32 / 67
第12話 いきり勃つ半身
①
「すごいですセルジュさん! 見惚れちゃうくらい上手に踊れてましたよ!」
部屋に入るなり弾んだ声でそう言うと、コレットは榛色の瞳をきらきらと輝かせて賞賛の眼差しをセルジュに向けた。およそ褒められている者には似つかわしくない仏頂面で、セルジュが不機嫌な溜め息を漏らす。
「そうか、そういうことにしておこう」
素っ気なく返してコレットに背を向けて、セルジュはシャツの胸元を荒々しく寛げた。
ダンスの練習を終えてから、ずっと胸のあたりがむかついていた。騎士団の訓練に参加して爽やかな汗を流しても、美味しい食事で空腹を満たしても、原因不明の苛立ちは一向におさまる気配がない。
うっかり口を滑らせてロランに弱みを握られてしまったことが未だに尾を引いているのか、それとも他に理由があるのか。
窓辺に突っ立ったままセルジュが頭を悩ませていると、いつの間にやらコレットが隣に立っていて、セルジュの顰めっ面をひょいと覗き込んだ。
「もしかして、ご機嫌斜めですか?」
「別に。ロランと話すのに夢中でダンスなんて見ていなかったくせに、良く口が回ると思っただけだ」
「そうそれ! ロランさんも随分と様になってますねって褒めてくれてましたよ!」
唇を歪ませて見せたものの、コレットはセルジュの皮肉など気にも留めていないようで、無邪気に手を合わせて満面の笑みを浮かべ、嬉しそうにはしゃいだ声をあげた。
あまりにも無邪気に笑うものだから、原因不明の苛立ちから八つ当たりした自分が恥ずかしく思えて。セルジュは少しばかり、先の自分の態度を後悔した。
「練習の甲斐がありましたね!」
「……ああ」
「女性にもだいぶ慣れたんじゃないですか?」
「そうだな。初めの頃は全身が嫌な汗をかいていたが、最近は若干緊張する程度で恐怖症というほど大袈裟なものでもなくなった気が……」
そこまで口にして、はたとコレットに眼を向ける。きょとんとしてセルジュを見上げていたコレットと眼が合うと、セルジュは慌てて口を噤み、こほんと小さく咳払いした。
「だが、緊張で心拍数が上がるのは確かだ。まだ平静とは言い難い状態ではあるし、もうしばらく訓練に付き合って貰えると……その、ありがたいんだが……」
言葉尻を濁しながら片目でちらりと様子を伺えば、コレットはにっこりと笑い、軽い調子で「もちろんです」と頷いた。
「じゃあ、さっさと終わらせちゃいましょうか」
セルジュの前に身を乗り出して、棚の上の砂時計をひっくり返すと、コレットはセルジュと向かい合って軽く腕を広げてみせた。
コレットの小柄な身体に腕を回し、いつものように抱き寄せる。細い腕がセルジュの身体に伸ばされて、肩甲骨の下に手が触れた。シャツとドレスに隔てられていても、押し付けられた胸の感触が伝わってくる。眼を閉じるだけで、開かれたドレスの胸元でくっきりと谷間をつくっていた双丘が、まぶたの裏に映し出された。
訓練をはじめた当初は下心など微塵もなかったけれど、セルジュは今、自分に下心があることをしっかりと自覚していた。
問題は、それが単なる性欲によるものなのか、もっと別の感情によるものなのかが判らない事にあった。
――さっきは何故、あんなに慌てて、この訓練を引き延ばすような真似をしてしまったのだろう。
ぼんやりと考えるセルジュの脳裏に、ふたつの答えが思い浮かんだ。
ひとつは、この心地の良い感触を味わえなくなるのが惜しかったから。
もうひとつは、コレットとふたりで過ごすこの時間が無くなってしまうのが怖かったから。
とくん、と心臓が跳ねる音が、聞こえた気がした。
ほんのりとあまい香りが漂って、セルジュの鼻腔をくすぐっていた。いつ頃からか、コレットのそばで感じるようになった、あの不思議な匂いだ。
「……コレット、お前、最近香水を使いはじめたりしたか?」
「わたしがそんなお洒落に気をつかうと思っていたんですか?」
「聞いた俺が馬鹿だった」
溜め息混じりに洩らすと、コレットは「へんなセルジュさん」と呟いて、くすくすと笑った。
この反応を見る限り、彼女は嘘をついていないように思える。けれど、それなら何故、こんなにも彼女の匂いを心地良く感じるのだろうか。
コレットの亜麻色の髪に、セルジュは鼻先を擦り寄せた。あまい香りは濃くなったけれど、匂いの元はそこではないようで、セルジュは誘われるようにその香りを辿っていった。頭が朦朧として、思考がままならなくて、ひたすらにその香りを追い求めた。
――首筋……耳のあたりか?
