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*四 神様の傷
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ムツが用意してくれた湯あみをする湯はちょうどいい温かさだった。
これまで海璃は、どぶ川のような場所での水浴びしかしたことがないため、こんなに大量の水、それも湯を見たことがない。広大で深い湯船の湯を前に、ただただ呆然としている。湯はどこからともなくどんどんと湧きだし、どこかへと向かって流れ落ちていく。その様を見ているだけでも海璃は驚きを隠せない。
『さあ、来い。洗ってやろう』
そう言うが早いか、渡津海はブクブクと泡立つ不思議な物で海璃の肌を擦っていく。それはぬるぬるとしていているが、滑る感触が心地よくもある。しかも、湯をかけて流せば、肌が見たこともない色になっていた。ひどい色の湯がどんどん足許に渦を成して流れていく。
「みず、かわった!」
『随分と汚れておったのだな……よくぞ病にかからなかったものだ』
感心と呆れを半々に渡津海は溜め息をつき、それから海璃の長い髪を同じような泡で洗い始める。泡はやわらかないいにおいがする。
しかし渡津海の大きくて太い指先で容赦なく洗われるのは、かなり乱雑で、海璃の体は右へ左へと大きく揺れ、渡津海の膝から滑り落ちそうになった。
『ああ、すまぬ……加減がわからぬ故……』
そう言いながらざばざばと頭から湯を浴びせると、海璃は見違えるようにきれいな姿になった。
それまで饐えたにおいすらしていた体から、花のようなにおいがし始め、海璃は自らの腕などに鼻先を押し付けて嗅いで回る。
「なんか、いいにおいする。なんで?」
『すべての汚れを落としたからだ。これからは毎日洗ってやろう』
「まいにち、このにおい?」
『ああ、そうだ』
渡津海がうなずくと海璃は嬉しそうに頬を緩め、クンクンと何度も自分の腕のにおいを嗅いでいた。
「いいにおいするの、いいなぁ」
淡く頬を染めて呟く海璃の姿を、渡津海は目を細めて見つめる。
海璃を湯船に浸け、渡津海が身体を洗い始める。長く垂らした髪を洗おうとまとめ上げると、隠れていた背中が露わになった。その様子に、海璃は小さく息を呑み、思わず手を伸ばして撫でる。
「これ……いたい?」
『うん?』
「せなか、いたいのいっぱい……」
『……ああ、それか』
露わになった渡津海の背には、大きく引き裂かんばかりの傷痕が走っていたのだ。村の漁師の荒くれ者の中には体に傷を持つものが少なくなかったし、それを海璃に見せつけてくる者もいた。
しかし、渡津海のそれは海璃がいままで見た中でも最も大きく痛々しく見えた。赤く、肉が抉れたような様子すらうかがえる。
体を洗い終えて湯船に浸かってくる渡津海を、海璃はじっと見つめて訊ねる。
「それ、いたい?」
『痛くはないな。もうずっと昔のものだからな』
「どうしてあるの? いじわるされた?」
『いや、そうだな……まあ、そうと言えばそうなのかもしれぬが……』
幼い邪気のない、真っ直ぐな言葉で訊ねられた渡津海は、何かを考えるようにしながら首を少し傾げ、やがて海璃の頭をそっと撫でながら答えた。
『どちらかと言えば、儂が大事なものを守り切れなかった、罰のようなものだな……』
「バツ?」
村の者たちは、海璃が泣けば罰だと言って叩いたり殴ったりしてきたが、渡津海もまたそのようなことをされたのだろうか。海璃よりも大きい体で強そうに見えるのに、それでも守れなかった何かがあるのだろうか。
それは、なんて悲しく残酷な話なのだろう。大切な何かを失うことは、持つものが少なかった海璃でさえもつらいと何となく想像がつく。食べたかったあのきれいな林檎をなくしたような悲しさを、この神だと言う男も知っているのかと思うと、小さな胸がチクリと痛む。痛みは段々と海璃の涙腺を刺激していく。
