6 / 34
*五 海の底の竜宮での暮らし
しおりを挟む
渡津海が住まうのは、海の底深くにある竜宮と呼ばれる屋敷だった。海底にあるとは思えぬほど立派な石造りで、敷地も広大である。その内の一室を海璃の私室として与えられ、寝起きはそこでするように言われた。
いままで地べたに直に寝ころんでいた海璃にとって、与えられた部屋はもとより、寝床である寝台のやわらかさにも驚かされた。触れると想像以上にやわらかで、しかも手触りがすべすべしていて心地よい。海璃はいつも寝台に腰かけると、暫くずっと撫でているほどだ。それを絹というのだと渡津海が教えてくれた。
しかしもっと驚いたのは、海璃の姿の変わりようだ。湯あみされ、丁寧に洗われた肌は玉のようにきめが細かく、洗い梳かされた黒髪は陸の上の駿馬のたてがみのように美しかったからだ。
渡津海が神通力で作った姿見に映し出された自分は、いままで水たまりなどで映し出した時とは別人のようになっていて、海璃は驚きで小さく悲鳴を上げたほどだ。
渡津海が着せてくれた真新しい着物もまた絹で出来ており、すべすべで心地いい。くすぐったいほどの手触りに、海璃は身をもじもじとさせている。
深い緑色の子ども用の着物に、鮮やかな空色の兵児帯を付けられた海璃の姿は、愛らしい小魚のようだ。
「お似合いですよ、海璃様。さすが、ご主人様が見立てただけありますね」
「みたてる?」
「ええ。ご主人様が、海璃様へとお選びになった着物ですよ。お気に召しましたか?」
「んぅ。これ、すき」
はにかんだように笑みを浮かべ、傍らでムツとのやり取りを見守っている渡津海の方を窺うと、渡津海は豪奢な細工のされた卓に頬杖をつき、椅子に座りながらこちらを見つめている。その表情からは感情が窺えない。まるで、怒っているようにしか見えない。
「ご主人様、いかがです? 海璃様良くお似合いですよね」
『……ああ、そうだな』
頬杖をついたまま、にこりともせず、それだけしか返さない渡津海の様子に、海璃は窺うように向けていた目を伏せていく。
やはり、自分はここにいてはいけないんじゃないだろうか。海璃は幼いながらに、竜宮に居候している自分が、迷惑な存在になっているような気がしていた。それはひとえに、自分を連れてきた渡津海の態度があまりに素っ気ないからだ。食事をここに来てから数度共にしたが、その時もにこりともしない。
仲間にしてやると言われたが、それについてはムツが反対していたし、当の渡津海も初日以降その話を口にしない。それどころか、世話をすると言いつつも、結局着物を着せたり食事を用意したりしてくれるのは従者のムツなのだ。
だからつい、海璃は着物の袖の端を握りしめてうつむいて呟いてしまう。
「……ごめんなさい」
「海璃様? どうかされましたか?」
「んんぅ……ワタツミ、おこってる……ごめんなさい……」
「ああ、そんなことありませんよ! ご主人様は、ちゃんと海璃様の着物がお似合いだってお思いですから!」
ね? と、念を押して確認するようにムツが渡津海の方を見るも、渡津海もまたそれに素直に応じてうなずいたり微笑んだりして来ない。照れ臭そうに顔を背け、『ああ、まあ、そうだな』と、言葉少なだ。
それでも、海璃の泣きそうな顔は多少気が咎めるのか、やおら立ち上がり、数歩歩み寄って目の前で膝をつき、顔を覗き込んでくる。
『よう、似合うている、海璃』
たったそれだけを言い置いて、渡津海は再び立ち上がり、海璃の部屋を出て行ってしまった。海の神としての職務をこなすためなのだろうが、あまりに取り付く島がない。海璃は先程の言葉の意味もよく解らず、途方に暮れてうつむいていく。
「ああ、海璃様。おやつ、おやつを食べましょうか。何が良いですかねえ……」
泣き出しそうな海璃を取り繕うように、ムツから明るい声でそう促され、こくんと小さくうなずく。それでも、小さな胸の中に、この屋敷にいていいのかという不安は消えなかった。
おやつは色とりどりの寒天だった。口中でころころと転がるように丸いそれはどれも甘く、色鮮やかで食べるのがもったいないほどだ。
「ワタツミにあげていい?」
