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17. いざ、歌劇場へGo!
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「はい。如何でしょうか? こんな感じになりました!」
いつも思いますが、何でこんなにお仕度って時間が掛かるのでしょうか。まあ、マリとお仕度シスターズのメイド達が総力をあげて頑張ってくれていますから、私からは何も言えませんわ。
「お嬢様には、こういうパステルブルーも良くお似合いですわ。このドレスのドレープの美しさ。幾重にも重なる花びらのような繊細さは、お嬢様のイメージにぴったりです!」
「それに、艶やかな金色の巻き毛が、有名絵画に描かれている大天使様のように神々しいですわ!」
「その髪に、ドレスと同じ色の小花を散らしたのは、私のアイデアですよ!! お嬢様、如何ですか?」
マリが、鏡越しに聞いてきます。確かに、繊細な小花が計算されて散っているので、ヘアアクセサリーとしては秀逸ですわ。さすがマリ、良いセンスしています。
「とっても素敵よ。ありがとう」
興奮の覚めない女子達は、あらゆる角度から私の姿を眺めています。些細な部分も見逃さない鷹タカ、いえプロの目ですわ。ごめんなさい。これ以上の加工は無理ですわ。技術でなくて素材の問題ですから、勘弁して下さい。(汗)
うっすらと施したお化粧は、素肌の白さと陶器のような滑らかさを生かしているので、歌劇場の照明でも綺麗に見えると思います。頬と唇も淡いピンク色で艶を出していますわ。
「天使度130%(当家比)と、言ったところでしょうか?」
マリは、私の瞳色サファイアのネックレスとイヤリングを付けながら囁きます。
「いいえ。150%よ?」
私は皆に向かって、満面の笑顔で答えました。
王立歌劇場は、王都一番の繁華街に建っている立派な建物です。先々代の王様の時代に建設されたその建物は、重厚でかつ装飾の華やかな建物です。今日の演目は比較的若い人にも人気がある、古典の今風アレンジですから随分盛況ですわ。
お父様は執務の関係で、貴族院の外務省から直接こちらにいらっしゃるとのことです。本当は屋敷からエスコートして下さる予定でしたが、どうにも執務の都合から間に合わないということでこうなりました。
「シュゼット! 絶対私が行くまでは、馬車から出てはいけないよ!! 迎えに行くまでマシューと待っていておくれ?」
「はい。判りましたわお父様。待っていますから、早くいらっしゃって下さいね?」
自国に戻って初めての社交になるため、お父様も張り切っていました。普段、我が儘を言わない私ですが、この歌劇をどうしても観に行きたいとお願いしましたからね。
馬車寄せでお父様が来るのを待っています。
「……」
「……」
「……随分、遅うございますね? 旦那様は如何されたのでしょう……」
もう少しで、開演になる時間です。お父様なら絶対遅刻などなさらないはずですけど……どうしたのかしら? マシューもどうしたものかと考えているようです。
「お嬢様、少々外を見て参ります。まさかと思いますが、今夜は混んでいますので、馬車が見つからないのかもしれません。鍵を掛けて待っていて下さいますか?」
そうですね。これだけ混んでいればそれもあり得ます。そうしようと、頷こうとした時ですわ。
「グリーンフィールド公爵家の馬車でございますか?」
外から声がしました。
「どうしましょう。お父様が来れなくなったなんて……」
何とお父様は、急なお仕事の都合で来れなくなりました。急遽お偉いさんに呼び出されたとか。
(お父様~!!)
ついては、観劇は諦めて戻って来るように。との伝言です。せっかく準備して待っているのに!!
「シュゼット様。今日のところは残念ですが、諦めて下さいませ」
マシューが苦労して取ってくれたチケット。無駄にするのは忍びないですけど。
「……マシュー。お願いがあります。折角ですから、歌劇場だけでも見ることはできませんか? 綺麗で立派な歌劇場を見てみたいの。彫刻も壁画も素晴らしいと聞いていますもの。良いでしょう?」
ここまで来て、馬車から一歩も降りないなんて。
ホールをチラッと見る位、ほんの少し横切る位はしておきたいです。マシューにお願いをします。うるうるの瞳で。
「お嬢様、申し訳ございません。お一人で社交の場に出向くなど、お父上様もお許しにはなりません。今夜はお帰り下さい」
はい。そうですよね。マシューの立場ならそう言いますよね?
でも、本当に折角来たのですから、チラッとでも存在を知らせておきたいのですわ。
だって、天使150%なんですから!!
「お願いよ。マシュー、ほんの少し、ホールに入る玄関の階段迄でもいいから・・・」
「……いけません。聞き分けて下さいませ」
「でも!」
「シュゼットお嬢様。お願いします。お聞き分け下さい」
ちっ!! やっぱり我が家の執事は業務執行率が高いですわね。でもね? 私には甘い所もあります。
「そうは言っても、お嬢様も大変楽しみにしていらっしゃいましたから、玄関ホールまでですよ。ホールを一周したらお帰り頂けますか? それでご納得頂けるのでしたら、私が御供致しますが」
ほらね?
「本当!? マシュー! 嬉しいわ!! それでいいですわ」
とにかく、玄関ホールまで行ければ沢山のお客様がいますもの。少しでも姿を見せられれば、良しとしましょう。そうと決まれば、早く行きましょう!
マシューは優しく微笑むと、馬車の扉を開けて私を降ろしてくれました。
「外ですわ! まあ、キレイ!」
馬車寄せから正面玄関までは、装飾のされたガス灯がずっと並んで、白い大理石の壁を照らしています。その幻想的な風景に息を飲みます。思わずうっとりと眺めていました。
「シュゼット・メレリア・グリーンフィールド?」
背後から名前を呼ばれました。
……どなたですの?
