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4,理性のたが
胸筋を揺り動かされ、彼が大きく息を吸う。
「あっ、天木さん!」
「どうした? これは嫌?」
手を止めるべきかどうか迷った。
「ううん、気持ちいい」
彼はわずかに息を乱しながらも、触れられる手のひらの心地よさに耐えているみたいだった。
「天木さんの手、すごく気持ちいいよ」
「それなら続けるね」
日々の仕事に慣れきった手は、考えずともその先へ進んでいく。
親指の腹が桜色をしたふたつの乳首にかかった。
「……!」
空くんがぴくんと体を揺らす。けれど声は出さなかった。
(これなら大丈夫か)
小さな乳輪の縁を優しくなぞる。
きれいな色の乳首には、やはり汚れや色素の沈着はなさそうだ。
それを確かめながら、もう一度乳輪の縁を指でなぞった時だった。
「ふうんっ……」
空くんが子犬の鳴くような声をあげる。
思わず顔を見ると、彼は自分の声に驚いたのか、羞恥と驚きをにじませたような表情をしていた。
その表情にドキリとして、仕事に慣れているはずの俺の手も止まってしまう。
お互いに口を半開きにしたまま、視線が絡み合っていた。
「……あ、続けても大丈夫?」
はっと我に返り、俺は取り繕うように尋ねる。
空くんが恥ずかしげに笑った。
「我慢する。大丈夫……」
けれども今度は指先が触れただけで、甘い声が返ってくる。
「あんっ」
「キミは感じやすいな」
つい本音が漏れた。
「だって……」
胸の先に触れるたびに、彼は甘い声を発して身を震わせる。
「ああんっ、んー……なんかヘン」
なんなら胸に触れなくても、近くを刺激するだけで声が出てしまうみたいだ。
その声を聞かされていると、こっちまで変な気持ちになる。
「ねえ、そんなに感じちゃう?」
可憐にもだえる少年に、加虐心を煽られてしまった。
胸の先を人差し指と親指で挟み、くりくりと刺激する。
「やぁんっ!」
空くんの背中が施術台の上で跳ねた。
少しやり過ぎたか。
「あっ、はぁ……」
彼は乱れた息を吐き出しながら、涙目で俺を見る。
「ごめんね。胸はこれくらいにしておこう」
そっと胸板から手を外す。
ところが彼が、大きく首を横に振った。
「やだ。ちゃんとやってよ」
(え……?)
予想外の反応に戸惑う。
彼はこの触り方が、正しい施術方法だと思っているんだろうか。
空くんに手首をつかまれて、一度胸から離した手を元の場所に引き戻される。
可愛らしい乳首がこちらを誘うように、ぷっくりと立ち上がっていた。
「ここが、触ってほしいって言ってるの」
震える声で告げられる。
「天木さん、上手だから僕、声を我慢できなくて……」
彼のまばたきが、目元に溜まった涙を弾き飛ばす。
「すごく恥ずかしいけど、でも……触ってほしい」
こんな可愛らしい少年におねだりされて、逆らえる人間がいるんだろうか。
理性のたがが、またひとつ外れてしまった気がした。
「あっ、天木さん!」
「どうした? これは嫌?」
手を止めるべきかどうか迷った。
「ううん、気持ちいい」
彼はわずかに息を乱しながらも、触れられる手のひらの心地よさに耐えているみたいだった。
「天木さんの手、すごく気持ちいいよ」
「それなら続けるね」
日々の仕事に慣れきった手は、考えずともその先へ進んでいく。
親指の腹が桜色をしたふたつの乳首にかかった。
「……!」
空くんがぴくんと体を揺らす。けれど声は出さなかった。
(これなら大丈夫か)
小さな乳輪の縁を優しくなぞる。
きれいな色の乳首には、やはり汚れや色素の沈着はなさそうだ。
それを確かめながら、もう一度乳輪の縁を指でなぞった時だった。
「ふうんっ……」
空くんが子犬の鳴くような声をあげる。
思わず顔を見ると、彼は自分の声に驚いたのか、羞恥と驚きをにじませたような表情をしていた。
その表情にドキリとして、仕事に慣れているはずの俺の手も止まってしまう。
お互いに口を半開きにしたまま、視線が絡み合っていた。
「……あ、続けても大丈夫?」
はっと我に返り、俺は取り繕うように尋ねる。
空くんが恥ずかしげに笑った。
「我慢する。大丈夫……」
けれども今度は指先が触れただけで、甘い声が返ってくる。
「あんっ」
「キミは感じやすいな」
つい本音が漏れた。
「だって……」
胸の先に触れるたびに、彼は甘い声を発して身を震わせる。
「ああんっ、んー……なんかヘン」
なんなら胸に触れなくても、近くを刺激するだけで声が出てしまうみたいだ。
その声を聞かされていると、こっちまで変な気持ちになる。
「ねえ、そんなに感じちゃう?」
可憐にもだえる少年に、加虐心を煽られてしまった。
胸の先を人差し指と親指で挟み、くりくりと刺激する。
「やぁんっ!」
空くんの背中が施術台の上で跳ねた。
少しやり過ぎたか。
「あっ、はぁ……」
彼は乱れた息を吐き出しながら、涙目で俺を見る。
「ごめんね。胸はこれくらいにしておこう」
そっと胸板から手を外す。
ところが彼が、大きく首を横に振った。
「やだ。ちゃんとやってよ」
(え……?)
予想外の反応に戸惑う。
彼はこの触り方が、正しい施術方法だと思っているんだろうか。
空くんに手首をつかまれて、一度胸から離した手を元の場所に引き戻される。
可愛らしい乳首がこちらを誘うように、ぷっくりと立ち上がっていた。
「ここが、触ってほしいって言ってるの」
震える声で告げられる。
「天木さん、上手だから僕、声を我慢できなくて……」
彼のまばたきが、目元に溜まった涙を弾き飛ばす。
「すごく恥ずかしいけど、でも……触ってほしい」
こんな可愛らしい少年におねだりされて、逆らえる人間がいるんだろうか。
理性のたがが、またひとつ外れてしまった気がした。
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