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番外編
陰陽合一指南書①
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結婚を間近に控えたトルフィンの元には、帝都のゲスト家や友人たちから、さまざまな荷物が届けられる。新生活に必要な物品、衣類、親戚や友人たちからの結婚祝い。トルフィンは荷ほどきをしては仕分けし、新生活で使えそうな物は新居に運び入れ、結婚式やその他の行事に着る衣装はそれぞれ、まとめて衣装櫃にしまう。皇子の侍従として巡検や外征にも従う関係で、貴種の男たちは皆、自分の身の回りのことは全て自分でできるのが普通である。
現在、トルフィンは総督府の敷地内にある、単身者用の官舎に一人で住んでいる。この官舎には専属の下男がいて、洗濯や掃除などは一括して行ってくれる。食事は〈奥〉の食堂で賄いが出るし、不便はない。一方のミハルも、結婚が決まってからはやはり敷地内の世帯用の官舎を見繕い、結婚後の新生活を見越してそこで暮らしている。侍女を雇い、執事も帝都から呼び寄せて、ミハルの生活も落ち着いてきたはずだ。後はそこにトルフィンが住むだけである。
(これと、これは今日中に自分で運んでしまおう。これは……重いから、一人では無理だな。下男を頼むか、なんにせよ、執事に相談してからだ)
トルフィンは家の内装や家具などにまったく拘りがないので、全部ミハルの自由にすればいいと思っているのだが、ミハルはそれがやや不満らしい。でも、相談されたところで、「どっちでもいい」としか答えようがなく、それを口に出すとミハルがさらに怒るのが見え見えなので、トルフィンは困るのであった。さらに実家から送られてくる結構でかい荷物を、断りもなく持ち込むとさらに怒られる。
「トルフィン兄様、そういう大きな物は事前に言ってくださらないと、運び入れる場所に困るじゃありませんの!」
トルフィンの目から見て、官舎は広くて余っているんだからいいじゃないかと思うのだが、ミハルに言わせれば、
「あんまりにも物を詰め込みすぎるのはよくありませんわ。適度に壁が見えて、余裕がないと」
だそうで、余ってる壁に大きな棚を置いて、趣味で集めたコレクションを並べようかと思っていたトルフィンは言い出せなくなったのだ。
(まあいいや……あとは、礼状が必要なのはこれと、これと……、あ、これもいるな)
ちゃらい見かけの割に堅実な中身を持つトルフィンは、そういう礼儀にかっちりしている。いろいろ仕分けしているうちに、従兄のゲルフィンからの荷物に気づいた。何となく嫌な予感がして、開けるのを後回しにしていたのだった。
(あーこれも開けなきゃなー。腐るものはないと思うけど……礼状も書かないとうるさいし)
どうもあの従兄は、趣味がマニアックで、しかも性格が歪んでいるときている。何を送ってきたのかと、びくびくしながら荷ほどきをすると、出てきたのはソリスティア内政に関係する書籍数冊、女王国の地誌数冊、そして……
『結婚おめでとう、トルフィン。先日送ってくれたファルンキウスの稀覯本は本当に素晴らしい。何が素晴らしいかと言えば、まずその装丁が……』
と、延々、便箋数枚にわたって稀覯本についてねちっこく記した後で、ようやく本題に入る。
『というわけで、貴公の結婚を祝って、小生からも書物を贈る。これからの人生に必ずや益あると固く信ずるものである。特に陰陽合一の指南書は大変貴重なものだ。これをよく読んで、陰陽の法を体得し、ゲスト家と帝国の未来に貢献できる立派な継嗣をあげるよう、貴公の健闘を期待する』
ゲルフィンの手紙を読んで、トルフィンは思いっきり眉を顰めた。
(……ってか、ぁんだよこれぇ……)
贈られてきた地誌や書籍はまあ、いい。トルフィンはいかにもヤバそうなオーラを放つ、一冊の線装本を見下ろして、ものすごーく嫌な予感がした。タイトルは、『容成公陰陽合一指南書』。容成公とは房中術の達人と言われる古の僊人で、やはり房中術の開祖とされる素女と契って、二人で聖山プルミンテルンの頂上で永遠の命を得たといわれる、房中術の神様と呼ばれる伝説上の人物である。
(つまりこれって、セックス指南書ってこと……?)
