本は剣より強し!?

Lilithze

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第一章 世界図書館と博識者

4話喰らえ必殺の…

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「ガルルル・・」
低く唸りながら少しずつ包囲網が狭まってくる。

「くっ!!何か・・何か無いか!?」
 後ずさりすると足元に何かが当たる。

「これは・・さっき呼び出した辞書?」
 足元の辞書を拾いリーダーらしき狼に向き直る。
「センターの肩の強さを見せてやる!喰らえ必殺ディキショナリーアタック!!!」
・・・用は辞書を投げただけである。

「きゃん・・・グルルル・・・・!」
 鼻に辞書の角が当たったのか少し怯むがすぐにまた低く唸り始めた。

「少し怯むぐらいか・・・!」
 残りの辞書も投げつけ、けん制しながら近くの木によじ登る。

「ガルルル・・・!!」
 狼たちは木の周りに陣取り一斉に吼え始まった。

「ちい・・・もう辞書もないしどうしたら・・ってそうだ!」

「世界図書館!!硬くて重い書籍召還!」
 うっかりしてたさっきの辞書も俺が呼んだんだった。

「こうなりゃ持久戦・・・てあれ?」

 さっきは5.6冊がどさっと落ちてきたが今度は山の様な本・・・・とあれは石版?石版も書籍扱いなのか?とか考えている内に周りを包囲していた狼たちは状況に対応しきれず逃げるタイミングをのがし本の濁流に飲まれていった。

「世界図書館すげぇ・・・・・」
 その使い方は違うと突っ込むものはそこにはいなかった。
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