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放浪開始・ブドパス編
53.結婚式の準備をするよ
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「そもそも、生年月日の付記についてもおかしいです。通常不老不死の付記が付くのは、長命のジェルマエルフの一部などに限られています。通常の人間では報告自体が……私の知る限りではですがございません」
確かに年齢と言えば、そっちの方も記されていたのは意外だった。てっきりスキルか何かで記されるものかと当初は思ってたから、ステータスチェックの時に何も出てこなくてそういうものなのかと納得してたっていうのに。……転生時に神様から直接もらったものだからかな。
っていうか通常の人間で不老不死を見た事がないって、そりゃそうだわ。そんなに頻繁に見るような能力やスキルだったら、今頃この世界は人間で溢れてしまってるだろう。
……俺たちみたいな特別転生者はみんな不老不死持ってるはずだからレアってほどじゃないとは思うけど、自殺者が多い以上は、まあ溢れるほどにはいないだろうしな……
「まあでもアレですよ、レアなもの見たなってくらいで済ませていただければ」
「そういう訳にはまいりません。おふたりがそう希望されていても、このような能力をお持ちとなればどうしても注目されてしまいます。現にジェルマエルフの不老不死者は、ジェルマ連邦政府の監視下に置かれているそうですから。ただ――」
そこでエンマさんは一旦言葉を区切り、ため息をひとつだけついて続けた。
「おふたりの場合は既にマジェリア公国の国民として国際データベースの方に登録されておりますし、犯罪者以外の他国民に対する監視等有害行為は禁じられております。なので鬱陶しい事さえ我慢出来れば問題はないかと。
ただし念のためジェルマ連邦だけは避けてください。あの国はなまじ力がある分、そういった協定を平気で破る事もありますので」
「うわあ……ありがとうございます」
……貿易貨幣のレートの扱いでも何となく分かってたけど、ジェルマ連邦ってのはマジで傍若無人で評判が悪いんだな……注意しとこ。注意しても避けられない場合は……その時はその時でまた考えるか。
それよりも。
「いろいろありがとうござます、エンマさん。それでは結婚式の準備の方しますので、この辺で。ああ、招待状は今日中に書いて持ってきますので」
……どうせ大した量じゃないし、とは正直言いたくない……友達いないみたいで何か悲しくなってくるしな。
その後俺たちはすぐに総合職ギルドを辞して、自分たちの家に戻って招待状を書く事にした。会場の整備やら何やらは全部総合職ギルドの方でやってくれるらしいので、これが終わったらあとは自分たちの衣装だけだ。
「えーと、この度トーゴ=ミズモト、エリナ=サンタラ両名婚約相整い……」
……まあただ、この世界にはパソコンなんて便利なものはないから、招待状の文面は全部手書きなんだけど。そう考えると人数少なくてよかった……のか? いや、そう言えば製本ギルドで活版印刷機があったな。招待状を少量程度じゃ依頼は受けてくれないだろうけど、そうなると自分でも活版印刷機を作ってみた方が良かったりするのか……?
