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本編
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森を抜けると一気に光が差し込んできた。そこに広がるのは谷の大きく切り立った崖の上にそびえる山や、森というには適度に伐採されたかのような林が点在している。この周辺には飛竜以外にも他のモンスターが生息しているのかもしれない。
「気を引き締めていくぞ」
みんな一斉に歩き出す。周辺にはまだモンスターはいないらしい。抜けた瞬間に遭遇することも考えていただけに一安心だ。
「とりあえず日が落ちる前に今夜の野営場所を確認しよう。一先ず山側の林のあたりのどこかで野営するよう考えているが谷底へもいく。それが終わってから本格的に飛竜の討伐依頼に向かう」
「了解よ」
周辺を警戒しながら進む。今は特に見晴らしのいいところにいるから注意が必要だ。向こうは空からやってくるのだから。
「キャーーー」
「なんだ、悲鳴か?」
カークスがバッと後ろを振り向くがパーティーの者ではない。しかも、今回の依頼はまだ誰も受けていないはずだがどういう事だろう?
「すぐ前の山の方ね、先行するわ。…風よ我に俊足の加護を」
風の魔法で疾風の速さで駆けだす。相手の数もわからないけれど、助けを求めているならば一旦確保してあげないと。悲鳴の方へ一刻も早く。
「待てっ、一人では危険…」
「迅速に後を追うしかないようだな。皆行くぞ」
「はい、エミリーも頑張ります!」
「そうそう、でも後ろも見とくんだよ?こういう時に予想外のとこから来られるときついからね」
「はい!師匠」
「僕に弟子とはね。それより急ぐよ」
ティアとはぐれないように俺たちも後を追う。はぐれてしまっては飛竜に戦いを挑むことも逃げることも難しい。
「こっちくるなー」
失敗した。ちょっと、森の方まで果実を取りに行くつもりが、幼体とはいえ飛竜に絡まれるなんて。これまではこんなに数もいなかったから、向こうも手出しはほとんどなかったというのに。悲鳴を上げてはみたものの助けは来ないだろう。黙って行って驚かしたいという思いもあったし、飛竜にこの谷の制空権を奪われたままというのが、腹立たしかったという事もある。あいつらが飛び回っている中を森に行って帰ってきたかった。
しかし、このまま逃げ回ってもいずれ捕食されてしまうだろう。相手の幼体は2体、さっきから左右や上下に分かれながら隙を窺っている。
「こうなったら戦うしか…。」
覚悟を決める。私だって空をかける種族だ。何もせずに地に臥せて死を待つなんてできない。
「よし、次に相手が接近してきた時に決める!」
「ギャアオ」「グルウゥ」
「いまだ!フェザーシール」
翼の羽根を一気に飛ばす。羽根で目くらましになるし、そのまま突き刺されば傷を与えることもできる。
「どう?そんな…無傷なの?」
確かに1体の飛竜に直撃したはずだ。しかし、飛竜の堅いうろこに阻まれて傷を与えることもできていないようだった。目に当たればと思っていたのだが、ギリギリのところで旋回して胸の辺りへ当たるようにしたのかすぐに飛竜はこちらに向かってくる。
「しまった。よけないと」
「グゥアァ」
翼の攻撃を受けなかったもう一体が左から接近している。急いで避けようとするが…
「キャゥ。つ、翼が…」
よけきれず右の翼に裂傷ができる。これではうまく飛べない。痛みを抑えながらフラフラと飛ぶがそこにもう一体の飛竜が近づいてくる。
「もうダメ…」
弱気になって目を閉じようとしたそのときだった。
「一条の風よ、竜巻となりて敵を包め」
声とともに目の前の飛竜に竜巻のようなものが当たる。急激な風の流れの変化に耐えられず、飛竜は落ちていく。さらにそこに風の刃が数個向かっていく。本来、風は目に見えないが、わたし達のような空飛ぶ種族の中にはそれを感知できるものが多いのだ。いくつかの風の刃は飛竜のうろこに阻まれて弾かれたようだが、その内の2個がうろこの間から肉を断つ。どうやら致命傷のようで空に上がることなく地へと落ちていく。
カークスたちを置き去りにして駆けていく。ここで悲鳴が上がるという事はおそらく相手は飛竜だろう。この地形で空を飛ぶ種族とあったなんて不幸以外の何物でもない。隠れるところが極端になく、高低差も激しい為に陸上生物はよほど素早く動けなければ生きてはいけない。一刻も早く向かわなければ。声のした方へ進んで少し時間が経った。この辺にいるといいのだけれどと辺りを見回してみる。
「いた!けどあれは…」
