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久しぶり
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「〇〇さん!!好きです!付き合って下さい!!」
「えぇ!こんな俺でもいいの!?」
はっ!?
「なんだ夢オチか。」
男子トイレになってからたびたび、女の子に告白される夢を見るようになった。
前世の記憶なのだろうか。
それとも、前世で彼女ができなかった
コンプレックスが夢でも出てくるのだろうか。
良い加減、男子トイレとしての自覚を持つべきなのかもしれない。
最初は男子トイレになった時は
こんな身体今すぐにでも、卒業してやるなど、人間に戻れる方法なども考えていたが、この身体に馴染んだせいか
ここ最近は昔の生活が嫌に感じた。
仕事をするため、朝早く起き
嫌な課長や部長にも怒られて、同僚にはダル絡みをされる。
むしろ、男子トイレになったことで
人生が楽しくなってきた。
朝早く起きなくても良いし、課長からはダル絡みをされずに済む
なんて素晴らしい人生なんだ!
いや、もう人ではないからトイレ生とでもいうべきか、言い辛いなトイレ生は
ガチャ
と静かに個室のドアを開ける音がした。
「おぉ!もしかして、小林か?」
小林だった。
にしても、いつも漏れる!漏れる!とかうんこ、うんこ!とか言ってたお前が
今日に限って静かにドアを開けるって珍しいな
「もしかして~漏らしちゃったのか??」
まぁ、俺はトイレなので小林には聞こえてないだろうな
「漏らしちゃった、、、」
「なんで聞こえてるんだよ、、」
「やっちまった、俺が漏らすなんて
まぁ、幸い誰も見てないし、このままパンツをこのトイレに流しちゃおっかな」
「おいまて!!家庭用トイレに異物や布類は流しちゃダメって言われだことないのか!?」
小林は、ズボンとパンツを脱ぎ
黒色に染み込んだズボンを便器へと流し込もうとしていた。
「頼む!やめてくれ!!頼む!」
俺は小林には聞こえないと思うが精一杯
小林に便器に流さないような懇願した。
これでもか、というくらい懇願した。
こんなに懇願したのは、寝坊をかましまくって懲戒解雇になりかけた時以来だ。
幸いあの時は、社長の靴を舐めギリギリのところを耐えたのだが、トイレになったせいか、舐める相手もいない。
「頼む頼む!!」
「なーんてな、、」
すんでのところで、小林は黒色に染み込んだパンツを便器に流すのをやめた。
「よかった、、」
「はぁ、にしても、アイツ戻ってこないかな、、」
「ん?アイツ誰のことだ?」
「あの、うんこ漏らして遅刻したアイツ」
「俺のことか!?」
俺実はアイツにまだ、言えてないことあったんだよ、、
「なんだ、言えてないことって」
「お前がうんこ漏らして遅刻した日あったろ?」
「実はあの時俺もうんこ漏らしていたんだよ」
「お前もか、、」
「お昼休み弁当食ってた時、俺の手震えていたろ、アレ実はお前が漏らしてたのを引いてたんじゃなくて、本当は
同じ漏らし仲間ができたのを知って喜んでたんだ。
情けねぇよな、俺
俺本当は会社で馴染めなくて、仕事もできなくて、後輩にも使えない扱いされているんだよ、だけどお前がこの会社に来てから俺と同じ匂いがすると思って、お前となら仲良くできると思ったんだよ、
なのに、、お前漏らした日
急にいなくなりやがって」
「小林、、、」
「良い加減そろそろ、出てきてもいいんじゃないか!!
お前を待ってる人はたくさんいるんだよ!」
「小林、、、」
「はぁ、、俺、、誰もいないんのに何やってるんだ。」
「あっ、もうそろそろ昼休みも終わっちゃう。」
小林はそう言い、黒色に染み込んだパンツをレジ袋に詰め込み、その場を後にした。
「俺何やってるんだろ、、
この日は丸一日魂が抜けたかのようなトイレライフをしていた」
「えぇ!こんな俺でもいいの!?」
はっ!?