「バツ、かわいそう……」
そう海璃は呟くと、はらはらと涙をこぼし始める。湯船にいくつもの水滴が落ち、渡津海は慌てて海璃を抱きかかえた。どこに泣くような要因があったのかわからなかったからだ。
『どうした、湯が熱かったか? よし、もう出よう。湯あたりをしてしまう』
そうではない、と海璃は言いたかったが、渡津海に抱かれると言葉ごと悲しい気持ちが溶けてしまって何も言えなくなった。
ぼうっと惚けている間に、脱衣所で迎えてくれたムツに着替えさせられ、真新しい寝間着を着せられていく。寝間着は小魚柄の浴衣だった。
そうこうしている間に、また渡津海に抱きかかえられ、どこかへと連れて行かれる。
しばらく歩いて辿り着いたのは、薄い幕が張り巡らされた天蓋付きの寝台だった。ふわふわなそこに、海璃はそっと寝かしつけさせられる。
「ここで、オレねるの?」
『そうだ。あの祠のところより寒くないであろう』
「…………」
『どうした?』
「いっしょねるの、ダメ?」
『儂とか? しかし……』
ひとりでこのような見知らぬ場所は怖いと思ったのか、海璃は渡津海の寝間着である浴衣の袖を握りしめて放さない。ぎゅっと抱き寄せるようにすがっていたせいか、渡津海が根負けしたように息を吐き、彼には小さい寝台へもぐりこんできた。
『儂がいれば狭いだろうに……良いのか?』
「ンぅ……だって、ワタツミ、せなか、いたいいたいだから」
だから、一緒に寝る、と海璃は呟き、渡津海にそっと寄り添ってくる。小さな腕を背に回し、懸命にさすろうとする。その仕草に、渡津海はひっそりと笑みをこぼし、海璃の頬に触れた。
『お前は性根がやさしいやつだな、海璃』
「しょーね?」
『心のようなものだ』
さあ、もう眠るが良い、と渡津海に促され、海璃はそっと目を閉じてとろとろと眠りの中へいざなわれていく。あたたかでやわらかな寝床を与えられ、まるで夢のようだと思いながら。
(あさになったら、ぜんぶきえちゃうのかな……ワタツミも、おうちも、ぜんぶ、きえちゃうの、やだな……)
消えないで、と小さく呟きながら海璃が眠りに落ちていく様子を、渡津海は傍らで見守りながら聞いていた。
『儂はここにいる……消えなどせぬ……』
眠りに呑み込まれていく最中、渡津海の声でそう囁かれた気がしたが、海璃には意味が汲み取れず、そのまま甘い眠りの中に落ちていく。
(オレ、しょーね、やさしかったら……ワタツミ、もう、せなかにバツ、ならないかなぁ……)
そうだと良い。その為ならば、自分は何だってしてやりたい。こんなにもやさしくあたたかな場所に連れてきてくれたのだから、同じような気持ちを渡津海にあげたい。海璃は幼いながらにそう考えていた。
暗い海に飛び込んで、鱶に喰われてしまえばいいのかと思っていたのに……まさか、新しい寝床はおろか、名前までもらえるなんて。海璃は言葉にならない嬉しさで頬が緩んでしまう。眠っているはずなのに、笑いが込み上げてくるのだ。
ああ、やはり夢のようだ。しかも、渡津海は消えないと言ってくれている。それがたまらなく嬉しい。
そっと手を伸ばせば、それを繋いでくれる指先がある。そのぬくもりがまた海璃の頬を緩めていく。
嬉しい、うれしい、うれしい……ありったけの悦びを表す言葉を胸の中に並べながら、海璃は新たに与えられた場所で安心して眠りに落ちていった。
その様子を、渡津海が慈しむ様な目で見つめていたことを、海璃は知る由もない。どうして彼の背中にあんな傷痕があったのかも、もちろん。
すうすうと寝息を立て始めた幼子の頭を、渡津海がこわごわと指先で撫でる。そして張り詰めるように堪えていた息をゆるゆると吐き、またそっと海璃の頭に触れる。今度は、そっとやさしく手のひらで。
『今度こそ、守り抜かねばならぬ……絶対に』
何者かに誓うように呟く渡津海の声は、すでに眠りの世界に落ちた海璃の耳には届いていない。村で見ていた時よりも数段穏やかで健やかな寝息を立てている姿に、渡津海はほっと息を吐いて見つめているのだった。