なんて事を考えていると。
「そう言えばトーゴさん、結局誰に招待状出すの?」
「ええと、レニさんとマリアさんと杉山村の牧田村長と……くらいだな。何かギルドの方で公告を出す関係上、飛び入りで参加する人もいるみたいだけど」
「そうなると結構招待客以外も多かったりするのかな?」
「いや、それがそうでもないらしいんだ。飛び入りで参加するのは結構な有名人の結婚式位らしくてね……それも大体前日までには参加の意向をギルドに伝えるものらしいけど」
まあ、何も関係ない見ず知らずのカップルの結婚式に参加しようなんて人はいないだろうけどな……そもそも原則的に飛び入り参加は祝儀を払うものらしいし。招待客の場合は新郎新婦が要らないと言えば払ってもらわなくてもいいらしいけど。
「それに結婚式だけで披露宴みたいな宴会はギルドもノータッチだからなあ。そういうのは勝手に自分たちでやれってスタンスらしいし」
じゃなきゃギルドによる結婚費用全負担なんてのもするはずがない。招待客の料理や引き出物まで負担してたらあっという間に金庫なんか底を突いてしまうだろうし。
「エステルの人と杉山村の人が飛び入りとかは……」
「ないんじゃないかな……特に杉山村の人は」
そもそもつい最近まで言葉が通じないからって理由で現地人と絶交渉だったわけだしな杉山村。というかテキスト渡してまだ1週間も経ってないし、言葉が通じるんだろうかって懸念もある。まあでも文面は日本語だから、エステルの総合職ギルドにちゃんと届けてもらうのを期待するしかないな……
「となると、招待状自体はもうそろそろ書き終わったりするの? もしそうなら服飾ギルド行こうよ、ウェディングドレスもどういうものがあるのか確認したいし」
「そうだね……そうとなればぱぱっと終わらせるわ」
とは言え、この世界にはキリスト教どころか前世にメジャーだった宗教はない。つまりエリナさんの想像するウェディングドレスはこの世界には存在しない可能性が高いわけなんだけど……いや、そこはどんな形であれドレスを着るということが重要なんだろうな、エリナさんにとっては。
もしエリナさんがこの世界のウェディングドレスに不満だっていうなら……まあ、自分で出来る限り作ることもやぶさかではないけど。普通こういうのって結構な日数をかけて複数人で作るものらしいから、いかに俺が生産エキスパートと言っても限界ってものはあろうなあ。
「トーゴさん」
「……ん?」
「結婚式、うまく行くといいわね」
「いやエリナさん、そこはうまく行くといいわね、じゃなくて成功させようね、だよ」
「ああそっか、それもそうかー」
――結婚式の準備は、そんな雑談を交えつつも進んでいく。
招待状を書き終え総合職ギルドに届け終えたたトーゴがエリナを連れて服飾ギルドでウェディングドレスの打ち合わせをしている頃、内務省庁舎では若き内務大臣が総合職ギルドのギルドマスターから渡された紙を見ていた。
「……とのことで、今週の結婚につきましてはそちらに記されている通りとなります。承認のサインを」
「ありがとうございます。……あら? この名前は……」
「何かお気づきになりましたか、殿下?」
「今の私は大臣です。それより例の高地マジェリア語を完璧に翻訳したメンバーですが、確か名前はトーゴ=ミズモトでしたね?」
「さようにございますが……ああ、確かに今週結婚登録がなされましたな。確か……こちらです。新郎、トーゴ=ミズモト=サンタラ、新婦、エリナ=サンタラ=ミズモト」
「話には聞いておりましたが、本当に夫婦なのですね……いえ、むしろ今結婚登録されているのが不思議にすら思えますが……」
言って、ベアトリクスは卓上の羽ペンを持って書類にサインする。……と思えば、そのサインした書類をじっと眺めて動かない。
「……大臣閣下、いかがなさいましたか」
「いえ、大したことでは……あの、結婚式の予約は1週間後となっているんですね」
「ええ、確かにその通りですが……あの、手帳を開いて何をなさっておりますので」
「総合職ギルドの結婚式は、招待されなくとも祝儀さえ払えば参列出来るという慣習になっていましたね? ならば私も、この国の内務大臣として彼らの結婚式に参列しようかと思いまして」
「それは問題ないかと存じますが、しかし……」
「なに、祝儀は私の個人的な支出ですし。それに彼らとは少しばかり話がしたかったのです、結婚式はそのきっかけにすぎません。何の用もなしにいきなりギルドに出向いては、警戒されてしまいますでしょう?」
無論、ベアトリクスの目的はそれだけではない。むしろそこから先が問題なのだ。結局のところ自分が何の為に彼らと話すべきなのか、それをよく分かっているからこそ彼女はきっかけを焦らない。
「それに、このふたりにはちょっとした事情もある事ですし……ね」
言って、ベアトリクスは引き出しから出した別の紙を総合職ギルドマスターに見せる。
そこに記されていたのは、ふたりの個人ステータス――不老不死や自動翻訳といった特殊な付記も記された、国際データベースに登録されたそれだった。
---
不老不死とか、ないわけじゃないけどめっちゃレアだよって話。にしてもどれだけジェルマ連邦の評判悪いのか……
次回、結婚式すごい。何というか、すごい。
そしていよいよ来週なので告知を。
FancyFrontier33、02/16(土曜日)02/17(日曜日)にてサークル参加します。
会場は台湾・台北花博公園爭艷館。
スペースはD33(土曜日)B34(日曜日)、サークル名はAxiaBridgeです。
同人の方で作ってるゲーム関連の小説本、ぶっちゃけ冬コミ既刊になります。
次回更新は02/12の予定です!
