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2章天鬼鶏
社畜 ダンジョンアタック
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ダンジョンアタックする日になり三人はダンジョンに集合する
そして配信の準備をする
「それが新しい防具か。いくら?」
「140万」
「おぉ、高い買い物したね」
「ちなみにこれ200万」
魔道具を指差す
「金持ちになった?」
「魔石売ったら結構な額になった」
「あぁ、そうか売ってなかったんだっけ」
「中ボスとかの魔石じゃなければ売ってたよ」
「準備終わりました! 配信開始します」
「了解」
「分かった……仮面付けないと」
蓮二は仮面を付ける
『天鬼鶏の配信だ!』
『おぉ、久しぶり?』
「天鬼鶏の天担当、天音です。雑談配信で言った通り今日は3級ダンジョンに挑みます」
『そんな時間経ってない』
『雑談配信もあったしね』
『あれ見てないわアーカイブある?』
『あるから後で見るべし』
天鬼鶏、二度目の配信
「コメントが盛り上がっているな」
「人数もいます。雑談配信とSNSで宣伝した甲斐有りました」
「それじゃ行くか。準備万端か?」
「当然」
「準備万端だ」
(率先して戦う)
三人はダンジョンに入っていく
3級だが二度挑んでいるダンジョン、天音が鎖を使い一鬼が切り裂く
『流石!』
『3級なのに楽々倒してる』
『獅子神さん槍だ。見た事ない』
『ほんとだ』
『新しい武器?』
蓮二は魔物に接近して炎を放つ
一撃で焼き払う
距離があると避けられる可能性がある
魔物の攻撃を攻撃を剣で防ぐ
(重いが)
「これは避けられないだろ」
近距離で炎を放ち焼く
『ファイアー』
『やっぱ強いなぁ』
『相変わらず一撃』
「鶏くんやる気満々だな」
「少し派手にやる」
「良いなそれ」
槍を構えて一鬼は魔物の群れに突っ込む
魔物は三体、一鬼の接近に気付いている
「鎖よ縛って!」
魔物を鎖が拘束する
数秒で魔物は鎖を破壊出来る
しかし、その数秒があれば充分
槍が流れるように魔物を切り裂いていく
「動かない相手なら余裕」
「獅子神!」
速い速度で小型の魔物が接近していた
静かに素早く接近していて一鬼は気づかなかった
『ヤバっ』
『油断大敵ー!』
『危ない!』
『獅子神さん~』
魔物は飛びかかる
迎撃は間に合わない
複数の小さな炎の玉が魔物に飛んでいく
魔物は手に持つ武器で炎の玉を防ぐが全ては防ぎ切れず炎の玉が当たり焼かれる
『ナイスニワトリくん!』
『あぶねぇ』
『危機一髪』
『新技じゃね』
『おぉ!』
『配信外で成長したのか』
「助かった」
「獅子神さん油断大敵だよ」
「そうだな」
蓮二が前に立ち剣を構える
後から接近してきた魔物に剣を振るう
魔物は武器で攻撃を防ぐ
防御された瞬間に蹴りを繰り出してよろめいた所に剣を突き立てる
(なんか変だな)
蓮二の様子に違和感を感じる
「何かあった?」
小声で蓮二に聞く
「まぁちょっとね」
「無理はするなよ」
「分かってる」
二人が次々と魔物を倒していく
魔物の攻撃を躱して剣で両断して魔物の群れに突っ込む
炎を出す
そして操って炎を広げ周囲の魔物を纏めて焼き払う
『ヤバっ』
『覚醒した』
『つえぇ』
『パネェ』
『炎、えげつないな』
「強い……」
「なんか無理してそう。鶏君あれとの戦いあるかもしれないから体力は温存しとかないと」
「体力なら有り余ってる」
「流石体力おばけ」
「鶏さんの体力ほぼ底無しですしね」
『主と渡り合ってたからなぁ』
『絶対おかしい』
『体力おばけ』
順調に進み中ボスエリアの前の階段に着く
「この先、二体同時だったら撤退、片方なら戦うだ。無理はしない」
「了解」
「分かってる」
『ゴクリ』
『ここの中ボス知らない』
『再生の魔物が出てくるのか』
『出てきても一度倒してるし勝てるでしょ』