どう見ても人間ではない。手の代わりに翼を持っており、空を悠然と飛び回っている。ハーピーという種族だろうか、よく見ると飛竜らしきもの2体に追われているようだ。サイズから考えて幼体の方だろう。幼体とはいえさすが飛竜、上下左右に飛び回りながら隙を探している。しかし、ハーピーの方も小回りを利かせてすんでのところで回避している。あの少女?のハーピーに加勢をするべきか悩んでいると、避けるだけだった少女の表情が変わる。このままだと時間の問題だと思ったようだ。
「羽根を飛ばした」
飛竜の顔めがけて羽根を飛ばして攻撃した。狙いは目に当ててこれ以上の追撃を躱そうという事のようだ。しかし、飛竜も力ずくで体勢を変え腹へと当たる場所を変えて防ぐ。確かに幼体といえど飛竜のうろこは頑丈だ。人間の革鎧程度では貫く事も出来そうな羽根の攻撃が傷もつかない。これは私たちも心してかからないと。そう思っているともう一体の飛竜が左に回り込んで少女を狙う。攻撃を受けた飛竜もすぐに体勢を立て直すようだ。
「照準を。でも、どっちに当てれば…」
逡巡していると、回り込んだ飛竜の攻撃が少女の翼を傷つける。それを確認してもう一体がとどめを刺しに行く。
「こいつだ。一条の風よ、竜巻となりて敵を包め」
「早くこっちへ!」
「は、はい」
良く姿も見えなかったが声のした方へ向かう。傷が痛むがまだ飛竜は1体残っている。相方がやられて激昂した飛竜の片割れがこちらに向かってくる。
「つかまって!」
「へ、…はい!」
返事をしたものの翼と爪しかないので仕方なく体全体を寄せる。
「前、ちょっと見にくいわね。しかたないか、風よ、我に翼の加護を」
一瞬、つかまった人の背中に羽根のようなものが見えた。その後、その人は迷うことなく崖から谷底の方へと飛んだ。
「お、落ちます」
「落ちないわ、あなたのように飛ぶから見てなさい」
バッと飛び降りてすぐにふわりとした感触とともにすぐ下降速度が緩やかになり、その後は大空を舞っていた。
「どう?あなた達のような翼種にはかなわないけれど、あの程度の相手なら負けないわ」
そう言って女性はにっこりとほほ笑んだ。さっき少し見たときは大人びていたが、今はいたずらが成功した少女のようだ。わたしは彼女にしっかりとしがみつきながら飛竜の攻撃をかわす彼女を見ていた。
「どこへ行くの?」
「私だけ先に来ちゃったから仲間のところよ。さっきの状況を見るとあなたにも関係するかもね」
少し下へ降りると、彼女の言った通り数人の人間の姿が見える。
「無事かティア?」
「大丈夫よ。先行してしまってごめんなさい」
「そんなことよりそいつは?」
「話はあとで、飛竜の幼体が1体すぐ来るわ。みんな準備は良い?」
「いきなり出くわすとは幸先が良いのやら」
「あと、エミリー。ごめんなさい、この子の傷を治してあげて」
「へ、その子って…」
「飛竜の幼体に追われてけがをしているの」
「わ、分かった。じゃあこっちへ来て」
「私はみんなと迎え撃つから周りには注意しなさい」
「わかった。ティアも気を付けてね」
「あと、あなた?」
いきなり大勢の人にかまれてびっくりしているわたしに、助けてくれた人間が声をかけてきた。
「今からエミリー…この子に傷を治してもらうけれど、そこの木に寄りかかってもらえる?あなたの爪結構痛いわ」
「は、はい」
そう言われてすぐ横にあった一本の木に寄りかかる。なかなか難しいけれど傷を治してくれるのだからおとなしく聞いておく。しかし、わたしの爪はそんなに人間には痛かったのだろうか?そう思って彼女を改めてみると左手の辺りが少し血でにじんでいる。私の血ではなさそうだし、つかまった時に無意識に強くつかんでいたようだ。
「ごめんなさい…」
「話はあとで聞くから、じゃあ」
そういうと彼女はすっと前に向き直り、他の人間と話をして、すぐ杖を構え飛竜の来襲に備える。まるでわたしの村に伝わる勇者のようだと思いながら治療を受けた。
「気を引き締めていくぞ」
みんな一斉に歩き出す。周辺にはまだモンスターはいないらしい。抜けた瞬間に遭遇することも考えていただけに一安心だ。
「とりあえず日が落ちる前に今夜の野営場所を確認しよう。一先ず山側の林のあたりのどこかで野営するよう考えているが谷底へもいく。それが終わってから本格的に飛竜の討伐依頼に向かう」
「了解よ」
周辺を警戒しながら進む。今は特に見晴らしのいいところにいるから注意が必要だ。向こうは空からやってくるのだから。
「キャーーー」
「なんだ、悲鳴か?」
カークスがバッと後ろを振り向くがパーティーの者ではない。しかも、今回の依頼はまだ誰も受けていないはずだがどういう事だろう?