トルフィンは年が明けて二十六になった。当たり前だが、童貞ではない。十六歳で恭親王――当時はユエリン皇子殿下――の元に侍従文官として出仕して間もなく、フツーに先輩のゾラに連れられて娼館に行き、フツーに娼婦を買って筆おろしした。フツーである。この世界では。少なくともこんな、紙媒体のセックス指南書を読んで初夜に備えるよりは、百万倍フツーだ。
なぜならば、書物がべらぼうに高価だからだ。
百年程前に木版印刷が発明され、書籍の価格は大幅に下がった。大量出版が可能になり、書籍の流通量も増えた。
それでも。
書物一冊買うより、娼館で娼婦買った方が遥かに安い。殺人精液の持ち主である皇子以外は娼館通いも度を越さなければ叱られないし、病気が怖いから店は選べよ、と言われる程度である。何しろ神殿が娼婦を抱え、娼婦は貧しい女性が生計を得るための、立派な職業だと認められている社会である(貴族女性が娼婦になるのは禁止)。エロ本読んで想像力を逞しくして自家発電なんて、仮にも貴族であるトルフィンがする理由がない。
だいたい、この世界、そもそもエロ本が少ない。
ただでさえ高価な本、しかも識字率が全人口の一割程度しかない社会で、貴重な本をエロで消費しようなんて、よっぽどの金持ちの変態だけである。勢い、エロ本は性の技巧と陰陽理論に傾倒したマニアックな指南書か、普通の行為じゃ飽き足らない夢を叶えるための、常識を逸脱した変態御用達のものばかりである。
(ゲル兄さん……本好きが高じて、こんな本まで集めてたのかよ)
別に童貞じゃないから、指南書は必要ないんだけど……などと思いながら本を捲る。なんと、手書きの写本であった。
木版印刷が一般的になるまで、書籍はすべて写本である。出版元は写字工を抱え、人海戦術の手作業で書籍を作り、売っていた。当然、書籍は今よりももっと貴重なもので、滅多に手に入らない。知り合いが持っていると聞けば、礼金を抱えて借りに行き、一字一字すべて、手で書き写すのである。
トルフィンは古書に興味はないが、以前、恭親王が零落した商家の未亡人を愛人として囲っていた関係で、古い写本の売買に関わったことがある。だいたい、手書きの写本一冊の価格で、娼館に三十回くらいは楽勝で通える。写本の性指南書を隅から隅まで読んで脳内セックスの達人になるくらいなら、娼館に三十回通って、手練れの娼婦から実地で指南を受けた方が絶対、いい。というか、普通の人なら、そうする。
(……まじかよ、そんな貴重なエロ本、いらねぇっつの……って、これ、ゲル兄さんの手蹟じゃん!)
まさか自らエロ本を書き写して、結婚祝いにくれたのか? 何そのお気持ちすらありがたくない結婚祝い。
すでに眩暈がして、絶対に読みたくないと思ってしまうトルフィンであった。
現在、トルフィンは総督府の敷地内にある、単身者用の官舎に一人で住んでいる。この官舎には専属の下男がいて、洗濯や掃除などは一括して行ってくれる。食事は〈奥〉の食堂で賄いが出るし、不便はない。一方のミハルも、結婚が決まってからはやはり敷地内の世帯用の官舎を見繕い、結婚後の新生活を見越してそこで暮らしている。侍女を雇い、執事も帝都から呼び寄せて、ミハルの生活も落ち着いてきたはずだ。後はそこにトルフィンが住むだけである。
(これと、これは今日中に自分で運んでしまおう。これは……重いから、一人では無理だな。下男を頼むか、なんにせよ、執事に相談してからだ)
トルフィンは家の内装や家具などにまったく拘りがないので、全部ミハルの自由にすればいいと思っているのだが、ミハルはそれがやや不満らしい。でも、相談されたところで、「どっちでもいい」としか答えようがなく、それを口に出すとミハルがさらに怒るのが見え見えなので、トルフィンは困るのであった。さらに実家から送られてくる結構でかい荷物を、断りもなく持ち込むとさらに怒られる。
「トルフィン兄様、そういう大きな物は事前に言ってくださらないと、運び入れる場所に困るじゃありませんの!」
トルフィンの目から見て、官舎は広くて余っているんだからいいじゃないかと思うのだが、ミハルに言わせれば、
「あんまりにも物を詰め込みすぎるのはよくありませんわ。適度に壁が見えて、余裕がないと」
だそうで、余ってる壁に大きな棚を置いて、趣味で集めたコレクションを並べようかと思っていたトルフィンは言い出せなくなったのだ。
(まあいいや……あとは、礼状が必要なのはこれと、これと……、あ、これもいるな)
