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あれから魔術の勉強ではなく、シンリーやセバスによるマナーレッスンに励む日々が続いた。
そのおかげで外面のスキルは大いに上がった。
公爵家内で猫を被る事はないので、今のところ出番はないが。
マナーレッスンは貴族特有のもので苦手だったが、レイルークの脳がハイスペックなのか、すんなり覚えてしまった。
今も勉強やレッスンは続いているが、やはり苦手意識は抜けないし、はっきり言うとつまらない。
なので、隠れて魔法の訓練をすることにした。
訓練方法を模索している時、前世で遊んでいたアプリゲームで『自分だけの魔法使いを育てる』という育成ゲームをプレイしたことがあったことを思い出した。
そのゲームでは、魔法を限界まで使うとわずかに魔力が向上する、という裏ワザが存在した。
もしかしたら、この世界でも魔法を酷使すれば魔力が上がるかもしれない。そう思ったレイルークは、早速試してみることにした。
派手な魔法では見つかってしまうので、魔法自体を発動するのは諦めるしかなかった。仕方がないので、魔力自体をバレない程度に放出し続ける、という方法を試してみた。
一日中魔力を放出し続けていると、就寝時間には魔力が底をついた。
魔力が底をつくと、魔力欠乏により猛烈な倦怠感に襲われる。
その結果気絶してしまうようで、レイルークは初めて気を失って朝を迎えた。
朝になって目が覚めると、ほんの僅かにだが自分の魔力量が増えていることに気が付いた。
(やった! これから毎日頑張れば、もっと魔力量が増えるかもしれない!!)
魔力欠乏の症状はかなり辛い。しかし、レイルークは諦めなかった。
(せっかく魔法がある世界に生まれ変わったんだ! 凄い魔法を使えるようになりたい!! これくらいのことで諦めるもんか!!)
こうして魔力チートを極める為に、毎晩気を失って朝を迎える日々が始まった。
月日は流れ。
今現在どれ程魔力が上がったのか。レイルーク自身、いまいちよく分かっていないが。
気絶して就寝するスタイルは既に習慣化し、気が付いたら十歳になっていた。
(……月日が経つって早いんだね)
レイルークは勉強の一環で、以前から公爵家の次期当主としての軍事教育、という名目でランディに剣の手解きを受けていた。
現在ではかなり上達し、近々ルシータに剣技の稽古を付けてもらうことになっていたのだが。
何と、ルシータの妊娠が発覚したのだ。近々出産予定で、既にルシータのお腹はパンパンだ。
妊娠したと初め聞いた時は大層驚いたけれど。
ユリアが養女となり、だいぶ慣れた頃にこんなやり取りがあった事を思い出した。
[回想]
「ユリアもすっかり公爵家に慣れた事だし、そろそろ新しい家族をこしらえないとなぁ? レオ!!」
「シッ、シータ! こっ、子供の前で何を言う! そう言う事は……二人きりのときに、言うべきであってだな……」(ブツブツ)
レオナルドが珍しく顔を赤らめて、何やらゴニョゴニョ言っている。
(なぜだろう。いつもかっこいい父様が、乙女に見える。そして母様は、美人なおっさんだ)
[回想終わり]
……というやり取りが、だいぶ前にあった。思い出したら色々納得した。
「ユリア姉様。赤ちゃんは男の子か女の子、どっちだろうね? まあどちらでも無事産まれて来てくれれば、それでいいんだけどね」
そう言って優雅に紅茶を飲むレイルーク。
まだ少年の幼さを残してはいるが、十歳になる頃には妖精と見間違う可愛らしさは少し影を潜めた。
今は美少年から凛々しさを持ち合わせた美青年へと変貌の途中だ。
