後妻を迎えた家の侯爵令嬢【完結済】

弓立歩

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終章

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 領地を回り終えると、領主に就任してから三か月も経っていた。そして、帰ってくるなり早々にレポートとしてまとめ上げ、各村々の問題点を挙げる。これまで耕作地として扱われていたところで、作物の育ちが悪いところは、新たに倉庫街として再出発出来るように説得するための資料作りなどやることがいっぱいだ。

「あ~も~、次に街へ行けるのは何時なのよ~」

「ほら、しゃきっとしてください。後二週間もすればクレーヒルに領都を移すのですよ」

「そんなこと言って! この前はレポートのまとめだけって言ったでしょ! もういいわ。アレンと出かけてくるから!」

 私は我慢できないとアレンと一緒に街のカフェに出かける。王都ほどではないけど、この街にも美味しいパイの店を見つけたのだ。

「ん~、今日のアップルパイは格別美味しいわね。これまでで一番の出来よ!」

「そう? よかったよ。この街にも君が気に入る店があって」

「ん? 私そんなに贅沢は言わないからどこでも大丈夫よ。強いて言うなら、カルーン産の紅茶を置いてくださると助かるわ。ここのメニューに合うと思うの」

 店員にも聞こえるようにわざという。

「は、はい。次からお持ちできるよう頑張ります」

「そうそう。この店ってクレーヒルに支店はある?」

「ございますが……」

「もうすぐ私たち、引っ越しするからそっちにも連絡お願いね」

「かしこまりました!」

「もう、イリスはまたそんな無茶を……」

「あら、アレンったら商売っ気がないのね。女領主お勧めのメニューとして売り出せばいいだけよ?」

「え、ああ、そういう売り方もできるのか……」

「今はそんなことよりゆっくり食事を楽しみましょう」

「そうだね。久しぶりのデートだし」

「で、デートって、一応これでも夫婦よ?」

 今更恋人みたいな扱いをするなんて……。

「でも、それは書類だけでしょ。だからデート」

「し、仕方ないわね」

 今ではこうしてデートを済ませて帰ってきては、白い目でテレサに見つめられるという日々を過ごしていた。家にいる時に楽しいことと言えばアレンの花壇を見ることね。いい加減庭師ぐらい雇ったら良いのに。

「お嬢様、次は商会の再立ち上げの報告です」

「そう! ついに再立ち上げが始まったのね。それでいくつ用意するの?」

「そうですね。主要なものは四つ用意します。内訳は領内の販売と他領からの輸入で二つ、さらに他国との貿易と自領から国内への輸出で二つの合計四つになります。それ以外の商会も立ち上げ自体は認めますが、残念ながら弱小のまま終わる公算が高いです」

「こればっかりは仕方ないわね。つぶしておいてなんだけど、うちにできることも少ないわ。今は食料も各地の貯蔵に回してる段階だし」

 これまでの治政で町ごとの食糧貯蔵率はかなり低下していた。これを思い切って、一度ゼロにしてから貯える方針にしたのだ。そのために一旦は税率を三年間で三割下げて、そのうちの二割を食糧の貯蔵に当てさせる。残りの減税一割は自由とした。これにより各町で空っぽになっていた貯蔵が少しずつ戻り、残りの減税一割については密かに町長や村長へ、自発的に農具などの買い替えをする資金に充てるように促した。

「それと再度の移民受け入れですが、商人たちに各村の農具買い替えが行われているとの噂をばらまいたおかげで増加が見えてきたようです」

「うんうん、こういうのはやっぱり上がやる気をだなさいとね」

「そうでございますね」

 実は町長や村長には領主から町や村の面倒を見るために、手当てが割り当てられていた。しかし、八年前の混乱後はそのまま手元に残したり、十分な量を使ってこなかったりしたのだ。これにより領民からの不満も募っていた。
 そこで、上役が身銭を切って、新しい世代のために器具の買い替えを進めているという噂を広め、今度こそ再建が進むのではないかという機運を作ったのだ。

「でも、うまくいきそうで良かったわ。噂といっても戻ってきて全く手つかずだったら、それこそ二度と戻ってきてくれないでしょうし」

「そうですね。さすがはお嬢様です」

「や~ね、褒めないでよ。それより、洪水の件はどうなの?」

「はい、すでに被害の村々には居住のための手配をいたしました。しかし、今年の取れ高が問題です……」

「う~ん、じゃあ税の設定を二割にしておいて。それで払えない家は貸付ね。ただし、貸付元は四つの商会か私からの貸付ね。これなら無理に取り立てることはないから。それと洪水で決壊したところは河川工事というか流れを上流からコントロールしましょう」

