人気アイドルになった美形幼馴染みに溺愛されています

ミヅハ

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番外編

イタズラ(真那視点)※

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※真那くん暴走回(笑)



 ヒナと一緒に暮らせるようになってから早くも半年が経った。
 今まではたまにしか会えなかったヒナに毎日会えて、俺はこれ以上ないほどの幸せを感じている。何よりヒナが可愛くて、毎秒毎分愛しさを募らせてた。
 俺、ホントにヒナなしじゃ生きていけないくらいヒナに溺れてる。
 ヒナがいれば、俺はいつだって笑っていられるから。



 今日は十日ぶりのオフで、前日の帰りが日付を跨いでいたから朝はゆっくりするつもりだった。
 いつも早起きなヒナにも目覚ましは掛けないで自然に起きるまで寝ようねって言ってたら、どうやら俺の方が先に目が覚めてしまったらしい。隣にはあどけない顔で眠るヒナがいて俺の口元が緩む。
 ヒナは何をしていても可愛いから、もちろん寝顔だって可愛い。
 じーっと見てると僅かに身動ぎし俺に擦り寄ってきた。それにキュンとして髪を撫でてたら、襟の隙間から胸元が覗いている事に気付いて…ちょっとした悪戯心が湧いてしまった。
 起こさないようヒナの身体を仰向けにすると服の上から胸の柔らかな部分に触れてみる。ピクリと反応したけど目を覚ます事はなくて、俺は更に指で擦ってみた。

「ん…」

 小さく吐息を漏らすヒナに微笑み、裾をたくし上げると尖り始めたそこを直に摘んでみる。そのまま捏ねるように動かしつつ、反対側に舌を這わせたらヒナの身体がビクッてした。

「…っ…」

 案外起きないものなんだ。ヒナは目覚ましでは起きれるけど眠りが深いタイプだ。とはいえ、身体は反応してるのに目を覚ます気配すらないのは素直に感心する。
 強めに吸えば甘い声が上がったけど、今更ながらにいけない事をしている気持ちになった。ほんの少し悪戯をするつもりだったのに、ヒナが思ったよりも可愛い反応をしてくれるから止まらなくなりそう。

「…勃ってる」

 ふとヒナの下肢に視線をやると中心が盛り上がってた。朝勃ちや夢精って言葉もあるくらいだから寝てても勃つのは知ってるけど、ヒナのこれは俺が触ったからだと思う。というより、そうじゃないと嫌だ。
 例え反応した夢の相手が俺だったとしても、ヒナの夢に現れてそんな事をした自分を許せない。ヒナを気持ち良くするのは現実の俺だけでいいんだから。

 でもこれ、このままにしておくのも可哀想だ。さすがにそこまでしたら起きそうだけど、辛いだろうから抜いてあげようかな。
 起き上がりヒナの足元へと移動してズボンと下着を脱がし足を広げさせると、起立したそれはピクピク震えててすでに先走りを零してた。人差し指で根元から撫で上げ先端を軽く突つく。
 そんな刺激にさえ反応するヒナに笑みを浮かべた俺は身を屈めて口に咥えた。

「…っ、ん…」

 ヒナは汚いからってあまり口でされたくないみたいだけど、ヒナに汚いところなんてないと思ってる俺はもちろんそこだって可愛がりたい。でも自分のをヒナにして貰うのは何となく申し訳なくて避けてた。
 たまにするって言ってくれるけど、その光景を想像しただけでイきそうになるからやっぱり遠慮したいかな。

 裏筋や括れに舌を絡ませ先端を吸うと蜜がどんどん溢れてくる。
 ふと視界の端で普段は隠れている場所がヒクヒクしているのが見えた。いつも俺を受け入れてくれる小さな窄まり。ヒナはこんなところまで可愛いんだから、本当に堪らない。
 一度口を離して自分の中指に唾液を纏わせ奥へとゆっくり押し込んでいく。

「…っ…」

 反射的に閉じようとする足を押さえて頭を上下させながら指の付け根まで挿れ腸壁を擦るとヒナの息が上がり始めた。
 いつもなら聞こえる可愛い声がしないのは残念だけど、寝ながらでも感じてるヒナを見るのは意外にクるものがある。ぎゅって眉を寄せて泣きそうになってる顔に変な性癖が芽生えそうだ。
 指の本数を増やし前立腺を押すとヒナは小さく声を上げて俺の口へと吐精したけど…凄い、寝てるのにイった。
 身体を痙攣させて荒く呼吸するヒナの眠りの深さに改めて感心し、ベッドサイドにあるチェストからジェル付きのゴムを取り出し自身へと被せる。悪戯が悪戯で済まないところまで来たけど、今更止まれる気がしない。

「…ヒナ、起きないの? 挿入っちゃうよ?」
「…んぅ…っ」
「ヒナ…」

 先端を挿入し、少し進んでは戻るを繰り返しながら押し進める。ヒナの中は熱くて吸い付いてくるから、俺も気を抜けば持っていかれそうなほど気持ちいい。
 半分ほど収めたところでヒナがさっきよりも違う反応をしてうっすらと目を開けた。

「…暑い……なに………え!?」
「おはよう、ヒナ」
「おはよう…じゃなくて! な、何して…!」
「何って…セックス?」
「そういう意味じゃ…ひぁ…っ」

 起きたばかりなのに状況を理解するのが早い。でもあと少しだしと思って根元まで一気に突き入れるとヒナが背をしならせた。
 そのまま緩く腰を動かすと慌てたように首を振る。

