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41話 街を駆け⑦
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「ニメねぇ見た!? 最終スコアトップだったね!」
その日の晩飯の席、駆け寄ってくる小さい人影ひとつ。タァだ。
「あぁ、さっき見てきた。」
「…もしかして、あんまり嬉しくない?」
「いや、嬉しいには嬉しいんだけどさ、特に表彰式とかある訳でもなかったから実感がな……。」
そう言い、皿に盛られた揚げ鳥を1つほおばる。
安くて量がある…のはいいんだけど、味気に感じる物足りなさ。
「それは…確かにあるかも。」
「まぁ、これで少しは目的に近づいただろうし。」
「…目的って何?」
つい要らないな事つい言っちゃったかなと、思いつつも言葉を返す。
「その…許せねぇんだよ、泥棒ってやつが。
昔泥棒に大事にしてたモン奪われて、それでな。」
咄嗟の誤魔化しに、よく自分を被害者面にできたなと吐き気がした。
「そういやタァの方は、ここに来るのになんかきっかけとかあったのか?」
「ニメねぇのほど重い理由じゃないけど……。
弟と妹とそれぞれで稼ぎに出てるんだけど、いい働き口探しの途中で見かけたのが、ここの募集だったってわけ。
今は別々だから夜中くらいしか兄妹一緒にいられないけど、これからここが大きくなっていって3人一緒にできるといいなって!」
「十分いい理由じゃん。
ネガティブな動機なんて、無いならその方がいいし。」
その日の晩飯の席、駆け寄ってくる小さい人影ひとつ。タァだ。
「あぁ、さっき見てきた。」
「…もしかして、あんまり嬉しくない?」
「いや、嬉しいには嬉しいんだけどさ、特に表彰式とかある訳でもなかったから実感がな……。」
そう言い、皿に盛られた揚げ鳥を1つほおばる。
安くて量がある…のはいいんだけど、味気に感じる物足りなさ。
「それは…確かにあるかも。」
「まぁ、これで少しは目的に近づいただろうし。」
「…目的って何?」
つい要らないな事つい言っちゃったかなと、思いつつも言葉を返す。
「その…許せねぇんだよ、泥棒ってやつが。
昔泥棒に大事にしてたモン奪われて、それでな。」
咄嗟の誤魔化しに、よく自分を被害者面にできたなと吐き気がした。
「そういやタァの方は、ここに来るのになんかきっかけとかあったのか?」
「ニメねぇのほど重い理由じゃないけど……。
弟と妹とそれぞれで稼ぎに出てるんだけど、いい働き口探しの途中で見かけたのが、ここの募集だったってわけ。
今は別々だから夜中くらいしか兄妹一緒にいられないけど、これからここが大きくなっていって3人一緒にできるといいなって!」
「十分いい理由じゃん。
ネガティブな動機なんて、無いならその方がいいし。」
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