これまで海璃は、どぶ川のような場所での水浴びしかしたことがないため、こんなに大量の水、それも湯を見たことがない。広大で深い湯船の湯を前に、ただただ呆然としている。湯はどこからともなくどんどんと湧きだし、どこかへと向かって流れ落ちていく。その様を見ているだけでも海璃は驚きを隠せない。
『さあ、来い。洗ってやろう』
そう言うが早いか、渡津海はブクブクと泡立つ不思議な物で海璃の肌を擦っていく。それはぬるぬるとしていているが、滑る感触が心地よくもある。しかも、湯をかけて流せば、肌が見たこともない色になっていた。ひどい色の湯がどんどん足許に渦を成して流れていく。
「みず、かわった!」
『随分と汚れておったのだな……よくぞ病にかからなかったものだ』
感心と呆れを半々に渡津海は溜め息をつき、それから海璃の長い髪を同じような泡で洗い始める。泡はやわらかないいにおいがする。
しかし渡津海の大きくて太い指先で容赦なく洗われるのは、かなり乱雑で、海璃の体は右へ左へと大きく揺れ、渡津海の膝から滑り落ちそうになった。
『ああ、すまぬ……加減がわからぬ故……』
そう言いながらざばざばと頭から湯を浴びせると、海璃は見違えるようにきれいな姿になった。
それまで饐えたにおいすらしていた体から、花のようなにおいがし始め、海璃は自らの腕などに鼻先を押し付けて嗅いで回る。
「なんか、いいにおいする。なんで?」
『すべての汚れを落としたからだ。これからは毎日洗ってやろう』
「まいにち、このにおい?」
『ああ、そうだ』
渡津海がうなずくと海璃は嬉しそうに頬を緩め、クンクンと何度も自分の腕のにおいを嗅いでいた。
「いいにおいするの、いいなぁ」
淡く頬を染めて呟く海璃の姿を、渡津海は目を細めて見つめる。
海璃を湯船に浸け、渡津海が身体を洗い始める。長く垂らした髪を洗おうとまとめ上げると、隠れていた背中が露わになった。その様子に、海璃は小さく息を呑み、思わず手を伸ばして撫でる。
「これ……いたい?」
『うん?』
「せなか、いたいのいっぱい……」
『……ああ、それか』
露わになった渡津海の背には、大きく引き裂かんばかりの傷痕が走っていたのだ。村の漁師の荒くれ者の中には体に傷を持つものが少なくなかったし、それを海璃に見せつけてくる者もいた。
しかし、渡津海のそれは海璃がいままで見た中でも最も大きく痛々しく見えた。赤く、肉が抉れたような様子すらうかがえる。
体を洗い終えて湯船に浸かってくる渡津海を、海璃はじっと見つめて訊ねる。
「それ、いたい?」
『痛くはないな。もうずっと昔のものだからな』
「どうしてあるの? いじわるされた?」
『いや、そうだな……まあ、そうと言えばそうなのかもしれぬが……』
幼い邪気のない、真っ直ぐな言葉で訊ねられた渡津海は、何かを考えるようにしながら首を少し傾げ、やがて海璃の頭をそっと撫でながら答えた。
『どちらかと言えば、儂が大事なものを守り切れなかった、罰のようなものだな……』
「バツ?」
村の者たちは、海璃が泣けば罰だと言って叩いたり殴ったりしてきたが、渡津海もまたそのようなことをされたのだろうか。海璃よりも大きい体で強そうに見えるのに、それでも守れなかった何かがあるのだろうか。
それは、なんて悲しく残酷な話なのだろう。大切な何かを失うことは、持つものが少なかった海璃でさえもつらいと何となく想像がつく。食べたかったあのきれいな林檎をなくしたような悲しさを、この神だと言う男も知っているのかと思うと、小さな胸がチクリと痛む。痛みは段々と海璃の涙腺を刺激していく。
「バツ、かわいそう……」
そう海璃は呟くと、はらはらと涙をこぼし始める。湯船にいくつもの水滴が落ち、渡津海は慌てて海璃を抱きかかえた。どこに泣くような要因があったのかわからなかったからだ。
