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放浪開始・ブドパス編
48.おやつを試作してみるよ
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ひと通り買い物を終えた俺はレニさんを連れ立って帰宅する。時間を見ると午後3時と、思いの外長く市場に留まってしまった。……エリナさん、ちゃんと勉強してるかな。
「ただいまー」
「あ、おかえりなさいトーゴさん! と……あれ? 何でレニさんがいるの!? 今日のうちに村に帰るって話だったんじゃ?」
「いや、それが魔動車が壊れたんだってさ。直るまでにしばらく時間がかかるから、それまで宿に滞在延長させてもらってるんだって。総合職ギルドで報告待ちにレストランに降りたら偶然ばったり」
「昨日ぶりですね、エリナさん。お邪魔しても?」
「あっ? え、ええ。もちろん。歓迎するわ、ゆっくりしていってね」
……っていうかエリナさん、レニさん相手にはタメ口なんだな。そういう風に聞こえてるだけかもしれないけど、いずれにしても意外と気安く話してるのかな。
「エリナさん、勉強の方はどう?」
「何か、これだけしっかり勉強したのって久しぶりな気がします……でも結構手応えありますよ」
「勉強……ああ、もしかして昨日言ってたジェルマ語能力測定対策ですか?」
「そう、そうなのよー。私としては何としても受かりたいからね……」
エリナさん、やっぱりレニさんと仲いいな。そろそろエリナさんも勉強ひと区切りで休憩の時間だろうし、これならしばらく話をしてもらえばいいか。
さてと、おやつの準備でもするか。ちなみに単なる手作りおやつではなく、ちょっとしたテストも兼ねているので手は抜けない。……下手するとふたりを太らせる結果になりそうだけど、そこは後で謝るしかないか。
「ええと、まずは180℃にオーブンを設定してから……」
小麦粉100グラム、卵1個、牛乳70cc、蜂蜜60グラムを全部混ぜて生地を作っておいて、30分くらい寝かせておく。寝かせている間にクネドリーキを乾熱で温めて軽く水分を飛ばし、蜂蜜をたっぷりつけてこれまたしばらく置いておく。
……それにしても水分量の多いクネドリーキだけに、乾燥させても結構軽めなんだな。これだけ軽いなら口当たりも期待出来そうだ。
とにかくこれで、人間向けのおやつの仕込みは完了。準備が出来たら焼くだけの簡単なものだけど、それでも色々前世とは違う。……まあ、レシピそのものはこっちに来てからいつの間にか得たものだけど。
さて、ここからは人間もハイランダーエルフも食べられる――卵を使わないおやつを作ることにしよう。
バターに蜂蜜と塩を少量混ぜてよく練り込み、小麦粉を上から振るってよく混ぜる。これに水を少量加えてある程度まとまったら、薄く延ばして型で浅い皿状に成型してフォークで軽く穴をあける。これをさっき180℃に予熱しておいたオーブンの中に入れて、焼き目がつくまで10分から15分程度焼いていく。
……それにしてもエリナさんの言う通りオーブンはつけておいてよかったな。電子レンジは流石に望めなくても、これがあるだけでだいぶ料理に幅が出る。
「さて、後はかぼちゃと……こいつを煮るんだな」
で、さっき買ってきたこれ……ユリ根を取り出す。まさかこの世界に来て食用にこれが売っているとは思わなかったけど、安値で手に入る芋がないならこれでもそれなりに代用出来るだろう。問題はその食感や味だけど……
取り敢えずユリ根をばらして洗って、塩水で軽く茹でる。2分ほどしてざるにあげて、試しに1枚かじってみると、日本で食べたものより少し繊維があるような気がする。……これ、甘みが足りないけど裏ごししたらサツマイモっぽくなるな。
そのまま茹でたユリ根を裏ごしして、生クリームと蜂蜜を混ぜて滑らかなマッシュポテト状にする。その間に種を取ったカボチャを茹でておいて……とやっていたら、オーブンが音を立てて焼き上がりを知らせてくれる。中を空けたら、バターのいい香りがたまらない。取り敢えずこれは外に出して熱を取って……
「ということは、それがエリナさんの考える条件ってことですか」
「ええ、だからこのテストは何としても……あれ、何かいいにおいする。トーゴさん、何か作ってます?」
エリナさんもさすがに気づくか。まあ隠してないからいいんだけど……
「ああ、いくつかおやつになりそうなものを。レニさんでも食べられるものも、同時並行で作ってるんだけど」
「おやつ! ってことは、スイーツショップの足がかり!?」
「いやそこまで具体的には考えていないけどね……」
言いつつ今度はクネドリーキをオーブンに入れる。はちみつを十分吸ったクネドリーキは、焼きすぎると焦げるので数分に留めておく。
