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放浪開始・ブドパス編
57.アクセサリーをプレゼントするよ
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「屋台の方は表から見る限りそこまで気にする必要はなさそうだね……それはともかくそろそろどこかに入ろうか」
「そうね、もういい時間だし……そうなるとどこにしようかしら、トーゴさんはどこか気になるところってあった?」
「それも俺のセリフのような気がするけど、そうだねえ……」
言いつつふと左を見ると、そこには妙に見慣れた料理が並んでいた。
「ねえエリナさん、あれってピッツァにパスタだよね」
「え? ……あ、ほんとだ!」
この世界に来て初めて、そのものずばりなイタリアンを見た気がする。ええと、でもここにはイタリアなんて国はないわけで、そうなるとここはどこの料理を出すレストランなのかな……
「南スティビア料理? 何かさっきも同じ看板を見たような」
「南があるってことは北もあるってことなのかな……ねえトーゴさん、ここにしない?」
「……うん、いいね。俺も久々にああいうベタな料理を食べたくなってきたところだし」
和食があればなおよかったけど、そこまでは高望み出来ないな……まあそこらへんはおいおい自分で材料を探して作っていくとして。
「いらっしゃいませ」
「ふたりなんですが、予約なしでも大丈夫ですか?」
「はい、こちらのお席へどうぞ」
今はとりあえず、昼食をとることにしよう……
1時間後。
「ありがとうございました」
店員に見送られ店を後にした俺たち夫婦は、少しだけ足取りが軽かった。
南スティビア料理というイタリア料理に見た目がよく似た料理は、果たして味もイタリア料理によく似ていたのだ。俺たちふたりにとっては共通の馴染み深い味とも言えるわけで、懐かしさを覚えるのも無理からぬところではある。
とは言え胡椒がほぼ存在しないに等しいこの世界においては、その部分だけは刺激が足りない――平たく言えば味がぼやけているように感じるのもまた確か。まあでもそこらへんは目をつぶらなきゃいけないところなんだろうとも思うんだけどね。
「でもこの世界ちゃんとトマトあるんだねえ……確かここまで料理に使われてるの見たことなかったと思ったから、てっきりないのかと」
「ああ、結構色んなものが違うからね……」
「南スティビア限定の食材だったりするのかな……その辺りはスティビアに行く機会があったら調べてみるのもいいかもしれないね。
さて、それじゃアクセサリーの方行こうか」
「うん!」
このブドパスでは、レストランの多いエリアから少しだけ北北西に離れたエリアに、アクセサリーショップの集まるエリアがある。
このエリアは彫金、服飾その他諸々ファッション関係のギルドが近いこともあり、形の残る土産物屋やアパレルショップやらも多い。貴族向けの仕立屋があるかと思えば、庶民向けと思われる店にもエステルでは見た事のない形の服なんかがあったりして、これぞ首都と思わせる部分が非常に色濃く出ていて見てて楽しい。
そう言えば色々ありすぎて全然気にしたことなかったけど、転生してきてからこっちずっと同じような服装で過ごしてるんだよな俺たち……俺はともかくエリナさんが可哀そうすぎる。所持金には幾分余裕があるし……よし。
「エリナさん。アクセサリーもそうだけど、ここで服買ってっちゃうつもりだから好きなの選んで」
「いいの!?」
「あんまり高いのはアレだけど、収入もそれなりになった今、流石にほぼ一張羅みたいなのはどうかと思うし」
「ありがとう! だったらあそこ見ていい?」
言ってエリナさんが指さした店の看板にはこんな文字が。
『社交から実用まで取り揃えております ギオズリ服飾店』
社交から実用まで、って凄い文言だけど……あ、でも表に見えてる服の作りは悪くないな……
「もちろんいいよ、どんなのがあるか楽しみだし」
値段とか気になるけど、他のも出来がいいようだったら俺も買ってみるか……なんて思いつつ入り口のドアを開けると、思いの外品のいい雰囲気。