竜宮に来てからまだ数日。しかし海璃は幼いなりに自分がとても良くしてもらっているのを理解していた。少なくとも、ここにいる誰も、海璃を殴ったり蹴ったり、罵ったりしない。しかも美味しい食事にあたたかい寝床、その上きれいな着物までくれた。そのすべては渡津海がここに連れてきてくれたからだ、それだけは幼い海璃にもわかっていた。
だから、そのお礼代わりに、おやつを持って行こうと考えたのだ。
ムツは丸い目を一層丸くして驚き、そしてころころと笑って頷いてくれた。
「それは良いですね。では、この赤いものを持って行っていただけますか?」
「んぅ」
光の具合で七色に輝くアワビの貝殻の皿には、サンゴのように赤い丸い寒天が並ぶ。それを渡津海に届けようと思い立ったのだ。
こぼしてはいけないからと、寒天はほんの数個だけだが、海璃はそれを捧げ持つようにして、食事をする広間から、廊下を挟んで隣の渡津海の仕事部屋へと向かう。そろりそろりと足を忍ばせながら慎重に。小さな両の手のひらいっぱいの貝の皿では、緊張した面持ちで歩む海璃を急かすように寒天の玉が揺れる。
慎重に慎重を重ね、時間をかけてようやく渡津海の部屋の前に辿り着く。しかし、手がふさがっているので引き戸が開けられず、戸の前で途方に暮れる。
「どうしよう……おやつ……」
ぽつりと海璃が呟いたその時、がらりと目の前の戸が開き、渡津海が姿を現した。その姿は、三尺あるかないかの海璃から見れば山のように大きく見上げる高さだ。そんな高さから見下ろされると、たちまちに恐ろしさで震えあがりそうになり、じわりと目許が潤んでくる。
『なんだ。どうした』
しゃがんで眼の高さを合わせることもなく、頭上はるか高くから降ってくる低い声に、海璃はますます体を強張らせ、「ふぇ……」と、何かを答えるより先に泣き声が漏れてしまう。同時に、頬には涙が伝っていく。
『おい、どうした。何か用か? 答えろ』
自分を見上げたまま凍り付いてしまった海璃の様子も用件もわからず、渡津海は困惑した様子で問い詰めてしまう。それが一層、海璃に恐怖心を抱かせるのに。
『海璃、どうしてここにいる。ムツはどうした? 答えぬか』
「っふ、うぇ……っひぃく」
立て続けに問詰められ、答える隙もないままに海璃の恐怖心は涙腺の決壊を呼び起こし、あっという間に崩れていく。渡津海が止める間もなく、海璃は声をあげて泣き出してしまった。
するとどうだろう。それまで穏やかにたゆたっていた屋敷の外の景色が、まるで強風に吹かれているように荒れ始めたではないか。
窓枠の玻璃をがたがたと振るわせるほどの、嵐のような時化に渡津海は窓の外を忌々しそうに見つめる。時化を沈めるのは海の神の仕事の一つでもあり、それは急を要するものでもある。
『ええい、くそ、このような時に……』
苛立った様子で渡津海は踵を返して部屋に戻り、再びぴしゃりと引き戸を閉めてしまった。
閉ざされた戸は、海璃を拒絶したのだろうか。あの苛立った様子は、海璃のせいなのだろうか。いまは、来るべき時ではなかったのだろうか。
わからない。わからないけれど、怖い。そして、悲しい。
理由のわからない悲しみと恐怖で、海璃は渡津海の部屋の前で声をあげて泣いていた。
その間、竜宮の周りの海中は嵐のように時化て荒れ、渡津海は終日その対応に追われていたという。
いままで地べたに直に寝ころんでいた海璃にとって、与えられた部屋はもとより、寝床である寝台のやわらかさにも驚かされた。触れると想像以上にやわらかで、しかも手触りがすべすべしていて心地よい。海璃はいつも寝台に腰かけると、暫くずっと撫でているほどだ。それを絹というのだと渡津海が教えてくれた。
しかしもっと驚いたのは、海璃の姿の変わりようだ。湯あみされ、丁寧に洗われた肌は玉のようにきめが細かく、洗い梳かされた黒髪は陸の上の駿馬のたてがみのように美しかったからだ。
渡津海が神通力で作った姿見に映し出された自分は、いままで水たまりなどで映し出した時とは別人のようになっていて、海璃は驚きで小さく悲鳴を上げたほどだ。
渡津海が着せてくれた真新しい着物もまた絹で出来ており、すべすべで心地いい。くすぐったいほどの手触りに、海璃は身をもじもじとさせている。