その間に寝かせておいた生地を肩に入れてタコ焼きのようにして焼く。……にしてもこんなタコ焼きプレートっぽいのまであるなんて。この世界ではこれを何に使うのか、俺には想像もつかない。
「焼けたのを6個くらい器に入れて、上から蜂蜜をかけて……よし、まずはベビーカステラ一丁上がり! エリナさん、これ試食してくれる?」
「待ってました! これは……パンケーキみたいなものですか? それにしては丸っこいですけど」
「ベビーカステラって言うんだ。日本の屋台でよく出るお菓子だけど、同じようなのはオランダにもあるって話だよ。……さて、こいつもだ!」
ちょうど焼けたクネドリーキも皿に出して笑顔のエリナさんに手渡す。クネドリーキのハニーラスク、ってところだけど、アイシングしてあるわけじゃないのでラスクと言えるかは微妙なところだな……っと。
「カボチャも煮えた頃だろうしそろそろやるか」
「カボチャ? そんなの市場にあったんですか? むぐむぐ……んーっ、久しぶりの甘いおやつ美味しいっ!」
「食べ過ぎないでね、俺も味見しないといけないんだから……」
エリナさんにくぎを刺したところで、いよいよ仕上げだ。まずは茹でたカボチャを、皮を取って裏ごしにする。そこに生クリームと蜂蜜、ほんの少しの塩を加えて滑らかにしたものを、あらかじめ皿状に成型して焼き上げておいたクラッカーの中に入れる。
そのままだと少し味気ないので、上に軽く蜂蜜を塗って再びオーブンに入れて軽く焼き上げる。時間は……さっきのラスクと同じくらいでいいか。
ユリ根のペーストの方はスプーンふたつでラグビーボール状に成型した後、用意しておいた油できつね色になるまで揚げる。揚がったら油をよく切って、熱いうちに蜂蜜を絡めて風を送って急冷する。
……よし、完成!
「残りのメニューも出来たよー。さっきのふたつは完全に人間仕様だけど、こっちはエルフ仕様のおやつだよ」
「わーい、いただきます!」
「私たち仕様、ですか?」
「ええ、カボチャのミニタルトとユリ根コロッケの蜂蜜がけです。どっちも鶏卵を使っていないんですが、ペーストが程よく甘くてうまいですよ。試してみてください」
ユリ根コロッケの方は大学芋とスイートポテトとバカリャウのコロッケをごっちゃにしたような感じの創作だけど、とんでもないものにはなっていない……はず。はてさて果たして。
「で、ではこっちのタルトからいただきます。……うん、確かにそっちのふたつみたいな不快なにおいはしませんけど……あむ」
「不快なにおいって……そんなにわかるものなの?」
「私たちはその辺り敏感ですから……って、なにこれ!? 甘さはそこまで強くないのに凄く美味しい!」
「このクラッカーもいいですよね! ペーストが結構濃厚でしっとりしてる分いいアクセントになってますよ!」
「も、もしかしてこのユリ根コロッケとやらも……? あむ……あふぁ、あふぉふ!」
「だ、大丈夫レニさん!? 揚げたてだから注意しないと……! ほら、麦茶」
「んっ、んっ、んっ……はあっ、あ、ありがとうございますエリナさん……でもこのコロッケも凄く美味しいです! こんな美味しいおやつ食べた事ありませんよ!」
「そう言っていただけて何よりですよ。あとエリナさんもありがとうね」
言いつつ自分の成果をぱくり……うん、結構よく出来てる。ベビーカステラの方はホイップクリームにベリー系のソースを加えてもおいしいかもしれないな。ユリ根は衣をつけてもいいかもしれない。ペーストにしなくても何とかなるか……? でもそれだとお菓子ってより普通におかずだよなあ。
「……トーゴさん」
「え、何、エリナさん?」
俺の両肩に手を置いたエリナさんの眼は、変に真剣で何だか怖い。何か気に食わないものでもあったか……?
「これ、売れます。ブドパスにいる間にがっつり売りさばきましょう!」
「って、スイーツショップの話まだ続いてたの!? レニさんもいる前で何言ってくれちゃってんのエリナさん!?」
「え、でもレニさんも」
「トーゴさん、これ、いつ販売開始するんですか? 村の皆に宣伝しますよ!」
「何でそんな血走った眼で見られてるの俺!? しっかりしてくださいレニさん!」
……正直、この時既に俺は悟っていた、
ああ、スイーツ屋台の開店はもはや既定路線なんだな、と……
---
本当に旨いかどうかなんて知らねえよ!(ドが付くほどの無責任発言
ただユリ根をデザートっぽく食べるのは割とやってるところがあるみたいですねえ……
ベビーカステラっぽいオランダのお菓子っていうのはポッフェルチェというお菓子で、見た目は割と明石焼きですが粉砂糖やホイップクリーム+ベリーソースをかけて食べるミニパンケーキです。
次回更新は01/28の予定です!
