? 欲しいんじゃないのか?」
「ちがっ……」
「本当に? でも、中……トロトロだぞ。もう、こんなに濡らして……」
男の顔がルクレツィアの耳元に近づき、耳朶に熱い息を吹きかける。脳を直接焼かれるような気がして、ルクレツィアが首を振って身悶えた。
「やめ……」
「ルクレツィア……俺は、辱めたいんじゃない。君を、征服したいんだ。続けて、いいか?」
蜜口に挿入されたままの二本の指が、そうっと出し入れされて内側の敏感な場所を突いた。
「ああっ……」
じわじわと高まる熱に、ルクレツィアが耐えられなくなる。熱い涙が目尻から溢れて、頬を流れ落ちた。
「その涙は、感じてるせいだろう? 俺は、俺の愛撫で君に感じて、気持ちよくなってほしいんだ。それで、やりすぎてしまった……」
「だって……わから、ない……わたしを、気持ちよくさせて、あなたに、何の得が……」
男の手が、再び規則正しい抽挿を始め、ルクレツィアを翻弄していく。じゅぶじゅぶと水音が響いて、ルクレツィアの脚を愛液が濡らしていく。
「得? 君が感じている、可愛い顔が見られるし、君の身体を征服して、俺だけのものにしたい。……君は、感じることが屈辱なのかもしれないが……俺は……」
内部の敏感な場所をひっかくように動かされながら、陰核を強く刺激されて、ルクレツィアは再び絶頂した。
「ああっ……ああーーーッ」
びくびくと全身を小刻みに震わせるルクレツィアを目を細めて眺めながら、イルデブランドが唇を舐めた。
「ルクレツィア……挿れるぞ」
「あ……こんな、ところ、で……」
白昼の図書室で、淫らな行為に耽ることに、ルクレツィアは戸惑っていた。だが、イルデブランドは自身の前を寛げると、ルクレツィアのドレスをまくり上げ、脚を開いて猛った雄茎を突き立てた。
「ああっ……」
熱い楔に貫かれて、ルクレツィアがソファに身を預けて身体を反らす。
「はあ……ルクレツィア……」
イルデブランドは彼女の脇の下から手を入れて抱き上げ、膝の上に対面で座らせた。自重でさらに深くえぐられて、ルクレツィアが悲鳴をあげる。
「あ……」
両腕で抱きしめて唇を塞ぐ。優しく身体を揺するようにしながら口づけを深め、舌を絡ませる。不安定な体勢に、ルクレツィアが自らイルデブランドの首筋に縋りついた。
「んん……」
二か所で深く繋がって舌を絡め合う。息が続かないのか、ルクレツィアが天を仰ぎ、白い喉がさらされる。
「はぁ、はぁ……」
荒い息を吐き、額髪が汗ではりついている。男がドレスの襟ぐりから覗く、胸の谷間に顔を埋め、白い双丘に口づけを落とす。
「くっ……ルクレツィア……感じてるんだろう、すごく、締め付けてくる……」
「それ、やめっ……」
「気持ち、いいんだろう? 素直に感じろ……」
「あっ……ああっ……あっ……」
突き上げられるたびにルクレツィアの内部に喜悦の波が押し寄せ、懸命に首を振って耐える。
熱に浮かされるように、自ら腰を振って高みに登ろうとする彼女の腰を、男の大きな手ががっしりと掴んで抑え込んだ。
「あ……?」
「いやらしいな、腰を振ってるぞ。……少し、我慢しろ」
「そ、んな……あっ……だって……」
絶頂の手前で留められるのは辛かった。達しそうで達せられない苦しさに、涙が込み上げてくる。首を振り、儚い声で喘いで、ルクレツィアは懇願した。
「おねが、い……つらい、のぉ……」
「イきたい?」
耳元で熱い息とともに聞かれて、ルクレツィアがぶんぶんと首を振る。快楽をねだるなんて屈辱だ。自分で自分が許せなくなる。
「イきたくないなら、いいだろう? 俺は、ゆっくり味わいたい」
男の熱い息に脳が溶けそうだった。
「あ、だめ……いじわる、やめて……ああっ……おねがい、イかせて、イく……」
