転生できませんでした。

油そば

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9話 あいつ

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俺と店長もとい、寄生虫の前田さんは、追ってくる謎の外国人に逃げるため走りづけた。
クソ!走っても走っても追いかけてくる!
店長じゃなかった!前田さん、あいつらはケモナーでケモミミグッズしか興味ないんじゃないんですか!?
「そうだ!だが、なぜ、アイツらケモミミグッズを反応しても我々を追いかけてくるだ!
おい!避けろ!」
ぶん!
謎の外国人が殴りかけてきたところを間一髪避けることができた。
クソ!!
どうすれば、そうだ!前田さんが、あの外国人の脳内に奇声すればいいんですよ!と俺がいうと
「そうか!その手があったか!」と言い
前田さんは謎の外国人の頭に覆い被さった。
グチュっという音が外国人の悲鳴と共に聞こえた。
グロい、グロすぎる。この世のものとは思えないほどグロい
俺はあまりのグロさに吐いてしまいそうだった。
「おい!やっと奇声が終わったぞ」
店長は俺に話しかけてきたが、俺はあまりのグロさに吐いてしまった。
なんだ、これは顔面は店長で胴体は外国人
なんだこの光景は、、、
俺はしばらく、ずっと吐いていると、店長は俺に水を渡してきた。
「ほら!これ飲んで元気出せよ!最初俺の寄生を見た奴らはみんな吐いてたぞ!」
店長はよくわからないフォローし、俺を慰めていたのだが、俺はあの寄生シーンが脳内によぎり、また吐いた
はぁ!クソ!!こんなんだから、あんまり寄生シーンを人に見せたくないんだよ
前田は珍しく弱音を吐いていた。
俺はなんだが、前田さんに申し訳ないことをしたなと思いつつまた吐いた。
15分くらい経ちアレからしばらく、吐き気も治りかけた頃、俺たちは、どこか行く当てもないまま歩いた。
クソ!ここはどこだ!本当に日本か、俺はあることに気づいた。
そうだ!、あの胡散臭い、株式会社ハローワークなら、わかるかも知れないと思い、俺はスマホをで電話をかけようと思った時あることに気がついた。
電話がない!!!
どうしよう!電話がない!!
俺は、慌ててポケットや、けつの穴まで調べたのだがどこにもなかった。
どうすればいいのかと慌てていると、横にいた前田さんが、「安心しろスマホなら、さっき、あの外国人に寄生した時手に入れたと言い前田さんはスマホを取り出した。」
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