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九、逃げられない*
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そのようすを欲情にまみれた瞳でギラギラと見つめていたアンドリューがぐいっと腰を進め、奥まで貫いた。
「はあっ……すごい、悦い……はっ……フラン、お前の女房、最高に悦い……」
「う……い、……」
「エドナ、偉いね。ちゃんと奥まで挿いったよ……」
ぎちぎちに埋め込まれたアンドリューの楔がゆっくりと引き抜かれ、再び最奥まで突き上げられる。その衝撃にエドナが悲鳴を上げる。
「ああっ……いや、フランシス様、たすけてっ……」
「あーっ、すごい締まる。これ、癖になるな、ああ、最高だぞ、フラン……」
「そうでしょう? 乳首を同時に弄られるのがエドナは好きなんです。さらにぎゅうぎゅう締め上げてくれますよ」
フランシスに指示されて、アンドリューが大きな手でエドナの胸を鷲掴みにする。
「ああ、胸も、ちょうどいいな……はあっ、はあっ……」
「ああっ、やっ……ああっ……」
胸の先端の尖りを弄ばれ、エドナが快感に身を捩るのを、フランシスは目を細めて見守り、優しくその両手を握った。指と指を絡めるように、いつもフランシスに抱かれる時と同様に、優しくこめかみに口づけられて、エドナは混乱する。
妻である自分を他の男に差し出して、平気で微笑んでいるフランシスのことが理解できない。
(どうしてこんな、どうして――フランシス様……?)
アンドリューの抽挿が早くなる。太く長い楔に奥の奥まで抉られ、心とは裏腹に快感が膨れ上がってくる。ぱちゅんぱちゅんといやらしい音と自分の声が羞恥心を煽り、悔しくて涙が止まらない。
「あっ……いや、いやっ……いやぁっ……フランシス様、いや、なのぉ! いや、なのにっ……」
「ああ、エドナ、殿下のは大きいから、悦いんだろう? 素直に感じてイったらいい」
「ああ、すごい、締まるっ……ナカ、うねって……イヤイヤ言いながら、正直な身体だ……」
アンドリューは欲望のままに腰を突き上げながら、嬲るような口調でエドナに尋ねる。
「お前、フランシスが、好きなのか?」
涙でぐずぐずになったエドナが頷くと、アンドリューがその頬に触れて笑う。
「でも、今お前の中に入っている男は誰だ?」
エドナが涙で潤んだ瞳でアンドリューを睨みつける。そのようすに、フランシスが妻を宥めるように頬に口づけた。
「エドナ……殿下がお尋ねになっている。答えなさい」
「は……あっ……あんど、りゅ……」
言いかけたその途中で、アンドリューがエドナの胸の先端をきゅっと摘まんだ。途端に、刺激に反応してエドナが全身を震わせる。
「ああああっ……」
「ああ、すごく締まってきた。もうすぐ、イきそうなんだろ……イケよ……夫の目の前で、俺に犯されてイけよ、この淫乱」
「い、ああああっ……い、いやっ……ああっ」
「エドナ……」
達したくなくて首を振るエドナに、フランシスが囁きかける。
「エドナ、愛しているから……イっていいんだよ。手を握っていてあげるから、イきなさい……」
両手の指を絡めるように握りしめられて、エドナは絶頂し、直後にアンドリューもエドナの中で果てた。
「はあっ……すごい、悦い……はっ……フラン、お前の女房、最高に悦い……」
「う……い、……」
「エドナ、偉いね。ちゃんと奥まで挿いったよ……」
ぎちぎちに埋め込まれたアンドリューの楔がゆっくりと引き抜かれ、再び最奥まで突き上げられる。その衝撃にエドナが悲鳴を上げる。
「ああっ……いや、フランシス様、たすけてっ……」
「あーっ、すごい締まる。これ、癖になるな、ああ、最高だぞ、フラン……」
「そうでしょう? 乳首を同時に弄られるのがエドナは好きなんです。さらにぎゅうぎゅう締め上げてくれますよ」
フランシスに指示されて、アンドリューが大きな手でエドナの胸を鷲掴みにする。
「ああ、胸も、ちょうどいいな……はあっ、はあっ……」
「ああっ、やっ……ああっ……」
胸の先端の尖りを弄ばれ、エドナが快感に身を捩るのを、フランシスは目を細めて見守り、優しくその両手を握った。指と指を絡めるように、いつもフランシスに抱かれる時と同様に、優しくこめかみに口づけられて、エドナは混乱する。
妻である自分を他の男に差し出して、平気で微笑んでいるフランシスのことが理解できない。
(どうしてこんな、どうして――フランシス様……?)
アンドリューの抽挿が早くなる。太く長い楔に奥の奥まで抉られ、心とは裏腹に快感が膨れ上がってくる。ぱちゅんぱちゅんといやらしい音と自分の声が羞恥心を煽り、悔しくて涙が止まらない。
「あっ……いや、いやっ……いやぁっ……フランシス様、いや、なのぉ! いや、なのにっ……」
「ああ、エドナ、殿下のは大きいから、悦いんだろう? 素直に感じてイったらいい」
「ああ、すごい、締まるっ……ナカ、うねって……イヤイヤ言いながら、正直な身体だ……」
アンドリューは欲望のままに腰を突き上げながら、嬲るような口調でエドナに尋ねる。
「お前、フランシスが、好きなのか?」
涙でぐずぐずになったエドナが頷くと、アンドリューがその頬に触れて笑う。
「でも、今お前の中に入っている男は誰だ?」
エドナが涙で潤んだ瞳でアンドリューを睨みつける。そのようすに、フランシスが妻を宥めるように頬に口づけた。
「エドナ……殿下がお尋ねになっている。答えなさい」
「は……あっ……あんど、りゅ……」
言いかけたその途中で、アンドリューがエドナの胸の先端をきゅっと摘まんだ。途端に、刺激に反応してエドナが全身を震わせる。
「ああああっ……」
「ああ、すごく締まってきた。もうすぐ、イきそうなんだろ……イケよ……夫の目の前で、俺に犯されてイけよ、この淫乱」
「い、ああああっ……い、いやっ……ああっ」
「エドナ……」
達したくなくて首を振るエドナに、フランシスが囁きかける。
「エドナ、愛しているから……イっていいんだよ。手を握っていてあげるから、イきなさい……」
両手の指を絡めるように握りしめられて、エドナは絶頂し、直後にアンドリューもエドナの中で果てた。
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