涙ながらに懇願すれば、内部に埋め込まれた雄が、ずくりと質量を増すのがわかった。
「ああっ……おっきぃの、だめぇっ……」
天を仰いで首を振れば、銀の髪がふぁさりと揺れ、熱い涙が零れ落ちる。
「あっ、あっ……あっ……」
「ルクレツィア……可愛い……俺の、気持ちいいか?」
「ん……気持ち、いいっ……だからもう、イかせてっ……」
イルデブランドがルクレツィアの頬に手をかけて、正面から見つめ合う。
「俺も、気持ちいい……ただ……素直に感じて、俺のものになれ……」
「あ、ああ……」
キスが合図かのように、イルデブランドの灼熱がルクレツィアの内部で果て、熱い飛沫に灼かれるように、ルクレツィアもまた達した。
――ああ、もう、だめ……
ルクレツィアの身体は、完全に陥落した――
「昨夜、泣いていただろう?」
ぐったりとソファに身を預け、快楽の余韻に浸っていたルクレツィアは、耳元で囁かれて、びくりと身を震わせる。背後から大きな身体に抱きこまれて、逃げることはできない。
男の手が銀色の髪を避けて、首筋からうなじに口づける。
「……だって……」
「泣くほど、俺に抱かれるのが嫌なのかと思って、内心、落ち込んでいた」
ルクレツィアは背後の男をそっと振り返る。
「……別に、わたしに嫌がられても、あなたは何も困らないでしょう? 力ではかなわないんだから」
「俺は無理矢理に抱く趣味はない」
男の手が顎にかかり、ぐいっと向きを変えられて、目と目が合わせられる。紫水晶の瞳に見つめられて、ルクレツィアはさきほどの情事の記憶が甦って羞恥を覚えて目を伏せた。
「できれば、お互いに楽しみたい」
「た、楽しむ……」
予想外の言葉に、改めて彼を凝視してしまう。
あの行為を、楽しむなんて、考えたこともなかった。
「気持ちよかっただろう?」
「それは……」
「いい加減に認めろよ。さっき、イかせてって俺の上で腰を振ったくせに」
「やめて!」
ルクレツィアの頬にさっと熱が上って、耐え切れずにぷいと横を向いた。いちいち、この男は余計なことを言う。
「……そ、そういうことを言うのが、嫌なの!」
顔を背けた彼女の拗ねた態度をからかうように、男がルクレツィアの耳朶に唇を寄せ、甘噛みする。くすぐったさと熱い息に思わず身を捩った。
「強情だな……」
男の声は低く深みがあり、ルクレツィアのお腹の奥に響いてくる。耳を離れた唇が、ルクレツィアの後頭部にキスをした。
「君は、グラヴィーナ家の娘だ。アルジェント家の俺に抱かれるのは、さぞ嫌だろう。何百年も対立していた家同士だから。でも、俺は君を辱めたいと思ったわけじゃないし、復讐のためなんて考えたこともない。それは、わかってほしい。愛してほしいなんて贅沢はいないから」
真摯な言葉を、ルクレツィアは身を縮めて聞いていた。
辱めるつもりでも、復讐のためでもないなら、じゃあ、なんで――
だが次の彼の言葉に、ルクレツィアは絶句した。
「愛は求めない。身体だけいいから、俺を拒まないでほしい」
――最悪だわ、この男。
その瞬間に唇が解放され、甲高い嬌声を上げてしまう。
「ああっ……あっ……」
男の指が秘唇を割り、内部から溢れる蜜を塗り込めるように動いた。くちゅりと水音が響き、ルクレツィアが羞恥に耐え切れず首を振る。
「やめっ……ああっ……」
「ほら、君は感じるとすぐに《やめて》って言う。君の《やめて》は悦い、って意味だろう? 本当にやめてしまっていいのか、俺にはわからないよ……」
「やっ……そういう、言い方がっ……ああっだめッ……あーーーッ」
長い指が秘芯と内部の敏感な場所と、二か所を同時に責める。増幅された快感に抗えず、ルクレツィアが全身を震わせて再び達すると、男はさらに手を動かしてルクレツィアを翻弄する。
「もう、やめてっ……ああっ……あっ……」
