憎い夏

夏だぜ〜

夏、夏、夏
私はこの季節が嫌いだ。
理由は明白暑いしうざいからだ。
周りを見渡せばカップル
そして、ちょっと歩けばカップル、カップル、カップルと相変わらず私の心をすり減らすようなことばかりしてくる。
そんなに言うんだったら、お前も彼女の二人や、3人作ってこいなどと言われ、実際にナンパするも、振られ江ノ島のビーチで一人体育座りし、日が暮れ、明け方まで
待つのだ。
すぅぅ
タバコを1本また、一本と吸い
心を落ち着かせ、このわだかまりをどうにかしようとし、最近入れた出会い系サイトで仲良くなった人に話しかけるも一週間ほど連絡がない。
おそらく、彼女はもう、、、
遠くへ行ったのだろう。エモく言うなら
リアルに帰還したと言った方がいいのか
感傷に浸りながら、ノンアルのビールを飲み、YouTubeを漁ると、カップル系YouTubeばかり私の心を抉ってくる。
特にあの挨拶が心を抉ってくる。
しばらくして、部屋に戻ると
実家の猫が私に餌を求めて飛びついてくる。
痛い、やめて、痛い
おれいま半ズボンなの！！
爪とがないで！！
いくら、可愛らしい愛猫行っても
流石に自分の膝で爪研ぎをされると
止めてしまう。
頼むから、痛いからやめてくれ。
チュールは夜あげただろ。
また、結局あげてしまった。
自分の意思の弱さには嫌になる。
チュールは一日一つと決めたはずなのに
猫にさえ、自分の意思が揺らいでしまう。
きっと来年の私は河川敷でBBQをしているだろう。
頼むから、そうしててくれ
来年のおれ