深い緑色の子ども用の着物に、鮮やかな空色の兵児帯を付けられた海璃の姿は、愛らしい小魚のようだ。
「お似合いですよ、海璃様。さすが、ご主人様が見立てただけありますね」
「みたてる?」
「ええ。ご主人様が、海璃様へとお選びになった着物ですよ。お気に召しましたか?」
「んぅ。これ、すき」
はにかんだように笑みを浮かべ、傍らでムツとのやり取りを見守っている渡津海の方を窺うと、渡津海は豪奢な細工のされた卓に頬杖をつき、椅子に座りながらこちらを見つめている。その表情からは感情が窺えない。まるで、怒っているようにしか見えない。
「ご主人様、いかがです? 海璃様良くお似合いですよね」
『……ああ、そうだな』
頬杖をついたまま、にこりともせず、それだけしか返さない渡津海の様子に、海璃は窺うように向けていた目を伏せていく。
やはり、自分はここにいてはいけないんじゃないだろうか。海璃は幼いながらに、竜宮に居候している自分が、迷惑な存在になっているような気がしていた。それはひとえに、自分を連れてきた渡津海の態度があまりに素っ気ないからだ。食事をここに来てから数度共にしたが、その時もにこりともしない。
仲間にしてやると言われたが、それについてはムツが反対していたし、当の渡津海も初日以降その話を口にしない。それどころか、世話をすると言いつつも、結局着物を着せたり食事を用意したりしてくれるのは従者のムツなのだ。
だからつい、海璃は着物の袖の端を握りしめてうつむいて呟いてしまう。
「……ごめんなさい」
「海璃様? どうかされましたか?」
「んんぅ……ワタツミ、おこってる……ごめんなさい……」
「ああ、そんなことありませんよ! ご主人様は、ちゃんと海璃様の着物がお似合いだってお思いですから!」
ね? と、念を押して確認するようにムツが渡津海の方を見るも、渡津海もまたそれに素直に応じてうなずいたり微笑んだりして来ない。照れ臭そうに顔を背け、『ああ、まあ、そうだな』と、言葉少なだ。
それでも、海璃の泣きそうな顔は多少気が咎めるのか、やおら立ち上がり、数歩歩み寄って目の前で膝をつき、顔を覗き込んでくる。
『よう、似合うている、海璃』
たったそれだけを言い置いて、渡津海は再び立ち上がり、海璃の部屋を出て行ってしまった。海の神としての職務をこなすためなのだろうが、あまりに取り付く島がない。海璃は先程の言葉の意味もよく解らず、途方に暮れてうつむいていく。
「ああ、海璃様。おやつ、おやつを食べましょうか。何が良いですかねえ……」
泣き出しそうな海璃を取り繕うように、ムツから明るい声でそう促され、こくんと小さくうなずく。それでも、小さな胸の中に、この屋敷にいていいのかという不安は消えなかった。
おやつは色とりどりの寒天だった。口中でころころと転がるように丸いそれはどれも甘く、色鮮やかで食べるのがもったいないほどだ。
「ワタツミにあげていい?」
竜宮に来てからまだ数日。しかし海璃は幼いなりに自分がとても良くしてもらっているのを理解していた。少なくとも、ここにいる誰も、海璃を殴ったり蹴ったり、罵ったりしない。しかも美味しい食事にあたたかい寝床、その上きれいな着物までくれた。そのすべては渡津海がここに連れてきてくれたからだ、それだけは幼い海璃にもわかっていた。
だから、そのお礼代わりに、おやつを持って行こうと考えたのだ。
ムツは丸い目を一層丸くして驚き、そしてころころと笑って頷いてくれた。
「それは良いですね。では、この赤いものを持って行っていただけますか?」
「んぅ」
光の具合で七色に輝くアワビの貝殻の皿には、サンゴのように赤い丸い寒天が並ぶ。それを渡津海に届けようと思い立ったのだ。
こぼしてはいけないからと、寒天はほんの数個だけだが、海璃はそれを捧げ持つようにして、食事をする広間から、廊下を挟んで隣の渡津海の仕事部屋へと向かう。そろりそろりと足を忍ばせながら慎重に。小さな両の手のひらいっぱいの貝の皿では、緊張した面持ちで歩む海璃を急かすように寒天の玉が揺れる。
慎重に慎重を重ね、時間をかけてようやく渡津海の部屋の前に辿り着く。しかし、手がふさがっているので引き戸が開けられず、戸の前で途方に暮れる。
「どうしよう……おやつ……」