「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」
「ええ、服をいくらか見繕いたく……どういったものがあるか見てよろしいですか?」
「ごゆっくりどうぞ、ご用命の際にはお声掛けください」
さてと、どんなのがあるかな……
――1時間後。
「ありがとうございました、またのご利用をお待ちしております」
「ありがとうございましたー! ……よかったね、トーゴさん!」
「ああ、思ったよりもお手頃価格だったし」
この店で購入したのは、まず動きやすい普段着3着ずつ。エリナさんはうちスカートが1着で残りはパンツタイプにしてある。聞けばこの店はこの世界にしてはアバンギャルドなものを好んで取り揃えているようで、確かにラインナップを見ても他の店に飾られているものとは異質のデザインだった。
……まあ、そのデザインも俺たちにしてみればよく慣れ親しんだそれだったんだけど。要するに前世における現代風のデザインなので、そこまで違和感はなかった、かな。
そしてそれとは別に1着ずつ防具……平たく言うと戦闘服も購入した。むしろこんなの普通のアパレルで売るなよとも思ったけど、店員曰く、
「当店で販売している防具は全てが革製ですので、通常の服と制作上の互換性があるのですよ」
ということらしい。ちなみに購入したのはネストドラゴンの脱皮殻を使った防具一式。草食で気も力も弱いが、腐ってもドラゴン故そこそこ高い防御性能を持っているというのが決め手のひとつ。あと純粋に軽くて、エリナさんでも負担にならないのがよかった。
ちなみに同じ素材の同じものでも値段が倍違うものがあったりして、何故かと思って聞いてみたら、あの店では銅ランク以下でも積極的に制作に参加させており、作ったものの出来が良ければ安値とは言え店頭に並べるようにしているのだとか。
試しに安いものと高いものとを見比べてみたけど、値段相応程度の差はあったたもののどちらでも十分使えるレベルだった。多分持ちは安い方が悪いだろうけど、気にする人は高い方を買えばいいってことなんだろう。
……いいね。こういう店はつぶれないよ。俺たちみたいに恩恵に与れる人もいて誰も損しないし。
「それに、アクセサリーショップを探す手間もなくなったしね」
「うん、そこは本当に意外だった……」
そこら辺も揃えてると彫金ギルド辺りから問題視されないかちょっと不安だったんだけど、どうやらそっちの方にも別店舗として登録してあるらしい。……彫金職人も別に雇ってるらしいけど、それで問題ないのかよ。
いずれにしても、そういう訳でお揃いの指輪も手に入った。シンプルな彫金のみのものだけど、エリナさんも凄く嬉しそうにしてくれた。
だけど――
「エリナさん、喜んでくれているところ申し訳ないけど、この指輪を渡すのはもう1か所寄ってからにさせてもらっていいかな?」
「え!? ええ、それは別にいいんだけど、あの、寄るってどこに……?」
「ちょっとこの指輪を、アップグレードしたくてね……」
もちろんトンデモな方向にアップグレードするわけじゃないよ? ただ……結婚指輪らしく、俺とエリナさんのお守りにふさわしい指輪にするだけでね?
「トーゴさん……何か不穏な事考えてない?」
「全然?」
「即答するところが絶対あーやーしーいー! ……まあでも、私の愛しい旦那様は嘘つかないって知ってるから許しちゃう」
うーん、流石エリナさん。油断してると一気に惚気をぶっこんでくるなあ。……それはともかく、アップグレードするにはここからもうちょっとだけ歩かなくちゃいけないんだけど……
「……って顔してるわね? 大丈夫、私もちゃんと付き合うわよ……このままひとりで戻る方が色々きついし」
……うん、流石エリナさんだ。
---
やってることがただの街歩きデートすぎる……!
でも現代のファッションって絶対中世的にはありえないものばかりだったと思うんですよね!
本日すけべサイドストーリー「夫婦生活が秘め事ばっかりです!」更新します。更新時間は前回と同じく夜の10時です。
18歳未満および高校生以下は読むのダメよ。それ以外は是非チェックしてね。
次回更新は02/24の予定です!