「なんだ夢オチか。」
男子トイレになってからたびたび、女の子に告白される夢を見るようになった。
前世の記憶なのだろうか。
それとも、前世で彼女ができなかった
コンプレックスが夢でも出てくるのだろうか。
良い加減、男子トイレとしての自覚を持つべきなのかもしれない。
最初は男子トイレになった時は
こんな身体今すぐにでも、卒業してやるなど、人間に戻れる方法なども考えていたが、この身体に馴染んだせいか
ここ最近は昔の生活が嫌に感じた。
仕事をするため、朝早く起き
嫌な課長や部長にも怒られて、同僚にはダル絡みをされる。
むしろ、男子トイレになったことで
人生が楽しくなってきた。
朝早く起きなくても良いし、課長からはダル絡みをされずに済む
なんて素晴らしい人生なんだ!
いや、もう人ではないからトイレ生とでもいうべきか、言い辛いなトイレ生は
ガチャ
と静かに個室のドアを開ける音がした。
「おぉ!もしかして、小林か?」
小林だった。
にしても、いつも漏れる!漏れる!とかうんこ、うんこ!とか言ってたお前が
今日に限って静かにドアを開けるって珍しいな
「もしかして~漏らしちゃったのか??」
まぁ、俺はトイレなので小林には聞こえてないだろうな
「漏らしちゃった、、、」
「なんで聞こえてるんだよ、、」
「やっちまった、俺が漏らすなんて
まぁ、幸い誰も見てないし、このままパンツをこのトイレに流しちゃおっかな」
「おいまて!!家庭用トイレに異物や布類は流しちゃダメって言われだことないのか!?」
小林は、ズボンとパンツを脱ぎ
黒色に染み込んだズボンを便器へと流し込もうとしていた。
「頼む!やめてくれ!!頼む!」
俺は小林には聞こえないと思うが精一杯
小林に便器に流さないような懇願した。
これでもか、というくらい懇願した。
こんなに懇願したのは、寝坊をかましまくって懲戒解雇になりかけた時以来だ。
幸いあの時は、社長の靴を舐めギリギリのところを耐えたのだが、トイレになったせいか、舐める相手もいない。
「頼む頼む!!」
「なーんてな、、」
すんでのところで、小林は黒色に染み込んだパンツを便器に流すのをやめた。
「よかった、、」
「はぁ、にしても、アイツ戻ってこないかな、、」
「ん?アイツ誰のことだ?」
「あの、うんこ漏らして遅刻したアイツ」
「俺のことか!?」
俺実はアイツにまだ、言えてないことあったんだよ、、
「なんだ、言えてないことって」
「お前がうんこ漏らして遅刻した日あったろ?」
「実はあの時俺もうんこ漏らしていたんだよ」
「お前もか、、」
「お昼休み弁当食ってた時、俺の手震えていたろ、アレ実はお前が漏らしてたのを引いてたんじゃなくて、本当は
同じ漏らし仲間ができたのを知って喜んでたんだ。
情けねぇよな、俺
俺本当は会社で馴染めなくて、仕事もできなくて、後輩にも使えない扱いされているんだよ、だけどお前がこの会社に来てから俺と同じ匂いがすると思って、お前となら仲良くできると思ったんだよ、
なのに、、お前漏らした日
急にいなくなりやがって」
「小林、、、」
「良い加減そろそろ、出てきてもいいんじゃないか!!
お前を待ってる人はたくさんいるんだよ!」
「小林、、、」
「はぁ、、俺、、誰もいないんのに何やってるんだ。」
「あっ、もうそろそろ昼休みも終わっちゃう。」
小林はそう言い、黒色に染み込んだパンツをレジ袋に詰め込み、その場を後にした。
「俺何やってるんだろ、、
この日は丸一日魂が抜けたかのようなトイレライフをしていた」
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