「すぐ前の山の方ね、先行するわ。…風よ我に俊足の加護を」
風の魔法で疾風の速さで駆けだす。相手の数もわからないけれど、助けを求めているならば一旦確保してあげないと。悲鳴の方へ一刻も早く。
「待てっ、一人では危険…」
「迅速に後を追うしかないようだな。皆行くぞ」
「はい、エミリーも頑張ります!」
「そうそう、でも後ろも見とくんだよ?こういう時に予想外のとこから来られるときついからね」
「はい!師匠」
「僕に弟子とはね。それより急ぐよ」
ティアとはぐれないように俺たちも後を追う。はぐれてしまっては飛竜に戦いを挑むことも逃げることも難しい。
「こっちくるなー」
失敗した。ちょっと、森の方まで果実を取りに行くつもりが、幼体とはいえ飛竜に絡まれるなんて。これまではこんなに数もいなかったから、向こうも手出しはほとんどなかったというのに。悲鳴を上げてはみたものの助けは来ないだろう。黙って行って驚かしたいという思いもあったし、飛竜にこの谷の制空権を奪われたままというのが、腹立たしかったという事もある。あいつらが飛び回っている中を森に行って帰ってきたかった。
しかし、このまま逃げ回ってもいずれ捕食されてしまうだろう。相手の幼体は2体、さっきから左右や上下に分かれながら隙を窺っている。
「こうなったら戦うしか…。」
覚悟を決める。私だって空をかける種族だ。何もせずに地に臥せて死を待つなんてできない。
「よし、次に相手が接近してきた時に決める!」
「ギャアオ」「グルウゥ」
「いまだ!フェザーシール」
翼の羽根を一気に飛ばす。羽根で目くらましになるし、そのまま突き刺されば傷を与えることもできる。
「どう?そんな…無傷なの?」
確かに1体の飛竜に直撃したはずだ。しかし、飛竜の堅いうろこに阻まれて傷を与えることもできていないようだった。目に当たればと思っていたのだが、ギリギリのところで旋回して胸の辺りへ当たるようにしたのかすぐに飛竜はこちらに向かってくる。
「しまった。よけないと」
「グゥアァ」
翼の攻撃を受けなかったもう一体が左から接近している。急いで避けようとするが…
「キャゥ。つ、翼が…」
よけきれず右の翼に裂傷ができる。これではうまく飛べない。痛みを抑えながらフラフラと飛ぶがそこにもう一体の飛竜が近づいてくる。
「もうダメ…」
弱気になって目を閉じようとしたそのときだった。
「一条の風よ、竜巻となりて敵を包め」
声とともに目の前の飛竜に竜巻のようなものが当たる。急激な風の流れの変化に耐えられず、飛竜は落ちていく。さらにそこに風の刃が数個向かっていく。本来、風は目に見えないが、わたし達のような空飛ぶ種族の中にはそれを感知できるものが多いのだ。いくつかの風の刃は飛竜のうろこに阻まれて弾かれたようだが、その内の2個がうろこの間から肉を断つ。どうやら致命傷のようで空に上がることなく地へと落ちていく。
カークスたちを置き去りにして駆けていく。ここで悲鳴が上がるという事はおそらく相手は飛竜だろう。この地形で空を飛ぶ種族とあったなんて不幸以外の何物でもない。隠れるところが極端になく、高低差も激しい為に陸上生物はよほど素早く動けなければ生きてはいけない。一刻も早く向かわなければ。声のした方へ進んで少し時間が経った。この辺にいるといいのだけれどと辺りを見回してみる。
「いた!けどあれは…」