「そうね、もういい時間だし……そうなるとどこにしようかしら、トーゴさんはどこか気になるところってあった?」
「それも俺のセリフのような気がするけど、そうだねえ……」
言いつつふと左を見ると、そこには妙に見慣れた料理が並んでいた。
「ねえエリナさん、あれってピッツァにパスタだよね」
「え? ……あ、ほんとだ!」
この世界に来て初めて、そのものずばりなイタリアンを見た気がする。ええと、でもここにはイタリアなんて国はないわけで、そうなるとここはどこの料理を出すレストランなのかな……
「南スティビア料理? 何かさっきも同じ看板を見たような」
「南があるってことは北もあるってことなのかな……ねえトーゴさん、ここにしない?」
「……うん、いいね。俺も久々にああいうベタな料理を食べたくなってきたところだし」
和食があればなおよかったけど、そこまでは高望み出来ないな……まあそこらへんはおいおい自分で材料を探して作っていくとして。
「いらっしゃいませ」
「ふたりなんですが、予約なしでも大丈夫ですか?」
「はい、こちらのお席へどうぞ」
今はとりあえず、昼食をとることにしよう……
1時間後。
「ありがとうございました」
店員に見送られ店を後にした俺たち夫婦は、少しだけ足取りが軽かった。
南スティビア料理というイタリア料理に見た目がよく似た料理は、果たして味もイタリア料理によく似ていたのだ。俺たちふたりにとっては共通の馴染み深い味とも言えるわけで、懐かしさを覚えるのも無理からぬところではある。
とは言え胡椒がほぼ存在しないに等しいこの世界においては、その部分だけは刺激が足りない――平たく言えば味がぼやけているように感じるのもまた確か。まあでもそこらへんは目をつぶらなきゃいけないところなんだろうとも思うんだけどね。
「でもこの世界ちゃんとトマトあるんだねえ……確かここまで料理に使われてるの見たことなかったと思ったから、てっきりないのかと」
「ああ、結構色んなものが違うからね……」
「南スティビア限定の食材だったりするのかな……その辺りはスティビアに行く機会があったら調べてみるのもいいかもしれないね。
さて、それじゃアクセサリーの方行こうか」
「うん!」
このブドパスでは、レストランの多いエリアから少しだけ北北西に離れたエリアに、アクセサリーショップの集まるエリアがある。
このエリアは彫金、服飾その他諸々ファッション関係のギルドが近いこともあり、形の残る土産物屋やアパレルショップやらも多い。貴族向けの仕立屋があるかと思えば、庶民向けと思われる店にもエステルでは見た事のない形の服なんかがあったりして、これぞ首都と思わせる部分が非常に色濃く出ていて見てて楽しい。
そう言えば色々ありすぎて全然気にしたことなかったけど、転生してきてからこっちずっと同じような服装で過ごしてるんだよな俺たち……俺はともかくエリナさんが可哀そうすぎる。所持金には幾分余裕があるし……よし。
「エリナさん。アクセサリーもそうだけど、ここで服買ってっちゃうつもりだから好きなの選んで」
「いいの!?」
「あんまり高いのはアレだけど、収入もそれなりになった今、流石にほぼ一張羅みたいなのはどうかと思うし」
「ありがとう! だったらあそこ見ていい?」
言ってエリナさんが指さした店の看板にはこんな文字が。
『社交から実用まで取り揃えております ギオズリ服飾店』
社交から実用まで、って凄い文言だけど……あ、でも表に見えてる服の作りは悪くないな……
「もちろんいいよ、どんなのがあるか楽しみだし」
値段とか気になるけど、他のも出来がいいようだったら俺も買ってみるか……なんて思いつつ入り口のドアを開けると、思いの外品のいい雰囲気。
「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」
「ええ、服をいくらか見繕いたく……どういったものがあるか見てよろしいですか?」
「ごゆっくりどうぞ、ご用命の際にはお声掛けください」