「や、あ、待っ…オレ今起きて…ンッ…」
「やっぱり声が聞こえる方がいいね」
「何言って…、ぁ、あ…っ」

 俺のお腹を押し返そうとするヒナの手を握り、ずり上がらないよう引っ張ったまま抽挿を始めると甘えた声が上がる。ヒナのいいところなんてすでに知り尽くしてる俺がそこばかりを突けばすぐ蕩けた顔になるのが可愛い。

「とろんてしてるヒナ、可愛い」
「ぁ、あ…まな…そこ…っ」
「うん、気持ちいいね」
「あぁ、あ、ダメ…も…イくから…っ」
「イっていいよ」

 一度達しているから敏感になってるようで、ヒナの手を離し覆い被さって抱き締め口付けながら動きを速める。ヒナも俺の背中に腕を回して服を掴み、一生懸命に舌を絡ませてくれるから調子に乗って吸っていたら後ろがきゅうっと締まった。

「んんっ、んっ、ゃ……ぅ、ん、んん──ッ」
「…っ…」

 くぐもった声を上げて果てるヒナに強く締め付けられ俺もゴムの中に吐き出す。それでもなお小刻みに震えるヒナの唇を食むように角度を変え味わっていると腕を音が鳴るほど叩かれた。
 糸を引きながら離れて見下ろせば、顔を真っ赤にして目に涙を溜めたヒナが必死に浅い呼吸を繰り返してて少しやり過ぎたかと苦笑する。

「ごめんね、ヒナ。大丈夫?」
「…はぁ…は…っ……死ぬ…苦しい…」
「よしよし」

 鼻での呼吸、出来ない訳じゃないんだろうけど意識しないと難しいのかな。そんな事を思いながら親指でヒナの目尻に浮かぶ涙を拭い宥めるように頭を撫でる。
 ちなみに俺はまだヒナの中にいて、中がヒクヒクしてるから少しずつ大きくなっていってた。

「ヒナ…ね、もう一回していい?」
「…え…む、無理…」
「駄目? どうしても?」
「やめろ…そんな目で見てくるな…」

 ヒナは俺が甘えると弱いらしくよほど奇抜なお願い以外は大抵受け入れてくれる。それを知っててわざとしおらしくおねだりするけど、ヒナは全然気付かないで頷いてくれるから本当に可愛い。

「ヒナ」
「あ、ちょ…動くな…ってか、何でもうデカくなってんだ…っ」
「ヒナが締め付けてくるから」
「そ、そんな事してな…ンッ」
「ほら、締まった」

 少しだけ引いて奥を突くとキュッと窄まる。今は身体の方が正直みたい。

「ヒーナ」
「…っ…起き抜けにこれは…しんどいんだからな…」
「でもヒナが可愛いんだから仕方ないよね?」
「……意味が分からん」

 おかしいな、前にも「可愛いヒナを見てるだけでムラムラする」って言ったはずなんだけど。ホント、こんなに可愛いのに自覚ないなんて、心配だよ俺は。
 眉を顰めるヒナの頬にキスをして完全に勃ち上がってる自身を抜くと今度は目を瞬いた。

「ん…っ……ぇ、しない、のか…?」
「ゴム替えようと思って……していいの?」
「だ、ダメって言っても、するんだろ?」
「ヒナが本気で駄目って言うならしないよ」

 俺はヒナの嫌がる事や痛い事は絶対にしたくない。セックスだって気持ち良さだけ与えたいし、日常生活でだって美味しいものや喜ぶものだけを与えたいから、本気で拒絶するならこれ以上するつもりはなかった。
 でもヒナは恥ずかしそうに視線を彷徨わせたあと、俺が抜いたあとに閉じた足をおずおずと開いてくれる。
 お臍の下を撫で、全身を赤く染めながら口を開いた。

「嫌じゃ…ない、から……早く、真那の挿れてくれ…」
「……そういうの、どこで覚えてくるの?」

 恥ずかしがり屋なヒナの痴態にゴクリと喉が鳴る。まっさらだったはずがいつの間にかこんなにエッチになって、どれだけ俺を夢中にさせれば気が済むのかな。
 手早くゴムを着けヒナの膝に口付けながら奥へと宛てがう。早くって急かすみたいにヒクついて思わず笑が零れた。

「何…?」
「ん? 早く俺が欲しいって言ってくれてるなーって」
「そ、そういうのいいから…っ」
「……ねぇ、ヒナ」
「?」
「また悪戯して起こすかもしれないけど、許してね」
「へ……ッあ、ん…!」

 絶対するとは思う。だって、俺は中学生になってからずっとヒナをそういう目で見てきた。ずっとずっと抱きたいって思ってたから、箍が外れたように求めてしまうのは仕方のない事だ。
 抱いたら抱いたでもっと欲しくなるのも愛して止まないからだし。
 俺にこんな感情を目覚めさせたんだから、ヒナにはちゃんと責任を取って貰わないと。

「あ、や、だ…真那、もっと奥…っ」
「うん。いっぱい突いてあげる」

 甘えた声でねだるヒナの腰を掴んだ俺は望み通り最奥へと先端を押し込み息を吐いた。

 俺だけの可愛いヒナ。ずっとずっと、ヒナだけを愛して見つめてるから。
 ヒナもずっと俺だけを求めてて。
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