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第三夜 伝説の贋作
交錯、工作、画策
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『はんっ。あの女殺されたのか? ざまあねえな』
「あんたねえ!!」
取調室は中国語と怒号がマッチを投入したら爆発しそうなガソリンのようにあふれかえっていた。ガタイの良い中国籍の男と外交官の女。男は目の前の女を舐め腐ったような目で見つめている。一方の女はあと少し理性が漏れ出せば男をぶん殴っているであろう。
「てか、日本語で話せ! しゃべれるんでしょ!!?」
『なんのことかわからねえぞ? 小日本の鬼子がよお』
鬼子、とは中国での日本人の蔑称である。普通であれば意味が分からずキョトンとするか、烈火のごとく怒りだすかに分かれるが、女、外国組織対策局A級協力者である色堂美波は違った。なにせ海外への渡航の場数は一般人とは一線を画す程だ。行く先々でアジア人だから、日本人だからという理由で理不尽な目に遭わされたことなど何回もある。むしろ、体の芯まで冷え切り、少し冷静さを取り戻した。
『はいはい、そういうのいーから』
そう手を払いながらあしらうと目の前の中国人、いや重要参考人、周皓然は少し面食らったような表情になり、『チッ』と面白くなさそうに舌打ちする。
『あんた、10月28日の夜、どこで何してた?』
『……』
『煽ったと思ったら今度は無言? どうしようもない男ね、本当に』
『どうとでも言え。とにかく俺は関係ない。第一、あの女が殺されたの知ってたらあんな反応しねーだろ? 考えてからもの言え、この*******が』
『とにかくそれを証明するにははっきり言わないと、困るのはあんたよ? あと女性にそんな汚い言葉を使うもんじゃないわ』
このまま話せ話さないの押し問答が続くと思われた矢先、取調室の扉が何もかの手によってノックされた。
ドアが開き、中に長身の美丈夫が入ってくる。外国組織対策局の主任刑事、中村倫也だ。
中村はそのまま色堂の横に立ち、一枚の紙を机に置いた。画質から考えるに監視カメラの映像らしい。
『サイバー犯罪対策局からevidenceが上がった。お前、この時間、ああ、あんたの元カノさんが殺されたdayに、中野駅で何してた?』
色堂はびっくりして、その画像をまじまじと見る。確かにその画像には改札をくぐっているらしい、周の姿が白黒で映っていた。
『し、知らねえよ!! 第一……』
『おい』
慌てて言い逃れしようとする周の逃げ道をドスの聞いた声で制止すると、中村はゆっくりと周の耳元に顔を近づける。
『知ってること、全部話せ。……でないと――――――――だぞ。あんまり、俺を舐めない方がいい』
でないと、の後が聞き取れなかったが、中村が何やら囁いた途端、周の顔は顔面蒼白になり、冷や汗まで垂らし始めた。
『話す!! 話すから……。まさか、こんな、こんなことが』
『いいから、早く』
中村はまだ何やらぼやく周を一言で黙らせると、「悪い、美波。少し席変わってくれないか? 会議室からここまで走ったからもう、疲れて疲れて……」と先ほどの雰囲気とは打って変わって柔和な表情で笑っていた。
色堂が席を立つと、「よっこらせ、おおまだhotだね」と言いながら席に座った。色堂はとりあえず、中村の頭をひっぱたいておく。
『で、とりあえず、順を追って話してほしい』
事情聴取が再開した。
『え、えと、あの女が殺された日の夜に、メールが来たんだ』
『メール? 誰からだ?』
『あの女からに決まってるだろ? 今すぐ、中野駅まで来て欲しいって言ってたんだ』
『なんで? あんたら終わってた仲なんでしょ?』
『知らねえよ。今までメールしても来なかったんだから。行っても来ねえと思っていたがまさか殺されてたなんてな……』
『じゃあ、家までは行ってないの?』
『ああ。そもそもあの女の家、知らねんだ』
この時の周の表情からは、嘘を言っているような感じは見られなかった。周は周なりに、烏丸怜理のことを想っていた、ということだ。先程の中村の脅しも大きいだろうが、やはり昔の恋人が殺され、切り刻まれるという目にあうことは決して気分がいいことではないのだろう。
