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|003話 悪役令嬢、10歳の誕生日を迎える
しおりを挟む「ンッうん と に か く 今日はどのような目的で?」
「あぁぁ、今日は君との婚約について話に来ました」
「?!?!」
兄と私の後ろに雷が落ちたような気がした
「…… 婚 約 ??」
「はい!婚約です。………え、えぇぇぇ婚約するんですか?!」
「え、タキル王子…もしや今気づいたのですか??」
「……恥ずかしながら言葉にして気づきました」
王子は赤面してそういった
はぁ、私は正直呆れた
「すみません…このお話は後日また日を改めてでよろしいでしょうか」
「はい、大丈夫ですタキル殿下また後ほど」
「では失礼します」
「はい、またいらっしゃってください」
王子がパタンと扉を閉めて出ていった
「ルクが婚約??はぁ、ルクと婚約するのは僕なのに……」
「兄様??」
「……あ、アアアァァァァァァァァァ!!」
兄さんが急に大きな声を出したので私はびっくりした
「兄様 私は部屋に戻りますね」
「ああぁ」
私は兄様が赤面していて気まずそうだったので席を外した
後日殿下が来て婚約することになったのだが私は断ってしまった。殿下に私は不釣り合いだから というのは建て前で攻略キャラに関わることが嫌すぎて拒否したそれから殿下の婚約を白紙にしたという噂は広がった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5年後
「コンコン、お嬢さまお時間ですよ」
「あ、はい!」
「今日はお嬢様の十歳の誕生日でございます」
「そうね」
「ルク!!10歳の誕生日おめでとう!!」
「ありがとうハルト兄様」
「じゃあ僕は食卓で待ってるよ」
「はい兄様」
私は支度をして普段使わないキラキラなドレスを来て廊下を歩いていった
ガチャ
「誕生日おめでとうルク!」
父様、母様、兄様と使用人が拍手とともにお出迎えしてくれた
「お昼から誕生パーティーをするから準備をしているように」
「はいお父様」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「カルクス様のご入場」
「わぁ、カルクス様がいらしたそうよ」
ガチャ
コトコト
「わぁなんて美しいのです?!あれで10歳なんて あの容姿で殿下の婚約を断ったのなら何も言いようがありませんね」
「あの、カルクス様、私は___」
「あの!カルクス様!!僕は___」
「あの、」「あの!」
たくさんの方が私に声をかけてきて、私は聖徳太子では無いのだからと思った するとそこに一際際立つ声が聞こえた
「申し訳ありません、通してくださいませ、通して___きゃぁ!」
人混みの中で転けて困っている人の声だ
ちらっと見えたのだがそれは貴族らしくないなりの男の子だった
「ちょっとすみません、大丈夫かしら?」
「あ、えっとはい…すみません」
「あら、失礼膝から血が出ているわ」
私はその少年にハンカチを巻いてあげた
クルクル
「よし、これで大丈夫かしら」
「あ、ありがとうございます」
「おいこら通せ!…」
なんだかおじさんのような声が響いた
「おい、お前!奴隷の分際でうろちょろとするなよ!」
するとおじさんが膝に巻いていたハンカチを見て悪人のようにニヤリと笑った
それを見た私は全身に寒気がした
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