すると、男が手を止める。ルクレツィアが荒い息を吐きながら男を見上げれば、紫水晶の瞳が悪戯っぽく光った。
「本当にやめていいのか?」
「はっ……なに、を……」
まだ蜜口に入ったままの指が、ゆっくりと円を描くように内部をかき回す。ぐちゅりと音がしてルクレツィアの羞恥心を煽る。ゾクゾクした感覚が絶え間なく襲ってきるが、しかし決定的な高みに登れないまま途中で放り出されて、ルクレツィアはお腹の奥のせつなさに身を捩る。
それが、まるで愛撫をねだって腰を揺らすように見えたのか、イルデブランドの唇が思わず笑みを零した。
「腰が揺れているぞ? 欲しいんじゃないのか?」
「ちがっ……」
「本当に? でも、中……トロトロだぞ。もう、こんなに濡らして……」
男の顔がルクレツィアの耳元に近づき、耳朶に熱い息を吹きかける。脳を直接焼かれるような気がして、ルクレツィアが首を振って身悶えた。
「やめ……」
「ルクレツィア……俺は、辱めたいんじゃない。君を、征服したいんだ。続けて、いいか?」
蜜口に挿入されたままの二本の指が、そうっと出し入れされて内側の敏感な場所を突いた。
「ああっ……」
じわじわと高まる熱に、ルクレツィアが耐えられなくなる。熱い涙が目尻から溢れて、頬を流れ落ちた。
「その涙は、感じてるせいだろう? 俺は、俺の愛撫で君に感じて、気持ちよくなってほしいんだ。それで、やりすぎてしまった……」
「だって……わから、ない……わたしを、気持ちよくさせて、あなたに、何の得が……」
男の手が、再び規則正しい抽挿を始め、ルクレツィアを翻弄していく。じゅぶじゅぶと水音が響いて、ルクレツィアの脚を愛液が濡らしていく。
「得? 君が感じている、可愛い顔が見られるし、君の身体を征服して、俺だけのものにしたい。……君は、感じることが屈辱なのかもしれないが……俺は……」
内部の敏感な場所をひっかくように動かされながら、陰核を強く刺激されて、ルクレツィアは再び絶頂した。
「ああっ……ああーーーッ」
びくびくと全身を小刻みに震わせるルクレツィアを目を細めて眺めながら、イルデブランドが唇を舐めた。
「ルクレツィア……挿れるぞ」
「あ……こんな、ところ、で……」
白昼の図書室で、淫らな行為に耽ることに、ルクレツィアは戸惑っていた。だが、イルデブランドは自身の前を寛げると、ルクレツィアのドレスをまくり上げ、脚を開いて猛った雄茎を突き立てた。
「ああっ……」
熱い楔に貫かれて、ルクレツィアがソファに身を預けて身体を反らす。
「はあ……ルクレツィア……」
イルデブランドは彼女の脇の下から手を入れて抱き上げ、膝の上に対面で座らせた。自重でさらに深くえぐられて、ルクレツィアが悲鳴をあげる。
「あ……」
両腕で抱きしめて唇を塞ぐ。優しく身体を揺するようにしながら口づけを深め、舌を絡ませる。不安定な体勢に、ルクレツィアが自らイルデブランドの首筋に縋りついた。
「んん……」
二か所で深く繋がって舌を絡め合う。息が続かないのか、ルクレツィアが天を仰ぎ、白い喉がさらされる。
「はぁ、はぁ……」
荒い息を吐き、額髪が汗ではりついている。男がドレスの襟ぐりから覗く、胸の谷間に顔を埋め、白い双丘に口づけを落とす。
「くっ……ルクレツィア……感じてるんだろう、すごく、締め付けてくる……」
「それ、やめっ……」
「気持ち、いいんだろう? 素直に感じろ……」
「あっ……ああっ……あっ……」
突き上げられるたびにルクレツィアの内部に喜悦の波が押し寄せ、懸命に首を振って耐える。
熱に浮かされるように、自ら腰を振って高みに登ろうとする彼女の腰を、男の大きな手ががっしりと掴んで抑え込んだ。
「あ……?」
「いやらしいな、腰を振ってるぞ。……少し、我慢しろ」
