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先輩
オマケ1
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「先輩、これ見てください!」
とある日。
私はいつものように先輩を自室へお呼びして、自らのスカートの中身をさらけ出した。
「えっ……キリちゃん、オムツしてるのっ?」
「オムツじゃありません! 私が履いてるのはパンツ型ナプキンって言って、ちゃんとした生理用品です!」
「へ、へえ、最近はそんなのがあるんだね……!」
「あ、先輩信じてないですね。ほら、ネットで調べればちゃんと出てくるんですから、見てください」
「んっと……あ、ほんとだ。良かった。てっきりまたキリちゃんが変なこと要求してくるのかと思っちゃった」
「先輩、失礼ですよ。いくら私でも自分の家だからってオムツを履いてそれを見せびらかすようなことしないですよ」
「ごめんごめん。でも説明されないとオムツにしか見えないね、それ」
おむつにしか見えないのは当然だ。
なにせ、私が履いてるのは歴としたおむつだからだ。
私は今、自室に連れ込んだ先輩に向かってオムツを履いてそれを見せびらかしているのだ。
子芝居のおかげもあって、先輩は私が履いているのは生理用品だとすっかり騙さている。
「これ、結構便利なんですよ。見た目はちょっとアレですけど、絶対に外に漏れないから布団とか汚さないので。先輩はそういうのに困ったりしてませんか?」
「うん、私は割と軽い方だから。お気遣いありがとう」
先輩が生理に悩まない体質なのは喜ばしいことだ。
いつでもエロいことができるってことだし。
しかし、それでは先輩にオムツを履かせる理由がなくなってしまう。
せっかく自分でおむつを履くなんてことをしたのだ。
なんとしても先輩におむつを履かせたい。
「それは良かったです。私もそこまで悩んでいるわけじゃないんですが、試しにしばらく使って見ようと思ってまして」
「ふーん、そうなんだ」
「でもこれ、ちょっと履き心地が良くなくて……下の毛が気になると言いますか……」
「そ、そうなの?」
ウソだ。
とても快適な着け心地だ
「そこでご相談なんですけど……先輩、ちょっと履いてみてもらえませんか?」
「はっ!? なんで!?」
「確か先輩って、下の毛は薄い方でしたよね?」
「ま、まあ、濃くはないかな……」
ウソだ。
つんつるてんだったはずだ。
「おそらく毛を剃れば改善するかなと思っているんですけど、いきなり剃る勇気もなくて……。だから、先輩が着用したときの履き心地を知ることが出来ればと……」
「で、でも、キリちゃんもそんなに濃い方じゃないんだし、私と大差ないんじゃないかな?」
ウソだ。
濃い方じゃないのは本当だが、大差ないは嘘だ。
「お願いします先輩! 少し履いてくださるだけでいいんです!」
「……じゃあ、こっち見ないでよ?」
「はい、ありがとうございます先輩!」
とある日。
私はいつものように先輩を自室へお呼びして、自らのスカートの中身をさらけ出した。
「えっ……キリちゃん、オムツしてるのっ?」
「オムツじゃありません! 私が履いてるのはパンツ型ナプキンって言って、ちゃんとした生理用品です!」
「へ、へえ、最近はそんなのがあるんだね……!」
「あ、先輩信じてないですね。ほら、ネットで調べればちゃんと出てくるんですから、見てください」
「んっと……あ、ほんとだ。良かった。てっきりまたキリちゃんが変なこと要求してくるのかと思っちゃった」
「先輩、失礼ですよ。いくら私でも自分の家だからってオムツを履いてそれを見せびらかすようなことしないですよ」
「ごめんごめん。でも説明されないとオムツにしか見えないね、それ」
おむつにしか見えないのは当然だ。
なにせ、私が履いてるのは歴としたおむつだからだ。
私は今、自室に連れ込んだ先輩に向かってオムツを履いてそれを見せびらかしているのだ。
子芝居のおかげもあって、先輩は私が履いているのは生理用品だとすっかり騙さている。
「これ、結構便利なんですよ。見た目はちょっとアレですけど、絶対に外に漏れないから布団とか汚さないので。先輩はそういうのに困ったりしてませんか?」
「うん、私は割と軽い方だから。お気遣いありがとう」
先輩が生理に悩まない体質なのは喜ばしいことだ。
いつでもエロいことができるってことだし。
しかし、それでは先輩にオムツを履かせる理由がなくなってしまう。
せっかく自分でおむつを履くなんてことをしたのだ。
なんとしても先輩におむつを履かせたい。
「それは良かったです。私もそこまで悩んでいるわけじゃないんですが、試しにしばらく使って見ようと思ってまして」
「ふーん、そうなんだ」
「でもこれ、ちょっと履き心地が良くなくて……下の毛が気になると言いますか……」
「そ、そうなの?」
ウソだ。
とても快適な着け心地だ
「そこでご相談なんですけど……先輩、ちょっと履いてみてもらえませんか?」
「はっ!? なんで!?」
「確か先輩って、下の毛は薄い方でしたよね?」
「ま、まあ、濃くはないかな……」
ウソだ。
つんつるてんだったはずだ。
「おそらく毛を剃れば改善するかなと思っているんですけど、いきなり剃る勇気もなくて……。だから、先輩が着用したときの履き心地を知ることが出来ればと……」
「で、でも、キリちゃんもそんなに濃い方じゃないんだし、私と大差ないんじゃないかな?」
ウソだ。
濃い方じゃないのは本当だが、大差ないは嘘だ。
「お願いします先輩! 少し履いてくださるだけでいいんです!」
「……じゃあ、こっち見ないでよ?」
「はい、ありがとうございます先輩!」
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