「それでしたら大規模な工事になりますが……」

「公爵家お抱えの商会長を呼んでくれればいいわ。報酬のところはそうね……河川工事から得られる洪水の防ぎ方でどうかしら? この情報なら結構有利に取引できそうよ」

「よろしいのですか? うちで情報を独占すれば融資の額も、もっと金額が大きくなりますが?」

「いいわ。目覚めの悪い金に興味はないし、この領地だけじゃなくて国に貢献できる情報よ」

「かしこまりました」

 テレサが出ていったのを確認すると、咎める人がいないことを良いことに、私は一気にだらける。

「ああ~、もう少しお休みが欲しいわね。ねえアレン?」

「仕方ないよ。まだまだ我が領地は再建途中なんだから」

「あ~あ、一世一代の大勝負には勝ったと思ったんだけどな……」



 
 領地の様々な問題に対応し、一度は陛下や公爵様に紹介して貰った商会から、借金もしながらの領地運営だったけど、六年後にはようやく借金を返せるところまで来た。

「ほら、シャル~。金色じゅうたんよ~」

「あ~う~」

「おや、シャルは小麦畑が好きだね」

 最近では二歳になる長女のシャルに私は夢中だ。ただ、子供ができるのが遅いと周囲には心配されていた。まあ、婚姻時点で二十二歳だったから当たり前よね。でも、簡単には子供は欲しくなかったのよ。なぜって? 忙しくてアレンとあんまり遊べなかったから、もっと二人でいたかったの。絶対言わないけどね。

「ほらシャル~。お腹の音が聞こえるかしら? 数か月後にはおねえちゃんよ」

「生むまでは長かったけど。生まれたらすぐ子供好きになっちゃったね」

「あら、そんなことないわ。元から私って子供は好きよ。孤児院を開く位にはね」

 そうそう、侯爵領の孤児院だけど、今ではその横に学習施設が置かれるようになり、孤児だけでなく平民の子も一緒に勉強している。そこでも変わりなく優秀な教師が集まるので、何と街自体が学術都市のように変わってしまったらしい。

「あっちにもあまり行けてないけど、ケイトがいるから安心ね」

「そうだね。あの子も変わったなぁ」

 ケイトはあの後すぐ侯爵様が引退して、公式の場にはほとんど顔を見せなくなったけれど、孤児院の経営について熱心に活動して回った。その結果、教会中心だったこの国の孤児院経営は領主の手が加わり、どちらかというと食べさせるというところから、成人までに技術を得る場所という形に変わってきている。
 この前会った時は『まだまだ道半ばです。イリス様に示してもらった道ですから!』なんて言ってたわね。まさか、あの時の世界中に広めるとかいう、たわごとをやる気じゃないわよね?

「それにしても相変わらず私って不幸よね」

「どうしたんですかイリス様」

 この六年の間も変わらず私に仕えてくれるテレサに不満をぶちまける。

「だって、孤児院の経営ってケイト=レイバン元侯爵夫人の多大なる貢献によって推し進められ、この国の孤児院の常識を変えつつあるって言われてんのよ!」

 怒りのあまり机を叩いてしまった。反省しないと……。

「仕方ないでしょう。お嬢様もレイバン侯爵家だったのですから。令嬢が二代続けて慈善活動に積極的なら、親の方から続いたと思うでしょうし」

「あのねぇ。あの子の方が年下でしょ。貴族なんだからそういうこともあるわよね!」

「最近の方たちは時間も経ってそれすら知りませんし、今のレイバン侯爵家はイリス様のお兄様の結婚相手が夫人ですので」

「はあ~、なんでこんなに私には運がないのかしらね。……そういえばケイトといえばあいつ、五年前に『おっきいおっきいおねえちゃんですよ~』とか言って生まれたばかりのセラスを連れてきたわね。本当にむかついたわ!」

「仲がよろしくて皆、微笑んでいましたが」

「二年前に双子が生まれた時もエマの子供と一緒に来て、セラスに『おねえちゃん』って言われた私の気持ちがわかる? 自分より年下の母親が先に子供を産んだ挙句、双子まで……」

「大変顔がにやけてましたね」

「いや、まあセラスや双子はかわいいんだけどね。ケイトってばあんだけ最初はびくついてたのに……」

「今や、お嬢様に委縮するなど噂しか知らない貴族の端くれのみですよ。そういえば明日はその端くれが来るのでしたね」

「クルセン子爵ね。何の用事かしら? この領地と隣接してはいるけど関係なんて持ったことないのに」

「挨拶では?」

「いまさら? まあ気にしないで行きましょう」


 
「ようこそいらっしゃいました、クルセン子爵」

「いやあ、こちらこそお目通りかなって光栄ですな」

 最近評判だというので一度、女領主を見に来たのだが噂通りというかなんというか。邸は広間が横にあるのではなく、王宮のように一直線に領主に目通りができるようになっている。しかも、玉座のようなその椅子は大きく、ゆうに大人二人以上が座れるサイズだ。

「この度は融資の件でどうかと思いましてね」

「あら、融資ですの?」

 美女というのが彼女のためにあるというぐらいの美しい姿で座っている。その、彼女の仕草には引き込まれそうになる。なるほど、この美貌で金を稼いでいたというわけか。来る必要もなかったかな?