『どうした、湯が熱かったか? よし、もう出よう。湯あたりをしてしまう』
そうではない、と海璃は言いたかったが、渡津海に抱かれると言葉ごと悲しい気持ちが溶けてしまって何も言えなくなった。
ぼうっと惚けている間に、脱衣所で迎えてくれたムツに着替えさせられ、真新しい寝間着を着せられていく。寝間着は小魚柄の浴衣だった。
そうこうしている間に、また渡津海に抱きかかえられ、どこかへと連れて行かれる。
しばらく歩いて辿り着いたのは、薄い幕が張り巡らされた天蓋付きの寝台だった。ふわふわなそこに、海璃はそっと寝かしつけさせられる。
「ここで、オレねるの?」
『そうだ。あの祠のところより寒くないであろう』
「…………」
『どうした?』
「いっしょねるの、ダメ?」
『儂とか? しかし……』
ひとりでこのような見知らぬ場所は怖いと思ったのか、海璃は渡津海の寝間着である浴衣の袖を握りしめて放さない。ぎゅっと抱き寄せるようにすがっていたせいか、渡津海が根負けしたように息を吐き、彼には小さい寝台へもぐりこんできた。
『儂がいれば狭いだろうに……良いのか?』
「ンぅ……だって、ワタツミ、せなか、いたいいたいだから」
だから、一緒に寝る、と海璃は呟き、渡津海にそっと寄り添ってくる。小さな腕を背に回し、懸命にさすろうとする。その仕草に、渡津海はひっそりと笑みをこぼし、海璃の頬に触れた。
『お前は性根がやさしいやつだな、海璃』
「しょーね?」
『心のようなものだ』
さあ、もう眠るが良い、と渡津海に促され、海璃はそっと目を閉じてとろとろと眠りの中へいざなわれていく。あたたかでやわらかな寝床を与えられ、まるで夢のようだと思いながら。
(あさになったら、ぜんぶきえちゃうのかな……ワタツミも、おうちも、ぜんぶ、きえちゃうの、やだな……)
消えないで、と小さく呟きながら海璃が眠りに落ちていく様子を、渡津海は傍らで見守りながら聞いていた。
『儂はここにいる……消えなどせぬ……』
眠りに呑み込まれていく最中、渡津海の声でそう囁かれた気がしたが、海璃には意味が汲み取れず、そのまま甘い眠りの中に落ちていく。
(オレ、しょーね、やさしかったら……ワタツミ、もう、せなかにバツ、ならないかなぁ……)
そうだと良い。その為ならば、自分は何だってしてやりたい。こんなにもやさしくあたたかな場所に連れてきてくれたのだから、同じような気持ちを渡津海にあげたい。海璃は幼いながらにそう考えていた。
暗い海に飛び込んで、鱶に喰われてしまえばいいのかと思っていたのに……まさか、新しい寝床はおろか、名前までもらえるなんて。海璃は言葉にならない嬉しさで頬が緩んでしまう。眠っているはずなのに、笑いが込み上げてくるのだ。
ああ、やはり夢のようだ。しかも、渡津海は消えないと言ってくれている。それがたまらなく嬉しい。
そっと手を伸ばせば、それを繋いでくれる指先がある。そのぬくもりがまた海璃の頬を緩めていく。
嬉しい、うれしい、うれしい……ありったけの悦びを表す言葉を胸の中に並べながら、海璃は新たに与えられた場所で安心して眠りに落ちていった。
その様子を、渡津海が慈しむ様な目で見つめていたことを、海璃は知る由もない。どうして彼の背中にあんな傷痕があったのかも、もちろん。
すうすうと寝息を立て始めた幼子の頭を、渡津海がこわごわと指先で撫でる。そして張り詰めるように堪えていた息をゆるゆると吐き、またそっと海璃の頭に触れる。今度は、そっとやさしく手のひらで。
『今度こそ、守り抜かねばならぬ……絶対に』
何者かに誓うように呟く渡津海の声は、すでに眠りの世界に落ちた海璃の耳には届いていない。村で見ていた時よりも数段穏やかで健やかな寝息を立てている姿に、渡津海はほっと息を吐いて見つめているのだった。
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