それは中村も勘づいたのか、それとも有益な情報が出ないことを理解したのか、事情聴取はそこで終了した。
『分かっているとは思うが、お前はまだ重要参考人だ。犯人が確定するまで公安局の監視が入ると思え』
そう忠告し、中村と色堂は周を取調室から出し、入り口まで見送った。
「やっぱり、当日にメールなんて、不自然よね?」
「どうだろうな」
2人はだんだんと遠くなる周の背中を見やる。通りかかる女子高生が中村を見て、顔を赤らめ、ひそひそ話をしながら去って行く。やはり、所々英語交じりでかっこつけたように話したり、セクハラぎりぎりの発言させしなければ中村は、頭脳明晰、容姿端麗の有能な刑事だ。
……だからこそ
「そういえば。さっき取調室で何言ってたの? 急に参考人が慌てだしたっていうか怖がり始めたって言うか……」
「ああ、ひ、み、つ」
中村には隠されたもう一つの顔があるのかもしれないと、取調室の一幕を見て、色堂はそう考えたのだった。
彼は周の事情聴取の結果、それから情報屋の潜入結果を受け取った。
「……」
彼は無言で、しかし徹底的に考えを巡らせている。
「ふふっ。そうか、あの野郎、相当頭いいな。まさか警察組織全体を欺きかけてたなんて」
彼は立ち上がり、傍の缶コーヒーを飲む。そして、ため息を一つ吐き、南京錠に鍵を差し込み、3畳の部屋に入る。
机の上には革の手帳が置かれている。そこには今日、病院に行った時のこと、周の事情聴取の結果、情報屋の潜入の結果、そして……白谷にした質問の回答が所狭しと書かれていた。
彼はそれを見て、不敵に嗤う。その目はまるで、獲物を見定めたあの時の誰かのように鋭く、青く光っていた。
「さあ、事件の幕を引くとしようか」
夢幻の図書館が顕現する。
その図書館は、遠いあの日の、彼女《師匠》の本と実験器具、生物だらけの部屋そのままだった。
彼はゆっくりと、その部屋に思いをはせながら、思考の海へと沈んでいった。
「まだだ、もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと」
その贋作はゆっくりと立ち上がる。
「殺したい」
「あんたねえ!!」
取調室は中国語と怒号がマッチを投入したら爆発しそうなガソリンのようにあふれかえっていた。ガタイの良い中国籍の男と外交官の女。男は目の前の女を舐め腐ったような目で見つめている。一方の女はあと少し理性が漏れ出せば男をぶん殴っているであろう。
「てか、日本語で話せ! しゃべれるんでしょ!!?」
『なんのことかわからねえぞ? 小日本の鬼子がよお』
鬼子、とは中国での日本人の蔑称である。普通であれば意味が分からずキョトンとするか、烈火のごとく怒りだすかに分かれるが、女、外国組織対策局A級協力者である色堂美波は違った。なにせ海外への渡航の場数は一般人とは一線を画す程だ。行く先々でアジア人だから、日本人だからという理由で理不尽な目に遭わされたことなど何回もある。むしろ、体の芯まで冷え切り、少し冷静さを取り戻した。
『はいはい、そういうのいーから』
そう手を払いながらあしらうと目の前の中国人、いや重要参考人、周皓然は少し面食らったような表情になり、『チッ』と面白くなさそうに舌打ちする。
『あんた、10月28日の夜、どこで何してた?』
『……』
『煽ったと思ったら今度は無言? どうしようもない男ね、本当に』
『どうとでも言え。とにかく俺は関係ない。第一、あの女が殺されたの知ってたらあんな反応しねーだろ? 考えてからもの言え、この*******が』
『とにかくそれを証明するにははっきり言わないと、困るのはあんたよ? あと女性にそんな汚い言葉を使うもんじゃないわ』
このまま話せ話さないの押し問答が続くと思われた矢先、取調室の扉が何もかの手によってノックされた。
ドアが開き、中に長身の美丈夫が入ってくる。外国組織対策局の主任刑事、中村倫也だ。
中村はそのまま色堂の横に立ち、一枚の紙を机に置いた。画質から考えるに監視カメラの映像らしい。
『サイバー犯罪対策局からevidenceが上がった。お前、この時間、ああ、あんたの元カノさんが殺されたdayに、中野駅で何してた?』
