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怪物でも、そうじゃなくても※
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先輩の大きくて熱いものが俺の中に入ってくる。
こんなとこ、出す以外に使わないって思ってたのに、今は先輩のが全部擦りながら入って来てて……それを強く感じ取ってしまい、俺は思わず力を入れてしまった。
「……っ……」
「んん……ッ」
「……深月、悪戯はダメだよ…」
「してな……あっ…」
そんな事したつもりないのに、先輩が俺の前を握って手を動かし始めたから俺はビクってなった。
前と後ろ、同じようにされて俺は堪らず先輩の首に噛み付く。
「好きなだけ噛んでいいよ」
「…っ、ふ、ぅ…っ…」
「深月も吸血鬼みたいだね」
俺が吸血鬼だったら、毎日でも先輩の血飲みたくなるだろうな。お菓子より、先輩の血の方が美味しそう。
そんな事を考えていたら、先輩の両手が腰を使んでぐっと下に下ろされた。一気に奥まで来て目の奥がチカチカしてる。
「ふぁっ、ぁっ、ん……ッ」
「…っ、全部入ったよ、深月」
「ぜ、んぶ……?」
「うん」
「……せん、ぱい……美味しい…?」
全部って事は、ちゃんと全部食べて貰えたって事だよな?
ぼんやりした頭でそう聞くと、先輩は目を見瞠ったあとふわりと微笑んで俺にキスをする。
「すごく美味しいよ。深月は全部美味しい」
「……んっ」
「深月も俺を味わって」
俺をぎゅっと抱き締めた先輩は耳元でそんな事を囁くとゆっくり腰を動かし始めた。俺の様子を見ながら少しずつ早くなる。
「ごめんね、本当はベッドで寝かせてしてあげたいんだけど……ここには転べる場所もないから」
「んっ、あ、あ……ッ」
「対面もいいけど、もっとちゃんと顔を見てしたいね」
「やぁ、あ、そこや……あぅ…!」
「ここ気持ち良い?」
「ひぁ、あっ、んっ、気持ちい……せんぱ……っ」
「いい子だね」
頭の中、真っ白になる。
先輩のが奥や前立腺を突くたびに俺の口から甘えたような声が出て、恥ずかしいのに先輩は嬉しそうで。
お腹の奥の方がきゅんきゅんしてる。
「ヒクヒクしてる……もうイきそうかな…」
「あ、あ、やだ、奥、なんか来る…っ…」
「ん、大丈夫だから…いいよ」
「あぁ…ッ…やだ、ダメ……んっ、や、あ、ああ…ッ!」
「…っ…く……」
今までよりも強い感覚に大きく身体を震わせた俺は、先輩が奥をどんってした瞬間に喉を反らして中心から白い物を吐き出す。少し遅れて先輩が苦しそうな声を出すと中に熱い物が広がった。
「…っ…ん……中…いっぱい……先輩の、ドクドクしてる……」
「……深月、煽らないで」
「……っ、ぇ、おっきく……」
「だから…………ああもう…っ」
「あ、ゃ、待っ……も、無理……っ」
「深月が煽ったんだから、責任取って貰わないと」
顔中にキスされながらまた抜き差しが始まる。
途中で中に入ったまま背中を向かされて最初よりも激しく動かされた。
「……深月、飲んでいい?」
「っ……ん、うん、飲ん、で…い…っ…あ、あ、んん…ッ」
肩の後ろで先輩が笑った気配がして痛みが走る。限界だった俺は先輩の牙が食い込んだ瞬間また出してて、中で脈打つ先輩の熱と血を飲まれてる感覚を感じながら意識を失った。
頭を撫でられる感触にぼんやりと目を覚ました。
いつの間にか服もちゃんと着てて、でも少しだけ寒くて右側にある温もりに抱き着くとクスリと笑われる。
顔を上げたら優しく微笑んでる先輩がいて、俺は目を瞬いた。
なんか、先輩がいつも以上にキラキラして見える。
「どうかした?」
「……ううん」
「身体、大丈夫?」
「大丈夫」
まだ奥に何か挟まってる感じはするしものすごく疲れてるし動くのも怠いけど、大丈夫かと言われれば大丈夫だ。