確かに年齢と言えば、そっちの方も記されていたのは意外だった。てっきりスキルか何かで記されるものかと当初は思ってたから、ステータスチェックの時に何も出てこなくてそういうものなのかと納得してたっていうのに。……転生時に神様から直接もらったものだからかな。
っていうか通常の人間で不老不死を見た事がないって、そりゃそうだわ。そんなに頻繁に見るような能力やスキルだったら、今頃この世界は人間で溢れてしまってるだろう。
……俺たちみたいな特別転生者はみんな不老不死持ってるはずだからレアってほどじゃないとは思うけど、自殺者が多い以上は、まあ溢れるほどにはいないだろうしな……
「まあでもアレですよ、レアなもの見たなってくらいで済ませていただければ」
「そういう訳にはまいりません。おふたりがそう希望されていても、このような能力をお持ちとなればどうしても注目されてしまいます。現にジェルマエルフの不老不死者は、ジェルマ連邦政府の監視下に置かれているそうですから。ただ――」
そこでエンマさんは一旦言葉を区切り、ため息をひとつだけついて続けた。
「おふたりの場合は既にマジェリア公国の国民として国際データベースの方に登録されておりますし、犯罪者以外の他国民に対する監視等有害行為は禁じられております。なので鬱陶しい事さえ我慢出来れば問題はないかと。
ただし念のためジェルマ連邦だけは避けてください。あの国はなまじ力がある分、そういった協定を平気で破る事もありますので」
「うわあ……ありがとうございます」
……貿易貨幣のレートの扱いでも何となく分かってたけど、ジェルマ連邦ってのはマジで傍若無人で評判が悪いんだな……注意しとこ。注意しても避けられない場合は……その時はその時でまた考えるか。
それよりも。
「いろいろありがとうござます、エンマさん。それでは結婚式の準備の方しますので、この辺で。ああ、招待状は今日中に書いて持ってきますので」
……どうせ大した量じゃないし、とは正直言いたくない……友達いないみたいで何か悲しくなってくるしな。
その後俺たちはすぐに総合職ギルドを辞して、自分たちの家に戻って招待状を書く事にした。会場の整備やら何やらは全部総合職ギルドの方でやってくれるらしいので、これが終わったらあとは自分たちの衣装だけだ。
「えーと、この度トーゴ=ミズモト、エリナ=サンタラ両名婚約相整い……」
……まあただ、この世界にはパソコンなんて便利なものはないから、招待状の文面は全部手書きなんだけど。そう考えると人数少なくてよかった……のか? いや、そう言えば製本ギルドで活版印刷機があったな。招待状を少量程度じゃ依頼は受けてくれないだろうけど、そうなると自分でも活版印刷機を作ってみた方が良かったりするのか……?