身長もまた少し伸びて、鍛錬のお陰もあって筋肉もついてきた。体つきもほんのちょっぴりだが逞しさを感じる。
可憐さよりも精悍さが増して、レイルークは将来自分は超美形細マッチョ男子で間違いない、と確信していた。
最近レイルークは帝王学の勉強に忙しく、ユリアも何かと忙しいらしくてお互いに交流する機会がめっきり減っていた。
そのせいもあって、久々のユリアとのティータイムにレイルークは浮かれ気分だった。
庭のテラス席でユリアと向き合いながら、レイルークは微笑んだ。
「それにしても、姉様は最近見ない間に更に綺麗になったね。姉様の弟として鼻が高いよ」
「……もう、レイったら」
紅茶のカップを置いたユリアはほんのりと頬を染めた。
ユリアは誰の目から見ても絶世の美人に成長していた。
太陽の光に艶やかな金髪が煌めき、きめ細やかな白い肌が眩しい。美しいアメジストの瞳を宿したその美しい顔は、正に女神のようだ。
「レイこそ、立派になったわ。最近鍛錬にも力を入れているでしょう? 私も姉として誇らしく思うわ」
ユリアは聖母のような優しい微笑みを浮かべる。
「鍛錬といえば、しばらくお義母様との稽古がお預けになったのは私も残念だわ。でも、新しい家族が出来るのは嬉しい。無事に元気な赤ちゃんが生まれてきてくれさえすれば、私も性別なんて気にしないわ。どんな子なのか、今から楽しみね?」
「そうだね」
ユリアはレイルークよりも先に、十歳頃からルシータの特訓を毎日のように受けていた。
女神のような外見とは裏腹に、剣技の腕前はルシータには遠く及ばないが、既に達人の域へと到達しているそうだ。
スラリとしているのにグラマラスな素晴らしい体躯から繰り出される剣技は、剣舞のように美しく、巷では『風水の剣姫』と呼ばれているらしい。貴族の間でもその評判は高い。
十歳に魔力測定で社交界デビューするのが通例らしく、ユリアも既に十歳で社交界デビューしていた。
その頃のレイルークは、内心かなり心配だった。
公爵家の一員になったとは言え、『元平民』と言う変なレッテルを貼られないか。
うまく貴族として溶け込めるのか、とか。
まあ蓋を開けてみれば、心配していた全てを余裕で覆されていた訳だけど。
今では美しい容姿と教養、人望などが相まって、特に男性貴族達の心を鷲掴みだとか何とか。
「姉様は人気者だからね。魔術学園へ入学したら大変そうだ。あ、そう言えば入学準備は順調?」
「ええ。今のところ問題はないわ」
「……姉様が魔術学園に行くのは寂しいよ。でも、姉様は魔術の勉強も頑張ってるもんね。学園がどんなところかはよく知らないけれど、姉様なら素敵な学園生活が送れると思うよ。友達とか、沢山出来るといいね」
「そうね。そう言えば、魔術学園は少し特殊なところみたいでね。どうやら、人物認識が出来なくなるみたいなの。それって、誰が誰だか分からなくなるってことでしょう?
だとしたら、身分とか気にならない友人が出来るのではないかしら? ……私は、差別のない友情って素敵だと思うわ」
「差別のない友情、か。うん、いいよね友情。ほら、愛称とか言い合える親友とかいいよね。何でも言い合えるような。そういうの、僕は憧れるな」
「……愛称を言い合える仲、なら……。私でも、いい……?」
「え?」
「あの、ええと……。私の愛称はユーリなの。レイなら、私のことをユーリって呼んでくれて、良いからね……? 寧ろ、そう呼んでくれたら……嬉しいな……」
顔を赤らめて愛称呼びを懇願してくるユリアに、レイルークは胸を撃ち抜かれた。
(……ダメだ。姉が、姉が可愛い過ぎる……!)