血を吸われた場所に触れると少しだけ皮膚が盛り上がってたけど、不思議な事に痛みはなかった。
「前の時も思ったんだけど、傷になってるのに痛くないのは何で?」
「俺たち一族の唾液は痛みをなくして咬み跡を消す効果があるんだ。今は痛みだけ取り除いたけど、あとで傷も治しとくね」
「何で?」
「お風呂、見られちゃうよ?」
「あ、そっか……」
別に残っててもいいって思ったけど、そうするとみんなにバレちゃうのか。明らかに鋭い何かが食い込んだ跡だもんなぁ。
いつか消さなくても済むようになりたいな。……あ、そうだ。
「先輩、俺が卒業したら一緒に暮らそ。そしたら咬み跡、消さなくて済むし」
「消さなくていいの?」
「俺は消して欲しくない。だって、もう俺だけの特権だろ? 特別な秘密はなくなったけど、これだけは変わんないじゃん」
「深月……」
先輩が俺の事をぎゅっと抱き締めて髪に頬擦りする。
「あんなに怖がりだったのに、いつの間にかこんなに強くなって」
「別に怖がりなのは変わってないぞ。先輩だけが大丈夫ってだけで」
「そうなの?」
「俺、吸血鬼の先輩が好きだから」
「…………深月」
別に吸血鬼じゃなくても、先輩なら他の怪物でも好きだ。他の誰かが怪物だったら怖いけど、先輩はずーっと俺に優しかったし、怖い事なんか一回もされなかったから。
先輩は泣きそうな顔で俺の額と先輩の額をコツンと合わせると、小さな声で「ありがとう」って言って口付けてきた。
お礼なんて言う事ないのに。
時計塔とはいえ、その中にいるから今何時か分かんないんだけど、少なくとも日付は変わってそうで、俺は明日寝不足が確定した。
そろそろ寮に戻んないといけないのに、先輩と離れがたくて帰ろうって言えずにいる。
「……深月をここに閉じ込めたいね」
「え?」
「誰の目にも触れさせず、俺だけを見て、俺だけを感じて、深月の全てを俺だけの物にして。どこにも行かせずにここに閉じ込めたい」
「先輩……」
「でも、深月はお日様の下で笑っているのが一番似合うから、そんな事はしないよ」
先輩はそう言って笑ったけど、俺はそれでもいいって思った。だってそうしたら、先輩も俺だけのものになる。弓塚とも関わらなくて済むし。
独り占めしたいって、こんな重い気持ちなんだな。
「残念だけど、そろそろ戻んないとね」
「……うん」
「昼休み、ちゃんと来るんだよ?」
「でも……」
「大丈夫。それまでにどうにかするから」
俺が行こうとするとすぐバラそうとするから教室からも出られないんだけど、先輩がそう言うなら行こうかな。
戻るならと膝から降りようとしたけど、先輩は離してくれなくて横抱きのまま抱き上げられた。
「先輩、俺歩けるよ」
「まだ駄目。寮までこのままね」
「……先輩ってやっぱり力持ちだよな」
「力はあるけど、深月は軽いよ」
「どうせチビですよーだ」
「可愛いんだから、拗ねないの」
俺の上着を取り身体に掛けて苦笑した先輩は一度だけ月を見上げたあとゆっくりと階段を降り始めた。
拗ねてるつもりはなかったけど、言い方は確かに拗ねてたかもしれない。
俺は反省の意味を込めて上着のフード部分を引っ張って顔を隠すとじっとする。先輩が笑う声が聞こえたけど、敢えて聞こえなかった振りをした。
そのまま寮まで来て下ろして貰った俺は、フードを外した瞬間に見えた静まり返った寮内の暗さにビクっとした。もう寮長も寝てる時間だし、出る時に明るかった部屋も暗くなっててもう非常灯しか点いてない。
俺はぎゅっと先輩の服の袖を握った。
「部屋まで一緒に行こうか」
「……うん」
この学校は学年ごとに寮が違うから、先輩はもう少し先にある寮だ。でも今ここでバイバイしたとして、俺は中に入れる気すらしないから、ここは素直について来て貰うことにする。
夜中の寮ってこうなってんだな。そりゃみんな寝てるのに電気なんて点けないだろうけど、何で非常灯ってこんな不気味なわけ?