ちゃらい見かけの割に堅実な中身を持つトルフィンは、そういう礼儀にかっちりしている。いろいろ仕分けしているうちに、従兄のゲルフィンからの荷物に気づいた。何となく嫌な予感がして、開けるのを後回しにしていたのだった。
(あーこれも開けなきゃなー。腐るものはないと思うけど……礼状も書かないとうるさいし)
どうもあの従兄は、趣味がマニアックで、しかも性格が歪んでいるときている。何を送ってきたのかと、びくびくしながら荷ほどきをすると、出てきたのはソリスティア内政に関係する書籍数冊、女王国の地誌数冊、そして……
『結婚おめでとう、トルフィン。先日送ってくれたファルンキウスの稀覯本は本当に素晴らしい。何が素晴らしいかと言えば、まずその装丁が……』
と、延々、便箋数枚にわたって稀覯本についてねちっこく記した後で、ようやく本題に入る。
『というわけで、貴公の結婚を祝って、小生からも書物を贈る。これからの人生に必ずや益あると固く信ずるものである。特に陰陽合一の指南書は大変貴重なものだ。これをよく読んで、陰陽の法を体得し、ゲスト家と帝国の未来に貢献できる立派な継嗣をあげるよう、貴公の健闘を期待する』
ゲルフィンの手紙を読んで、トルフィンは思いっきり眉を顰めた。
(……ってか、ぁんだよこれぇ……)
贈られてきた地誌や書籍はまあ、いい。トルフィンはいかにもヤバそうなオーラを放つ、一冊の線装本を見下ろして、ものすごーく嫌な予感がした。タイトルは、『容成公陰陽合一指南書』。容成公とは房中術の達人と言われる古の僊人で、やはり房中術の開祖とされる素女と契って、二人で聖山プルミンテルンの頂上で永遠の命を得たといわれる、房中術の神様と呼ばれる伝説上の人物である。
(つまりこれって、セックス指南書ってこと……?)
トルフィンは年が明けて二十六になった。当たり前だが、童貞ではない。十六歳で恭親王――当時はユエリン皇子殿下――の元に侍従文官として出仕して間もなく、フツーに先輩のゾラに連れられて娼館に行き、フツーに娼婦を買って筆おろしした。フツーである。この世界では。少なくともこんな、紙媒体のセックス指南書を読んで初夜に備えるよりは、百万倍フツーだ。
なぜならば、書物がべらぼうに高価だからだ。
百年程前に木版印刷が発明され、書籍の価格は大幅に下がった。大量出版が可能になり、書籍の流通量も増えた。
それでも。
書物一冊買うより、娼館で娼婦買った方が遥かに安い。殺人精液の持ち主である皇子以外は娼館通いも度を越さなければ叱られないし、病気が怖いから店は選べよ、と言われる程度である。何しろ神殿が娼婦を抱え、娼婦は貧しい女性が生計を得るための、立派な職業だと認められている社会である(貴族女性が娼婦になるのは禁止)。エロ本読んで想像力を逞しくして自家発電なんて、仮にも貴族であるトルフィンがする理由がない。
だいたい、この世界、そもそもエロ本が少ない。
ただでさえ高価な本、しかも識字率が全人口の一割程度しかない社会で、貴重な本をエロで消費しようなんて、よっぽどの金持ちの変態だけである。勢い、エロ本は性の技巧と陰陽理論に傾倒したマニアックな指南書か、普通の行為じゃ飽き足らない夢を叶えるための、常識を逸脱した変態御用達のものばかりである。
(ゲル兄さん……本好きが高じて、こんな本まで集めてたのかよ)
別に童貞じゃないから、指南書は必要ないんだけど……などと思いながら本を捲る。なんと、手書きの写本であった。
木版印刷が一般的になるまで、書籍はすべて写本である。出版元は写字工を抱え、人海戦術の手作業で書籍を作り、売っていた。当然、書籍は今よりももっと貴重なもので、滅多に手に入らない。知り合いが持っていると聞けば、礼金を抱えて借りに行き、一字一字すべて、手で書き写すのである。
トルフィンは古書に興味はないが、以前、恭親王が零落した商家の未亡人を愛人として囲っていた関係で、古い写本の売買に関わったことがある。だいたい、手書きの写本一冊の価格で、娼館に三十回くらいは楽勝で通える。写本の性指南書を隅から隅まで読んで脳内セックスの達人になるくらいなら、娼館に三十回通って、手練れの娼婦から実地で指南を受けた方が絶対、いい。というか、普通の人なら、そうする。
(……まじかよ、そんな貴重なエロ本、いらねぇっつの……って、これ、ゲル兄さんの手蹟じゃん!)
まさか自らエロ本を書き写して、結婚祝いにくれたのか? 何そのお気持ちすらありがたくない結婚祝い。
すでに眩暈がして、絶対に読みたくないと思ってしまうトルフィンであった。
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