「ただいまー」
「あ、おかえりなさいトーゴさん! と……あれ? 何でレニさんがいるの!? 今日のうちに村に帰るって話だったんじゃ?」
「いや、それが魔動車が壊れたんだってさ。直るまでにしばらく時間がかかるから、それまで宿に滞在延長させてもらってるんだって。総合職ギルドで報告待ちにレストランに降りたら偶然ばったり」
「昨日ぶりですね、エリナさん。お邪魔しても?」
「あっ? え、ええ。もちろん。歓迎するわ、ゆっくりしていってね」
……っていうかエリナさん、レニさん相手にはタメ口なんだな。そういう風に聞こえてるだけかもしれないけど、いずれにしても意外と気安く話してるのかな。
「エリナさん、勉強の方はどう?」
「何か、これだけしっかり勉強したのって久しぶりな気がします……でも結構手応えありますよ」
「勉強……ああ、もしかして昨日言ってたジェルマ語能力測定対策ですか?」
「そう、そうなのよー。私としては何としても受かりたいからね……」
エリナさん、やっぱりレニさんと仲いいな。そろそろエリナさんも勉強ひと区切りで休憩の時間だろうし、これならしばらく話をしてもらえばいいか。
さてと、おやつの準備でもするか。ちなみに単なる手作りおやつではなく、ちょっとしたテストも兼ねているので手は抜けない。……下手するとふたりを太らせる結果になりそうだけど、そこは後で謝るしかないか。
「ええと、まずは180℃にオーブンを設定してから……」
小麦粉100グラム、卵1個、牛乳70cc、蜂蜜60グラムを全部混ぜて生地を作っておいて、30分くらい寝かせておく。寝かせている間にクネドリーキを乾熱で温めて軽く水分を飛ばし、蜂蜜をたっぷりつけてこれまたしばらく置いておく。
……それにしても水分量の多いクネドリーキだけに、乾燥させても結構軽めなんだな。これだけ軽いなら口当たりも期待出来そうだ。
とにかくこれで、人間向けのおやつの仕込みは完了。準備が出来たら焼くだけの簡単なものだけど、それでも色々前世とは違う。……まあ、レシピそのものはこっちに来てからいつの間にか得たものだけど。
さて、ここからは人間もハイランダーエルフも食べられる――卵を使わないおやつを作ることにしよう。
バターに蜂蜜と塩を少量混ぜてよく練り込み、小麦粉を上から振るってよく混ぜる。これに水を少量加えてある程度まとまったら、薄く延ばして型で浅い皿状に成型してフォークで軽く穴をあける。これをさっき180℃に予熱しておいたオーブンの中に入れて、焼き目がつくまで10分から15分程度焼いていく。
……それにしてもエリナさんの言う通りオーブンはつけておいてよかったな。電子レンジは流石に望めなくても、これがあるだけでだいぶ料理に幅が出る。
「さて、後はかぼちゃと……こいつを煮るんだな」
で、さっき買ってきたこれ……ユリ根を取り出す。まさかこの世界に来て食用にこれが売っているとは思わなかったけど、安値で手に入る芋がないならこれでもそれなりに代用出来るだろう。問題はその食感や味だけど……
取り敢えずユリ根をばらして洗って、塩水で軽く茹でる。2分ほどしてざるにあげて、試しに1枚かじってみると、日本で食べたものより少し繊維があるような気がする。……これ、甘みが足りないけど裏ごししたらサツマイモっぽくなるな。
そのまま茹でたユリ根を裏ごしして、生クリームと蜂蜜を混ぜて滑らかなマッシュポテト状にする。その間に種を取ったカボチャを茹でておいて……とやっていたら、オーブンが音を立てて焼き上がりを知らせてくれる。中を空けたら、バターのいい香りがたまらない。取り敢えずこれは外に出して熱を取って……
「ということは、それがエリナさんの考える条件ってことですか」
「ええ、だからこのテストは何としても……あれ、何かいいにおいする。トーゴさん、何か作ってます?」
エリナさんもさすがに気づくか。まあ隠してないからいいんだけど……
「ああ、いくつかおやつになりそうなものを。レニさんでも食べられるものも、同時並行で作ってるんだけど」
「おやつ! ってことは、スイーツショップの足がかり!?」
「いやそこまで具体的には考えていないけどね……」
言いつつ今度はクネドリーキをオーブンに入れる。はちみつを十分吸ったクネドリーキは、焼きすぎると焦げるので数分に留めておく。
その間に寝かせておいた生地を肩に入れてタコ焼きのようにして焼く。……にしてもこんなタコ焼きプレートっぽいのまであるなんて。この世界ではこれを何に使うのか、俺には想像もつかない。
「焼けたのを6個くらい器に入れて、上から蜂蜜をかけて……よし、まずはベビーカステラ一丁上がり! エリナさん、これ試食してくれる?」