俺はほぼ先輩にしがみつく形で部屋まで並んで歩き、部屋番号と名札を確認して顔を上げた。
「俺の部屋、ここ。ついて来てくれてありがと、先輩」
「どういたしまして。……深月、もしお腹痛くなったらちゃんと保健室に行くんだよ?」
「お腹?」
「中に出しちゃったからね。掻き出したけど、もしかしたら痛くなっちゃうかもしれないから」
「中……………あ」
なんの事だろうと思ったけど、時計塔での話だと気付いて俺は顔が赤くなるのを感じた。あれは俺の人生で一番恥ずかしい行為だったから、いつ思い出してもダメだと思う。
茹でダコみたいになってるだろう俺にクスリと笑った先輩は、俺の顎を指でクイって上げて今日何回目か分からないキスをしてきた。
「またそんな可愛い反応して……」
「……んっ」
「……じゃあそろそろ戻るね。おやすみ、深月。また明日」
「お、おやすみ、先輩。また明日な」
口が離れて俺の頭をポンポンって軽く叩いた先輩が笑顔で手を振って元来た道を戻って行った。見えなくなるまで見送って部屋に入り、上着を抱えてベッドに寝転がる。
ちょっとだけ先輩の匂いがした気がして幸せを感じた俺は、フードのふわふわの部分に鼻をうずめて目を閉じた。
今ならいい夢が見られそうだ。
こんなとこ、出す以外に使わないって思ってたのに、今は先輩のが全部擦りながら入って来てて……それを強く感じ取ってしまい、俺は思わず力を入れてしまった。
「……っ……」
「んん……ッ」
「……深月、悪戯はダメだよ…」
「してな……あっ…」
そんな事したつもりないのに、先輩が俺の前を握って手を動かし始めたから俺はビクってなった。
前と後ろ、同じようにされて俺は堪らず先輩の首に噛み付く。
「好きなだけ噛んでいいよ」
「…っ、ふ、ぅ…っ…」
「深月も吸血鬼みたいだね」
俺が吸血鬼だったら、毎日でも先輩の血飲みたくなるだろうな。お菓子より、先輩の血の方が美味しそう。
そんな事を考えていたら、先輩の両手が腰を使んでぐっと下に下ろされた。一気に奥まで来て目の奥がチカチカしてる。
「ふぁっ、ぁっ、ん……ッ」
「…っ、全部入ったよ、深月」
「ぜ、んぶ……?」
「うん」
「……せん、ぱい……美味しい…?」
全部って事は、ちゃんと全部食べて貰えたって事だよな?
