目が覚めたらトイレだった。

油そば

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ふぅぅ

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朝の8時今日もこの小さな出版会社には
新入社員がたくさん入ってきた。
トイレ!!トイレ!!トイレ!
新入社員の彼は急いでズボンとパンツを下ろし、便器に腰をかけ
「ふんっ!」と腹に力を込め彼は自分の体内にある排泄物を捻り出そうとしていた。
「うぅぅぅ!!はぁぁ!!!」
彼が力を入れたおかげだろうか、彼の腹にある、排泄物はぽちゃんと便器の中に落ちていった。
そして彼は
「くぅぅぅ!、」とまだ朝の8時過ぎなのにまるで、仕事終わりのサラリーマンがビールを飲むかのような仕草をしていた。
よっし!
「じゃぁぁぁ」
彼は、トイレの流れるボタンを押し
その場を後にした。
と、、一人の男のうんこ事情を語っている者がいた。
そうだ、覚えるてる人は、覚えているだろうか。
俺だ。
俺はあの日ひょんなことから軽トラに轢かれ、セーラ服をきたおばさんに男子トイレへと転生させられた者だ。
男子トイレへと転生させられてから
早1週間がたった。
俺はどうやら、前の会社の2階の男子トイレへと転生していた。
最初は嫌々男子トイレへと転生させられ
知らない男のアヌスを見ないと行けない拷問を受けていたが、3日経つと
男のアヌスの抵抗感と、自分が男子トイレの便器などというコンプレックスなど
消えていた。
むしろ最近では、男のアヌスを見るのも悪くないというところまで来ている。
よく、住めば都などという諺も存在しているが、多分こういう時に使うであろう。
話を盛ってしまうと思われるのかもしれないが、ここ最近では
男のアヌスで酒を飲めるほどまできている。
これが慣れという物なのか恐ろしい。
初日は、俺の便座に座る者がいたら、否や
強烈なウォシュレットを浴びせ俺の便座に
座る奴らのアヌスをズタズタにしていたが
俺はある男のアヌスを見てから従順に従うようになっていた。
そう、奴の名は小林
俺の元同僚だ。
俺が便器になってまでも小林と会う腐れ縁とか
彼は言葉で表すことができないほど凶悪な
アヌスの持ち主だ。
アレは確か俺が便器になって3日目の昼だった。
当時の俺は自分で言うのもアレだが
尖っていた便器だった。
俺の便座に座る者は老若男女問わず
強烈なウォシュレットを浴びせていた。
その甲斐あって俺は、この会社内では
キラーウォシュレットって言うあだ名がついた。
キラーウォシュレット、ドラクエの
キラーマシーンというキャラクターみたいで割と気にいっていた。
だが、そんなこと小林のケツの前では無力だった。
3日目の昼
俺はいつも通り、キラーウォシュレットとして、たくさんの男の肛門を壊していった。
しかし俺が男どもの肛門を壊して悦に浸っている時間もそう長くはなかった。
「あー腹痛い!!腹痛い!」
どこから、ともなく、声が聞こえた。
そう、小林だぁ
小林は、腹が痛いというや、否や俺の便座の上に座った。
そして、ズボンとパンツを下ろし堂々と便座に腰を掛けた。
俺は小林のそのスタンスに腹が立った。
なんだこのやろう。
「うんこをする時は二礼二拍手一礼と小学生で習わなかったのか」
俺は、ウォシュレットを指導させた。
行け!このTOTOの企業努力がこもった
水圧を!
俺は一気に小林のアヌスへと、ウォシュレットの水を掛けた。
この集中火力!並大抵のアヌスでは怪我するぞ
いけぇぇぇ!!
「気持ちええな、このウォシュレット」
「は????」
しばらく俺は言葉が出なかった。
俺の最大火力が気持ちいいだと??
「痩せ我慢はよせ!
あげるぞ!また集中火力!!」
俺は、自分が今できる、力を小林のアヌスへとぶつけた。
「おっ、また気持ちよくなった」
俺の集中火力は虚しく、小林へのアヌスへのダメージはゼロだった。
「あー気持ち良かった。」
おっ、そういやこのトイレって同僚や部長が言ってた、キラーウォシュレットって言ってたアレやん。
あんま大したことないな。
こうして、俺は敗北を知った。
だが、敗北を知るという言葉は、悪い意味ばかりだけではなかった。
こうして、敗北を知ることでアヌスの魅力を知った。
男といえど、アヌス周りのほくろを数えることもわりと楽しいことだ。
最初はどうせなら、女性トイレの便器がいいと思っていたが、男子トイレも悪くない。
こうして俺の1週間は終わった






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