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シント編
204話 それぞれの活動③
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翌日は、思考が漠然としたまま活動し始めていた。
そもそも鈍色仮面の「近々何か動くつもり」というのも、具体的なところは何も分からず。
気にはなるが、そこに関しては一先ずラディ側での成果に期待して、待ってみる事にしよう。
その間に自分にできる事はないか。
迷った結果、気付けば古書店に来ていた。
思考の足掛かりを求め、棚の端から本の表題に目を通す。
並びが整頓されているわけでもなく、ジャンルを選ばず並べられてるその本の中には、興味を惹かれるものもいくらかあった。
しかし、どれも閃きのヒントになってくれるようなキーワードにはなってくれず。
本屋を渡り歩き終え、荷物整理をしながら、今後の事を思考整理。
現状取れる択を、改めて1つずつ纏めてみる。
1、このまま鈍色仮面に協力する。
あちらは迎え入れてくれる以上、最低限は保障される択だ。
ただし、鈍色仮面自体が今後何をしでかすか分からない。
これからの指針や結末を、鈍色仮面と共にする覚悟。
2、どうにか英傑側に接触する。
どうやって、というのは一度置いといて、路地裏での情報を手土産にする。
タァ・ムゥ・スゥの三兄弟かテムスさんのどこかに当たれば話は聞いてくれるだろう。
だけどミツキの事を含め、危険度が未知数。
それに、ラディの得た立場も失わせてしまう事になるだろう。
3、どちらにも組さない。
現実的には思えない択。
だけど、知ってしまった。
表には英傑を中心に据えた、表の平穏な生活。
表からの圧で困窮しつつも、確かにそこに在る路地裏の生活。
どちらも否定できない、したくない。
一旦キリがついたところで、ふと気づく。
レミレニアで使っていた炎熱の腕輪、こんな柄だったか?
いや違う。術式が彫られている側面、その溝に何かが詰っている。
小ささと暗さで見え辛いが、黒い宝石状の何かだ。
その原因、思い当たる節、使い方、聞いた話……。
…………。
短剣の刃で何度かつつけば、割って取り除ける。
ひとかけらは小さいものだが、頑張って全部外せれば、それなりの量にはなるだろう。
もしこれが予想通りの物だとしたら、使えるかもしれない。
そもそも鈍色仮面の「近々何か動くつもり」というのも、具体的なところは何も分からず。
気にはなるが、そこに関しては一先ずラディ側での成果に期待して、待ってみる事にしよう。
その間に自分にできる事はないか。
迷った結果、気付けば古書店に来ていた。
思考の足掛かりを求め、棚の端から本の表題に目を通す。
並びが整頓されているわけでもなく、ジャンルを選ばず並べられてるその本の中には、興味を惹かれるものもいくらかあった。
しかし、どれも閃きのヒントになってくれるようなキーワードにはなってくれず。
本屋を渡り歩き終え、荷物整理をしながら、今後の事を思考整理。
現状取れる択を、改めて1つずつ纏めてみる。
1、このまま鈍色仮面に協力する。
あちらは迎え入れてくれる以上、最低限は保障される択だ。
ただし、鈍色仮面自体が今後何をしでかすか分からない。
これからの指針や結末を、鈍色仮面と共にする覚悟。
2、どうにか英傑側に接触する。
どうやって、というのは一度置いといて、路地裏での情報を手土産にする。
タァ・ムゥ・スゥの三兄弟かテムスさんのどこかに当たれば話は聞いてくれるだろう。
だけどミツキの事を含め、危険度が未知数。
それに、ラディの得た立場も失わせてしまう事になるだろう。
3、どちらにも組さない。
現実的には思えない択。
だけど、知ってしまった。
表には英傑を中心に据えた、表の平穏な生活。
表からの圧で困窮しつつも、確かにそこに在る路地裏の生活。
どちらも否定できない、したくない。
一旦キリがついたところで、ふと気づく。
レミレニアで使っていた炎熱の腕輪、こんな柄だったか?
いや違う。術式が彫られている側面、その溝に何かが詰っている。
小ささと暗さで見え辛いが、黒い宝石状の何かだ。
その原因、思い当たる節、使い方、聞いた話……。
…………。
短剣の刃で何度かつつけば、割って取り除ける。
ひとかけらは小さいものだが、頑張って全部外せれば、それなりの量にはなるだろう。
もしこれが予想通りの物だとしたら、使えるかもしれない。
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