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シント編
205話 それぞれの活動⑤
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いつものように外を眺めていると、なにやら見慣れないものが。大型の鳥だろうか。
珍しいなと思って眺めていると、目が合った気がした。
というか、明らかにこちらに進路を変えてきている。
そのまま寄ってきて、すぐ隣の手すりに着地…するや否や、水塊となって床まで流れ落ちる。
「おかえり、ラディ。」
「ただいまです。」
そこから人の形を模るに至るまで、ちょっと驚きはしたが、リアクションに出る程にはならなかった。
そんな奇妙だが慣れ親しんだ相手に、言うと決めた事があった。
「…ラディ、これから一人でもやっていけそうか?」
「またそうやって、わるい事考えて。どんな無茶をするのです?
今度は、一人ではさせませんよ。」
「まだ、できるかどうかも分からない。けど実現したら、英傑と鈍色仮面、両方の敵になる。
それでもか?」
「それは……。」
流石にラディも考え込む。諦めさせるまでもう一押し。
「それに、ラディももう大丈夫そうだし、もう僕にできる事も無さそうかなって。
ラディもラディがやりたいようにすればいいと思うよ。」
「分かりました。じゃあセイルさん、何か手伝える事ないです?」
「…ここまでの話、聞いてたよな?」
「はい。けど、どっちを敵にするより、セイルさんが敵になるのが一番いやです。」
…逆効果になってしまったかな。こうなってしまっては仕方がない。
「…分かった。じゃあその上で改めて。『好きにしたらいいよ』。」
「じゃあ、その言葉の通りにさせてもらいます。」
ここらが今言える限界だろう。
全てを敵に回す覚悟はできている。
珍しいなと思って眺めていると、目が合った気がした。
というか、明らかにこちらに進路を変えてきている。
そのまま寄ってきて、すぐ隣の手すりに着地…するや否や、水塊となって床まで流れ落ちる。
「おかえり、ラディ。」
「ただいまです。」
そこから人の形を模るに至るまで、ちょっと驚きはしたが、リアクションに出る程にはならなかった。
そんな奇妙だが慣れ親しんだ相手に、言うと決めた事があった。
「…ラディ、これから一人でもやっていけそうか?」
「またそうやって、わるい事考えて。どんな無茶をするのです?
今度は、一人ではさせませんよ。」
「まだ、できるかどうかも分からない。けど実現したら、英傑と鈍色仮面、両方の敵になる。
それでもか?」
「それは……。」
流石にラディも考え込む。諦めさせるまでもう一押し。
「それに、ラディももう大丈夫そうだし、もう僕にできる事も無さそうかなって。
ラディもラディがやりたいようにすればいいと思うよ。」
「分かりました。じゃあセイルさん、何か手伝える事ないです?」
「…ここまでの話、聞いてたよな?」
「はい。けど、どっちを敵にするより、セイルさんが敵になるのが一番いやです。」
…逆効果になってしまったかな。こうなってしまっては仕方がない。
「…分かった。じゃあその上で改めて。『好きにしたらいいよ』。」
「じゃあ、その言葉の通りにさせてもらいます。」
ここらが今言える限界だろう。
全てを敵に回す覚悟はできている。
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