「そ、んな……あっ……だって……」
絶頂の手前で留められるのは辛かった。達しそうで達せられない苦しさに、涙が込み上げてくる。首を振り、儚い声で喘いで、ルクレツィアは懇願した。
「おねが、い……つらい、のぉ……」
「イきたい?」
耳元で熱い息とともに聞かれて、ルクレツィアがぶんぶんと首を振る。快楽をねだるなんて屈辱だ。自分で自分が許せなくなる。
「イきたくないなら、いいだろう? 俺は、ゆっくり味わいたい」
男の熱い息に脳が溶けそうだった。
「あ、だめ……いじわる、やめて……ああっ……おねがい、イかせて、イく……」
涙ながらに懇願すれば、内部に埋め込まれた雄が、ずくりと質量を増すのがわかった。
「ああっ……おっきぃの、だめぇっ……」
天を仰いで首を振れば、銀の髪がふぁさりと揺れ、熱い涙が零れ落ちる。
「あっ、あっ……あっ……」
「ルクレツィア……可愛い……俺の、気持ちいいか?」
「ん……気持ち、いいっ……だからもう、イかせてっ……」
イルデブランドがルクレツィアの頬に手をかけて、正面から見つめ合う。
「俺も、気持ちいい……ただ……素直に感じて、俺のものになれ……」
「あ、ああ……」
キスが合図かのように、イルデブランドの灼熱がルクレツィアの内部で果て、熱い飛沫に灼かれるように、ルクレツィアもまた達した。
――ああ、もう、だめ……
ルクレツィアの身体は、完全に陥落した――
「昨夜、泣いていただろう?」
ぐったりとソファに身を預け、快楽の余韻に浸っていたルクレツィアは、耳元で囁かれて、びくりと身を震わせる。背後から大きな身体に抱きこまれて、逃げることはできない。
男の手が銀色の髪を避けて、首筋からうなじに口づける。
「……だって……」
「泣くほど、俺に抱かれるのが嫌なのかと思って、内心、落ち込んでいた」
ルクレツィアは背後の男をそっと振り返る。
「……別に、わたしに嫌がられても、あなたは何も困らないでしょう? 力ではかなわないんだから」
「俺は無理矢理に抱く趣味はない」
男の手が顎にかかり、ぐいっと向きを変えられて、目と目が合わせられる。紫水晶の瞳に見つめられて、ルクレツィアはさきほどの情事の記憶が甦って羞恥を覚えて目を伏せた。
「できれば、お互いに楽しみたい」
「た、楽しむ……」
予想外の言葉に、改めて彼を凝視してしまう。
あの行為を、楽しむなんて、考えたこともなかった。
「気持ちよかっただろう?」
「それは……」
「いい加減に認めろよ。さっき、イかせてって俺の上で腰を振ったくせに」
「やめて!」
ルクレツィアの頬にさっと熱が上って、耐え切れずにぷいと横を向いた。いちいち、この男は余計なことを言う。
「……そ、そういうことを言うのが、嫌なの!」
顔を背けた彼女の拗ねた態度をからかうように、男がルクレツィアの耳朶に唇を寄せ、甘噛みする。くすぐったさと熱い息に思わず身を捩った。
「強情だな……」
男の声は低く深みがあり、ルクレツィアのお腹の奥に響いてくる。耳を離れた唇が、ルクレツィアの後頭部にキスをした。
「君は、グラヴィーナ家の娘だ。アルジェント家の俺に抱かれるのは、さぞ嫌だろう。何百年も対立していた家同士だから。でも、俺は君を辱めたいと思ったわけじゃないし、復讐のためなんて考えたこともない。それは、わかってほしい。愛してほしいなんて贅沢はいないから」
真摯な言葉を、ルクレツィアは身を縮めて聞いていた。
辱めるつもりでも、復讐のためでもないなら、じゃあ、なんで――
だが次の彼の言葉に、ルクレツィアは絶句した。
「愛は求めない。身体だけいいから、俺を拒まないでほしい」
――最悪だわ、この男。
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