「それでしたら、彼が担当いたしますので……」

 彼女が声をかけるとスッと後ろに立っている男性が彼女の隣に座る。その男を引き寄せると何か小言で話している。やはりそういう関係もある相手なのか。

「私が担当しますのでどうぞご用件を」

「ああ、この領地の端にあるあそこの部分なのだが……」

 流石に今の光景には虚をつかれたが、気を取り直して商談に入る。

 

「では、そのように手配をしていただけますか?」

「は、はい。いやあ、私もわざわざ見に来た甲斐があったというものです」

 そうは言うものの、この女にうまく丸め込まれてしまった。これでは今回持ち込んだ長期貸付の融資に付く利子は端金だ。だが、相手はこの資金を元手に稼ぐことも可能だろう。どうしてそうなってしまったのだ?

「今日は良いお話しをいただけてありがとうございました。さあ、お送りしてくださる? アレン」

「!」

 私はすべてを理解した。この領主は確かに改革の力はすごいのかもしれない。だが、先ほどまでの交渉では『はい』と『そう』しか言っていなかった。すべて内容を詰めたのは隣の男だ。しかも、アレンといえば領主の夫のはず。女領主の噂にばかり気を取られて、いつも通りの対応が取れなかったとは……。
 早急に領地に戻って息子に教育しなければ。この女領主が曲者ではない。交渉ごとにおいてはこの男の方がよほど厄介だ。隣り合っているこの領地の食糧生産が落ち着けば、買い叩いて我が領も安泰かと思ったが、とんだくわせものだ。



「ふぅ~帰ったわね。疲れた~」

「こら、イリス。はしたないよ」

「いいでしょ、このぐらい」

「駄目です。シャルが真似したらどうするの?」

「じ~」

「な、なに、イリス?」

「最近、シャルシャルシャルってシャルのことばっかりよね……」

「い、いや、決してそんなことはないよ」

「私にはもう飽きちゃったの?」

「そんなことはない!」

「じゃあ、お願いアレン……」

「イリス……」

「お二人ともまだ昼間というか、せめて自室でなさってください。こんな広間ではさすがに……」

「へっ?」

「あっ、すまない」

「いいえ、私としては嬉しいですよ」

「は? あんた何言ってんの。頭大丈夫?」

「今さっきまで頭の中がピンクだったイリス様よりはまともですかね」

「ぬぐ……ふんだ! そういえばあんたはまだ結婚しないの?」

「ええ、相手が見つからないもので」

「いい年して……早く結婚しなさいよ!」

「お嬢様ではないですが、条件に合う相手がいないのですよ」

「はあ? 侯爵家令嬢付きで現子爵家当主の専属なのよ。簡単でしょう?」

「私の条件はお嬢様より素晴らしい方と決めておりますので」

「私より素晴らしいっていっぱいいるんじゃないの?」

「いいえ。そうそう見つかるわけはありません」

 お嬢様のように一瞬で人の人生を変えられる方など……。


 廊下に出ると、さっきのやり取りを思い出す。

「全くテレサはにぶちんなんだから、これは強制的にでも代官の彼のところに嫁がせないと。それよりも今は……ほら行くわよ!」

「ちょっと、イリス。引っ張らないで」

「いやよ! 私は女子爵イリス=カーナヴォンよ! 欲しいものを欲しい時に手に入れる。自由に生きる女なんだから! しばらくお預けなんだから、アレンもいいでしょ。それとも何? やっぱり飽きちゃったの?」

「分かったから引っ張らないで、この服まだ着るんだから」

「あ、それはゴメン」

 私はすぐに服から手を離す。まだまだお金には窮する我が領地。アレンの服代も簡単には出せないのだ。

「さあ、気を取り直して行くわよ!」

 私は止まってなんていられない。これまでの不運続きの人生を大急ぎで取り戻していかなきゃならないんだから!



 

 こうして、イリス=カーナヴォン子爵は王国でもまれにみる女領主として名を馳せた。後世の歴史家は彼女をやせこけた土地に、命を蘇らせる活動を精力的に行った女性だと記している。ただ、どこにも彼女の口癖が『休みが欲しい』ということだったとは書かれていない。
 夫については爵位を奪われ、体制維持のために血筋だけ残されたと短く記載されている。彼の能力についても正確に記載した歴史書はどこにも存在しない。だが、今でも四つの家には代々そのことが書物として残されているという。

「恥の記録なんて残すなっていってるの!」

「お嬢様の記録で無駄なものはありません」

「そうですよイリス様。私のところにも書いておきますね」

「ケイト様が書くなら、エマも便乗いたします」

「あんたたち~!」


     
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