どう見ても人間ではない。手の代わりに翼を持っており、空を悠然と飛び回っている。ハーピーという種族だろうか、よく見ると飛竜らしきもの2体に追われているようだ。サイズから考えて幼体の方だろう。幼体とはいえさすが飛竜、上下左右に飛び回りながら隙を探している。しかし、ハーピーの方も小回りを利かせてすんでのところで回避している。あの少女?のハーピーに加勢をするべきか悩んでいると、避けるだけだった少女の表情が変わる。このままだと時間の問題だと思ったようだ。
「羽根を飛ばした」
飛竜の顔めがけて羽根を飛ばして攻撃した。狙いは目に当ててこれ以上の追撃を躱そうという事のようだ。しかし、飛竜も力ずくで体勢を変え腹へと当たる場所を変えて防ぐ。確かに幼体といえど飛竜のうろこは頑丈だ。人間の革鎧程度では貫く事も出来そうな羽根の攻撃が傷もつかない。これは私たちも心してかからないと。そう思っているともう一体の飛竜が左に回り込んで少女を狙う。攻撃を受けた飛竜もすぐに体勢を立て直すようだ。
「照準を。でも、どっちに当てれば…」
逡巡していると、回り込んだ飛竜の攻撃が少女の翼を傷つける。それを確認してもう一体がとどめを刺しに行く。
「こいつだ。一条の風よ、竜巻となりて敵を包め」
「早くこっちへ!」
「は、はい」
良く姿も見えなかったが声のした方へ向かう。傷が痛むがまだ飛竜は1体残っている。相方がやられて激昂した飛竜の片割れがこちらに向かってくる。
「つかまって!」
「へ、…はい!」
返事をしたものの翼と爪しかないので仕方なく体全体を寄せる。
「前、ちょっと見にくいわね。しかたないか、風よ、我に翼の加護を」
一瞬、つかまった人の背中に羽根のようなものが見えた。その後、その人は迷うことなく崖から谷底の方へと飛んだ。
「お、落ちます」
「落ちないわ、あなたのように飛ぶから見てなさい」
バッと飛び降りてすぐにふわりとした感触とともにすぐ下降速度が緩やかになり、その後は大空を舞っていた。
「どう?あなた達のような翼種にはかなわないけれど、あの程度の相手なら負けないわ」
そう言って女性はにっこりとほほ笑んだ。さっき少し見たときは大人びていたが、今はいたずらが成功した少女のようだ。わたしは彼女にしっかりとしがみつきながら飛竜の攻撃をかわす彼女を見ていた。
「どこへ行くの?」
「私だけ先に来ちゃったから仲間のところよ。さっきの状況を見るとあなたにも関係するかもね」
少し下へ降りると、彼女の言った通り数人の人間の姿が見える。
「無事かティア?」
「大丈夫よ。先行してしまってごめんなさい」
「そんなことよりそいつは?」
「話はあとで、飛竜の幼体が1体すぐ来るわ。みんな準備は良い?」
「いきなり出くわすとは幸先が良いのやら」
「あと、エミリー。ごめんなさい、この子の傷を治してあげて」
「へ、その子って…」
「飛竜の幼体に追われてけがをしているの」
「わ、分かった。じゃあこっちへ来て」
「私はみんなと迎え撃つから周りには注意しなさい」
「わかった。ティアも気を付けてね」
「あと、あなた?」
いきなり大勢の人にかまれてびっくりしているわたしに、助けてくれた人間が声をかけてきた。
「今からエミリー…この子に傷を治してもらうけれど、そこの木に寄りかかってもらえる?あなたの爪結構痛いわ」
「は、はい」
そう言われてすぐ横にあった一本の木に寄りかかる。なかなか難しいけれど傷を治してくれるのだからおとなしく聞いておく。しかし、わたしの爪はそんなに人間には痛かったのだろうか?そう思って彼女を改めてみると左手の辺りが少し血でにじんでいる。私の血ではなさそうだし、つかまった時に無意識に強くつかんでいたようだ。
「ごめんなさい…」
「話はあとで聞くから、じゃあ」
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