なんて事を考えていると。
「そう言えばトーゴさん、結局誰に招待状出すの?」
「ええと、レニさんとマリアさんと杉山村の牧田村長と……くらいだな。何かギルドの方で公告を出す関係上、飛び入りで参加する人もいるみたいだけど」
「そうなると結構招待客以外も多かったりするのかな?」
「いや、それがそうでもないらしいんだ。飛び入りで参加するのは結構な有名人の結婚式位らしくてね……それも大体前日までには参加の意向をギルドに伝えるものらしいけど」
まあ、何も関係ない見ず知らずのカップルの結婚式に参加しようなんて人はいないだろうけどな……そもそも原則的に飛び入り参加は祝儀を払うものらしいし。招待客の場合は新郎新婦が要らないと言えば払ってもらわなくてもいいらしいけど。
「それに結婚式だけで披露宴みたいな宴会はギルドもノータッチだからなあ。そういうのは勝手に自分たちでやれってスタンスらしいし」
じゃなきゃギルドによる結婚費用全負担なんてのもするはずがない。招待客の料理や引き出物まで負担してたらあっという間に金庫なんか底を突いてしまうだろうし。
「エステルの人と杉山村の人が飛び入りとかは……」
「ないんじゃないかな……特に杉山村の人は」
そもそもつい最近まで言葉が通じないからって理由で現地人と絶交渉だったわけだしな杉山村。というかテキスト渡してまだ1週間も経ってないし、言葉が通じるんだろうかって懸念もある。まあでも文面は日本語だから、エステルの総合職ギルドにちゃんと届けてもらうのを期待するしかないな……
「となると、招待状自体はもうそろそろ書き終わったりするの? もしそうなら服飾ギルド行こうよ、ウェディングドレスもどういうものがあるのか確認したいし」
「そうだね……そうとなればぱぱっと終わらせるわ」
とは言え、この世界にはキリスト教どころか前世にメジャーだった宗教はない。つまりエリナさんの想像するウェディングドレスはこの世界には存在しない可能性が高いわけなんだけど……いや、そこはどんな形であれドレスを着るということが重要なんだろうな、エリナさんにとっては。
もしエリナさんがこの世界のウェディングドレスに不満だっていうなら……まあ、自分で出来る限り作ることもやぶさかではないけど。普通こういうのって結構な日数をかけて複数人で作るものらしいから、いかに俺が生産エキスパートと言っても限界ってものはあろうなあ。
「トーゴさん」
「……ん?」
「結婚式、うまく行くといいわね」
「いやエリナさん、そこはうまく行くといいわね、じゃなくて成功させようね、だよ」
「ああそっか、それもそうかー」
――結婚式の準備は、そんな雑談を交えつつも進んでいく。
招待状を書き終え総合職ギルドに届け終えたたトーゴがエリナを連れて服飾ギルドでウェディングドレスの打ち合わせをしている頃、内務省庁舎では若き内務大臣が総合職ギルドのギルドマスターから渡された紙を見ていた。
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「さようにございますが……ああ、確かに今週結婚登録がなされましたな。確か……こちらです。新郎、トーゴ=ミズモト=サンタラ、新婦、エリナ=サンタラ=ミズモト」
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「……大臣閣下、いかがなさいましたか」
「いえ、大したことでは……あの、結婚式の予約は1週間後となっているんですね」
「ええ、確かにその通りですが……あの、手帳を開いて何をなさっておりますので」
「総合職ギルドの結婚式は、招待されなくとも祝儀さえ払えば参列出来るという慣習になっていましたね? ならば私も、この国の内務大臣として彼らの結婚式に参列しようかと思いまして」
「それは問題ないかと存じますが、しかし……」
「なに、祝儀は私の個人的な支出ですし。それに彼らとは少しばかり話がしたかったのです、結婚式はそのきっかけにすぎません。何の用もなしにいきなりギルドに出向いては、警戒されてしまいますでしょう?」
無論、ベアトリクスの目的はそれだけではない。むしろそこから先が問題なのだ。結局のところ自分が何の為に彼らと話すべきなのか、それをよく分かっているからこそ彼女はきっかけを焦らない。
「それに、このふたりにはちょっとした事情もある事ですし……ね」
言って、ベアトリクスは引き出しから出した別の紙を総合職ギルドマスターに見せる。
そこに記されていたのは、ふたりの個人ステータス――不老不死や自動翻訳といった特殊な付記も記された、国際データベースに登録されたそれだった。
---
不老不死とか、ないわけじゃないけどめっちゃレアだよって話。にしてもどれだけジェルマ連邦の評判悪いのか……
次回、結婚式すごい。何というか、すごい。
そしていよいよ来週なので告知を。
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会場は台湾・台北花博公園爭艷館。
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