ぼんやりした頭でそう聞くと、先輩は目を見瞠ったあとふわりと微笑んで俺にキスをする。
「すごく美味しいよ。深月は全部美味しい」
「……んっ」
「深月も俺を味わって」
俺をぎゅっと抱き締めた先輩は耳元でそんな事を囁くとゆっくり腰を動かし始めた。俺の様子を見ながら少しずつ早くなる。
「ごめんね、本当はベッドで寝かせてしてあげたいんだけど……ここには転べる場所もないから」
「んっ、あ、あ……ッ」
「対面もいいけど、もっとちゃんと顔を見てしたいね」
「やぁ、あ、そこや……あぅ…!」
「ここ気持ち良い?」
「ひぁ、あっ、んっ、気持ちい……せんぱ……っ」
「いい子だね」
頭の中、真っ白になる。
先輩のが奥や前立腺を突くたびに俺の口から甘えたような声が出て、恥ずかしいのに先輩は嬉しそうで。
お腹の奥の方がきゅんきゅんしてる。
「ヒクヒクしてる……もうイきそうかな…」
「あ、あ、やだ、奥、なんか来る…っ…」
「ん、大丈夫だから…いいよ」
「あぁ…ッ…やだ、ダメ……んっ、や、あ、ああ…ッ!」
「…っ…く……」
今までよりも強い感覚に大きく身体を震わせた俺は、先輩が奥をどんってした瞬間に喉を反らして中心から白い物を吐き出す。少し遅れて先輩が苦しそうな声を出すと中に熱い物が広がった。
「…っ…ん……中…いっぱい……先輩の、ドクドクしてる……」
「……深月、煽らないで」
「……っ、ぇ、おっきく……」
「だから…………ああもう…っ」
「あ、ゃ、待っ……も、無理……っ」
「深月が煽ったんだから、責任取って貰わないと」
顔中にキスされながらまた抜き差しが始まる。
途中で中に入ったまま背中を向かされて最初よりも激しく動かされた。
「……深月、飲んでいい?」
「っ……ん、うん、飲ん、で…い…っ…あ、あ、んん…ッ」
肩の後ろで先輩が笑った気配がして痛みが走る。限界だった俺は先輩の牙が食い込んだ瞬間また出してて、中で脈打つ先輩の熱と血を飲まれてる感覚を感じながら意識を失った。
頭を撫でられる感触にぼんやりと目を覚ました。
いつの間にか服もちゃんと着てて、でも少しだけ寒くて右側にある温もりに抱き着くとクスリと笑われる。
顔を上げたら優しく微笑んでる先輩がいて、俺は目を瞬いた。
なんか、先輩がいつも以上にキラキラして見える。
「どうかした?」
「……ううん」
「身体、大丈夫?」
「大丈夫」
まだ奥に何か挟まってる感じはするしものすごく疲れてるし動くのも怠いけど、大丈夫かと言われれば大丈夫だ。
血を吸われた場所に触れると少しだけ皮膚が盛り上がってたけど、不思議な事に痛みはなかった。
「前の時も思ったんだけど、傷になってるのに痛くないのは何で?」
「俺たち一族の唾液は痛みをなくして咬み跡を消す効果があるんだ。今は痛みだけ取り除いたけど、あとで傷も治しとくね」
「何で?」
「お風呂、見られちゃうよ?」
「あ、そっか……」
別に残っててもいいって思ったけど、そうするとみんなにバレちゃうのか。明らかに鋭い何かが食い込んだ跡だもんなぁ。
いつか消さなくても済むようになりたいな。……あ、そうだ。
「先輩、俺が卒業したら一緒に暮らそ。そしたら咬み跡、消さなくて済むし」
「消さなくていいの?」
「俺は消して欲しくない。だって、もう俺だけの特権だろ? 特別な秘密はなくなったけど、これだけは変わんないじゃん」
「深月……」
先輩が俺の事をぎゅっと抱き締めて髪に頬擦りする。
「あんなに怖がりだったのに、いつの間にかこんなに強くなって」
「別に怖がりなのは変わってないぞ。先輩だけが大丈夫ってだけで」
「そうなの?」
「俺、吸血鬼の先輩が好きだから」
「…………深月」
別に吸血鬼じゃなくても、先輩なら他の怪物でも好きだ。他の誰かが怪物だったら怖いけど、先輩はずーっと俺に優しかったし、怖い事なんか一回もされなかったから。