『確かに』
『そう簡単に行くか?』
三人は階段を下りる
中ボスエリアに一体の魔物が佇んでいた
「これは運が悪いのか運がいいのかどっちだ?」
「配信者としてなら運がいいかと」
「探索者としてなら運が悪い方だな」
『再生の魔物』
『あれって入口にいたやつ?』
『いや二回目の中ボスの方に居たやつじゃね?』
『姿ほぼ変わらんからわからん』
『本体は見分けつくんだが』
『確かに』
『でかいもんね』
黒いモヤを纏った魔物
最初に会った時の感覚に襲われる
三人とも
(成程、これが)
(あの時の……)
蓮二は前に出る
「竜胆さんサポートお願い、獅子神さん行ける?」
「この程度余裕だ」
「はい! お任せを」
蓮二と一鬼は地を蹴り突っ込む
真正面から魔物に接近する
距離がある
魔物は複数の触手を飛ばして攻撃をしてくる
その場から動く様子は無い
「鎖よ縛って!」
五本の鎖が触手を縛り上げて動きを封じる
『五本!?』
『一本増えてる!』
『まじか!』
『おぉ』
『何か条件を満たしたのか』
『増えるタイプの異能なんだ』
『最大本数は決まってそうだけどまだまだ成長の余地ありって事か』
残りの数本は一鬼が槍で切り払う
(切れた)
『切れるなら入口のやつだな』
『確か硬かったもんね』
『そうだったね』
『今回は三人』
『ニワトリくんは戦いの経験も積んでる』
「触手が柔らかいな」
「入口の時の分身か」
指輪に炎を吸収させる
(あれは本体より弱い。速攻で終わらせる)
切り払われた触手を再生させて再び攻撃をする
「無駄だ」
前に出て槍を振るい触手を次々と切り裂いていく
蓮二は無防備な魔物に剣を突き立てる
力を込めて切り裂く
再生している
「弱点は頭だったな」
指輪を魔物の顔に当てる
「これなら外さん」
そして貯めた炎を放出する
勢いよく炎が発生して魔物の頭を焼き払う
回避も防御も不可の一撃
貯めた炎は多い
例え再生能力があっても間に合わない程の火力
(こう使えばいいのか)
最初に入口で戦った時とは違う
メンバーが三人で蓮二は戦いの経験を積んでいる
分身体を倒す
三人は警戒を辞めない
別に本体が居る事は分かっている
不意打ちは通じない
そして配信の準備をする
「それが新しい防具か。いくら?」
「140万」
「おぉ、高い買い物したね」
「ちなみにこれ200万」
魔道具を指差す
「金持ちになった?」
「魔石売ったら結構な額になった」
「あぁ、そうか売ってなかったんだっけ」
「中ボスとかの魔石じゃなければ売ってたよ」
「準備終わりました! 配信開始します」
「了解」
「分かった……仮面付けないと」
蓮二は仮面を付ける
『天鬼鶏の配信だ!』
『おぉ、久しぶり?』
「天鬼鶏の天担当、天音です。雑談配信で言った通り今日は3級ダンジョンに挑みます」
『そんな時間経ってない』
『雑談配信もあったしね』
『あれ見てないわアーカイブある?』
『あるから後で見るべし』
天鬼鶏、二度目の配信
「コメントが盛り上がっているな」
「人数もいます。雑談配信とSNSで宣伝した甲斐有りました」
「それじゃ行くか。準備万端か?」
「当然」
「準備万端だ」
(率先して戦う)
三人はダンジョンに入っていく
3級だが二度挑んでいるダンジョン、天音が鎖を使い一鬼が切り裂く
『流石!』
『3級なのに楽々倒してる』
『獅子神さん槍だ。見た事ない』
『ほんとだ』
『新しい武器?』
蓮二は魔物に接近して炎を放つ
一撃で焼き払う
距離があると避けられる可能性がある
魔物の攻撃を攻撃を剣で防ぐ
(重いが)
「これは避けられないだろ」
近距離で炎を放ち焼く
『ファイアー』
『やっぱ強いなぁ』
『相変わらず一撃』
「鶏くんやる気満々だな」
「少し派手にやる」
「良いなそれ」
槍を構えて一鬼は魔物の群れに突っ込む
魔物は三体、一鬼の接近に気付いている
「鎖よ縛って!」
魔物を鎖が拘束する
数秒で魔物は鎖を破壊出来る
しかし、その数秒があれば充分