さてと、どんなのがあるかな……
――1時間後。
「ありがとうございました、またのご利用をお待ちしております」
「ありがとうございましたー! ……よかったね、トーゴさん!」
「ああ、思ったよりもお手頃価格だったし」
この店で購入したのは、まず動きやすい普段着3着ずつ。エリナさんはうちスカートが1着で残りはパンツタイプにしてある。聞けばこの店はこの世界にしてはアバンギャルドなものを好んで取り揃えているようで、確かにラインナップを見ても他の店に飾られているものとは異質のデザインだった。
……まあ、そのデザインも俺たちにしてみればよく慣れ親しんだそれだったんだけど。要するに前世における現代風のデザインなので、そこまで違和感はなかった、かな。
そしてそれとは別に1着ずつ防具……平たく言うと戦闘服も購入した。むしろこんなの普通のアパレルで売るなよとも思ったけど、店員曰く、
「当店で販売している防具は全てが革製ですので、通常の服と制作上の互換性があるのですよ」
ということらしい。ちなみに購入したのはネストドラゴンの脱皮殻を使った防具一式。草食で気も力も弱いが、腐ってもドラゴン故そこそこ高い防御性能を持っているというのが決め手のひとつ。あと純粋に軽くて、エリナさんでも負担にならないのがよかった。
ちなみに同じ素材の同じものでも値段が倍違うものがあったりして、何故かと思って聞いてみたら、あの店では銅ランク以下でも積極的に制作に参加させており、作ったものの出来が良ければ安値とは言え店頭に並べるようにしているのだとか。
試しに安いものと高いものとを見比べてみたけど、値段相応程度の差はあったたもののどちらでも十分使えるレベルだった。多分持ちは安い方が悪いだろうけど、気にする人は高い方を買えばいいってことなんだろう。
……いいね。こういう店はつぶれないよ。俺たちみたいに恩恵に与れる人もいて誰も損しないし。
「それに、アクセサリーショップを探す手間もなくなったしね」
「うん、そこは本当に意外だった……」
そこら辺も揃えてると彫金ギルド辺りから問題視されないかちょっと不安だったんだけど、どうやらそっちの方にも別店舗として登録してあるらしい。……彫金職人も別に雇ってるらしいけど、それで問題ないのかよ。
いずれにしても、そういう訳でお揃いの指輪も手に入った。シンプルな彫金のみのものだけど、エリナさんも凄く嬉しそうにしてくれた。
だけど――
「エリナさん、喜んでくれているところ申し訳ないけど、この指輪を渡すのはもう1か所寄ってからにさせてもらっていいかな?」
「え!? ええ、それは別にいいんだけど、あの、寄るってどこに……?」
「ちょっとこの指輪を、アップグレードしたくてね……」
もちろんトンデモな方向にアップグレードするわけじゃないよ? ただ……結婚指輪らしく、俺とエリナさんのお守りにふさわしい指輪にするだけでね?
「トーゴさん……何か不穏な事考えてない?」
「全然?」
「即答するところが絶対あーやーしーいー! ……まあでも、私の愛しい旦那様は嘘つかないって知ってるから許しちゃう」
うーん、流石エリナさん。油断してると一気に惚気をぶっこんでくるなあ。……それはともかく、アップグレードするにはここからもうちょっとだけ歩かなくちゃいけないんだけど……
「……って顔してるわね? 大丈夫、私もちゃんと付き合うわよ……このままひとりで戻る方が色々きついし」
……うん、流石エリナさんだ。
---
やってることがただの街歩きデートすぎる……!
でも現代のファッションって絶対中世的にはありえないものばかりだったと思うんですよね!
本日すけべサイドストーリー「夫婦生活が秘め事ばっかりです!」更新します。更新時間は前回と同じく夜の10時です。
18歳未満および高校生以下は読むのダメよ。それ以外は是非チェックしてね。
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