いつも思いますが、何でこんなにお仕度って時間が掛かるのでしょうか。まあ、マリとお仕度シスターズのメイド達が総力をあげて頑張ってくれていますから、私からは何も言えませんわ。
「お嬢様には、こういうパステルブルーも良くお似合いですわ。このドレスのドレープの美しさ。幾重にも重なる花びらのような繊細さは、お嬢様のイメージにぴったりです!」
「それに、艶やかな金色の巻き毛が、有名絵画に描かれている大天使様のように神々しいですわ!」
「その髪に、ドレスと同じ色の小花を散らしたのは、私のアイデアですよ!! お嬢様、如何ですか?」
マリが、鏡越しに聞いてきます。確かに、繊細な小花が計算されて散っているので、ヘアアクセサリーとしては秀逸ですわ。さすがマリ、良いセンスしています。
「とっても素敵よ。ありがとう」
興奮の覚めない女子達は、あらゆる角度から私の姿を眺めています。些細な部分も見逃さない鷹タカ、いえプロの目ですわ。ごめんなさい。これ以上の加工は無理ですわ。技術でなくて素材の問題ですから、勘弁して下さい。(汗)
うっすらと施したお化粧は、素肌の白さと陶器のような滑らかさを生かしているので、歌劇場の照明でも綺麗に見えると思います。頬と唇も淡いピンク色で艶を出していますわ。
「天使度130%(当家比)と、言ったところでしょうか?」
マリは、私の瞳色サファイアのネックレスとイヤリングを付けながら囁きます。
「いいえ。150%よ?」
私は皆に向かって、満面の笑顔で答えました。
王立歌劇場は、王都一番の繁華街に建っている立派な建物です。先々代の王様の時代に建設されたその建物は、重厚でかつ装飾の華やかな建物です。今日の演目は比較的若い人にも人気がある、古典の今風アレンジですから随分盛況ですわ。
お父様は執務の関係で、貴族院の外務省から直接こちらにいらっしゃるとのことです。本当は屋敷からエスコートして下さる予定でしたが、どうにも執務の都合から間に合わないということでこうなりました。
「シュゼット! 絶対私が行くまでは、馬車から出てはいけないよ!! 迎えに行くまでマシューと待っていておくれ?」
「はい。判りましたわお父様。待っていますから、早くいらっしゃって下さいね?」
自国に戻って初めての社交になるため、お父様も張り切っていました。普段、我が儘を言わない私ですが、この歌劇をどうしても観に行きたいとお願いしましたからね。
馬車寄せでお父様が来るのを待っています。
「……」
「……」
「……随分、遅うございますね? 旦那様は如何されたのでしょう……」
もう少しで、開演になる時間です。お父様なら絶対遅刻などなさらないはずですけど……どうしたのかしら? マシューもどうしたものかと考えているようです。
「お嬢様、少々外を見て参ります。まさかと思いますが、今夜は混んでいますので、馬車が見つからないのかもしれません。鍵を掛けて待っていて下さいますか?」
そうですね。これだけ混んでいればそれもあり得ます。そうしようと、頷こうとした時ですわ。
「グリーンフィールド公爵家の馬車でございますか?」
外から声がしました。
「どうしましょう。お父様が来れなくなったなんて……」
何とお父様は、急なお仕事の都合で来れなくなりました。急遽お偉いさんに呼び出されたとか。
(お父様~!!)
ついては、観劇は諦めて戻って来るように。との伝言です。せっかく準備して待っているのに!!
「シュゼット様。今日のところは残念ですが、諦めて下さいませ」
マシューが苦労して取ってくれたチケット。無駄にするのは忍びないですけど。
「……マシュー。お願いがあります。折角ですから、歌劇場だけでも見ることはできませんか? 綺麗で立派な歌劇場を見てみたいの。彫刻も壁画も素晴らしいと聞いていますもの。良いでしょう?」
ここまで来て、馬車から一歩も降りないなんて。
ホールをチラッと見る位、ほんの少し横切る位はしておきたいです。マシューにお願いをします。うるうるの瞳で。
「お嬢様、申し訳ございません。お一人で社交の場に出向くなど、お父上様もお許しにはなりません。今夜はお帰り下さい」
はい。そうですよね。マシューの立場ならそう言いますよね?
でも、本当に折角来たのですから、チラッとでも存在を知らせておきたいのですわ。
だって、天使150%なんですから!!
「お願いよ。マシュー、ほんの少し、ホールに入る玄関の階段迄でもいいから・・・」
「……いけません。聞き分けて下さいませ」
「でも!」
「シュゼットお嬢様。お願いします。お聞き分け下さい」
ちっ!! やっぱり我が家の執事は業務執行率が高いですわね。でもね? 私には甘い所もあります。
「そうは言っても、お嬢様も大変楽しみにしていらっしゃいましたから、玄関ホールまでですよ。ホールを一周したらお帰り頂けますか? それでご納得頂けるのでしたら、私が御供致しますが」
ほらね?
「本当!? マシュー! 嬉しいわ!! それでいいですわ」
とにかく、玄関ホールまで行ければ沢山のお客様がいますもの。少しでも姿を見せられれば、良しとしましょう。そうと決まれば、早く行きましょう!
マシューは優しく微笑むと、馬車の扉を開けて私を降ろしてくれました。
「外ですわ! まあ、キレイ!」
馬車寄せから正面玄関までは、装飾のされたガス灯がずっと並んで、白い大理石の壁を照らしています。その幻想的な風景に息を飲みます。思わずうっとりと眺めていました。
「シュゼット・メレリア・グリーンフィールド?」
背後から名前を呼ばれました。
……どなたですの?
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