英傑活動の傍らで

ふぃる

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75話 トップを走り続けるチームへと②

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 シフト組み直し作業が終わり、ヒュージ・フラベラ撃退出張組を送り終え。
 向かえた休みでとりあえずと思って出掛けはしたけど、特に何も考えてなくて。


 街の移り変わりなんて、毎日走り回って知っている。その上で特に行きたい所なんてなくて、いつも同じような道を歩いて昼飯を済ませて帰って。
 ただ雑誌の販売所だけは避ける。表紙で自分の写真が並んでるとこの近くは、流石に近寄りがたい。

 久し振りのオフで改めて思う、視点の低さ。
 普段は上から眺める傍観的。でも下から普段の道を見上げるのは奇妙な感じ。あっちが実際の遠さ以上に遠く思える。
 どこのチームだろうか、走り向かってるのを見て余計に思う。大衆側にいるのが、自分にとっては非日常。

 それで、これからどうしようか。
 タァたちのところに遊びに行こうかとも思ったけど、英傑が休日不定期なのは身をもって分かってる。拠点に連絡なら取れるけど、頑張らないといけないこのタイミングで邪魔になるも悪い。
 そうだ、今度西通りでオープンする店が、白猫家の分店の更に分店だって聞いたっけ。ちょっと気にはなる、もし開いてたらお昼はそこでにするか。


 なんて考えながら進行方向を見定めた時だった。
 建物の隙間の怪しい人影。英傑してるとどうしてもこういうのが目に付くし、見つけてしまったからには放置する訳にも行かない。
 ため息ひとつで割り切り、思考を切り替える。
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