ようやくそこへ辿り着き、セルジュはそのあまい香りを胸いっぱいに吸い込んだ。一瞬、びくりと震えた華奢な身体を両腕でぎゅっと抱き寄せて――己の異変に気がついた。
背筋にぞくりと悪寒が走る。セルジュは咄嗟に腕の中にあったものを思い切り突き飛ばした。
投げ出されたコレットの身体が軽く弾んでベッドに沈む。大きく見開かれたコレットの瞳が、動揺して息を切らせるセルジュの顔を写していた。
コレットの視線が他のものを捉えようとする前に、セルジュは急いでコレットに背を向けて、慌てて声を絞り出した。
「す、すまん。突き飛ばすつもりは……」
「大丈夫です、わかってますから。リュシー相手にこういうことが起こらないようにするための訓練ですし」
ベッドが軋む音がしてコレットが立ち上がったのがわかったけれど、セルジュはもう、振り返ることができなかった。頭だけを動かして、セルジュはちらりとコレットを盗み見た。
訓練のはじめにいつもそうしているように、コレットは軽く腕を広げてセルジュのそばに立っていた。いきなり突き飛ばされてさすがに驚いたのか、その表情には明らかな動揺が浮かんでいる。
「もう少し、頑張りましょう?」
「い、いや……今夜はもういい。明日、また頼む」
セルジュが答えると、コレットはほんの少し沈黙して。それからまたいつものように、にっこりと笑って言った。
「わかりました。おやすみなさい」
ぱたん、と扉が閉められる。
コレットが部屋を出たのを確認すると、セルジュは大きく息を吐き、胸をなでおろした。
心臓がばくばくと音をたて、熱をあげた全身が汗をかいていた。馬鹿みたいに顔が熱くて、恐る恐る視線を落とすと、服を着ていてもわかるくらいに股間のあたりが膨らんでいた。ズボンの前を寛げて――セルジュは絶句した。
熱を帯びた肉棒が、獰猛な獣のようにぶるりと身を震わせる。解き放たれたセルジュの男根は、まるで淫夢をみた翌朝のように、はちきれんばかりにいきり勃っていた。
部屋に入るなり弾んだ声でそう言うと、コレットは榛色の瞳をきらきらと輝かせて賞賛の眼差しをセルジュに向けた。およそ褒められている者には似つかわしくない仏頂面で、セルジュが不機嫌な溜め息を漏らす。
「そうか、そういうことにしておこう」
素っ気なく返してコレットに背を向けて、セルジュはシャツの胸元を荒々しく寛げた。
ダンスの練習を終えてから、ずっと胸のあたりがむかついていた。騎士団の訓練に参加して爽やかな汗を流しても、美味しい食事で空腹を満たしても、原因不明の苛立ちは一向におさまる気配がない。
うっかり口を滑らせてロランに弱みを握られてしまったことが未だに尾を引いているのか、それとも他に理由があるのか。
窓辺に突っ立ったままセルジュが頭を悩ませていると、いつの間にやらコレットが隣に立っていて、セルジュの顰めっ面をひょいと覗き込んだ。
「もしかして、ご機嫌斜めですか?」
「別に。ロランと話すのに夢中でダンスなんて見ていなかったくせに、良く口が回ると思っただけだ」
「そうそれ! ロランさんも随分と様になってますねって褒めてくれてましたよ!」
唇を歪ませて見せたものの、コレットはセルジュの皮肉など気にも留めていないようで、無邪気に手を合わせて満面の笑みを浮かべ、嬉しそうにはしゃいだ声をあげた。
あまりにも無邪気に笑うものだから、原因不明の苛立ちから八つ当たりした自分が恥ずかしく思えて。セルジュは少しばかり、先の自分の態度を後悔した。
「練習の甲斐がありましたね!」
「……ああ」
「女性にもだいぶ慣れたんじゃないですか?」
「そうだな。初めの頃は全身が嫌な汗をかいていたが、最近は若干緊張する程度で恐怖症というほど大袈裟なものでもなくなった気が……」
そこまで口にして、はたとコレットに眼を向ける。きょとんとしてセルジュを見上げていたコレットと眼が合うと、セルジュは慌てて口を噤み、こほんと小さく咳払いした。
「だが、緊張で心拍数が上がるのは確かだ。まだ平静とは言い難い状態ではあるし、もうしばらく訓練に付き合って貰えると……その、ありがたいんだが……」
言葉尻を濁しながら片目でちらりと様子を伺えば、コレットはにっこりと笑い、軽い調子で「もちろんです」と頷いた。
「じゃあ、さっさと終わらせちゃいましょうか」
セルジュの前に身を乗り出して、棚の上の砂時計をひっくり返すと、コレットはセルジュと向かい合って軽く腕を広げてみせた。
コレットの小柄な身体に腕を回し、いつものように抱き寄せる。細い腕がセルジュの身体に伸ばされて、肩甲骨の下に手が触れた。シャツとドレスに隔てられていても、押し付けられた胸の感触が伝わってくる。眼を閉じるだけで、開かれたドレスの胸元でくっきりと谷間をつくっていた双丘が、まぶたの裏に映し出された。
訓練をはじめた当初は下心など微塵もなかったけれど、セルジュは今、自分に下心があることをしっかりと自覚していた。
問題は、それが単なる性欲によるものなのか、もっと別の感情によるものなのかが判らない事にあった。
――さっきは何故、あんなに慌てて、この訓練を引き延ばすような真似をしてしまったのだろう。