「う、うん。じゃあさ、二人っきりの時はそう呼ぶね。……ユ、ユーリ、姉様」
初めての愛称呼びに顔が赤くなる。
「……ふふ、なんだか恥ずかしいけど、……嬉しい」
(……結婚するなら、絶対姉様みたいな人と結婚したい。いや、むしろ姉様で…………)
本格的にキャパオーバー寸前まで追い込まれたところで、デュエットがテラス席へと近づいてきた。
「ご歓談中に失礼いたします。ユリア様、旦那様がお呼びです。レイルーク様もご一緒に、との事です」
ユリアの侍女であるデュエットの声で、妙に甘い空気が薄れた。レイルークは内心ホッとした。
「……そう、わかったわ。……ではレイ、行きましょうか?」
「はい。ユリア姉様」
レイルークは席から立ち上がると、当たり前のようにユリアに手を差し出す。
「ありがとう」
ユリアも当たり前にその手を取って立ち上がると、なぜかユリアは繋いだ手を軽く引っ張ってきた。
手を引かれたレイルークはユリアに一歩近く。するとユリアがレイルークに耳打ちをした。
「話はまた後でね? ……あと、これからは二人きりの時はユーリ、だからね?」
「は、はいぃ!」
(……来年からしばらく会えなくなるなんて、僕、耐えられないかも……)
そのおかげで外面のスキルは大いに上がった。
公爵家内で猫を被る事はないので、今のところ出番はないが。
マナーレッスンは貴族特有のもので苦手だったが、レイルークの脳がハイスペックなのか、すんなり覚えてしまった。
今も勉強やレッスンは続いているが、やはり苦手意識は抜けないし、はっきり言うとつまらない。
なので、隠れて魔法の訓練をすることにした。
訓練方法を模索している時、前世で遊んでいたアプリゲームで『自分だけの魔法使いを育てる』という育成ゲームをプレイしたことがあったことを思い出した。
そのゲームでは、魔法を限界まで使うとわずかに魔力が向上する、という裏ワザが存在した。
もしかしたら、この世界でも魔法を酷使すれば魔力が上がるかもしれない。そう思ったレイルークは、早速試してみることにした。
派手な魔法では見つかってしまうので、魔法自体を発動するのは諦めるしかなかった。仕方がないので、魔力自体をバレない程度に放出し続ける、という方法を試してみた。
一日中魔力を放出し続けていると、就寝時間には魔力が底をついた。
魔力が底をつくと、魔力欠乏により猛烈な倦怠感に襲われる。
その結果気絶してしまうようで、レイルークは初めて気を失って朝を迎えた。
朝になって目が覚めると、ほんの僅かにだが自分の魔力量が増えていることに気が付いた。
(やった! これから毎日頑張れば、もっと魔力量が増えるかもしれない!!)
魔力欠乏の症状はかなり辛い。しかし、レイルークは諦めなかった。
(せっかく魔法がある世界に生まれ変わったんだ! 凄い魔法を使えるようになりたい!! これくらいのことで諦めるもんか!!)
こうして魔力チートを極める為に、毎晩気を失って朝を迎える日々が始まった。
月日は流れ。
今現在どれ程魔力が上がったのか。レイルーク自身、いまいちよく分かっていないが。
気絶して就寝するスタイルは既に習慣化し、気が付いたら十歳になっていた。
(……月日が経つって早いんだね)
レイルークは勉強の一環で、以前から公爵家の次期当主としての軍事教育、という名目でランディに剣の手解きを受けていた。
現在ではかなり上達し、近々ルシータに剣技の稽古を付けてもらうことになっていたのだが。
何と、ルシータの妊娠が発覚したのだ。近々出産予定で、既にルシータのお腹はパンパンだ。
妊娠したと初め聞いた時は大層驚いたけれど。
ユリアが養女となり、だいぶ慣れた頃にこんなやり取りがあった事を思い出した。
[回想]
「ユリアもすっかり公爵家に慣れた事だし、そろそろ新しい家族をこしらえないとなぁ? レオ!!」
「シッ、シータ! こっ、子供の前で何を言う! そう言う事は……二人きりのときに、言うべきであってだな……」(ブツブツ)
レオナルドが珍しく顔を赤らめて、何やらゴニョゴニョ言っている。
(なぜだろう。いつもかっこいい父様が、乙女に見える。そして母様は、美人なおっさんだ)
[回想終わり]
……というやり取りが、だいぶ前にあった。思い出したら色々納得した。
「ユリア姉様。赤ちゃんは男の子か女の子、どっちだろうね? まあどちらでも無事産まれて来てくれれば、それでいいんだけどね」
そう言って優雅に紅茶を飲むレイルーク。
まだ少年の幼さを残してはいるが、十歳になる頃には妖精と見間違う可愛らしさは少し影を潜めた。
今は美少年から凛々しさを持ち合わせた美青年へと変貌の途中だ。
身長もまた少し伸びて、鍛錬のお陰もあって筋肉もついてきた。体つきもほんのちょっぴりだが逞しさを感じる。