槍が流れるように魔物を切り裂いていく
「動かない相手なら余裕」
「獅子神!」
速い速度で小型の魔物が接近していた
静かに素早く接近していて一鬼は気づかなかった
『ヤバっ』
『油断大敵ー!』
『危ない!』
『獅子神さん~』
魔物は飛びかかる
迎撃は間に合わない
複数の小さな炎の玉が魔物に飛んでいく
魔物は手に持つ武器で炎の玉を防ぐが全ては防ぎ切れず炎の玉が当たり焼かれる
『ナイスニワトリくん!』
『あぶねぇ』
『危機一髪』
『新技じゃね』
『おぉ!』
『配信外で成長したのか』
「助かった」
「獅子神さん油断大敵だよ」
「そうだな」
蓮二が前に立ち剣を構える
後から接近してきた魔物に剣を振るう
魔物は武器で攻撃を防ぐ
防御された瞬間に蹴りを繰り出してよろめいた所に剣を突き立てる
(なんか変だな)
蓮二の様子に違和感を感じる
「何かあった?」
小声で蓮二に聞く
「まぁちょっとね」
「無理はするなよ」
「分かってる」
二人が次々と魔物を倒していく
魔物の攻撃を躱して剣で両断して魔物の群れに突っ込む
炎を出す
そして操って炎を広げ周囲の魔物を纏めて焼き払う
『ヤバっ』
『覚醒した』
『つえぇ』
『パネェ』
『炎、えげつないな』
「強い……」
「なんか無理してそう。鶏君あれとの戦いあるかもしれないから体力は温存しとかないと」
「体力なら有り余ってる」
「流石体力おばけ」
「鶏さんの体力ほぼ底無しですしね」
『主と渡り合ってたからなぁ』
『絶対おかしい』
『体力おばけ』
順調に進み中ボスエリアの前の階段に着く
「この先、二体同時だったら撤退、片方なら戦うだ。無理はしない」
「了解」
「分かってる」
『ゴクリ』
『ここの中ボス知らない』
『再生の魔物が出てくるのか』
『出てきても一度倒してるし勝てるでしょ』
『確かに』
『そう簡単に行くか?』
三人は階段を下りる
中ボスエリアに一体の魔物が佇んでいた
「これは運が悪いのか運がいいのかどっちだ?」
「配信者としてなら運がいいかと」
「探索者としてなら運が悪い方だな」
『再生の魔物』
『あれって入口にいたやつ?』
『いや二回目の中ボスの方に居たやつじゃね?』
『姿ほぼ変わらんからわからん』
『本体は見分けつくんだが』
『確かに』
『でかいもんね』
黒いモヤを纏った魔物
最初に会った時の感覚に襲われる
三人とも
(成程、これが)
(あの時の……)
蓮二は前に出る
「竜胆さんサポートお願い、獅子神さん行ける?」
「この程度余裕だ」
「はい! お任せを」
蓮二と一鬼は地を蹴り突っ込む
真正面から魔物に接近する
距離がある
魔物は複数の触手を飛ばして攻撃をしてくる
その場から動く様子は無い
「鎖よ縛って!」
五本の鎖が触手を縛り上げて動きを封じる
『五本!?』
『一本増えてる!』
『まじか!』
『おぉ』
『何か条件を満たしたのか』
『増えるタイプの異能なんだ』
『最大本数は決まってそうだけどまだまだ成長の余地ありって事か』
残りの数本は一鬼が槍で切り払う
(切れた)
『切れるなら入口のやつだな』
『確か硬かったもんね』
『そうだったね』
『今回は三人』
『ニワトリくんは戦いの経験も積んでる』
「触手が柔らかいな」
「入口の時の分身か」
指輪に炎を吸収させる
(あれは本体より弱い。速攻で終わらせる)
切り払われた触手を再生させて再び攻撃をする
「無駄だ」
前に出て槍を振るい触手を次々と切り裂いていく
蓮二は無防備な魔物に剣を突き立てる
力を込めて切り裂く
再生している
「弱点は頭だったな」
指輪を魔物の顔に当てる
「これなら外さん」
そして貯めた炎を放出する
勢いよく炎が発生して魔物の頭を焼き払う
回避も防御も不可の一撃
貯めた炎は多い
例え再生能力があっても間に合わない程の火力
(こう使えばいいのか)
最初に入口で戦った時とは違う
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