ぽつりと海璃が呟いたその時、がらりと目の前の戸が開き、渡津海が姿を現した。その姿は、三尺あるかないかの海璃から見れば山のように大きく見上げる高さだ。そんな高さから見下ろされると、たちまちに恐ろしさで震えあがりそうになり、じわりと目許が潤んでくる。
『なんだ。どうした』
しゃがんで眼の高さを合わせることもなく、頭上はるか高くから降ってくる低い声に、海璃はますます体を強張らせ、「ふぇ……」と、何かを答えるより先に泣き声が漏れてしまう。同時に、頬には涙が伝っていく。
『おい、どうした。何か用か? 答えろ』
自分を見上げたまま凍り付いてしまった海璃の様子も用件もわからず、渡津海は困惑した様子で問い詰めてしまう。それが一層、海璃に恐怖心を抱かせるのに。
『海璃、どうしてここにいる。ムツはどうした? 答えぬか』
「っふ、うぇ……っひぃく」
立て続けに問詰められ、答える隙もないままに海璃の恐怖心は涙腺の決壊を呼び起こし、あっという間に崩れていく。渡津海が止める間もなく、海璃は声をあげて泣き出してしまった。
するとどうだろう。それまで穏やかにたゆたっていた屋敷の外の景色が、まるで強風に吹かれているように荒れ始めたではないか。
窓枠の玻璃をがたがたと振るわせるほどの、嵐のような時化に渡津海は窓の外を忌々しそうに見つめる。時化を沈めるのは海の神の仕事の一つでもあり、それは急を要するものでもある。
『ええい、くそ、このような時に……』
苛立った様子で渡津海は踵を返して部屋に戻り、再びぴしゃりと引き戸を閉めてしまった。
閉ざされた戸は、海璃を拒絶したのだろうか。あの苛立った様子は、海璃のせいなのだろうか。いまは、来るべき時ではなかったのだろうか。
わからない。わからないけれど、怖い。そして、悲しい。
理由のわからない悲しみと恐怖で、海璃は渡津海の部屋の前で声をあげて泣いていた。
その間、竜宮の周りの海中は嵐のように時化て荒れ、渡津海は終日その対応に追われていたという。
0
あなたにおすすめの小説
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
俺は夜、社長の猫になる
衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。
ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。
言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。
タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。
けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。
拝啓、親愛なる王子、魔族に求婚されて元従者は花嫁と相成りそうです
石月煤子
BL
「――迎えにきたぞ、ロザ――」
とある国の王子に仕える従者のロザ。
過保護な余り、単独必須の武者修行へ赴く王子をこっそり尾行し、魔獣が巣食う「暁の森」へとやってきた。
そこでロザは出会う。
ウルヴァスという名の不敵な魔族に。
「俺の花嫁に相応しい」
(は? 今、何て言った?)
■表紙イラスト(フリー素材)はお借りしています■
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
余命半年の俺を、手酷く振ったはずの元カレ二人が手を組んで逃がしてくれません
ユッキー
BL
半年以内に俺は一人寂しく死ぬ。そんな未来を視た。きっと誰も悲しむ人は居ないだろう。そう思っていたから何も怖くなかった。なのにそんな俺の元に過去手酷く振り、今では世界的スターとなった元カレ二人がやってきた。彼らは全てを知っていた。俺がどうして彼らを振ったのか、そして俺の余命も。
全てを諦めた主人公と、主人公を諦めきれないイケメンサッカー選手とシンガーソングライターの再会が導く未来は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる