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変態貴公子の暴走4 ※r18

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「あ…あぅ…」


どうしよう、心臓がバクバクいって言葉もまともに喋れない
こんな美形が私の事を好きって…えっちしたいって… 
これどういう状況ですか…?


「マナ?嫌い…なのか?」

「そんな…わけ…ないです…」


やっと絞り出した声が掠れたような声になってしまった


「マナ!」


ぎゅっと私を抱きしめるアルディス様


「えぇっと、でもちょっと待ってください!
アルディス様の事は嫌いではないんですけど、正直好きかって聞かれるとよく分からないです」

「なんだと?」


明らかに不機嫌な声に変わったアルディス様


「いやあの、私そもそも初恋もまだだし、好きとかいう感情がよく分からないと言いますか…」


そもそも初対面での印象が氷結の貴公子じゃなく、変態貴公子だったんだから好きとかいう以前の問題かもしれない…
しかも、前世でも24年間生きて恋愛経験0だった私にそんなこといきなり言われても分かるわけないですって!


「ほお…でもマナの身体は俺の事好きみたいだけどな」


クチュクチュと卑猥な音をさせながら、また私の下の部分を触りはじめるアルディス様


「やぁ…んんっ♡」

「マナは好きでもない奴に触られてこんな風に濡れる淫乱なのか?」

「やめ…あんっ…ちがぃ…ま…す♡」

「ほら、俺の手を見てみろ」


そう言って私の前に淫らに濡れて光る指先を見せつけてくるアルディス様
しかも、それをあろう事か目の前でその指を舐め上げたのだ


「やめてください!そんな汚い所のを舐めるなんて…」


信じられない…
やっぱりただのド変態貴公子じゃないですか!?


「マナの身体に汚い所なんかない、それによく解さないと初めてだと女性は痛いと言うしな」


はい?


「ちょ、ちょっと待って下さい、なんでもうする前提みたいになってるんですか?」

「マナが好きでもない相手に触られて濡れるような奴じゃないって否定したんだろ?」

「へ?」


それでなんでえっちの流れになるんですかね?


「さっきも見せたが、俺に触られてこんだけ厭らしくトロトロになって濡れてる、これは俺を好きだと言ってるようなものだろ?
それにマナの身体は俺を受け入れる気満々みたいだしな」

「なっ!?」


え?トロトロ?だとアルディス様のことが好きなの?
受け入れる気満々ってどゆこと!?
もうわけ分かんなくて頭がパンクしそう…


あれ、でもちょっと待って…
アルディス様はこの先あのエロ王子達と共にヒロインちゃんに恋する筈では?

そう、そうだよ!
アルディス様には私なんかじゃなくて、超絶可愛いヒロインちゃんがいるじゃないですか!?

ここでアルディス様とえっちなんかしちゃって、後でヒロインちゃんが出てきたら処女だけ奪われてヤり捨てなんて冗談じゃない!

危ない危ない、危うくアルディス様に流されちゃうとこだった…










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