先輩は泣きそうな顔で俺の額と先輩の額をコツンと合わせると、小さな声で「ありがとう」って言って口付けてきた。
お礼なんて言う事ないのに。
時計塔とはいえ、その中にいるから今何時か分かんないんだけど、少なくとも日付は変わってそうで、俺は明日寝不足が確定した。
そろそろ寮に戻んないといけないのに、先輩と離れがたくて帰ろうって言えずにいる。
「……深月をここに閉じ込めたいね」
「え?」
「誰の目にも触れさせず、俺だけを見て、俺だけを感じて、深月の全てを俺だけの物にして。どこにも行かせずにここに閉じ込めたい」
「先輩……」
「でも、深月はお日様の下で笑っているのが一番似合うから、そんな事はしないよ」
先輩はそう言って笑ったけど、俺はそれでもいいって思った。だってそうしたら、先輩も俺だけのものになる。弓塚とも関わらなくて済むし。
独り占めしたいって、こんな重い気持ちなんだな。
「残念だけど、そろそろ戻んないとね」
「……うん」
「昼休み、ちゃんと来るんだよ?」
「でも……」
「大丈夫。それまでにどうにかするから」
俺が行こうとするとすぐバラそうとするから教室からも出られないんだけど、先輩がそう言うなら行こうかな。
戻るならと膝から降りようとしたけど、先輩は離してくれなくて横抱きのまま抱き上げられた。
「先輩、俺歩けるよ」
「まだ駄目。寮までこのままね」
「……先輩ってやっぱり力持ちだよな」
「力はあるけど、深月は軽いよ」
「どうせチビですよーだ」
「可愛いんだから、拗ねないの」
俺の上着を取り身体に掛けて苦笑した先輩は一度だけ月を見上げたあとゆっくりと階段を降り始めた。
拗ねてるつもりはなかったけど、言い方は確かに拗ねてたかもしれない。
俺は反省の意味を込めて上着のフード部分を引っ張って顔を隠すとじっとする。先輩が笑う声が聞こえたけど、敢えて聞こえなかった振りをした。
そのまま寮まで来て下ろして貰った俺は、フードを外した瞬間に見えた静まり返った寮内の暗さにビクっとした。もう寮長も寝てる時間だし、出る時に明るかった部屋も暗くなっててもう非常灯しか点いてない。
俺はぎゅっと先輩の服の袖を握った。
「部屋まで一緒に行こうか」
「……うん」
この学校は学年ごとに寮が違うから、先輩はもう少し先にある寮だ。でも今ここでバイバイしたとして、俺は中に入れる気すらしないから、ここは素直について来て貰うことにする。
夜中の寮ってこうなってんだな。そりゃみんな寝てるのに電気なんて点けないだろうけど、何で非常灯ってこんな不気味なわけ?
俺はほぼ先輩にしがみつく形で部屋まで並んで歩き、部屋番号と名札を確認して顔を上げた。
「俺の部屋、ここ。ついて来てくれてありがと、先輩」
「どういたしまして。……深月、もしお腹痛くなったらちゃんと保健室に行くんだよ?」
「お腹?」
「中に出しちゃったからね。掻き出したけど、もしかしたら痛くなっちゃうかもしれないから」
「中……………あ」
なんの事だろうと思ったけど、時計塔での話だと気付いて俺は顔が赤くなるのを感じた。あれは俺の人生で一番恥ずかしい行為だったから、いつ思い出してもダメだと思う。
茹でダコみたいになってるだろう俺にクスリと笑った先輩は、俺の顎を指でクイって上げて今日何回目か分からないキスをしてきた。
「またそんな可愛い反応して……」
「……んっ」
「……じゃあそろそろ戻るね。おやすみ、深月。また明日」
「お、おやすみ、先輩。また明日な」
口が離れて俺の頭をポンポンって軽く叩いた先輩が笑顔で手を振って元来た道を戻って行った。見えなくなるまで見送って部屋に入り、上着を抱えてベッドに寝転がる。
ちょっとだけ先輩の匂いがした気がして幸せを感じた俺は、フードのふわふわの部分に鼻をうずめて目を閉じた。
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