可憐さよりも精悍さが増して、レイルークは将来自分は超美形細マッチョ男子で間違いない、と確信していた。
最近レイルークは帝王学の勉強に忙しく、ユリアも何かと忙しいらしくてお互いに交流する機会がめっきり減っていた。
そのせいもあって、久々のユリアとのティータイムにレイルークは浮かれ気分だった。
庭のテラス席でユリアと向き合いながら、レイルークは微笑んだ。
「それにしても、姉様は最近見ない間に更に綺麗になったね。姉様の弟として鼻が高いよ」
「……もう、レイったら」
紅茶のカップを置いたユリアはほんのりと頬を染めた。
ユリアは誰の目から見ても絶世の美人に成長していた。
太陽の光に艶やかな金髪が煌めき、きめ細やかな白い肌が眩しい。美しいアメジストの瞳を宿したその美しい顔は、正に女神のようだ。
「レイこそ、立派になったわ。最近鍛錬にも力を入れているでしょう? 私も姉として誇らしく思うわ」
ユリアは聖母のような優しい微笑みを浮かべる。
「鍛錬といえば、しばらくお義母様との稽古がお預けになったのは私も残念だわ。でも、新しい家族が出来るのは嬉しい。無事に元気な赤ちゃんが生まれてきてくれさえすれば、私も性別なんて気にしないわ。どんな子なのか、今から楽しみね?」
「そうだね」
ユリアはレイルークよりも先に、十歳頃からルシータの特訓を毎日のように受けていた。
女神のような外見とは裏腹に、剣技の腕前はルシータには遠く及ばないが、既に達人の域へと到達しているそうだ。
スラリとしているのにグラマラスな素晴らしい体躯から繰り出される剣技は、剣舞のように美しく、巷では『風水の剣姫』と呼ばれているらしい。貴族の間でもその評判は高い。
十歳に魔力測定で社交界デビューするのが通例らしく、ユリアも既に十歳で社交界デビューしていた。
その頃のレイルークは、内心かなり心配だった。
公爵家の一員になったとは言え、『元平民』と言う変なレッテルを貼られないか。
うまく貴族として溶け込めるのか、とか。
まあ蓋を開けてみれば、心配していた全てを余裕で覆されていた訳だけど。
今では美しい容姿と教養、人望などが相まって、特に男性貴族達の心を鷲掴みだとか何とか。
「姉様は人気者だからね。魔術学園へ入学したら大変そうだ。あ、そう言えば入学準備は順調?」
「ええ。今のところ問題はないわ」
「……姉様が魔術学園に行くのは寂しいよ。でも、姉様は魔術の勉強も頑張ってるもんね。学園がどんなところかはよく知らないけれど、姉様なら素敵な学園生活が送れると思うよ。友達とか、沢山出来るといいね」
「そうね。そう言えば、魔術学園は少し特殊なところみたいでね。どうやら、人物認識が出来なくなるみたいなの。それって、誰が誰だか分からなくなるってことでしょう?
だとしたら、身分とか気にならない友人が出来るのではないかしら? ……私は、差別のない友情って素敵だと思うわ」
「差別のない友情、か。うん、いいよね友情。ほら、愛称とか言い合える親友とかいいよね。何でも言い合えるような。そういうの、僕は憧れるな」
「……愛称を言い合える仲、なら……。私でも、いい……?」
「え?」
「あの、ええと……。私の愛称はユーリなの。レイなら、私のことをユーリって呼んでくれて、良いからね……? 寧ろ、そう呼んでくれたら……嬉しいな……」
顔を赤らめて愛称呼びを懇願してくるユリアに、レイルークは胸を撃ち抜かれた。
(……ダメだ。姉が、姉が可愛い過ぎる……!)
「う、うん。じゃあさ、二人っきりの時はそう呼ぶね。……ユ、ユーリ、姉様」
初めての愛称呼びに顔が赤くなる。
「……ふふ、なんだか恥ずかしいけど、……嬉しい」
(……結婚するなら、絶対姉様みたいな人と結婚したい。いや、むしろ姉様で…………)
本格的にキャパオーバー寸前まで追い込まれたところで、デュエットがテラス席へと近づいてきた。
「ご歓談中に失礼いたします。ユリア様、旦那様がお呼びです。レイルーク様もご一緒に、との事です」
ユリアの侍女であるデュエットの声で、妙に甘い空気が薄れた。レイルークは内心ホッとした。
「……そう、わかったわ。……ではレイ、行きましょうか?」
「はい。ユリア姉様」
レイルークは席から立ち上がると、当たり前のようにユリアに手を差し出す。
「ありがとう」
ユリアも当たり前にその手を取って立ち上がると、なぜかユリアは繋いだ手を軽く引っ張ってきた。
手を引かれたレイルークはユリアに一歩近く。するとユリアがレイルークに耳打ちをした。
「話はまた後でね? ……あと、これからは二人きりの時はユーリ、だからね?」
「は、はいぃ!」
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