ぼんやりと考えるセルジュの脳裏に、ふたつの答えが思い浮かんだ。
ひとつは、この心地の良い感触を味わえなくなるのが惜しかったから。
もうひとつは、コレットとふたりで過ごすこの時間が無くなってしまうのが怖かったから。
とくん、と心臓が跳ねる音が、聞こえた気がした。
ほんのりとあまい香りが漂って、セルジュの鼻腔をくすぐっていた。いつ頃からか、コレットのそばで感じるようになった、あの不思議な匂いだ。
「……コレット、お前、最近香水を使いはじめたりしたか?」
「わたしがそんなお洒落に気をつかうと思っていたんですか?」
「聞いた俺が馬鹿だった」
溜め息混じりに洩らすと、コレットは「へんなセルジュさん」と呟いて、くすくすと笑った。
この反応を見る限り、彼女は嘘をついていないように思える。けれど、それなら何故、こんなにも彼女の匂いを心地良く感じるのだろうか。
コレットの亜麻色の髪に、セルジュは鼻先を擦り寄せた。あまい香りは濃くなったけれど、匂いの元はそこではないようで、セルジュは誘われるようにその香りを辿っていった。頭が朦朧として、思考がままならなくて、ひたすらにその香りを追い求めた。
――首筋……耳のあたりか?
ようやくそこへ辿り着き、セルジュはそのあまい香りを胸いっぱいに吸い込んだ。一瞬、びくりと震えた華奢な身体を両腕でぎゅっと抱き寄せて――己の異変に気がついた。
背筋にぞくりと悪寒が走る。セルジュは咄嗟に腕の中にあったものを思い切り突き飛ばした。
投げ出されたコレットの身体が軽く弾んでベッドに沈む。大きく見開かれたコレットの瞳が、動揺して息を切らせるセルジュの顔を写していた。
コレットの視線が他のものを捉えようとする前に、セルジュは急いでコレットに背を向けて、慌てて声を絞り出した。
「す、すまん。突き飛ばすつもりは……」
「大丈夫です、わかってますから。リュシー相手にこういうことが起こらないようにするための訓練ですし」
ベッドが軋む音がしてコレットが立ち上がったのがわかったけれど、セルジュはもう、振り返ることができなかった。頭だけを動かして、セルジュはちらりとコレットを盗み見た。
訓練のはじめにいつもそうしているように、コレットは軽く腕を広げてセルジュのそばに立っていた。いきなり突き飛ばされてさすがに驚いたのか、その表情には明らかな動揺が浮かんでいる。
「もう少し、頑張りましょう?」
「い、いや……今夜はもういい。明日、また頼む」
セルジュが答えると、コレットはほんの少し沈黙して。それからまたいつものように、にっこりと笑って言った。
「わかりました。おやすみなさい」
ぱたん、と扉が閉められる。
コレットが部屋を出たのを確認すると、セルジュは大きく息を吐き、胸をなでおろした。
心臓がばくばくと音をたて、熱をあげた全身が汗をかいていた。馬鹿みたいに顔が熱くて、恐る恐る視線を落とすと、服を着ていてもわかるくらいに股間のあたりが膨らんでいた。ズボンの前を寛げて――セルジュは絶句した。
熱を帯びた肉棒が、獰猛な獣のようにぶるりと身を震わせる。解き放たれたセルジュの男根は、まるで淫夢をみた翌朝のように、はちきれんばかりにいきり勃っていた。
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。
孤独な蛇
恋愛
中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。
その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。
そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。
同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。
春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。
昔から志穂が近くにいてくれるから……。
しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。
登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。
志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。
彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。
志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。
そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。
その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
藤白ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389