「待ってました! これは……パンケーキみたいなものですか? それにしては丸っこいですけど」
「ベビーカステラって言うんだ。日本の屋台でよく出るお菓子だけど、同じようなのはオランダにもあるって話だよ。……さて、こいつもだ!」
ちょうど焼けたクネドリーキも皿に出して笑顔のエリナさんに手渡す。クネドリーキのハニーラスク、ってところだけど、アイシングしてあるわけじゃないのでラスクと言えるかは微妙なところだな……っと。
「カボチャも煮えた頃だろうしそろそろやるか」
「カボチャ? そんなの市場にあったんですか? むぐむぐ……んーっ、久しぶりの甘いおやつ美味しいっ!」
「食べ過ぎないでね、俺も味見しないといけないんだから……」
エリナさんにくぎを刺したところで、いよいよ仕上げだ。まずは茹でたカボチャを、皮を取って裏ごしにする。そこに生クリームと蜂蜜、ほんの少しの塩を加えて滑らかにしたものを、あらかじめ皿状に成型して焼き上げておいたクラッカーの中に入れる。
そのままだと少し味気ないので、上に軽く蜂蜜を塗って再びオーブンに入れて軽く焼き上げる。時間は……さっきのラスクと同じくらいでいいか。
ユリ根のペーストの方はスプーンふたつでラグビーボール状に成型した後、用意しておいた油できつね色になるまで揚げる。揚がったら油をよく切って、熱いうちに蜂蜜を絡めて風を送って急冷する。
……よし、完成!
「残りのメニューも出来たよー。さっきのふたつは完全に人間仕様だけど、こっちはエルフ仕様のおやつだよ」
「わーい、いただきます!」
「私たち仕様、ですか?」
「ええ、カボチャのミニタルトとユリ根コロッケの蜂蜜がけです。どっちも鶏卵を使っていないんですが、ペーストが程よく甘くてうまいですよ。試してみてください」
ユリ根コロッケの方は大学芋とスイートポテトとバカリャウのコロッケをごっちゃにしたような感じの創作だけど、とんでもないものにはなっていない……はず。はてさて果たして。
「で、ではこっちのタルトからいただきます。……うん、確かにそっちのふたつみたいな不快なにおいはしませんけど……あむ」
「不快なにおいって……そんなにわかるものなの?」
「私たちはその辺り敏感ですから……って、なにこれ!? 甘さはそこまで強くないのに凄く美味しい!」
「このクラッカーもいいですよね! ペーストが結構濃厚でしっとりしてる分いいアクセントになってますよ!」
「も、もしかしてこのユリ根コロッケとやらも……? あむ……あふぁ、あふぉふ!」
「だ、大丈夫レニさん!? 揚げたてだから注意しないと……! ほら、麦茶」
「んっ、んっ、んっ……はあっ、あ、ありがとうございますエリナさん……でもこのコロッケも凄く美味しいです! こんな美味しいおやつ食べた事ありませんよ!」
「そう言っていただけて何よりですよ。あとエリナさんもありがとうね」
言いつつ自分の成果をぱくり……うん、結構よく出来てる。ベビーカステラの方はホイップクリームにベリー系のソースを加えてもおいしいかもしれないな。ユリ根は衣をつけてもいいかもしれない。ペーストにしなくても何とかなるか……? でもそれだとお菓子ってより普通におかずだよなあ。
「……トーゴさん」
「え、何、エリナさん?」
俺の両肩に手を置いたエリナさんの眼は、変に真剣で何だか怖い。何か気に食わないものでもあったか……?
「これ、売れます。ブドパスにいる間にがっつり売りさばきましょう!」
「って、スイーツショップの話まだ続いてたの!? レニさんもいる前で何言ってくれちゃってんのエリナさん!?」
「え、でもレニさんも」
「トーゴさん、これ、いつ販売開始するんですか? 村の皆に宣伝しますよ!」
「何でそんな血走った眼で見られてるの俺!? しっかりしてくださいレニさん!」
……正直、この時既に俺は悟っていた、
ああ、スイーツ屋台の開店はもはや既定路線なんだな、と……
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本当に旨いかどうかなんて知らねえよ!(ドが付くほどの無責任発言
ただユリ根をデザートっぽく食べるのは割とやってるところがあるみたいですねえ……
ベビーカステラっぽいオランダのお菓子っていうのはポッフェルチェというお菓子で、見た目は割と明石焼きですが粉砂糖やホイップクリーム+ベリーソースをかけて食べるミニパンケーキです。
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