色堂はびっくりして、その画像をまじまじと見る。確かにその画像には改札をくぐっているらしい、周の姿が白黒で映っていた。
『し、知らねえよ!! 第一……』
『おい』
慌てて言い逃れしようとする周の逃げ道をドスの聞いた声で制止すると、中村はゆっくりと周の耳元に顔を近づける。
『知ってること、全部話せ。……でないと――――――――だぞ。あんまり、俺を舐めない方がいい』
でないと、の後が聞き取れなかったが、中村が何やら囁いた途端、周の顔は顔面蒼白になり、冷や汗まで垂らし始めた。
『話す!! 話すから……。まさか、こんな、こんなことが』
『いいから、早く』
中村はまだ何やらぼやく周を一言で黙らせると、「悪い、美波。少し席変わってくれないか? 会議室からここまで走ったからもう、疲れて疲れて……」と先ほどの雰囲気とは打って変わって柔和な表情で笑っていた。
色堂が席を立つと、「よっこらせ、おおまだhotだね」と言いながら席に座った。色堂はとりあえず、中村の頭をひっぱたいておく。
『で、とりあえず、順を追って話してほしい』
事情聴取が再開した。
『え、えと、あの女が殺された日の夜に、メールが来たんだ』
『メール? 誰からだ?』
『あの女からに決まってるだろ? 今すぐ、中野駅まで来て欲しいって言ってたんだ』
『なんで? あんたら終わってた仲なんでしょ?』
『知らねえよ。今までメールしても来なかったんだから。行っても来ねえと思っていたがまさか殺されてたなんてな……』
『じゃあ、家までは行ってないの?』
『ああ。そもそもあの女の家、知らねんだ』
この時の周の表情からは、嘘を言っているような感じは見られなかった。周は周なりに、烏丸怜理のことを想っていた、ということだ。先程の中村の脅しも大きいだろうが、やはり昔の恋人が殺され、切り刻まれるという目にあうことは決して気分がいいことではないのだろう。
それは中村も勘づいたのか、それとも有益な情報が出ないことを理解したのか、事情聴取はそこで終了した。
『分かっているとは思うが、お前はまだ重要参考人だ。犯人が確定するまで公安局の監視が入ると思え』
そう忠告し、中村と色堂は周を取調室から出し、入り口まで見送った。
「やっぱり、当日にメールなんて、不自然よね?」
「どうだろうな」
2人はだんだんと遠くなる周の背中を見やる。通りかかる女子高生が中村を見て、顔を赤らめ、ひそひそ話をしながら去って行く。やはり、所々英語交じりでかっこつけたように話したり、セクハラぎりぎりの発言させしなければ中村は、頭脳明晰、容姿端麗の有能な刑事だ。
……だからこそ
「そういえば。さっき取調室で何言ってたの? 急に参考人が慌てだしたっていうか怖がり始めたって言うか……」
「ああ、ひ、み、つ」
中村には隠されたもう一つの顔があるのかもしれないと、取調室の一幕を見て、色堂はそう考えたのだった。
彼は周の事情聴取の結果、それから情報屋の潜入結果を受け取った。
「……」
彼は無言で、しかし徹底的に考えを巡らせている。
「ふふっ。そうか、あの野郎、相当頭いいな。まさか警察組織全体を欺きかけてたなんて」
彼は立ち上がり、傍の缶コーヒーを飲む。そして、ため息を一つ吐き、南京錠に鍵を差し込み、3畳の部屋に入る。
机の上には革の手帳が置かれている。そこには今日、病院に行った時のこと、周の事情聴取の結果、情報屋の潜入の結果、そして……白谷にした質問の回答が所狭しと書かれていた。
彼はそれを見て、不敵に嗤う。その目はまるで、獲物を見定めたあの時の誰かのように鋭く、青く光っていた。
「さあ、事件の幕を引くとしようか」
夢幻の図書館が顕現する。
その図書館は、遠いあの日の、彼女《師匠》の本と実験器具、生物だらけの部屋そのままだった。
彼はゆっくりと、その部屋に思いをはせながら、思考の海へと沈んでいった。
「まだだ、もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと」
その贋作はゆっくりと立ち上がる。
「殺したい」
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