上司に連れられていったオカマバー。唯一の可愛い子がよりにもよって性欲が強い

papporopueeee

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親睦偏

オカマバーでの仕事について聞きました

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「――というわけで、何か言うことはありますか?」
「子供扱いしてすみませんでした……」
「そうじゃないですよ、アキラさん。こういう時は褒めるんです」
「例えば?」
「ツキちゃんは見てるだけで性欲を掻き立てられるようなエロカワ小悪魔ちゃんだって♪」
「……それ、自分で言ってて虚しくないのか?」
「大きくしちゃってる人に言われてもぜんぜん悔しくありませーん♪」
「っ……いや、なってないし……」
「ぴくぴく反応させちゃったなら同じことですよ。ほんと、童貞さんはすぐ発情しちゃうから困っちゃいます♪」
「ぐっ……」

 それはツキにだけは言われたくないのだが、反応してしまったのは事実なので何も言い返せない。

 というか、他人の性器の反応に目敏いのは人としてどうなのか。
 まさかとは思うが、四六時中こっちの股間ばかり見つめてはいないだろうな。

「……そういえば、あのお店って給料ちゃんと出てるのか? やけに自由な感じに見えたけど」

 下の話をしているとツキにペースを握られっぱなしになってしまうので、無理やりにでも話を変えることにした。

「少ないですよ? 自由度もお給金もバイトレベルです」
「まじか……それでツキはちゃんと生きていけてるのか?」

 ツキのやせ細った体が脳裏をよぎったが、当のツキはあっけらかんとしていた。

「心配ありませんよ。あれは私にとっては副業であり趣味ですから」
「趣味でオカマバーって……どういう発想なんだよ……」

 いわゆる夜のお店というのは精神的負担が大きいイメージがある。

 見知らぬ他人へのサービスそのものを商いとしているのだ。
 接客は飲食店でのバイトしか経験の無い翠でも、そのストレスは想像できる。

 そんな精神へのダメージと引き換えに高給を得られるのが夜のお店のキャストという職業である。
 一般サラリーマンの目から見たイメージはそんな感じだ。

 しかしツキにとっては真逆らしい。
 本来は収入を増やす為の副業なのに、ツキは薄給なオカマバーで働いているどころか趣味と断言できる程度には楽しんでいるようだった。

「働いてみると結構楽しいですよ? お客さん少ないからのびのび働けるし、先輩たちが率先してサービスしてくれるし、私は座ってお酒飲んでるだけでいいんですもん。適当に相槌打ちながらカルーアミルク飲んでるだけでお給料もらえるなんて、それこそ趣味には打ってつけだと思いません?」
「……言われてみると、そうかもしれない」

 それはツキが座っているだけでも華になる見た目だからだろうけれど。
 ツキの可愛いへの努力の賜物とでも言うべきだろうか。

「それにー……♡」

 ツキが意地の悪い笑みを浮かべながらこちらの顔を見上げてきた。
 今にも煽る2秒前という具合の表情だ。

「アキラさんみたいな上玉な童貞さんも釣れますし……♡」
「人の事魚みたいに言うなよ……」
「くすッ♡ でも、お魚さんみたいな食いつきでしたよ? 私の処女演技に引っかかってるアキラさんは♡」

 ツキに乗せられるまま、記憶が無くなるほどに泥酔してしまった身からすれば耳の痛い言葉だ。

 こんな時はやはり話題を変えるに限る。

「それじゃあ、本業は? オカマバーが趣味の副業なら、ツキの本業はなんなんだ?」
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